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2009年10月

2009年10月31日 (土)

空胎後に名馬あり(2009年版)-其の壱-。

という訳で、気が付けば2009年初めての「空胎後に名馬あり」の記事でございます。

2009年のJRAGI(JpnI含む)レースの複勝圏馬における母の連産状況
レース名 1着馬 母の連産状況 2着馬 母の連産状況 3着馬 母の連産状況
フェブラリーS(GI) サクセスブロッケン 2番仔
(2連産目)
カジノドライヴ 5番仔
(5連産目)
カネヒキリ 5番仔
(空胎後)
高松宮記念(GI) ローレルゲレイロ 初仔 スリープレスナイト 7番仔+
(2連産目)
ソルジャーズソング 2番仔
(2連産目)
桜花賞(JpnI) ブエナビスタ 6番仔
(3連産目)
レッドディザイア 4番仔
(4連産目)
ジェルミナル 2番仔
(2連産目)
皐月賞(JpnI) アンライバルド 13番仔
(5連産目)
トライアンフマーチ 3番仔
(2年連続
不受胎後)
セイウンワンダー 4番仔
(4連産目)
天皇賞・春(GI) マイネルキッツ 初仔 アルナスライン 8番仔+
(2連産目)
ドリームジャーニー 初仔
NHKマイルカップ(JpnI) ジョーカプチーノ 初仔 レッドスパーダ 2番仔+
(2連産目)
グランプリエンゼル 6番仔
(2年連続
不受胎後)
ヴィクトリアマイル(GI) ウオッカ 4番仔
(2連産目)
ブラボーデイジー 3番仔
(3連産目)
ショウナンラノビア 3番仔
(2連産目)
オークス(JpnI) ブエナビスタ 6番仔
(3連産目)
レッドディザイア 4番仔
(4連産目)
ジェルミナル 2番仔
(2連産目)
日本ダービー(JpnI) ロジユニヴァース 2番仔
(2連産目)
リーチザクラウン 4番仔
(3連産目)
アントニオバローズ 2番仔
(2連産目)
安田記念(GI) ウオッカ 4番仔
(2連産目)
ディープスカイ 4番仔
(不受胎後)
ファリダット 初仔
宝塚記念(GI) ドリームジャーニー 初仔 サクラメガワンダー 初仔 ディープスカイ 4番仔
(不受胎後)
スプリンターズS(GI) ローレルゲレイロ 初仔 ビービーガルダン 4番仔
(2年連続
不受胎後)
カノヤザクラ 6番仔+
(2連産目)
秋華賞(GI) レッドディザイア 4番仔
(4連産目)
ブロードストリート 9番仔
(9連産目)
ブエナビスタ 6番仔
(3連産目)
菊花賞(JpnI) スリーロールス 3番仔
(3連産目)
フォゲッタブル 7番仔
(7連産目)
セイウンワンダー 4番仔
(4連産目)

例年同様、牡牝混合ジーワンでは母が前年産駒無し後の仔の活躍が見られますね。いっぽう、牝馬限定ジーワンでは連産の仔が頑張っています。

さて、空胎後に名馬ありとリンクさせた今秋の注目点としては「連産のサンデーサイレンス直孫の古馬牡馬が、JRAGIを勝てるのか否か」というところです。

これまでSSの直孫牡馬でJRAの平地古馬GIを制した馬は、

  1. ツルマルボーイ(1998.3.8)
  2. カネヒキリ(2002.2.26)
  3. ファイングレイン(2003.3.7)
  4. ドリームジャーニー(2004.2.24)

の4頭。ツルマルボーイ、ファイングレイン、ドリームジャーニーは母の初仔、カネヒキリは母が空胎後の仔です。そう、SS直孫の牡馬については、連産の仔は、未だに古馬GIを勝てずにいるのです。今年の天皇賞・春ではアルナスライン(2004.2.18)がそのジンクスを打ち破るかに見えましたが、「非SS+母の初仔」という背景を持つマイネルキッツに阻まれました。

古馬GIは底力比べになると、その血統構成がモノを言うのかと思う時があります。↑の表の勝ち馬たちを改めて確認すると、その意を強くします。今年のこれまでのJRA古馬GIレースの勝ち馬たちを抜き出すと、

今年の古馬GI勝ち馬たちの4代血統構成について
レース名
[施行条件]
馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
フェブラリーS
[東京ダート
1600m]
サクセスブロッケン
(2005.5.5)
[4-R]
2番仔
(2連産目)
シンボリクリスエス サンデーサイレンス Deputy Minister Pleasant Colony
高松宮記念
[中京芝
1200m]
ローレルゲレイロ
(2004.5.3)

[1-B セレタ系]
初仔 ★キングヘイロー テンビー カコイーシーズ マルゼンスキー
天皇賞・春
[京都芝
3200m]
マイネルキッツ
(2003.3.18)
[10-E]
初仔 チーフベアハート サッカーボーイ Crimson Satan Rattle Dancer
ヴィクトリアマイル
[東京芝
1600m]
ウオッカ
(2004.4.4)

[3-L フロリースカップ系]
4番仔
(2連産目)
タニノギムレット ルシヨン トウショウボーイ ダンディルート
安田記念
[東京芝
1600m]
ウオッカ
(2004.4.4)
[3-L フロリースカップ系]
4番仔
(2連産目)
タニノギムレット ルシヨン トウショウボーイ ダンディルート
宝塚記念
[阪神芝
2200m]
ドリームジャーニー
(2004.2.24)
[8-C]
初仔 ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt. Stevens
スプリンターズS
[中山芝
1200m]
ローレルゲレイロ
(2004.5.3)
[1-B セレタ系]
初仔 ★キングヘイロー テンビー カコイーシーズ マルゼンスキー

非SSの血、そして母の初仔。さらに見出すならばサクセスブロッケンは父シンボリクリスエス(1999.1.21)の初年度産駒、ウオッカは父タニノギムレット(1999.5.4)の初年度産駒ということが言えます。恐らく、希少性から生み出されるモノがあるのでしょう。「空胎後に名馬」ありと同時に「初物に名馬あり」ということもあるのでしょう。

また↑の表から、SSを持つ馬は、古馬になってからいかに根幹距離の芝GIで苦戦しているか見て取れますね。1200m、1600m、3200mの芝GI勝ち馬はいずれも非SSです。であるならば、今秋の根幹距離の芝GI(1600m、2000m、2400m)で狙う馬たちは自ずと見えてくるというものです。

  1. 非SS(母が前年産駒無し後の仔ならば尚良し)
  2. SS+母が前年産駒無し後の仔
  3. 父初年度産駒

この3種の組み合わせを基本として見ていけば、そう間違うことはないはず。

果たして、天皇賞・秋の結果やいかに。馬柱は明日11月1日の午前11時11分にアップしたいと思います。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月29日 (木)

過去10年の天皇賞・秋(GI)連対馬について。

過去10年の天皇賞・秋(GI)連対馬の4代血統構成について


馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
2
0
0
8
1 ウオッカ
(2004.4.4)
[3-L フロリースカップ系]
4番仔
(2連産目)
タニノギムレット ルシヨン トウショウボーイ ダンディルート
2 ダイワスカーレット
(2004.5.13)
[4-D]
10番仔
(4連産目)
アグネスタキオン ★ノーザンテースト Crimson Satan Beau Max
2
0
0
7
1 メイショウサムソン
(2003.3.7)

[3-L フロリースカップ系]
初仔
(流産後)
オペラハウス ダンシングブレーヴ サンプリンス フォルティノ
2 アグネスアーク
(2003.4.25)
[4-R]
7番仔
(7連産目)
アグネスタキオン ベリファ ★Mr. Prospector Bold Reason
2
0
0
6
1 ダイワメジャー
(2001.4.8)
[4-D]
7番仔
(空胎後)
サンデーサイレンス ★ノーザンテースト Crimson Satan Beau Max
2 スウィフトカレント
(2001.4.9)
[8-D]
3番仔
(3連産目)
サンデーサイレンス Machiavellian Bustino Lorenzaccio
2
0
0
5
1 ヘヴンリーロマンス
(2000.3.5)
[13-C]
8番仔
(不受胎後)
サンデーサイレンス Sadler's Wells Ribot Dedicate
2 ゼンノロブロイ
(2000.3.27)
[2-B]
5番仔
(5連産目)
サンデーサイレンス マイニング Clever Trick Pia Star
2
0
0
4
1 ゼンノロブロイ
(2000.3.27)
[2-B]
5番仔
(5連産目)
サンデーサイレンス マイニング Clever Trick Pia Star
2 ダンスインザムード
(2001.4.10)
[7]
12番仔
(2連産目)
サンデーサイレンス Nijinsky Key to the Mint Raise a Native
2
0
0
3
1 シンボリクリスエス
(1999.1.21)

[8-H]
2番仔
(不受胎後)
Kris S. ★Gold Meridian Tri Jet Francis S.
2 ツルマルボーイ
(1998.3.5)
[6-A エスサーディー系]
初仔 ダンスインザダーク サッカーボーイ アローエクスプレス ダイハード
2
0
0
2
1 シンボリクリスエス
(1999.1.21)

[8-H]
2番仔
(不受胎後)
Kris S. ★Gold Meridian Tri Jet Francis S.
2 ナリタトップロード
(1996.4.4)

[18]
6番仔
(6連産目)
サッカーボーイ Affirmed Never Bend Double Jay
2
0
0
1
1 アグネスデジタル
(1997.5.15)

[22-D]
初仔 Crafty Prospector ★Chief's Crown Alleged Wild Risk
2 テイエムオペラオー
(1996.3.13)

[4-M]
7番仔
(不受胎後)
オペラハウス Blushing Groom Key to the Kingdom Drone
2
0
0
0
1 テイエムオペラオー
(1996.3.13)

[4-M]
7番仔
(不受胎後)
オペラハウス Blushing Groom Key to the Kingdom Drone
2 メイショウドトウ
(1996.3.25)

[4-P]
8番仔
(3連産目)
Bigstone ★Affirmed Nijinsky First Landing
1
9
9
9
1 スペシャルウィーク
(1995.5.2)
[3-L フロリースカップ系]
5番仔
(5連産目)
サンデーサイレンス マルゼンスキー セントクレスピン ヒンドスタン
2 ステイゴールド
(1994.3.24)
[1-T]
2番仔
(2連産目)
サンデーサイレンス ディクタス ノーザンテースト Princely Gift

今日はこの表をアップしてお終いです。あいすみません。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月28日 (水)

第12回富士S(GIII)の勝ち馬。

アブソリュート 牡 黒鹿毛 2004.3.7生 千歳・社台ファーム生産 馬主・薗部博之氏 美浦・宗像義忠厩舎

アブソリュート(2004.3.7)の4代血統表
タニノギムレット[A]
鹿毛 1999.5.4
種付け時活性値:1.00
ブライアンズタイム
黒鹿毛 1985.5.28
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Kelley's Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark 1963.4.7
Golden Trail 1958.3.5
タニノクリスタル
栗毛 1988.4.4
クリスタルパレス
芦毛 1974.3.25
Caro 1967.4.11
Hermieres 1958.4.10
タニノシーバード
栗毛 1972.4.27
Sea-Bird 1962.3.8
Flaxen 1968.5.15
プライムステージ
黒鹿毛 1992.3.25
仔受胎時活性値:0.75
サンデーサイレンス[A]
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ダイナアクトレス
鹿毛 1983.5.4
仔受胎時活性値:2.00
ノーザンテースト[A]
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
モデルスポート
黒鹿毛 1975.2.23
仔受胎時活性値:1.50
モデルフール[A]
黒鹿毛 1963.4.2
種付け時活性値:0.75
マジックゴデイス
栗毛 1968
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×4、Graustark4×5(父方)>

アブソリュート(2004.3.7)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
サンデーサイレンス
(プライムステージ)
5.75 4代連続中央重賞勝ち
(No.1-S)
6番仔
(3連産目)
第12回富士S(GIII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 3 アブソリュート 牡5 57 田中勝春 1:33.3    34.2 474
[+8]
宗像義忠 6
2 17 マルカシェンク 牡6 56 柴山雄一 1:33.3 ハナ 33.7 490
[-10]
河内洋 11
3 10 マイケルバローズ 牡8 56 勝浦正樹 1:33.4 3/4 33.7 502
[-4]
藤沢則雄 15
4 12 リザーブカード 牡6 56 北村宏司 1:33.4 ハナ 34.0 496
[0]
栗田博憲 12
5 16 ザレマ 牝5 55 内田博幸 1:33.4 ハナ 34.5 540
[+14]
音無秀孝 3
第12回富士S(GIII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
11.9-10.8-11.7-12.0-11.9-11.5-11.6-11.9
上り 4F 46.9-3F 35.0

早稲田ジャージを思わせる「海老、黒三本輪」の勝負服を乗せたアブソリュート。道中9番手あたりでじっと我慢し、直線でようやく馬群を割って抜け出し。そこを猛然と追い詰めたのは、大きく立ち後れたものの最後方一気で腹をくくったマルカシェンク(2003.3.19)。内外離れた勝負。そこは、やはりスムーズにレースを運んだものの強みなのか、最後は内のアブソリュートが「ハナ」だけ先着していました。

しかし、どうもアブソリュートを見ていると、同馬主、同厩舎、そして同主戦だった個性派GII大将のバランスオブゲーム(1999.4.22)を思い出してしまいますね。470kg位という中背の鹿毛の馬体と、鼻面の流星の感じからか、姿形もよく似ている感じがします。ついで、ポン駆けするところまで似てきたということならば、なおのこと。まま、そばにいる人たちが一緒ならば、自ずと似ていくものなのかも知れません(^^;)

また、マルカシェンクはよく追い込んで来ましたね。妹のザレマ(2004.3.21)をビックリさせたかったのでしょうか。いや、そりゃ隣枠にいて気になったのかも知れませんが、派手に出遅れて最後は豪快に追い込む。「兄貴だってまだまだ重賞でやれるぜ」と勢い込んだのか、マルカシェンク。2歳から3歳にかけては、正統派のキャラやったのになぁ(^^;)

あと、この富士Sは2組のきょうだい出走となっていたんですね。1組は上で触れたマルカシェンクとザレマという兄妹、もう1組はマイネルスケルツィ(2003.2.17)とティアップゴールド(2006.3.7)という兄弟でした。重賞で2組のきょうだい出走って、JRAではいつ以来なんでしょうね。私の印象に残っているのは、遠く1994年の第14回ジャパンカップ(GI)。グランドフロティラ(1987.2.25)とマーベラスクラウン(1990.3.19)、そしてヨハンクアッツ(1989.2.22)とエルナンド(1990.2.8)という2組の兄弟出走を思い出します。いや、懐かしいですね。

では、以下にアブソリュートのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

モデルスポート 1975.2.23 中央7勝 ダービー卿CT(現GIII)ほか現GIII1勝
|ダイナアクトレス 1983.5.4 中央7勝 スプリンターズS(当時GII)ほかGII2勝GIII1勝現JpnIII1勝
||ステージチャンプ 1990.5.17 中央4勝 日経賞(GII) ステイヤーズS(現GII、当時GIII)
||プライムステージ 1992.3.25 中央3勝 フェアリーS(現JpnIII) 札幌3歳S(現札幌2歳S、JpnIII)
|||アブソリュート 2004.3.7 (本馬) 東京新聞杯(GIII) 富士S(GIII)
||ランニングヒロイン 1993.4.8 中央0勝
|||スクリーンヒーロー 2004.4.18 現役 ジャパンカップ(GI) アルゼンチン共和国杯(JpnII)
||トレアンサンブル 1995.3.8 中央0勝
|||マルカラスカル 2002.5.3 現役 中山大障害(J・GI) 中山GJ(J・GI)ほか
|||トリビュートソング 2005.5.23 現役

2006年のマルカラスカルの中山大障害勝ちを端緒として、近年ダイナアクトレスの孫世代の活躍が顕著となりつつあります。そんな中でも、モデルスポート、ダイナアクトレス、プライムステージ、そしてアブソリュートと4代連続して中央重賞勝ち馬となっているこの世代交代は、同牝系のメインストリームとも言えるでしょう。

また、世の中の出来事と競馬のリンクは常々思うところですけれど、2009年10月24日土曜日の東京競馬のメイン、準メインは、共にダイナアクトレスの孫が制したのでした。メインの富士Sを制したのがアブソリュート、そして準メインの南武特別を制したのが↑の近親牝系図でも示したトリビュートソング。ダイナアクトレスの名前の由来のひとつは、同馬の一口馬主でもあった、去る10月21日にお亡くなりになった女優の南田洋子さんでした。

余談となりますが、南田洋子さんといえば、KBS京都がかつて主催していたチャリティーキャンペーン番組「かたつむり大作戦」のメインパーソナリティーを、夫の長門裕之さんと共に長く勤められていました。そんなKBS京都といえば、東海以西の民放テレビ競馬中継「KEIBA ワンダーランド」の制作を担う放送局としておなじみですけれど、かたつむり大作戦の縁からか、南田さんが前身の「競馬中継」にゲストで出演されたことがあり、その時にダイナアクトレスのお話をされていたように記憶しています。

#ホントに余談。南田さんが一口で持たれた他の著名馬ではムービースター(1986.4.9)がいるそうです。これも懐かしいなあ、ムービースター。満7歳、1993年3月の中山記念。私、散髪屋さんでテレビ中継を見ていました。シスタートウショウ(1988.5.25)を抑えて、中山芝1800mを1分47秒0のレコード勝ち。430kgほどの小柄な馬でしたが、その瞬発力は強烈でした。後は同1993年の小倉日経オープン(OP)。強い相手と戦って来た彼にとって斤量56kgは裸同然という4馬身差の圧勝でした。

春は跳ね返されたGI、GIIの壁。けれど、まだまだ底を見せた訳ではないところを、府中のマイル戦で改めて見せ付けました。アブソリュート、果たしてマイル路線の「絶対的なもの」となることができるでしょうか。その父タニノギムレットの初年度産駒、5歳秋のさらなる飛躍に期待します。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月27日 (火)

第70回菊花賞(JpnI)の勝ち馬。

スリーロールス 牡 鹿毛 2006.4.26生 新ひだか・武牧場生産 馬主・永井商事(株) 栗東・武宏平厩舎

スリーロールス(2006.4.26)の4代血統表
ダンスインザダーク[A]
鹿毛 1993.6.5
種付け時活性値:1.00
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.14
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ダンシングキイ
鹿毛 1983.5.21
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.4
Key Partner
鹿毛 1976.3.26
Key to the Mint 1969.3.9
Native Partner 1966.4.5
スリーローマン
青毛 1997.5.20
仔受胎時活性値:2.00
ブライアンズタイム[A]
黒鹿毛 1985.5.28
種付け時活性値:0.75
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Kelley's Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark 1963.4.7
Golden Trail 1958.3.5
アコニットローマン
黒鹿毛 1990.4.18
仔受胎時活性値:1.50
[スリーローマンは2連産目の2番仔]
ブレイヴェストローマン[A]
鹿毛 1972.5.19
種付け時活性値:0.25
Never Bend 1960.3.15
Roman Song 1955.2.24
カミモリレディー
青鹿毛 1981.6.8
仔受胎時活性値:2.00
[アコニットローマンは4連産目の4番仔]
ネプテューヌス[G]
黒鹿毛 1961.4.22
種付け時活性値:0.75
カミモリダイテン
鹿毛 1973.4.12
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×4、Graustark5×4>

スリーロールス(2006.4.26)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ダンスインザダーク 7.25 母がGIII3着馬
(No.7-D アコニット系)
3番仔
(3連産目)
第70回菊花賞(JpnI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 1 スリーロールス 牡3 57 浜中俊 3:03.5    35.2 498
[+4]
武宏平 8
2 3 フォゲッタブル 牡3 57 吉田隼人 3:03.5 ハナ 35.0 490
[+8]
池江泰郎 7
3 12 セイウンワンダー 牡3 57 福永祐一 3:03.7 1 1/4 35.2 514
[-2]
領家政蔵 6
4 14 イコピコ 牡3 57 四位洋文 3:03.9 1 34.8 464
[+2]
西園正都 2
5 9 リーチザクラウン 牡3 57 武豊 3:03.9 クビ 36.2 506
[+8]
橋口弘次郎 1
第70回菊花賞(JpnI)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.9-11.5-11.7-11.9-11.9-12.1-12.6-12.6-12.5-13.4-12.9-11.7-11.4-12.2-12.2
上り 4F 47.5-3F 35.8

1枠1番のスリーロールス、2枠3番のフォゲッタブル(2006.4.3)。18頭中2頭だけの出走だったダンスインザダーク産駒のワンツーフィニッシュ。どちらが勝っても3回目の父仔制覇。ハナ差の決着、わずかに軍配が上がったのは、外のスリーロールス。もっとも良いスタートを切ったスリーロールスは、道中内ラチ沿いの4番手の好位追走。最後の直線のお行儀があまりよろしくなかったのはご愛敬でしょうか。いえ、淀芝外回り3000mはそれだけ厳しい戦いということなのでしょう。打ち克つ為に必要なものはスタミナと底力。顔を見ればあどけなさが残る3歳の鹿毛馬が、内から迫ったフォゲッタブルに並び掛けられては伸び、若武者の鼓舞に応えて、見事に勝利を収めました。

殊勲の鞍上となった浜中俊騎手は、初のジーワン制覇が嬉しいクラシック勝利となりました。浜中騎手は1988年12月25日生まれの弱冠20歳。今回1番人気だったリーチザクラウン(2006.2.5)の武豊騎手が初めて制したジーワンも菊花賞、そうスーパークリーク(1985.5.27)による1988年11月6日の第49回でしたが、その時には浜中騎手はまだご母堂の胎内にいたのです。今回、フジテレビ系列の競馬中継でホースコラボレーターの細江純子さんが「浜中騎手のご両親がとても競馬好きで、浜中騎手が生まれる時も有馬記念、ジーワンレースのテレビ中継を見てから病院に向かわれた(大意)」とおっしゃっていましたが、その有馬記念(GI)は1988年12月25日の第33回有馬記念のことだったんですね。武騎手にとっては「失格」の苦い思い出があるレースの当日に、浜中騎手はこの世に生を受けられたのでした。ただただ、時は流れます。

余談となりますが、武豊騎手といえば、スリーロールスを管理される武宏平調教師は、その名字のとおり、親戚なんですよね。宏平師とユタカさんの父君である武邦彦元調教師がいとこ同士。宏平師とユタカさんの関係を卑近な例で引くと、そう、ノリスケさんとタラちゃんの関係ですね。……合わせて、スリーロールスの生産牧場である武牧場。こちらもまた、その名前のとおり、親戚が経営されている牧場です。Wikipediaの記事によると、宏平師の長兄であった故・武勇氏が前代表者だったとのことです。言うならば、今回の菊花賞は「武は武でも武宏平と武牧場のほうだ」という結果でもありました。

そしてまた、2008年10月26日、昨年の菊花賞当日に行われた淀芝1800mの「伝説の新馬戦」は、スリーロールスにより新たな伝説が加えられたのでした。その新馬戦は1着アンライバルド(2006.4.13)、2着リーチザクラウン、3着ブエナビスタ(2006.3.14)、そして4着スリーロールス。5大クラシックのうち4戦をこの新馬戦の4着までの馬が占め、そしてリーチザクラウンの日本ダービー(JpnI)2着により、5大クラシック完全連対という結果でした。これを伝説の新馬戦と言わずして、なんと言うのでしょう。よくぞこれだけの素質馬たちが一堂に会したものです。

では、以下にスリーロールスのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

カミモリレディー 1981.6.8 中央4勝
|アコニットローマン 1990.4.18 地方3勝
||オペラハット 1996.5.20 地方3勝 ジャパンダートダービー(現JpnI)2着
||スリーローマン 1997.5.20 中央4勝 府中牝馬S(GIII)3着
|||スリーロールス 2006.4.26 (本馬) 菊花賞(JpnI)

さかのぼれば5代母アコニット(1962)を日本の基幹繁殖牝馬とする7号族。そのアコニットの仔に1981年の皐月賞(現JpnI)、日本ダービーを制したカツトップエース(1978.4.20)がいます。2冠を制した後、屈腱炎で3冠に挑めなかったカツトップエース。28年越しで同一牝系から菊花賞を制する馬が輩出されました。

また、母のスリーローマン。マルカキャンディ(1996.5.13)、ティコティコタック(1997.3.11)、スリーローマンの差し脚合戦となり「クビ」「クビ」の決着だった2001年の府中牝馬Sは、なかなかの好勝負だったと思います。しかし、もう8年も前の話ですか。まだ私も四捨五入すれば20歳になる年齢の時のことでした。

ついで、純然たる中島理論的な解釈を行うと、母方の世代交代から、強力な料的遺伝値を示します。母系4代の世代交代がいずれも満8歳までに行われており、2.00が2回、1.75が1回、1.50が1回で総和が7.25。近年のジーワン勝ち馬ではテイエムオーシャン(1998.4.9)の7.50に次ぐ強大な数値です。

私のもっとも好きな競馬格言は「菊花賞の勝ち馬にフロック無し」です。淀の坂越え芝3000mを制した者の実力に紛れがないことは、先達の菊花賞馬の戦歴からも伺い知れます。別路線のチャレンジャーから王座を勝ち取ったスリーロールス、浜中俊騎手と共にさらなる活躍を祈ります。

いや、しかし、競馬は本当に素敵ですね。今回の菊花賞もまた競馬が点から線となりました。父と母の走っていた姿を知っている自分が、その仔たちの走る姿を見られるのですから。時の流れに溶け込める時。そんな時、競馬者は限りなく優しくなれるもの。という訳で、これからもどうぞ素晴らしい物語を。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

おまけ。「ダンスインザダーク1着2着!!」と叫ぶオオハシ。

注):↓のFlashプレイヤーの再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

また、iTunesをお持ちの方で、この呟きあるいは叫びが更新されたら定期的に音声を受信したいという奇特な方がいらっしゃいましたら、

↑のバナーをクリックして頂くと、音声ファイルがiTunesにPodcastとして登録されます。なお、別のアグリゲータソフトをご利用の方がいらっしゃいましたら、別途お申し出ください。

#追記。この「レースを見ながら叫ぶ」というアイデアのポッドキャストは私のオリジナルではありません。元々はボロ株観光テレビ様にて配信されていた「ボロ株観光ラジオ」が起源と思われます。改めて記しておきます。

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第57回府中牝馬S(GIII)の勝ち馬。

ムードインディゴ 牝 栗毛 2005.1.19生 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 馬主・金子真人ホールディングス(株) 栗東・友道康夫厩舎

ムードインディゴ(2005.1.19)の4代血統表
ダンスインザダーク[A]
鹿毛 1993.6.5
種付け時活性値:0.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ダンシングキイ
鹿毛 1983.5.21
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
Key Partner
鹿毛 1976.3.26
Key to the Mint 1969.3.9
Native Partner 1966.4.5
リープフォージョイ
栗毛 1992.3.7
仔受胎時活性値:1.00
Sharpo[x]
栗毛 1977.3.17
種付け時活性値:1.50
Sharpen Up
栗毛 1969.3.1
エタン 1961.3.14
Rocchetta 1961
Moiety Bird
栗毛 1971
ファルコン 1964
Gaska 1961
Humble Pie
栗毛 1985.2.4
仔受胎時活性値:1.50
Known Fact[D]
黒鹿毛 1977.3.15
種付け時活性値:1.75
In Reality 1964.3.1
Tamerett 1962.2.17
Scarcely Blessed
鹿毛 1974.3.3
仔受胎時活性値:0.50
★ソーブレスド[A●]
青鹿毛 1965
種付け時活性値:0.00
Parsimony
栗毛 1969
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Mixed Marriage(♀)5×5(母方)>

ムードインディゴ(2005.1.19)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Known Fact
(Tamerett)
4.00 半姉チャペルコンサート
(No.1-L)
7番仔
(7連産目)
第57回府中牝馬S(GIII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 ムードインディゴ 牝4 55 田中勝春 1:44.6    33.7 450
[-12]
友道康夫 7
2 10 ベッラレイア 牝5 55 勝浦正樹 1:44.9 2 33.9 464
[-4]
平田修 3
3 9 レジネッタ 牝4 55 後藤浩輝 1:45.1 1 1/2 34.3 446
[+2]
浅見秀一 11
4 11 ピエナビーナス 牝5 55 古川吉洋 1:45.1 クビ 34.5 460
[0]
南井克巳 9
5 15 リトルアマポーラ 牝4 55 内田博幸 1:45.4 2 35.3 474
[0]
長浜博之 2
第57回府中牝馬S(GIII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6-10.8-11.2-11.6-11.9-11.9-11.2-11.5-11.9
上り 4F 46.5-3F 34.6

2週連続となる府中芝1800mの重賞。前週の毎日王冠(GII)では1000m通過が「60秒0」で勝ち時計が「1分45秒3」。そして府中牝馬Sでは1000m通過が「58秒1」で勝ち時計が「1分44秒6」。……世は女同士の戦いのほうが大変なのでしょうか。そんな厳しい流れのレースを制したのは、7番人気だったムードインディゴ。結局、道中最後方に構えていた秋華賞(現GI)2着馬、オークス(JpnI)2着馬、桜花賞(JpnI)馬と3歳牝馬ジーワンで連対経験のある3頭が、直線で鋭く伸びて上位を占めたのでした。

それにしても、夕映えに照らされた府中芝1800m、その最後の1ハロンで抜け出して来た栗毛馬の何という軽やかさよ。「黒、青袖、黄鋸歯形」のおなじみの勝負服と合わせたメンコが揺れて、ムードインディゴ。空が藍色に包まれる前のひと仕事、ただただ見事な末脚でした。

では、以下にムードインディゴのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Scarcely Blessed 1974.3.3 英3勝 キングジョージS(GIII) ダイアデムS(GIII)2着
|Breadcrumb 1982.4.27 英3勝
||Last Resort 1997.3.15 英2勝 チャレンジS(GII)
|||Rebellion 現役 2003.3.19 コモンウェルスS(米GII) 同2着ほか
||Khubza 1990.4.8 英1勝
|||Trans Island 1995.2.10 7勝 ロンポワン賞(仏GII) ダイオメドS(英GIII)ほか
||Barrow Creek 1994.2.8 独伊10勝 ゴルデネパイチェ(独GII)ほか伊GIII1勝
|Humble Pie 1985.2.4 英2勝
||Waffle On 1990.2.4 英仏2勝
|||Express Wish 2004.3.19 3勝 シュプリームS(英GIII)
||リープフォージョイ 1992.3.7 伊英3勝 オメノーニ賞(伊GIII)2回ほか 伊最優秀3歳牝馬・古馬牝馬
|||チャペルコンサート 1999.1.31 中央3勝 米子S(OP) オークス(現JpnI)2着ほか
|||ラストリゾート 2000.2.3 中央1勝
|||ムードインディゴ 2005.1.19 (本馬) 府中牝馬S(GIII) 秋華賞(現GI)2着ほか
||Lower Chapel 1995.3.25 不出走
|||King's Chapel 2000.8.30 オセアニア10勝 新2000ギニー(GI)含むGI3勝 新年度代表馬
|College Chapel 1990.4.4 仏英5勝 モーリスドゲスト賞(現仏GI。当時仏GII)ほかGIII4勝

近親には活躍馬がズラリと揃っています。母リープフォージョイは芝1000mのオメノーニ賞連覇もあり、イタリア最優秀3歳牝馬と最優秀古馬牝馬のタイトルを手にしています。また、半姉チャペルコンサート。母の競走成績からは距離が伸びた舞台ではどうかと思っていたところをオークス2着。母が前年流産後の初仔の恐ろしさを思いました。

また、よく見れば近親馬にラストリゾート(Last Resort)が2頭います。半姉ラストリゾートは大種牡馬ノーザンテースト(1971.3.15)の最後の産駒として知られていますね。また、近親のLast Resortは自身が英GIIの勝ち馬で、仔Rebellionが米GII勝ち馬と活躍馬を送り込んでいます。↑の牝系図では省きましたが、Rebellionは昨年のBCダートマイル(現米GI)では2着に好走しました。

この府中牝馬Sの勝利をもってして挑む次の舞台は、淀の坂越え芝2200mの牝馬頂上決戦でしょうか。強い3歳牝馬勢もいますけれど、そこは古馬牝馬の底力を見せて欲しいと思う気持ちもあります。果たして、夢の後先やいかに。ムードインディゴを始めとする古馬たちの奮起に期待します。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月26日 (月)

第44回デイリー杯2歳S(JpnII)の勝ち馬。

リディル 牡 栗毛 2007.5.8生 新冠・ノースヒルズマネジメント生産 馬主・前田幸治氏 栗東・橋口弘次郎厩舎

リディル(2007.5.8)の4代血統表

アグネスタキオン[A]
栗毛 1998.4.13
種付け時活性値:0.00
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
アグネスフローラ
鹿毛 1987.6.18
ロイヤルスキー
栗毛 1974.5.24
Raja Baba 1968.4.5
Coz o'Nijinsky 1969.4.27
アグネスレディー
鹿毛 1976.3.25
リマンド 1965.2.16
イコマエイカン 1967.5.18
エリモピクシー
鹿毛 1998.4.6
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
ダンシングブレーヴ[A]
鹿毛 1983.5.11
種付け時活性値:1.50
Lyphard
鹿毛 1969
Northern Dancer 1961.5.27
Goofed 1960.3.29
Navajo Princess
鹿毛 1974.3.31
Drone 1966.4.1
Olmec 1966
エリモシューテング
黒鹿毛 1984.3.11
仔受胎時活性値:1.25
テスコボーイ[A●]
黒鹿毛 1963
種付け時活性値:1.00
Princely Gift 1951
Suncourt 1952
デプグリーフ
鹿毛 1974.4.11
仔受胎時活性値:0.25
★Vaguely Noble[C]
鹿毛 1965.5.15
種付け時活性値:0.00
デプス
鹿毛 1970.4.15
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:なし>

リディル(2007.5.8)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ダンシングブレーヴ
(Turn-to)
4.25 or 2.25 伯母エリモシック
(No.9-F デプス系)
初仔
第44回デイリー杯2歳S(JpnII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 5 リディル 牡2 55 小牧太 1:33.7    33.8 464
[-2]
橋口弘次郎 1
2 1 (外)エイシンアポロン 牡2 55 池添謙一 1:33.7 クビ 34.7 494
[-2]
岡田稲男 5
3 6 ダノンパッション 牡2 55 武豊 1:33.8 3/4 33.8 456
[-12]
池江泰郎 2
4 7 ダイワバーバリアン 牡2 55 岩田康誠 1:34.0 1 1/4 34.9 512
[0]
矢作芳人 4
5 3 ラブグランデー 牝2 54 藤田伸二 1:34.0 クビ 34.7 436
[+4]
須貝尚介 7
第44回デイリー杯2歳S(JpnII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.1-11.0-11.4-12.3-12.0-11.7-11.4-11.8
上り 4F 46.9-3F 34.9

大外をブン回しての差し脚。1番人気馬のその姿を見てハラハラされた方もいらっしゃったかも。けれど、最後は先に抜け出していたエイシンアポロン(2007.1.22)をクビだけ交わしていました。中背中肉の栗毛、顔に流れる薄手の流星、青の帽子に「水色、赤十字襷、赤袖水色一本輪」の勝負服を乗せて、薄曇りの淀のターフを鮮やかに駆けました。リディル、見事な勝利でした。

では、以下にリディルのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

デプグリーフ 1974.4.11 不出走
|パッシングサイアー 1979.4.11 中央4勝 白百合S(OP) 菊花賞(現JpnI)2着
|パッシングパワー 1983.3.20 中央7勝 金鯱賞(現GII。当時GIII)-母が流産後の仔-
|エリモシューテング 1984.3.11 中央2勝 忘れな草賞(OP)
||エリモシック 1993.3.19 中央4勝 エリザベス女王杯(GI) 秋華賞(GI)2着 札幌記念(GII)2着ほか
||エリモピクシー 1998.4.6 中央7勝 2004ファイナルS(OP)ほか
|||リディル 2007.5.8 (本馬) デイリー杯2歳S(JpnII)-母の初仔-
|エリモハスラー 1988.5.13 中央0勝
||エリモハリアー 2000.3.21 現役 函館記念(GIII)3連覇 朝日CC(GIII)2着ほか
|エリモフローレンス 1990.5.12 不出走-母が空胎後の仔-
||エリモダンディー 1994.5.11 中央5勝 日経新春杯(GII) 京阪杯(GIII) 京都金杯(GIII)2着ほか-母の初仔-

おなじみの9号族デプス(1970.4.15)系。母エリモピクシーはついこの間まで走っていた印象があります。伯母エリモシックや近親エリモダンディーを思うと、淀の外回りは得意とする舞台なのかも知れませんね。また、どちらかというと、晩成な印象もある牝系ですので、リディルのこれからの成長も楽しみです。

馬房から1頭、また1頭と先輩たちがいなくなるところを見て、そしてまた自分を飼養してくれているスタッフの姿を見て、幼いリディルは奮起したのかも知れません。生き物は、人間が思う以上に、周りにいる生き物の姿に敏感なもの。

スリープレスナイト(2004.2.7)、アイアンルック(2006.2.7)、そしてオディール(2005.2.28)。志半ばに倒れた先輩たちの分も、リディル。

「リディル(Ridill)」とは北欧神話に出てくる剣の名前ということですが、その切れ味、また次走以降も見せ続けて欲しいものです。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてがどうか無事でありますように。ただただ、祈ります。

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第14回秋華賞(GI)の勝ち馬。

レッドディザイア 牝 鹿毛 2006.4.19生 千歳・社台ファーム生産 馬主・(株)東京ホースレーシング 栗東・松永幹夫厩舎

レッドディザイア(2006.4.19)の4代血統表
マンハッタンカフェ[A]
青鹿毛 1998.3.5
種付け時活性値:1.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
サトルチェンジ
黒鹿毛 1988.4.2
Law Society
黒鹿毛 1982.2.16
Alleged 1974.5.4
Bold Bikini 1969.4.11
Santa Luciana
黒鹿毛 1973
★Luciano 1964
Suleika 1954
グレイトサンライズ
鹿毛 1998.4.19
仔受胎時活性値:1.75
Caerleon[A]
鹿毛 1980.3.27
種付け時活性値:0.25
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
Foreseer
黒鹿毛 1969.4.12
Round Table 1954.4.6
Regal Gleam 1964.3.17
グレースアンドグローリー
黒鹿毛 1993.3.24
仔受胎時活性値:1.00
Sadler's Wells[A●]
鹿毛 1981.4.11
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Grace Note
黒鹿毛 1982.2.22
仔受胎時活性値:0.50
Top Ville[A]
鹿毛 1976.4.5
種付け時活性値:1.25
Val de Grace
鹿毛 1969.4.8
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×5、Northern Dancer4×4(母方)>

レッドディザイア(2006.4.19)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
マンハッタンカフェ
(サトルチェンジ)
4.25
(No.16-B)
4番仔
(4連産目)
第14回秋華賞(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 5 レッドディザイア 牝3 55 四位洋文 1:58.2    34.5 480
[-14]
松永幹夫 2
2 12 ブロードストリート 牝3 55 藤田伸二 1:58.4 ハナ
+1 1/4
34.3 450
[+2]
藤原英昭 3
3 3 ブエナビスタ 牝3 55 安藤勝己 1:58.2 (2位降着) 34.3 450
[-4]
松田博資 1
4 10 クーデグレイス 牝3 55 川田将雅 1:58.5 3/4 35.1 468
[+6]
栗田博憲 7
5 4 ミクロコスモス 牝3 55 武豊 1:58.6 3/4 34.2 470
[-2]
角居勝彦 4
第14回秋華賞(GI)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.3-10.3-11.4-11.9-12.1-12.8-12.2-12.0-11.6-11.6
上り 4F 47.4-3F 35.2

赤の帽子に「赤、白星散、袖白一本輪」の勝負服、前走比マイナス14kgの480kgまでシェイプアップされた鹿毛。ジーワン挑戦、そして対ブエナビスタ(2006.3.14)挑戦、共に3度目。淀のターフの上、3度目の正直に燃えてディザイア。後続の猛追を退けて2000mを駆け抜けたところに待っていたのは、秋の華の大輪。レッドディザイア、赤い欲望がついに満たされたのでした。

……とは言うものの、レースの後味は必ずしも「良い」とは言えませんでした。ハナ差抑えた2着入線のブエナビスタが4コーナーで外にふくれて後続馬の進路を妨害。その被害を受けた馬が、最後に内ラチ沿いを鋭く伸びた3着入線のブロードストリート(2006.3.28)。長い審議を経て、2着と3着が入れ替わるという結果でした。

まま、だからと言って、レッドディザイアの勝利の価値がおとしめられる訳ではありません。1分58秒2の勝ち時計は優秀ですし、ブエナビスタにマークされる格好になっても全く臆するところ無く、終始先にレースを進めての勝利。勝ちに行く競馬をして、誰の邪魔もせず、そして誰にも邪魔されずに、ただただ先頭で淀芝内回り2000mを乗り切ったのでした。

激戦を制したその執念は、レッドディザイア、そして彼女に関わる人々の思いの現れでした。

では、以下にレッドディザイアのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Grace Note 1982.2.22 英1勝 オークストライアルS(GIII)2着
|ベルメッツ 1987.1.11 英愛仏日5勝 "キング・ジョージ"(英GI)ほか
|Dowland 1988.2.5 愛英5勝 ベレスフォードS(GII)3着
|グレースアンドグローリー 1993.3.24 不出走
||グレイトサンライズ 1998.4.19 中央1勝
|||レッドディザイア 2006.4.19 (本馬) 秋華賞(GI) エルフィンS(OP)ほか
|Opera Comique 2001.3.16 愛英1勝 パークS(愛GIII)3着

曾祖母Grace Noteの仔に1990年のジャパンカップ(GI)に来日し1番人気7着だったベルメッツがいますね。また、母グレイトサンライズは歌手やしきたかじんさんの持ち馬でした。グレイトサンライズの阪神3歳牝馬S(現阪神JF、JpnI)が、たかじんさんの持ち馬による初めてのジーワン出走だったと記憶しています。やっぱ好っきゃねーん。

自嘲気味な振り返りとなりますが、結果的に

その他ではやはりレッドディザイアですかね。「赤、白星散、袖白一本輪」の勝負服、赤い欲望が満たされる時は赤い帽子の時、なんちて。……あと、アグネスタキオン(1998.4.13)の仔は、6枠12番から外に揃いすぎた感もあります。ああ、そうしてトライアル勝ち馬を無視して、痛い目に遭うパターンのような(^^;)

という事前のつぶやきのとおりになってしまい、「トライアルの勝ち馬を無視してはいけない」と思ったのは後の祭りでした。……って、いつものことです(^^;)

閑話休題。宿敵に対して一矢報いたレッドディザイア。管理される松永幹夫調教師によると、レッドディザイアはこの後もブエナビスタの出走するレースにぶつけられる様子。最優秀3歳牝馬の冠をかけた駿馬の戦いは、まだまだ、終わりそうにありません。

そんな状況を見る側は楽しくとも、当事者側は大変なはず。ならば、私にできることは、いつでもひとつだけ。相も変わらず、祈りのフレーズを捧げます。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月24日 (土)

第70回菊花賞(JpnI)の出走予定馬。

第70回菊花賞(JpnI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 スリーロールス
(2006.4.26)
[7-D アコニット系]
3番仔
(3連産目)
ダンスインザダーク ブライアンズタイム ブレイヴェストローマン ネプテューヌス
2 シェーンヴァルト
(2006.3.9)
[4-N]
2番仔
(2連産目)
ジャングルポケット エリシオ Caro More So
3 フォゲッタブル
(2006.4.3)
[8-F パロクサイド系]
7番仔
(7連産目)
ダンスインザダーク トニービン ★ノーザンテースト ガーサント
4 トライアンフマーチ
(2006.4.11)
[7-D シュリリー系]
3番仔
(2年連続
不受胎後)
スペシャルウィーク ダンシングブレーヴ ブレイヴェストローマン スティンティノ
5 アンライバルド
(2006.4.13)
[1-L]
13番仔
(5連産目)
ネオユニヴァース Sadler's Wells ★イングリッシュプリンス Val de Loir
6 イグゼキュティヴ
(2006.4.20)
[7-C アストニシメント系]
13番仔
(不受胎後)
チーフベアハート アスワン トライバルチーフ ファラモンド
7 ヤマニンウイスカー
(2006.2.12)
[1-W]
9番仔
(6連産目)
マンハッタンカフェ Sadler's Wells Blushing Groom Luthier
8 アントニオバローズ
(2006.4.24)
[2-D]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ Kingmambo Tentam ◆Native Dancer
9 リーチザクラウン
(2006.2.5)
[23-B]
4番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Seattle Slew Mr. Prospector Secretariat
10 キングバンブー
(2006.6.13)

[1-L]
4番仔
(3連産目)
キングヘイロー ★Easy Goer Cox's Ridge Blushing Groom
11 セイクリッドバレー
(2006.4.29)
[21-A]
初仔 タニノギムレット フジキセキ ノーザンテースト Al Hattab
12 セイウンワンダー
(2006.4.30)
[3-L フロリースカップ系]
4番仔
(4連産目)
グラスワンダー サンデーサイレンス リアルシャダイ テスコボーイ
13 キタサンチーフ
(2006.4.4)

[7-D]
8番仔
(8連産目)
チーフベアハート Hula Chief Better Boy ニクサー
14 イコピコ
(2006.4.29)
[22-D ナイトライト系]
3番仔
(3連産目)
マンハッタンカフェ ジェイドロバリー トニービン ★ファバージ
15 ポルカマズルカ
(2006.4.8)
[7]
5番仔
(5連産目)
ティンバーカントリー サンデーサイレンス Nijinsky Key to the Mint
16 ナカヤマフェスタ
(2006.4.5)
[3-H]
3番仔
(3連産目)
ステイゴールド タイトスポット デインヒル Cure the Blues
17 アドマイヤメジャー
(2006.2.8)
[2-R]
2番仔
(2連産目)
アグネスタキオン Kingmambo Ruthie's Native Icecapade
18 ブレイクランアウト
(2006.4.27)

[1-T]
2番仔
(不受胎後)
Smart Strike フレンチデピュティ Baldski What a Pleasure

トライアルの神戸新聞杯(JpnII)の上位3頭はいずれも「字面上Phalaris系4代累代配合」となっています。一方、同じくトライアルであるセントライト記念(JpnII)の上位3頭はどこかに異系を組み込んでいます。ならば、行き着くところの単純な答えはトライアル勝ち馬で異系持ち。Phalaris(1913)系×St.Simon(1881)系のニック持ちでもある、ナカヤマフェスタ。自身が非根幹距離で重賞2勝というところも、淀の芝外回り3000mの息に合いそうです。

その血統構成の妙からは(有)大野商事の持ち馬が気になります。ええ、ベタールースンアップ(1985.8.29)の甥っ子ですよ。キタサンチーフ。父チーフベアハート(1992.2.1)、母父Hula Chief(1982)、そして自身がキタサンチーフとチーフ固めで来ましたよ。しかし、ベタールースンアップが制した1990年の第10回ジャパンカップ(GI)は名勝負ですね。ベタールースンアップ、オード(1986.5.15)、カコイーシーズ(1986.3.7)という3頭の叩き合い。最後、鞍上のM.A.クラーク騎手の風車ムチに応えて、3頭の真ん中でグイとアタマだけ出たベタールースンアップ、あれはシビれます。閑話休題。チーフベアハートの仔は「淀の外回り」に合う感じもしますので、そのあたりも加味して見ておきたいと思います。

うぇっ、ならばもう1頭のチーフベアハートの仔もですか?イグゼキュティヴ。小岩井の7号族アストニシメント(1902)系、そして母が不受胎後の仔。近走の成績からは「そ、それはサスガに」という感じもしますが……。それでも、この馬とて京都2歳S(OP)の勝ち馬なんですよね。昨年のフローテーション(2005.4.14)を思わせるところはあります。

また、淀の芝外回りといえば、芝1600mのデイリー杯2歳S(JpnII)をレコード勝ちした実績もあるシェーンヴァルト。今秋の京都の開幕週に昨年の菊花賞馬オウケンブルースリ(2005.2.24)が京都大賞典(GII)を制しましたが、2年連続でジャングルポケット(1998.5.7)の仔というのも、なきにしもあらず。鞍上の穴男、秋山真一郎騎手と合わせて注目しておきたいと思います。

そして、やはり淀の芝外回り1600mのシンザン記念(JpnIII)を制したアントニオバローズ。日本ダービー(JpnI)3着馬、本来ならばもっと高い評価をしたいところです。けれど、ノドの炎症の具合についての判断、外野からはいかんともし難し。

ついで、牝馬ながら札幌芝2600m戦を3走連続で戦ってきたポルカマズルカ。鞍上の横山典弘騎手と共に、近親にダンスパートナー(1992.5.25)ダンスインザダーク(1993.6.5)と淀GIの勝ち馬がいる牝系は気になります。

最後に、皐月賞(JpnI)馬アンライバルド。「終わってみれば」と言わせることが出来るのか否か。菊の舞台で半兄フサイチコンコルド(1993.2.11)は3着、甥リンカーン(2000.3.18)は2着。伝説の新馬戦を制したデビューの地でもある淀で捲土重来を期します。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月22日 (木)

過去10年の菊花賞(現JpnI)連対馬について。

過去10年の菊花賞(現JpnI)連対馬の4代血統構成について


馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
2
0
0
8
1 オウケンブルースリ
(2005.2.24)

[13-C]
6番仔+
(3連産目)
ジャングルポケット Silver Deputy Northern Jove Ribot
2 フローテーション
(2005.4.14)
[9-C]
6番仔
(2連産目)
スペシャルウィーク リアルシャダイ Affirmed Minnesota Mac
2
0
0
7
1 アサクサキングス
(2004.3.23)
[4-G]
2番仔
(2連産目)
ホワイトマズル サンデーサイレンス What Luck Tentam
2 アルナスライン
(2004.2.18)
[9-C]
8番仔+
(2連産目)
アドマイヤベガ ★El Gran Senor Graustark Raise a Native
2
0
0
6
1 ソングオブウインド
(2003.2.20)
[9-F ファンシミン系]
初仔 エルコンドルパサー サンデーサイレンス トニービン ヒッティングアウェー
2 ドリームパスポート
(2003.3.14)
[1-T]
初仔 フジキセキ トニービン ディクタス ノーザンテースト
2
0
0
5
1 ディープインパクト
(2003.3.25)
[2-F]
7番仔
(7連産目)
サンデーサイレンス Alzao Busted Queen's Hussar
2 アドマイヤジャパン
(2002.4.16)
[16-C]
3番仔
(3連産目)
サンデーサイレンス Caerleon Lord Gayle Luciano
2
0
0
4
1 デルタブルース
(2001.5.3)
[3-D]
7番仔
(7連産目)
ダンスインザダーク Dixieland Band Alleged Sir Ivor
2 ホオキパウェーブ
(2001.3.16)
[5-G]
8番仔+
(7連産目+)
カーネギー Mr. Prospector Sir Gaylord Traffic Judge
2
0
0
3
1 ザッツザプレンティ
(2000.5.26)
[1-E]
8番仔
(流産後)
ダンスインザダーク Miswaki Lyphard Prominer
2 リンカーン
(2000.3.18)
[1-L]
初仔 サンデーサイレンス トニービン Sadler's Wells ★イングリッシュプリンス
2
0
0
2
1 ヒシミラクル
(1999.3.31)
[16-C ヘレンサーフ系]
3番仔
(3連産目)
サッカーボーイ シェイディハイツ ラナーク フィダルゴ
2 ファストタテヤマ
(1999.5.30)
[4-M クリアアンバー系]
9番仔
(9連産目)
ダンスインザダーク ターゴワイス ノーザンテースト Ambiopoise
2
0
0
1
1 マンハッタンカフェ
(1998.3.5)
[16-C]
5番仔
(流産後)
サンデーサイレンス Law Society Luciano Ticino
2 マイネルデスポット
(1998.4.27)

[7-C アストニシメント系]
6番仔
(5連産目)
ペンタイア パーソロン シュプリームギフト スパニッシュイクスプレス
2
0
0
0
1 エアシャカール
(1997.2.26)
[4-R]
3番仔
(不受胎後)
サンデーサイレンス ★Well Decorated Gleaming Ribot
2 トーホウシデン
(1997.3.26)
[8-F]
3番仔+
(3連産目+)
ブライアンズタイム Blushing Groom Nijinsky Sir Ivor
1
9
9
9
1 ナリタトップロード
(1996.4.4)
[18]
6番仔
(6連産目)
サッカーボーイ Affirmed Never Bend Double Jay
2 テイエムオペラオー
(1996.3.13)
[4-M]
7番仔
(不受胎後)
オペラハウス Blushing Groom Key to the Kingdom Drone

過去10年の連対馬20頭のデータを見た時、4代血統構成が字面上Phalaris(1913)4系累代配合となっているのは、

  1. テイエムオペラオー
  2. トーホウシデン
  3. リンカーン

の3頭でした。が、この3頭は中島理論的にはダミーと目されるSadler's Wells(1981.4.11)、もしくはBlushing Groom(1974.4.8)の血が含まれていました。 ただ、テイエムオペラオーほどの馬をもってしても、菊花賞では2着まででした。つまりは勝ち馬はすべてどこかに異系を持ち合わせている、ということですね。淀の坂越え芝3000m、3歳馬には厳しい舞台です。そこでモノを言うのは、血統背景から来る底力なのかも知れませんね。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月17日 (土)

第14回秋華賞(GI)の出走予定馬。

第14回秋華賞(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 ホクトグレイン
(2006.4.17)

[3-L フロリースカップ系]
4番仔
(4連産目)
★アグネスデジタル サッカーボーイ ★ニホンピロウイナー チャイナロック
2 パールシャドウ
(2006.3.2)

[4-G]
6番仔
(不受胎後)
クロフネ Woodman Hero's Honor Le Fabuleux
3 ブエナビスタ
(2006.3.14)
[16-C]
6番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Caerleon Lord Gayle Luciano
4 ミクロコスモス
(2006.5.5)
[4-G]
2番仔+
(2連産目+)
ネオユニヴァース Marquetry Medaille d'Or Victorian Era
5 レッドディザイア
(2006.4.19)
[16-B]
4番仔
(4連産目)
マンハッタンカフェ Caerleon Sadler's Wells Top Ville
6 ヴィーヴァヴォドカ
(2006.1.27)
[7-E マイリー系]
3番仔
(3連産目)
ダンスインザダーク トウカイテイオー マグニテュード ★アークティックヴェイル
7 ダイアナバローズ
(2006.3.12)
[1-K]
6番仔+
(3連産目)
シンボリクリスエス Shirley Heights El Gran Senor ◆Mill Reef
8 ラインドリーム
(2006.2.4)
[1-B セレタ系]
3番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク カーネギー ★ロイヤルスキー リマンド
9 イイデエース
(2006.6.14)
[25]
3番仔+
(2連産目+)
スペシャルウィーク  ★Woodman Secretariat Sadair
10 クーデグレイス
(2006.5.12)

[19 レデイチヤツター系]
8番仔
(8連産目)
ホワイトマズル トニービン リアルシャダイ ★ノーザンテースト
11 ワンカラット
(2006.4.3)

[1-N]
2番仔
(空胎後)
ファルブラヴ Pistolet Bleu Tourangeau Cadmus
12 ブロードストリート
(2006.3.28)
[6-B]
9番仔
(9連産目)
アグネスタキオン Cozzene ★Lyphard Gyr
13 アイアムカミノマゴ
(2006.2.22)
[14-A]
7番仔
(不受胎後)
アグネスタキオン Danzig Connection Mr. Prospector Current Concept
14 ジェルミナル
(2006.3.10)
[7-E]
2番仔
(2連産目)
アグネスタキオン Double Bed Rainbow Quest Home Guard
15 ハシッテホシーノ
(2006.3.2)
[5-E]
7番仔+
(3連産目)
アグネスタキオン ★Highest Honor Kashmir Nasram
16 モルガナイト
(2006.3.20)
[16-A]
初仔 ★アグネスデジタル サンデーサイレンス Riverman Ribot
17 ワイドサファイア
(2006.4.9)
[12]
8番仔
(8連産目)
アグネスタキオン ノーザンテースト Dike Pass
18 デリキットピース
(2006.3.11)
[14-C]
3番仔
(不受胎後)
ホワイトマズル サンデーサイレンス Big Spruce Dr. Fager

むぅ。中島理論的な解釈ではどうもアグネスデジタル(1997.5.15)の0交配馬2頭、ホクトグレインとモルガナイトが怖いような感じがします(^^;)。共に500万下平馬戦から芝2000mの1000万下特別戦を連勝して挑む今回。特にホクトグレインは、交配されている種牡馬が3代続けて淀GIの勝ち馬-いずれもマイルCS(GI)の勝ち馬-ですし、0交配2回+0化1回、さらに淀と相性が良い印象のあるHampton(1872)系2本持ちですね。「どこの牧場の生産馬かな?」と思ったら、はは、ビッグレッドファームさんでしたか。らしいなぁ。もう1頭のモルガナイトはタンザナイト(2000.3.4)の初仔なんですよね。つまりはアロンダイト(2003.5.4)の姪。タンザナイトは2歳年末の阪神芝2000mの新馬戦を勝ち上がった時に「来年のオークスで」と思ったものでした。

さて、↑の表では「淀はHampton系」あるいは「淀はリアルシャダイ」ということで、各々に「水色の背景」を施しています。

なんだ言いながら、Hampton系であるLuciano(1964)を曾祖母父に持つ、ブエナビスタ。昨年の京都のデビュー戦こそ後の皐月賞(JpnI)馬やダービー(JpnI)2着馬に敗れての3着でしたが、母方は淀で好成績を残しています。母ビワハイジ(1993.3.7)は京都牝馬特別(現京都牝馬S、GIII)を勝っていますし、半兄アドマイヤジャパン(2002.4.16)は菊花賞(現JpnI)でディープインパクト(2002.3.25)の2着、さらに半兄アドマイヤオーラ(2004.2.19)は京都記念(GII)とシンザン記念(現GIII)を勝っています。近親のコース相性は良く、京都芝内回り2000mというトリッキーなコースに惑わされなければ、3頭目の牝馬3冠も見えてくるというものです。それに、同世代の牝馬同士の戦いではまだ無敗な訳ですし、ね。

もう1頭、Hampton系持ちで気になるのは、デリキットピース。前走紫苑S(OP)の体たらくは気になりますが、父ホワイトマズル(1990.3.21)が本来は硬質なスピードを持つLyphard(1969.5.10)系、そして母が不受胎後の仔というところに「もういっぺん」と思いたいもの。社台さんお気に入りの14号族C分枝、Pretty Polly(1901)系。祖母父Big Spruce(1969.4.5)から想起できるように、近親にオークス(現JpnI)馬アドラーブル(1989.3.28)、名ジャンパー・ノーザンレインボー(1990.5.6)がいる牝系ですね。

また、同じホワイトマズルの仔で祖母父にリアルシャダイ(1979.5.27)を持つクーデグレイス。彼女は前走ローズS(GII)でマイナス14kgという馬体減を見せたのが気掛かりですが、その先行能力は大したものです。平坦コースに良さを見せる19号族レデイチヤツター(1959)系、淀へのコース替わりはプラス材料と思えます。

まま、そんな感じで中島理論的な血統面から見た注目馬を挙げてみました。その他ではやはりレッドディザイアですかね。「赤、白星散、袖白一本輪」の勝負服、赤い欲望が満たされる時は赤い帽子の時、なんちて。……あと、アグネスタキオン(1998.4.13)の仔は、6枠12番から外に揃いすぎた感もあります。ああ、そうしてトライアル勝ち馬を無視して、痛い目に遭うパターンのような(^^;)

果たして、百花繚乱の戦いの結末やいかに。皆々様、今週末を楽しみに待ちましょう。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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過去10年の秋華賞(GI)連対馬について。

表題の件について簡単に確認してみます。

過去10年の秋華賞(GI)連対馬の4代血統構成について


馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
2
0
0
8
1 ブラックエンブレム
(2005.1.22)
[3-C]
3番仔
(3連産目)
ウォーエンブレム ヘクタープロテクター Vaguely Noble Sir Ivor
2 ムードインディゴ
(2005.1.19)
[1-L]
7番仔
(7連産目)
ダンスインザダーク Sharpo Known Fact ★ソーブレスド
2
0
0
7
1 ダイワスカーレット
(2004.5.13)

[4-D]
10番仔
(4連産目)
アグネスタキオン ★ノーザンテースト Crimson Satan Beau Max
2 レインダンス
(2004.4.13)
[1-S]
5番仔
(5連産目)
ダンスインザダーク Bob Back Topsider ラインゴールド
2
0
0
6
1 カワカミプリンセス
(2003.6.5)

[4-M]
3番仔
(3連産目)
キングヘイロー Seattle Slew Secretariat Key to the Mint
2 アサヒライジング
(2003.2.9)

[1-P ジエツタ系]
8番仔
(8連産目)
ロイヤルタッチ ミナガワマンナ ボンモー タマナー
2
0
0
5
1 エアメサイア
(2002.2.4)

[4-R]
2番仔
(2連産目)
サンデーサイレンス ノーザンテースト ★Well Decorated Gleaming
2 ラインクラフト
(2002.4.4)

[9-F ファンシミン系]
4番仔
(3連産目)
エンドスウィープ サンデーサイレンス ノーザンテースト ヒッティングアウェー
2
0
0
4
1 スイープトウショウ
(2001.5.9)

[5-J セヴァイン系]
3番仔
(3連産目)
エンドスウィープ ダンシングブレーヴ トウショウボーイ ダンディルート
2 ヤマニンシュクル
(2001.4.1)

[3-C]
3番仔
(2連産目)
トウカイテイオー Nijinsky Bold Forbes Graustark
2
0
0
3
1 スティルインラブ
(2000.5.2)

[10-A]
10番仔
(10連産目)
サンデーサイレンス ★Roberto Northern Dancer Creme dela Creme
2 アドマイヤグルーヴ
(2000.4.30)

[8-F パロクサイド系]
初仔 サンデーサイレンス トニービン ★ノーザンテースト ガーサント
2
0
0
2
1 ファインモーション
(1999.1.27)

[11]
11番仔
(空胎後)
デインヒル Troy ★Mill Reef Sir Gaylord
2 サクラヴィクトリア
(1999.3.31)

[16-A スワンズウッドグローヴ系]
初仔 トニービン サクラユタカオー マルゼンスキー セダン
2
0
0
1
1 テイエムオーシャン
(1998.4.9)

[12 ビューチフルドリーマー系]
2番仔
(2連産目)
ダンシングブレーヴ ★リヴリア マグニテュード イーグル
2 ローズバド
(1998.4.29)

[1-W]
初仔 サンデーサイレンス Shirley Heights Lyphard Secretariat
2
0
0
0
1 ティコティコタック
(1997.3.11)

[4-G シルバーバットン系]
3番仔
(3連産目)
サッカーボーイ ブライアンズタイム ジョンティオンブル ヴェンチア
2 ヤマカツスズラン
(1997.4.14)

[1-B フラストレート系]
5番仔
(空胎後)
ジェイドロバリー コリムスキー タマナー ゲイタイム
1
9
9
9
1 ブゼンキャンドル
(1996.4.24)

[12-D デスモンドホリデイ系]
7番仔
(7連産目)
モガミ アスワン プロント ムーティエ
2 クロックワーク
(1996.3.29)

[2-H]
初仔 リアルシャダイ ゲイメセン Unconscious ゴーマーチング

一昔前は「SS系鬼門のレース」だったように思うのですが、2003年にワンツーフィニッシュを決めてからはそうでもなくなりました。果たして、今年の結末やいかに。

では、簡単ではありますが、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月15日 (木)

第44回京都大賞典(GII)の勝ち馬。

オウケンブルースリ 牡 栗毛 2005.2.24生 早来・ノーザンファーム生産 馬主・福井明氏 栗東・音無秀孝厩舎

オウケンブルースリ(2005.2.24)の4代血統表
ジャングルポケット[A]
鹿毛 1998.5.7
種付け時活性値:1.50
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ
黒鹿毛 1976.2.19
Kalamoun 1970.4.30
State Pension 1967
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam 1953
Priddy Fair 1956
ダンスチャーマー
黒鹿毛 1990.4.18
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Skillful Joy
栗毛 1979.4.8
Nodouble 1965.3.4
Skillful Miss 1974.1.23
シルバージョイ
栗毛 1993.3.26
仔受胎時活性値:0.75
Silver Deputy[A]
鹿毛 1985.2.25
種付け時活性値:1.75
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Silver Valley
栗毛 1979.3.30
★Mr. Prospector 1970.1.28
Seven Valleys 1972.4.5
Joy of Myrtlewood
鹿毛 1984.6.7
仔受胎時活性値:2.00
Northern Jove[A]
芦毛 1968.2.14
種付け時活性値:1.75
Northern Dancer 1961.5.27
Junonia 1961.5.11
Myrtlewood Lass
鹿毛 1972.3.7
仔受胎時活性値:0.75
Ribot[B]
鹿毛 1952.2.27
種付け時活性値:0.75
Gold Digger
鹿毛 1962.5.28 ♀
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×4、Gold Digger(♀)5×4(母方)>

オウケンブルースリ(2005.2.24)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Silver Deputy
(シルバージョイ)
3.75 Mr.Prospectorと同牝系
(No.13-C)
6番仔以降の仔
(3連産目)
第44回京都大賞典(GII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 2 オウケンブルースリ 牡4 59 内田博幸 2:24.3    34.1 490
[+6]
音無秀孝 3
2 3 スマートギア 牡4 57 福永祐一 2:24.4 3/4 33.8 460
[+4]
佐山優 4
3 1 トーセンキャプテン 牡5 57 四位洋文 2:24.7 1 3/4 34.8 490
[+2]
角居勝彦 7
4 8 ジャガーメイル 牡5 57 石橋脩 2:24.7 クビ 34.8 478
[+2]
堀宣行 1
5 7 モンテクリスエス 牡4 57 安藤勝己 2:24.9 1 1/4 35.1 556
[+6]
松田国英 6
第44回京都大賞典(GII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.7-10.9-11.0-12.2-12.3-12.1-12.1-12.0-11.9-12.3-12.8-12.0
上り 4F 49.0-3F 37.1

ハナを主張して譲らなかった今年の日経新春杯(GII)の勝ち馬テイエムプリキュア(2003.4.8)。1周目のホームストレッチで懸命に押して逃げると、1000mの通過は「59秒1」と10分後に行われた毎日王冠(GII)の「60秒0」よりも速い流れ。ジーワンホースが引っ張り、淀みなく流れた淀芝2400mの戦い。根幹距離のGII戦、最後にモノをいったのは、やはり「格」でした。別定59kgを背負った、昨年の菊花賞(JpnI)馬オウケンブルースリ。レース全体の上がり3ハロンが37秒1という中で、自身は上がり34秒1の豪脚を発揮して、外からまとめて差し切りました。2005年生まれ世代の牡馬クラシックホース、復権の叫び高らかに。「アチョー!!」。

……また、音無秀孝厩舎は毎日王冠のカンパニー(2001.4.24)と合わせて、東西でGII勝利という結果でした。厩舎のエース格2頭の競演、お見事でした。そしてまた、気が付けばオウケンブルースリ、カンパニー共にトニービンの直孫で、共に非サンデーサイレンス(1986.3.25)の血統構成ですね。

では、以下にオウケンブルースリのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Myrtlewood Lass 1972.3.7 北米2勝
|Amelia Bearhart 1983.5.17 北米1勝
||Memorized 1988.5.25 北米11勝 ヴィジルS(加GII)2着ほか加GIII3着1回
||Explosive Red 1990.5.13 北米6勝 ハリウッドダービー(米GI)ほかGII1勝GIII1勝
||Ruby Ransom 1992.2.1 北米2勝 オンタリオコリーンH(加GIII)
|||Sacred Song 1997.3.13 英4勝 ランカシャーオークス(英GIII)ほか英GIII1勝英GI2着1回
|||Strut the Stage 1998.3.11 北米10勝 ディキシーS(米GII)ほか加GII3勝加GIII2勝
||チーフベアハート 1993.2.1 北米12勝 BCターフ(米GI)ほか北米GI2勝
||Sundown Serenade 1994.1.27 北米1勝 シェイディウェルS(加GIII)2着
|Joy of Myrtlewood 1984.6.7 北米1勝
||シルバージョイ 1993.3.26 北米4勝 ムスコカS(加GIII)2着
|||オウケンブルースリ 2005.2.24 (本馬) 菊花賞(JpnI) 京都大賞典(GII)

オウケンブルースリの曾祖母Myrtlewood Lassは大種牡馬Mr.Prospectorの半妹ですね。そのMyrtlewood Lassの孫に日本で成功種牡馬となったチーフベアハートが見えます。今回の京都大賞典にも出走していた天皇賞・春(GI)馬マイネルキッツ(2003.3.18)、朝日杯FS(現JpnI)の勝ち馬マイネルレコルト(2002.5.10)、先日のスプリンターズS(GI)で2着だったビービーガルダン(2004.3.10)等の父ですね。

閑話休題。気の早い話ですけれど、競走馬としての能力はもちろんのこと、血統背景からは種牡馬となった時のオウケンブルースリにも期待がかかりますね。名繁殖族かつ非サンデーサイレンスの血、現代日本で重宝されそうです。

ジーワンホースの復活により今秋のGI戦線の楽しみが増しました。直父系や距離適正からすると、やはりジャパンカップ(GI)がメイチの勝負となりますでしょうか。オウケンブルースリの4歳秋、JC父仔制覇が見られれば、幸いです。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月14日 (水)

第60回毎日王冠(GII)の勝ち馬。

カンパニー 牡 鹿毛 2001.4.24生 早来・ノーザンファーム生産 馬主・近藤英子氏 栗東・音無秀孝厩舎

カンパニー(2001.4.24)の4代血統表
ミラクルアドマイヤ[A]
鹿毛 1995.3.3
種付け時活性値:1.25
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ
黒鹿毛 1976.219
Kalamoun 1970.4.30
State Pension 1967
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam 1953
Priddy Fair 1956
バレークイーン
鹿毛 1988.4.16
Sadler's Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Sun Princess
鹿毛 1980.5.18
★イングリッシュプリンス 1971.5.8
Sunny Valley 1972
ブリリアントベリー
栗毛 1990.4.11
仔受胎時活性値:0.50
ノーザンテースト[A]
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.50
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Lady Victoria
黒鹿毛 1962.2.20
Victoria Park 1957.5.10
Lady Angela 1944 ♀
クラフテイワイフ
栗毛 1985.1.17
仔受胎時活性値:1.00
Crafty Prospector[x]
栗毛 1979.4.7
種付け時活性値:1.25
★Mr. Prospector 1970.1.28
Real Crafty Lady 1975.4.2
Wife Mistress
栗毛 1979.4.20
仔受胎時活性値:1.25
Secretariat[A]
栗毛 1970.3.30
種付け時活性値:0.00
Political Payoff
栗毛 1969.3.3
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×3、Hyperion5×5、Lady Angela(♀)5×4(母方)>

カンパニー(2001.4.24)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ミラクルアドマイヤ 3.00 半兄レニングラード
(No.9-A)
6番仔
(6連産目)
第60回毎日王冠(GII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 カンパニー 牡8 58 横山典弘 1:45.3    33.0 462
[-4]
音無秀孝 4
2 6 ウオッカ 牝5 57 武豊 1:45.5 1 33.8 498
[+6]
角居勝彦 1
3 3 ハイアーゲーム 牡8 57 木幡初広 1:45.8 2 33.2 508
[-10]
大久保洋吉 10
4 11 ナムラクレセント 牡4 57 小牧太 1:45.8 アタマ 33.8 498
[+4]
福島信晴 5
5 10 サンライズマックス 牡5 57 岩田康誠 1:46.0 1 1/4 33.4 442
[-2]
増本豊 6
第60回毎日王冠(GII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
13.0-11.3-11.5-12.2-12.0-11.7-10.9-11.1-11.6
上り 4F 45.3-3F 33.6

好スタートから逃げる形となったウオッカ(2004.4.4)。もしかしたら、本当はあまり行きたくなかったのかもと思えた向こう正面。しかし、それでも受けて立つ競馬をするのが単勝1.3倍の1番人気馬。直線も堂々と抜け出しにかかり、勝利を収めるかに思えたラスト1ハロン過ぎ。内ラチ沿いから脚色よく差し込んで来たのは、古豪カンパニー。一歩一歩差を詰めて、最後にはウオッカに1馬身差をつけての快勝でした。上がり3ハロン33秒0のカミソリ脚、8歳秋を迎えてもなお盛ん、ただただお見事でした。

また、音無秀孝厩舎は10分前に行われた京都大賞典(GII)のオウケンブルースリ(2005.2.24)に続いて、東西でGII勝利という結果でした。厩舎のエース格2頭の競演、これもまたお見事でした。併せて、気が付けばカンパニー、オウケンブルースリ共にトニービンの直孫で、共に非サンデーサイレンス(1986.3.25)の血統構成ですね。

では、以下にカンパニーのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

クラフティワイフ 1985.1.17 米7勝
|ブリリアントベリー 1990.4.11 中央3勝
||ニューベリー 1998.5.8 中央9勝+地方1勝 OP特別3勝 京都金杯(GIII)2着
||レニングラード 1999.4.29 中央4勝 アルゼンチン共和国杯(GII)
||カンパニー 2001.4.24 (本馬) 大阪杯(GII) 中山記念(GII)2回 毎日王冠(GII) マイラーズC(GII) 京阪杯(GIII) 関屋記念(GIII)
|ビッグショウリ 1991.4.5 中央7勝+地方4勝 マイラーズC(GII)
|キョウエイフォルテ 1994.3.15 中央6勝 シリウスS(GIII)3着
|クラフティゴールド 1996.2.22 中央6勝 小倉3歳S(現JpnIII)3着
|エヴリウィスパー 1997.3.13 中央0勝
||ダークメッセージ 2003.2.14 現役 門松S(OP) 日経新春杯(GII)2着&3着 シリウスS(GIII)2着&3着
||ケアレスウィスパー 2004.2.4 現役 関東オークス(JpnII)2着
||トーセンジョーダン 2006.2.4 現役 ホープフルS(OP) 共同通信杯(GIII)2着
|ビッグテースト 1998.3.9 中央6勝 中山グランドジャンプ(J・GI)
|スパイキュール 2000.4.4 中央7勝 ベテルギウスS(OP) ダート7戦7勝
|バトルバニヤン 2004.4.1 現役 カシオペアS(OP) 富士S(GIII)3着

クラフティワイフを祖とする子孫馬たちは、いわゆるクズ馬が出ないということで知られていますね。確認したところ、2009年10月11日現在、クラフティワイフの仔だけで中央54勝(!!)を挙げています。活力は孫の代になってもまったく落ちず、↑の図に現れるようにカンパニーを始めとする重賞勝ち馬や好戦馬たちが輩出されています。

重賞に関しては4歳時GIII1勝、5歳時GII1勝、6歳時GIII1勝、7歳時GII2勝、8歳時GII2勝。積み重ねて重賞7勝、タダ者では為し得ない5年連続重賞制覇。GIの勲章を加えることが出来れば、良繁殖族かつ非サンデーサイレンスの血が次代に活かされるでしょう。根幹距離でもGII2勝、GIII1勝ですから、やってやれないことは無し。カンパニー、8歳の秋冬、ぜひとも頑張って欲しいものです。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月13日 (火)

第43回スプリンターズS(GI)の勝ち馬。

ローレルゲレイロ 牡 青鹿毛 2004.5.3生 新冠・村田牧場生産 馬主・(株)ローレルレーシング 栗東・昆貢厩舎

ローレルゲレイロ(2004.5.3)の4代血統表

キングヘイロー[A]
鹿毛 1995.4.28
種付け時活性値:0.00
ダンシングブレーヴ
鹿毛 1983.5.11
Lyphard
鹿毛 1969
Northern Dancer 1961.5.27
Goofed 1960.3.29
Navajo Princess
鹿毛 1974.3.31
Drone 1966.4.1
Olmec 1966
グッバイヘイロー
栗毛 1985.2.12
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Pound Foolish
鹿毛 1979.3.17
Sir Ivor 1965.5.5
Squander 1974.5.6
ビッグテンビー
黒鹿毛 1998.4.30
仔受胎時活性値:1.25
テンビー[A]
鹿毛 1990.1.21
種付け時活性値:1.75
Caerleon
鹿毛 1980.3.27
Nijinsky 1967.2.21
Foreseer 1969.4.12
Shining Water
鹿毛 1984.2.18
Kalaglow 1978.2.19
Idle Waters 1975.5.19
モガミヒメ
黒鹿毛 1992.3.22
仔受胎時活性値:1.25
[ビッグテンビーは初仔]
カコイーシーズ[x]
鹿毛 1986.3.7
種付け時活性値:1.25
Alydar 1975.3.23
Careless Notion 1970.3.18
モガミポイント
鹿毛 1985.4.9
仔受胎時活性値:1.50
[モガミヒメは不受胎後の2番仔]
マルゼンスキー[A]
鹿毛 1974.5.19
種付け時活性値:0.50
ポイントメーカー
栗毛 1980.4.21
仔受胎時活性値:1.00
[モガミポイントは生後直死後の1番仔]

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5、Nijinsky4×5(母方)、Sir Gaylord5×5(父方)>

ローレルゲレイロ(2004.5.3)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
テンビー
(Lalun)
5.00
(No.1-B セレタ系)
初仔
第43回スプリンターズS(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 13 ローレルゲレイロ 牡5 57 藤田伸二 1:07.5    34.6 460
[-4]
昆貢 6
2 9 ビービーガルダン 牡5 57 安藤勝己 1:07.5 ハナ 34.3 496
[-6]
領家政蔵 2
3 12 カノヤザクラ 牝5 55 小牧太 1:07.7 1 1/4 33.8 508
[-2]
橋口弘次郎 8
4 8 アイルラヴァゲイン 牡7 57 津村明秀 1:07.8 クビ 34.7 520
[+2]
手塚貴久 16
5 2 アルティマトゥーレ 牝5 55 松岡正海 1:07.8 アタマ 34.7 488
[+2]
奥平雅士 1
第43回スプリンターズS(GI)のラップタイム
1F毎の
ラップ
11.9-10.2-10.8-11.2-11.5-11.9
上り 4F 45.4-3F 34.6

ローレルゲレイロ、春の王者の矜持を見せた逃げ切りでした。1200mを走って、最後はわずかに1cm差。外から差して来た「同い年で同じ青鹿毛」であるビービーガルダンの猛追を凌ぎきって、2009年の春秋スプリントGIを共に制覇となりました。

では、以下にローレルゲレイロのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

ポイントメーカー 1980.4.21 不出走
|モガミポイント 1985.4.9 中央3勝
||モガミヒメ 1992.3.22 地方3勝
|||ビッグテンビー 1998.4.30 中央1勝
||||ローレルゲレイロ 2004.5.3 (本馬) 高松宮記念(GI) スプリンターズS(GI) 阪急杯(GIII) 東京新聞杯(GIII)

↑の4代血統表には現れませんが、ローレルゲレイロの5代母クリヒデ(1958.3.6)は1962年の天皇賞・秋(現GI)の勝ち馬で同年の最優秀古馬牝馬です。また、↑の4代血統表でも薄く示していますけれど、ローレルゲレイロは母ビッグテンビーの初仔、母は祖母モガミヒメの初仔、祖母は曾祖母モガミポイントが不受胎後の仔と、3世代に渡って「母が前年産駒なし後の仔」という活力のある世代交代がなされていることを申し添えておきます。ついで述べておくと、今回2着のビービーガルダンも母が2年連続不受胎後の仔でした。やはり「空胎後に名馬あり」ですね(^_^;)

そしてまた、ローレルゲレイロの牝系は、ユートピア牧場伝来のセレタ(1923)系ですね。目にも見よ、この在来牝系の底力。日本のホースマンの皆様は、先人から受け継いで来た己が仕事の積み重ねを、本当に、もっともっと、誇りに思われて良いはずです。

結局、メンバー中唯一のJRAGI勝ち馬であるローレルゲレイロが勝利を収めた2009年のスプリンターズS。今回の結果により、2004年生まれの馬は3歳時のアストンマーチャン(2004.3.5)、4歳時のスリープレスナイト(2004.2.7)、そして5歳時のローレルゲレイロと、3年連続で同世代でこの短距離GIを制したのでした。今年は、気が付けば、1着から3着までは2004年生まれ世代。牝馬だけではない、牡馬も含めてやはり強い馬が揃っている世代であるということ。その事実を改めて実感させてくれた、第43回スプリンターズSでした。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

おまけ。「春のチャンピオン!!」と叫ぶオオハシ。

注):↓のFlashプレイヤーの再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

また、iTunesをお持ちの方で、この呟きあるいは叫びが更新されたら定期的に音声を受信したいという奇特な方がいらっしゃいましたら、

↑のバナーをクリックして頂くと、音声ファイルがiTunesにPodcastとして登録されます。なお、別のアグリゲータソフトをご利用の方がいらっしゃいましたら、別途お申し出ください。

#追記。この「レースを見ながら叫ぶ」というアイデアのポッドキャストは私のオリジナルではありません。元々はボロ株観光テレビ様にて配信されていた「ボロ株観光ラジオ」が起源と思われます。改めて記しておきます。

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2009年10月12日 (月)

気になった配合馬。

書き留めていた記事を体育の日にお届けします。

新庄剛志の愛馬がデビュー勝ち(netkeiba.com)

タノシンジョイ 牡 鹿毛 2007.4.2生 別海・野付ライディングファーム生産 馬主・新庄剛志氏 船橋・岡林光浩厩舎

タノシンジョイ(2007.4.2)の4代血統表

ダイタクバートラム[A]
鹿毛 1998.4.2
種付け時活性値:0.00
ダンスインザダーク
鹿毛 1993.6.5
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ダンシングキイ
鹿毛 1983.5.21
Nijinsky 1967.2.21
Key Partner 1976.3.26
スプリングネヴァー
栗毛 1992.5.23
サクラユタカオー
栗毛 1982.4.29
テスコボーイ 1963
アンジェリカ 1970.3.29
ネヴアーイチバン
黒鹿毛 1971.2.7
ネヴァービート 1960
ミスナンバイチバン 1959.5.9
ウイルタイムオン
鹿毛 1988.5.11
仔受胎時活性値:0.50

アスワン[A]
鹿毛 1979.5.14
種付け時活性値:0.00
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
リリーオブザナイル
黒鹿毛 1966.4.13
Never Bend 1960.3.15
Nile Lily 1954.3.23
ヨドセローナ
鹿毛 1976.2.24
仔受胎時活性値:0.75
★エルセンタウロ[A]
黒鹿毛 1959.9.1
種付け時活性値:0.00(1.875)
Sideral 1948
Planetaria 1953
パロクサイド
栗毛 1959
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Never Say Die[A]
栗毛 1951
種付け時活性値:1.75
Feather Ball
栗毛 1952
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4、Never Say Die5×4、ネヴァービート5×4(父方)、Nasrullah5×5(母方)>

タノシンジョイ(2007.4.2)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Never Say Die
(Galaday)
4.75 or 2.75 伯父リアルバースデー
(No.8-F パロクサイド系)
14番仔
(2連産目)

新庄剛志さんの初めての持ち馬、見事にデビュー勝ち。という訳で、気になって血統を調べてみたら、↑のとおりです(^_^;)。ダイタクバートラムの仔という点が泣かせます。最近は確認しなくなった8代残牡先祖数ですが、調べてみると「1/128」、祖母父エルセンタウロが1.875ポイントの交配としても「5/128」でした。

また、生産者である野付ライディングファームさんは、先日9月18日に亡くなった、1983年の有馬記念(現GI)馬リードホーユー(1980.4.21)が終の棲家とした牧場としても知られています。

では、以下にタノシンジョイの近親牝系図を示しておきます。

パロクサイド 1959 英5勝
|シャダイカール 1969.2.11 中央6勝 4歳牝馬特別(現フローラS、JpnII)3着
|シャダイフェザー 1973.2.20 中央3勝
||ダイナフェザー 1979.4.2 中央5勝
|||フェザーマイハット 1987.5.13 中央5勝 BSN杯(OP)
||ダイナカール 1980.5.10 中央5勝 オークス(現GI)
|||カーリーエンジェル 1990.6.1 中央0勝
||||エガオヲミセテ 1995.5.27 中央4勝 マイラーズカップ(GII) 阪神牝馬特別(GII)
||||アドマイヤハッピー 1998.6.1 中央4勝
|||||ウォータクティクス 現役 2005.2.6 アンタレスS(GIII) アルデバランS(OP)
||||オレハマッテルゼ 2000.1.16 中央9勝 高松宮記念(GI) 京王杯SC(GII)
||||トゥリオンファーレ 2006.2.22 現役 ラジオNIKKEI杯2歳S(JpnIII)3着
|||エアグルーヴ 1993.4.6 中央9勝 天皇賞・秋(GI) オークス(現JpnI)含む重賞7勝
||||アドマイヤグルーヴ 2000.4.30 中央8勝 エリザベス女王杯(GI)2回含む重賞5勝
||||ポルトフィーノ 2005.3.14 現役 エルフィンS(OP)
|||カーリーパッション 1994.5.23 中央1勝
||||フラムドパシオン 2003.5.6 中央5勝+海外0勝 UAEダービー(GII)3着
|||モノポライザー 1999.4.4 中央5勝+地方9勝 ポートアイランドS(OP) 若駒S(OP)
||ダイナソレイユ 1982.3.28 2勝 京成杯3歳S(現京王杯2歳S、JpnII)3着
||ハイフェザー 1987.3.28 5勝 福島民報杯(OP)
|ヨドセローナ 1976.2.24 中央0勝
||マックホープ 1983.5.29 中央5勝
|||マッチポイント 1990.4.23 中央0勝
||||トウカイポイント 1996.5.18 中央6勝+地方1勝+海外0勝 マイルCS(GI) 中山記念(GII)ほか
||||パープルエビス 1997.5.8 中央4勝 スプリングS(現JpnII)2着 アーリントンC(GIII)2着
|||ボンヌシャンス 1992.5.19 中央1勝
||||インテレット 2003.3.24 中央2勝 AJCC(GII)2着 毎日杯(GIII)2着
||リアルバースデー 1986.5.29 中央2勝 日本ダービー(GI)2着
||ウィルタイムオン 1988.5.11 中央0勝
|||タノシンジョイ 2007.4.2 (本馬)
|ヒカリサイド 1977.3.2 中央0勝
||ダンディアポロ 1986.3.25 中央平地2勝+障害3勝 小倉3歳S(GIII) 小倉障害S(OP) フェニックス賞(OP)

言わずと知れた、8号族パロクサイド系。近親には活躍馬がズラリ。

タノシンジョイ。新庄剛志さんの初めての持ち馬という話題性と共に、血統構成からも気になる存在です。若駒のこれから、楽しみにしましょう。

続いては9月にセプテンバーS(準OP)を制した彼を。今年の3月に500万平馬戦を勝った時に書いておいた下書きが生きる時がやって参りました(^^)

ショウナンカザン 牡 鹿毛 2005.3.29生 浦河・桑田牧場生産 馬主・国本哲秀氏 美浦・本間忍厩舎

ショウナンカザン(2005.3.29)の4代血統表
ショウナンカンプ[A●]
鹿毛 1998.3.7
種付け時活性値:1.50

サクラバクシンオー
鹿毛 1989.4.14
サクラユタカオー
栗毛 1982.4.29
テスコボーイ 1963
アンジェリカ 1970.3.29
サクラハゴロモ
鹿毛 1984.4.13
ノーザンテースト 1971.3.15
クリアアンバー 1967.5.8
ショウナングレイス
鹿毛 1989.3.28
ラッキーソブリン
鹿毛 1974.1.28
Nijinsky 1967.2.21
Sovereign 1965
ヤセイコーソ
鹿毛 1977.4.23
タケシバオー 1965.4.23
メジロチドリ 1972.5.1
マイダイナマイト
栃栗毛 1997.5.14
仔受胎時活性値:1.75

ダイナマイトダディ[A●]
栃栗毛 1988.4.12
種付け時活性値:0.00
サクラユタカオー
栗毛 1982.4.29
テスコボーイ 1963
アンジェリカ 1970.3.29
ダイナサルーン
栗毛 1981.5.9
ノーザンテースト 1971.3.15
シヤダイクリアー 1972.5.14
ミロク
青鹿毛 1984.3.30
仔受胎時活性値:1.00
ボールドコンバタント[A]
栃栗毛 1963.4.27
種付け時活性値:1.00
★Bold Ruler 1954.4.6
Antagonism 1947
ミスベエンチア
黒鹿毛 1978.3.30
仔受胎時活性値:1.25
ヴェンチア[D]
黒鹿毛 1957
種付け時活性値:1.00
オンワードカルミヤ
黒鹿毛 1973.1.6
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:サクラユタカオー3×3、ノーザンテースト4×4、Northern Dancer5×5×5>

ショウナンカザン(2005.3.29)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ショウナンカンプ
(ショウナングレイス)
5.00 5代母はミスオンワード
(No.5-H ホールドタイト系)
初仔

むぅ。国本哲秀オーナー、これは狙われた配合でしょうか(^_^.)。なんと言いますか、「父ショウナンカンプ×母父ダイナマイトダディ」という泣かせる組み合わせで発生したサクラユタカオー3×3の0クロスという豪快な近親交配に加えて、母マイダイナマイトの初仔。

では、以下にショウナンカザンのごくごくごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

ミスベエンチア 1978.3.30 不出走
|ミロク 1984.3.30 中央2勝
||マイダイナマイト 1997.5.14 中央2勝+地方4勝
|||ショウナンカザン 2005.3.29 (本馬)

曾祖母からの分枝にはブラックタイプは見当たりません。しかし、5代母はミスオンワード(1954.3.8)。同馬は中央14勝を挙げ、史上初の無敗で桜花賞(現JpnI)、オークス(現JpnI)を制した2冠牝馬となりました。

ミスオンワードといえば、オーナーは大手アパレルメーカーとして知られるオンワード樫山の創業者である故・樫山純三氏。まったくの余談となりますが、樫山氏がもともと大阪で開業された名残でしょうか、現在の住まいの近くにはオンワード樫山のオペレーションセンターなるものがあります(^_^)

齢重ねて強くなるのが内国産スプリンター血統の良いところでもありますし、ショウナンカザンの爆発もこれからなのかも知れません。伝聞によるとショウナンカザンの次走はスワンS(GII)も視野に入れられているとのこと。おお、祖父サクラバクシンオーが1分19秒9で、父ショウナンカンプが1分19秒8で駆けた芝1400mのGII戦。父仔3代制覇となればこれは痛快。楽しみにしたい4歳秋冬のシーズンです。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月 7日 (水)

第13回シリウスS(GIII)の勝ち馬。

ワンダーアキュート 牡 鹿毛 2006.3.14生 三石・フクダファーム生産 馬主・山本信行氏 栗東・佐藤正雄厩舎

ワンダーアキュート(2006.3.14)の4代血統表
カリズマティック[A]
栗毛 1996.3.13
種付け時活性値:0.25

Summer Squall
鹿毛 1987.3.12
★Storm Bird
鹿毛 1978.4.19
Northern Dancer 1961.5.27
South Ocean 1967.4.8
Weekend Surprise
鹿毛 1980.4.8
Secretariat 1970.3.30
Lassie Dear 1974.5.2
Bali Babe
栗毛 1980.3.4
Drone
芦毛 1966.4.1
Sir Gaylord 1959.2.12
Cap and Bells 1958.5.21
Polynesian Charm
鹿毛 1972.4.30
What a Pleasure 1965.4.24
Grass Shack 1951
ワンダーヘリテージ
黒鹿毛 1995.1.29
仔受胎時活性値:0.50
Pleasant Tap[B]
鹿毛 1987.5.8
種付け時活性値:1.75
★Pleasant Colony
黒鹿毛 1978.5.4
His Majesty 1968.4.15
Sun Colony 1968.2.25
Never Knock
黒鹿毛 1979.5.10
Stage Door Johnny 1965
Never Hula 1969.4.21
Casa Petrone
鹿毛 1984.2.8
仔受胎時活性値:0.50
Petrone[B]
鹿毛 1964
種付け時活性値:0.75
Prince Taj 1954
Wild Miss 1952
Grand Tania
鹿毛 1978.4.1
仔受胎時活性値:1.25
★Grand Central[G]
鹿毛 1961.3.12
種付け時活性値:0.00
Good Hart
黒鹿毛 1974
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Bold Ruler5×5(父方)、Somethingroyal(♀)5×5(父方)>

ワンダーアキュート(2006.3.14)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Pleasant Tap
(Ballymoss)
3.00 半兄ワンダースピード
(No.1-A)
5番仔
(2年連続不受胎後)
第13回シリウスS(GIII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 16 ワンダーアキュート 牡3 54 和田竜二 2:04.5    36.8 502
[-2]
佐藤正雄 3
2 11 ダークメッセージ 牡6 56 佐藤哲三 2:05.0 3 36.9 486
[0]
佐々木晶三 8
3 1 ゴールデンチケット 牡3 55 武豊 2:05.0 クビ 37.7 470
[0]
森秀行 4
4 8 エプソムアーロン 牡5 55 角田晃一 2:05.1 クビ 36.9 488
[-16]
藤岡範士 9
5 9 ワンダースピード 牡7 58.5 小牧太 2:05.1 クビ 37.1 478
[-2]
羽月友彦 1
第13回シリウスS(GIII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6-11.4-11.7-13.8-13.1-12.5-12.2-12.4-12.3-12.5
上り 4F 49.4-3F 37.2

大外16番枠もなんのその、終始先行5番手の絶好位をキープ。最後の直線、後続を尻目に1頭だけ羽根が生えたかのように、さっそうと抜け出しました。半兄ワンダースピードがコースレコードを持つ阪神ダート2000m。血は争えないのか、弟はこのコースで重賞初制覇を遂げました。それは同時に、父カリズマティックに産駒初のJRA平地重賞勝ちをプレゼントしたことにもなり、管理される佐藤正雄調教師にも重賞初勝利をプレゼントしたことにもなりました。

では、以下にワンダーアキュートのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Grand Tania 1978.4.1 北米0勝
|Casa Petrone 1984.2.8 北米14勝
||ワンダーヘリテージ 1995.1.29 中央0勝
|||ワンダースピード 2002.3.15 現役 東海S(GII) 名古屋GP(JpnII) 平安S(GIII) アンタレスS(GIII)
|||ワンダーアキュート 2006.3.14 (本馬) シリウスS(GIII)

スピード&アキュート兄弟ですでに重賞5勝。両馬を産んだワンダーヘリテージは賢母ですね。

伸び盛りの3歳馬、秋が深まる前に古馬を破ったのですから夢は広がります。鞍上の和田竜二騎手も期待を寄せられている様子。さらなる兵に挑む夢の後には、どんな驚きが待っているのでしょうか。ワンダーアキュートの飛躍、楽しみにしています。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月 6日 (火)

第57回神戸新聞杯(JpnII)の勝ち馬。

イコピコ 牡 鹿毛 2006.4.29生 新冠・錦岡牧場生産 馬主・(株)錦岡牧場 栗東・西園正都厩舎

イコピコ(2006.4.29)の4代血統表
マンハッタンカフェ[A]
青鹿毛 1998.3.5
種付け時活性値:1.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
サトルチェンジ
黒鹿毛 1988.4.2
Law Society
黒鹿毛 1982.2.16
Alleged 1974.5.4
Bold Bikini 1969.4.11
Santa Luciana
黒鹿毛 1973
★Luciano 1964
Suleika 1954
ガンダーラプソディ
鹿毛 2000.3.28
仔受胎時活性値:1.25
ジェイドロバリー[x]
黒鹿毛 1987.3.14
種付け時活性値:1.00
★Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Number
鹿毛 1979.5.5
Nijinsky 1967.2.21
Special 1969.3.28
プロミネントカット
鹿毛 1995.5.27
仔受胎時活性値:1.00
[ガンダーラプソディは初仔]
トニービン[A]
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:0.75
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
カッティングエッジ
栗毛 1986.2.19
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
[プロミネントカットは3連産目の3番仔]
★ファバージ[A●]
鹿毛 1961.4.19
種付け時活性値:0.00
メルドスポート
栃栗毛 1979.4.5
仔受胎時活性値:1.50
[カッティングエッジは4連産目の4番仔]

<5代血統表内のクロス:なし>

イコピコ(2006.4.29)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
マンハッタンカフェ
(Santa Luciana)
5.75 or 3.75 曾祖母が活躍馬
(No.22-D)
3番仔
(3連産目)
第57回神戸新聞杯(JpnII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 イコピコ 牡3 56 四位洋文 2:24.2 レコード 33.7 462
[0]
西園正都 7
2 13 リーチザクラウン 牡3 56 武豊 2:24.5 2 34.8 498
[-18]
橋口弘次郎 3
3 11 セイウンワンダー 牡3 56 福永祐一 2:24.6 3/4 34.7 516
[+2]
領家政蔵 5
4 5 アンライバルド 牡3 56 岩田康誠 2:24.9 1 3/4 34.6 472
[0]
友道康夫 1
5 3 トップカミング 牡3 56 幸英明 2:25.0 1/2 34.8 452
[0]
境直行 9
第57回神戸新聞杯(JpnII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6-10.8-12.1-12.5-12.3-12.2-12.7-12.4-12.1-11.3-11.5-11.7
上り 4F 46.6-3F 34.5

強い者が勝つのではなく、勝った者が強い。戦前の人気などは関係なし。イコピコ、その可愛らしい響きの馬名とは裏腹に、唯1頭の上がり3ハロン33秒台の鬼脚をもってして、春の実績馬たちを撫で斬りにしました。その勝ち時計は阪神芝2,400mのレコードタイムとなる2分24秒2。確かな地力を菊花賞(JpnI)トライアルのJpnIIで見せ付けたのでした。

では、以下にイコピコのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

カッティングエッジ 1986.2.19 中央2勝 クイーンC(GIII) テレビ東京3歳牝馬S(旧GIII)
|ファビラスターン 1994.2.2 中央1勝+地方1勝
||シャドウゲイト 2002.3.23 現役 シンガポール国際C(GI) 中山金杯(GIII)
|プロミネントカット 1995.5.27 不出走
||ガンダーラプソディ 2000.3.28 中央1勝
|||イコピコ 2006.4.29 (本馬) 神戸新聞杯(JpnII)

「切れ者」カッティングエッジの血は孫、ひ孫の代で花開いていますね。

「イコピコ(I Ko Piko)」とはハワイ語で「頂上に」という意味だそうです。この神戸新聞杯の勝利は、頂上に向かう前のステップだったのかも知れません。果たして、さらなる飛躍が見られるのか。「切れ者の子孫故にさらなる距離延長は……」という私の不安など吹き飛ばして欲しいもの。イコピコが向かうJpnIの大舞台を刮目して見守りたいと思います。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月 5日 (月)

第55回オールカマー(GII)の勝ち馬。

マツリダゴッホ 牡 鹿毛 2003.3.15生 静内・岡田スタッド生産 馬主・高橋文枝氏 美浦・国枝栄厩舎

マツリダゴッホ(2003.3.15)の4代血統表

サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.00

Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparnasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
ペイパーレイン
栗毛 1991.3.23
仔受胎時活性値:0.75
Bel Bolide
栗毛 1978.2.5
種付け時活性値:1.00
Bold Bidder
鹿毛 1962.3.22
Bold Ruler 1954.4.6
High Bid 1956.3.10
Lady Graustark
栗毛 1969.3.19
Graustark 1963.4.7
Inyala 1963.5.4
フローラルマジック
黒鹿毛 1985.4.20
仔受胎時活性値:1.25
Affirmed
栗毛 1975.2.21
種付け時活性値:0.25
Exclusive Native 1965.4.17
Won't Tell You 1962
Rare Lady
黒鹿毛 1974.2.20
仔受胎時活性値:0.50
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
種付け時活性値:1.25
Double Agent
黒鹿毛 1959.4.30
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Nasrullah5×5>

マツリダゴッホ(2003.3.15)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Never Bend
(Lalun)
4.00 叔父ナリタトップロード
(No.18)
5番仔以降の仔
(空胎後)
第55回オールカマー(GII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 15 マツリダゴッホ 牡6 58 横山典弘 2:11.4    34.1 486
[0]
国枝栄 3
2 9 ドリームジャーニー 牡5 59 池添謙一 2:11.7 2 33.6 422
[-2]
池江泰寿 1
3 2 シンゲン 牡6 57 藤田伸二 2:11.7 アタマ 33.7 496
[+12]
戸田博文 2
4 13 トウショウシロッコ 牡6 57 吉田豊 2:12.0 1 3/4 33.4 474
[-2]
大久保洋吉 8
5 6 マンハッタンスカイ 牡5 57 柴田善臣 2:12.1 3/4 34.4 526
[-6]
浅見秀一 7
第55回オールカマー(GII)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.5-11.5-12.4-12.3-12.3-12.2-12.1-12.0-11.3-11.2-11.6
上り 4F 46.1-3F 34.1

中山コースにおいて4角先頭で直線を迎えた時の彼の強さ。サスガにマツリダゴッホ、「同一重賞3連覇」の偉業達成と共に、収めた重賞勝ち6勝はすべて中山コースという徹底ぶり。6歳秋を迎えてもやはり「中山マイスター」ぶりは変わらず、でした。

では、以下にマツリダゴッホのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Rare Lady 1974.2.20 米1勝
|フローラルマジック 1985.4.20 米6勝 サンタイネスH(GIII)3着
||ペイパーレイン 1991.3.23 米6勝
|||マツリダゴッホ 2003.3.15 (本馬) 有馬記念(GI) 日経賞(GII) オールカマー(GII)3回 AJC杯(現GII)
||ホウシュウサルーン 1993.4.7 地方6勝 全日本3歳優駿(現全日本2歳優駿、JpnI)
||グリーンプレゼンス 1995.3.22 中央2勝 若葉S(OP)
||ナリタトップロード 1996.4.4 中央8勝 菊花賞(現JpnI)ほかGII4勝現JpnII1勝現JpnIII1勝
||フローラルグリーン 1998.6.12 中央4勝 エルフィンS(OP)
|Magical Allure 1995.4.4 米7勝 ラブレアS(GI) レディーズシークレットH(GII)

叔父は「中山が鬼門」とでも言うべき戦績でしたが、甥っ子は「中山でこそ」です。不思議ですねぇ、血統って。

4歳時2分12秒5、5歳時2分12秒0、そして6歳時2分11秒4。実はオールカマーを走る度に勝ち時計を詰めているマツリダゴッホ。齢重ねて、ますます盛ん。前でレースを進める形ならば、「中山の鬼」はやはり恐ろしい存在です。その地力が改めて発揮される舞台は年末の大一番?グランプリホースの6歳秋冬シーズン、楽しみに見守りたいと思います。

では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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2009年10月 3日 (土)

第42回スプリンターズS(GI)の出走予定馬。

第43回スプリンターズS(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 ヤマニンエマイユ
(2003.5.18)
[10-D]
3番仔
(流産後)
ホワイトマズル トニービン ★Danzig Creme dela Creme
2 アルティマトゥーレ
(2004.4.14)
[3-L]
初仔 フジキセキ トニービン Lyphard ロイヤルスキー
3 トレノジュビリー
(2003.3.17)
[3-E]
2番仔
(2連産目)
サクラバクシンオー ★ゴールデンフェザント ノノアルコ ファバージ
4 キンシャサノキセキ
(2003.9.24)
[14]
(双子流産後) フジキセキ Pleasant Colony ★Lyphard Violon d'Ingres
5 マルカフェニックス
(2004.5.27)
[5-G]
3番仔
(3連産目)
ダンスインザダーク Miswaki ◆Northern Dancer Sir Gaylord
6 グランプリエンゼル
(2006.3.16)
[22-B]
6番仔
(2年連続不受胎後)
★アグネスデジタル サンデーサイレンス ノーザンテースト パーソロン
7 シーニックブラスト
(2004.8.29)
[8]
?
(2連産目以降の仔)
Scenic Delgado Romantic Hawa
8 アイルラヴァゲイン
(2002.4.5)
[3-L]
3番仔
(3連産目)
エルコンドルパサー Meadowlake In Reality Crozier
9 ビービーガルダン
(2004.3.10)
[1-N]
4番仔
(2年連続不受胎後)
チーフベアハート Westminster Rory's Jester Karayar
10 ソルジャーズソング
(2002.4.30)
[17-B]
2番仔
(2連産目)
サンデーサイレンス Caerleon Bold Forbes Court Martial
11 プレミアムボックス
(2003.4.8)
[19]
12番仔
(12連産目)
アドマイヤベガ ターゴワイス ★ノーザンテースト ガーサント
12 カノヤザクラ
(2004.3.31)
[9-H]
6番仔
(2連産目)
サクラバクシンオー Woodman Sadler's Wells Caracol
13 ローレルゲレイロ
(2004.5.3)
[1-B]
初仔 ★キングヘイロー テンビー カコイーシーズ マルゼンスキー
14 サンダルフォン
(2003.3.25)
[1-W]
初仔 サクラバクシンオー ジェイドロバリー コインドシルバー チャイナロック
15 アーバニティ
(2004.5.12)
[9-C]
15番仔
(5連産目)
マンハッタンカフェ Affirmed Minnesota Mac Chieftain
16 アポロドルチェ
(2005.4.10)
[8-C]
5番仔?
(2連産目?)
Officer Summer Squall Honey Jay Mt. Hope

飽きることなく「空胎後に名馬あり」を確認しておくと、

  1. ヤマニンエマイユ
  2. アルティマトゥーレ
  3. キンシャサノキセキ
  4. グランプリエンゼル
  5. ビービーガルダン
  6. ローレルゲレイロ
  7. サンダルフォン

という7頭の名前が挙がりました。ふふ、なんだ言いながら、ヤマニンエマイユ以外の6頭は重賞勝ち馬ですね。

では、簡単ではありますが、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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