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2008年10月24日 (金)

第69回菊花賞(JpnI)出走予定馬の4代血統構成について。

第69回菊花賞(JpnI)出走予定馬の4代血統構成

馬名
(生年月日)[F No.]
母の
何番仔?
母父 祖母父 曾祖母父
1 フローテーション
(2005.4.14)[9-C]
6番仔
(2連産目)
スペシャルウィーク リアルシャダイ Affirmed Minnesota Mac
2 ノットアローン
(2005.2.15)[B3]
5番仔+
(5連産目+)
アグネスタキオン ★Machiavellian Nureyev Owen Anthony
3 アグネススターチ
(2005.3.16)[1-L]
8番仔
(空胎後)
バブルガムフェロー ★リヴリア リマンド Sallymount
4 メイショウクオリア
(2005.4.12)[7]
3番仔+
(3連産目)
マンハッタンカフェ Rahy Mr. Prospector Northern Dancer
5 ナムラクレセント
(2005.4.22)[16-A]
12番仔
(10連産目)
ヤマニンセラフィム サクラショウリ ダンディルート ★フィダルゴ
6 ロードアリエス
(2005.4.8)[12-C]
2番仔
(2連産目)
シンボリクリスエス Unbridled Halo Herbager
7 ドットコム
(2005.4.16)[12]
7番仔
(3連産目)
ブライアンズタイム ヘクタープロテクター ノノアルコ ファバージ
8 スマートギア
(2005.2.12)[19]
11番仔
(2連産目)
マーベラスサンデー ★パドスール ★ノーザンテースト ガーサント
9 マイネルチャールズ
(2005.4.27)[6-B]
5番仔
(3連産目)
ブライアンズタイム ★Zabeel Mill Reef Luskin Star
10 スマイルジャック
(2005.3.8)[15-A]
2番仔
(2連産目)
タニノギムレット サンデーサイレンス マルゼンスキー セントクレスピン
11 ミッキーチアフル
(2005.1.31)[16-D]
3番仔
(3連産目)
シンボリクリスエス Caerleon Shernazar Shantung
12 ヤマニンキングリー
(2005.5.16)[3-C]
7番仔
(4連産目)
アグネスデジタル サンデーサイレンス Bold Forbes Graustark
13 シゲルフセルト
(2005.3.31)[19]
4番仔
(4連産目)
ステイゴールド サクラバクシンオー ノーアテンション シャトーゲイ
14 オウケンブルースリ
(2005.2.24)[13-C]
6番仔+
(3連産目)
ジャングルポケット Silver Deputy Northern Jove Ribot
15 ベンチャーナイン
(2005.3.25)[13-C]
2番仔
(2連産目)
エイシンサンディ ★コマンダーインチーフ Alysheba Cormorant
16 ホワイトピルグリム
(2005.5.4)[8-F]
初仔 クロフネ エリシオ サンデーサイレンス ★ノーザンテースト
17 ダイシンプラン
(2005.4.14)[6-A]
3番仔
(空胎後)
タイキシャトル デヒア Sharpen Up Sir Ivor
18 ダイワワイルドボア
(2005.2.21)[4-R]
6番仔+
(6連産目+)
アグネスタキオン ★Nureyev Alleged Round Table

さて、18頭のうち、Phalaris系の4代累代配合になっているのは

  1. メイショウクオリア
  2. ダイシンプラン
  3. ドットコム
  4. ホワイトピルグリム

の4頭です。メイショウクオリアは母父がBlushing Groom(1974.4.8)系のRahy(1985.2.18)。穴人気しそうなダイシンプランは血統字面上の判断ではいかにも3000mは長そうな印象ですが、地力と安藤勝己騎手の腕で果たして……。

また、日本の当世主流となっているHaloの血を持たない馬は

  1. ミッキーチアフル
  2. マイネルチャールズ
  3. ドットコム
  4. オウケンブルースリ

の4頭です。ミッキーチアフルの祖母父Shernazar(1981.5.1)、曾祖母父Shantung(1956)というのはメンバー随一の重厚さかと。

ついで、「淀の長距離戦といえばRoberto系」ということで、直父系にRoberto(1969.3.16)系を持つのは

  1. ミッキーチアフル
  2. ロードアリエス
  3. マイネルチャールズ
  4. ドットコム
  5. スマイルジャック

の5頭です。また、母父にRoberto系を持つのは

  1. フローテーション

1頭だけ。フローテーション、リアルシャダイ(1979.5.27)の血が不気味に光ります。

今回出走の18頭のうち、重賞勝ち馬はマイネルチャールズ、スマイルジャック、メイショウクオリア、ダイワワイルドボアの4頭。ここでは4頭が勝った重賞、あるいは連対を果たした重賞について、1984年のグレード制導入後、昨年2007年までの24年間で、それぞれのレースの勝ち馬が菊花賞に出走した際の成績を確認しておきます。

マイネルチャールズは弥生賞(JpnII)と京成杯(JpnIII)の重賞2勝。実績だけならばメンバー最右翼です。

  • 弥生賞勝ち馬→出走13頭で[5-4-2-2]
  • 京成杯勝ち馬→出走6頭で[0-1-1-4]
    • 1984年~1998年→2頭で[0-0-1-1]
    • 1999年~2007年→4頭で[0-1-0-3]

弥生賞の勝ち馬は菊花賞との相性が良いですね。着外に敗れた2頭は2002年5着のバランスオブゲーム(1999.4.22)、2004年4着のコスモバルク(2001.2.10)です。また、京成杯は1999年から中山芝2000mのコースに変更しているため、分けて表示してあります。

スマイルジャックはスプリングS(JpnII)勝ち馬で日本ダービー(JpnI)2着馬です。

  • スプリングS勝ち馬→出走11頭で[2-1-1-7]
  • 日本ダービー2着馬→出走19頭で[7-1-4-7]

スプリングS勝ち馬で出走した11頭のうち、3着までに入った馬の顔ぶれを見ると、1985年1着ミホシンザン(1982.4.16)、1994年1着ナリタブライアン(1991.5.3)、1992年2着ミホノブルボン(1989.4.25)、2003年3着ネオユニヴァース(2000.5.21)。ミホシンザン以外は2冠馬で、4頭いずれも皐月賞馬。つまり、菊花賞前にクラシックを勝った馬ばかり(^_^.)

#なお、↑の4頭を除いてスプリングS勝ち馬で掲示板に乗ったのは2006年4着のメイショウサムソン(2003.3.7)1頭です。えー、やっぱり2冠馬です(^_^.)

また、ダービー2着馬の菊花賞での好成績は良く知られているところですね。勝利を収めた7頭は1991年のレオダーバン(1988.4.25)、1992年のライスシャワー(1989.3.5)、1993年のビワハヤヒデ(1990.3.10)、1996年のダンスインザダーク(1993.6.5)、1999年のナリタトップロード(1996.4.4)、2000年のエアシャカール(1997.2.26)、昨年2007年のアサクサキングス(2004.3.23)です。

メイショウクオリアは京都新聞杯の勝ち馬です。父マンハッタンカフェ(1998.3.5)との父仔制覇の期待がかかります。けれど、

  • 京都新聞杯の勝ち馬→出走23頭で[4-3-4-12]
    • 1984年~1999年→出走16頭で[4-2-4-6]
    • 2000年~2007年→出走7頭で[0-1-0-6]

京都新聞杯は2000年から春季に移行しており、移行して以降の勝ち馬については2002年2着ファストタテヤマ(1999.5.30)のみが好走しています。うーん、前哨戦ではなくなったので、ね。

ダイワワイルドボアはセントライト記念(JpnI)の勝ち馬。9番人気を跳ね返して収めた勝利、勝ち運に乗って挑戦です。しかし、

  • セントライト記念の勝ち馬→17頭で[1-1-1-14]

勝利を収めたのは1984年のシンボリルドルフ(1981.3.13)のみです。2着は1990年のホワイトストーン(1987.4.2)、3着は2007年のロックドゥカンブ(2004.9.29)です。

マイネルチャールズの項の弥生賞勝ち馬とも連動しますが、シンボリルドルフ以外で弥生賞を勝ち、かつセントライト記念を勝った馬は2002年5着のバランスオブゲーム、2004年4着のコスモバルクと、頑張ったものの掲示板まででした。いちおう、セントライト記念2着馬についても確認したところ、

  • セントライト記念の2着馬→17頭で[1-3-0-13]

勝ち馬よりは小ましな感じです。1着の1頭は1992年のライスシャワー、2着の3頭は1997年のダイワオーシュウ(1994.3.22)、2000年のトーホウシデン(1997.3.26)、2004年のホオキパウェーブ(2001.3.16)です。むぅ、4頭中3頭は直父系がRoberto系ですか。マイネルチャールズにとっては微妙に追い風かも。

うーむ。実績馬たちの良いところを見出そうとしましたが、かえってウイークポイントになっているような気がしないでもありません(^_^.)

4代血統構成とは関係のないお話も含みました。まま、たまには良いでしょう。ではでは、今日はこのへんで。

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コメント

ご無沙汰しております。秋華賞に引き続き百花繚乱の菊花賞という感じですね。
今回はマイナー種牡馬の仔&ファーストクロップという事で、ナムラクレセントを応援することにさせて頂きました。

ヒシミラクルに被る戦歴、鞍上の手綱捌きにも期待しています。

投稿: Y.Tateno | 2008年10月26日 (日) 02時36分

◎Y.Tateno様
こちらこそご無沙汰しておりました。お世話になっております。

ナムラクレセント。いやー、惜しかったですね。先行勢で粘り切ったのは、結果彼だけでした。しぶとく伸びる様は、いまどき珍しいステイヤーらしさを感じました。ナムラクレセント、スピード色の強い父方の母系、自身の直牝系から出た鬼っ子という感じです(^_^.)。父の名を高めるべく、これからも頑張って欲しいものです。

ではでは、わざわざのコメント、誠にありがとうございました♪

投稿: オオハシ | 2008年10月29日 (水) 10時45分

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