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2008年8月

2008年8月31日 (日)

平地のオープン勝ち馬第1号は同じ生まれ故郷。

阿蘇S、ダイナミックグロウが好タイムでV(netkeiba.com)

ダイナミックグロウ 牡 鹿毛 2004.3.17生 浦河・杵臼牧場生産 馬主・小川勲氏 栗東・目野哲也厩舎

ダイナミックグロウ(2004.3.17)の4代血統表
テイエムオペラオー[A●]
栗毛 1996.3.13
種付け時活性値:1.75
オペラハウス
鹿毛 1988.2.24
Sadler's Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Colorspin
鹿毛 1983.3.16
High Top 1969
Reprocolor 1976.5.14
ワンスウェド
栗毛 1984.3.18
Blushing Groom
栗毛 1974
Red God 1954.2.15
Runaway Bride 1962
Noura
黒鹿毛 1978.3.25
Key to the Kingdom 1970.3.12
River Guide 1971.3.16
グリーンインディ
鹿毛 1996.2.11
仔受胎時活性値:1.75
A.P.Indy[A]
黒鹿毛 1989.3.31
種付け時活性値:1.50
Seattle Slew
黒鹿毛 1974.2.15
Bold Reasoning 1968.4.29
My Charmer 1969.3.25
Weekend Surprise
鹿毛 1980.4.8
Secretariat 1970.3.30
Lassie Dear 1974.5.2
Valthea
栗毛 1989.1.29
仔受胎時活性値:1.50
Antheus[A]
鹿毛 1982.3.27
種付け時活性値:1.50
Northern Dancer 1961.5.27
Apachee 1975.5.4
Green Valley
黒鹿毛 1967
仔受胎時活性値:1.25
Val de Loir[F]
鹿毛 1959
種付け時活性値:1.75
Sly Pola
栗毛 1957.3.18
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×4>

ダイナミックグロウ(2004.3.17)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
テイエムオペラオー 4.75 曾祖母の仔にGreen Dancer
(No.16-C)
2番仔
(不受胎及び流産後)

小倉ダート1700mの阿蘇Sを1分42秒2という好時計で制しました、ダイナミックグロウ。その勝利は父テイエムオペラオーにとって、初めての産駒平地オープン勝ちとなりました。

ダイナミックグロウは浦河の杵臼牧場の生産馬。ということは、テイエムオペラオーと同じ生産場ということですね。また、ダイナミックグロウはテイエムオペラオーと同様に母が前年産駒なし後の仔です。

砂の力量馬として平地重賞勝ち馬まで上り詰めてくれることを祈りましょう。

あと、今日は3歳以上500万下の小倉ダート1700m戦を勝利した馬を紹介しておきます。

エスポワールシチー 牡 栗毛 2005.4.22生 門別・幾千世牧場生産 馬主・(株)友駿HC 栗東・安達昭夫厩舎

エスポワールシチー(2005.4.22)の4代血統表
ゴールドアリュール[A]
栗毛 1999.3.3
種付け時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ニキーヤ
鹿毛 1993.4.4
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Reluctant Guest
鹿毛 1986.2.21
Hostage 1979.2.13
Vaguely Royal 1974.3.7
エミネントシチー
鹿毛 1998.5.4
仔受胎時活性値:1.50
ブライアンズタイム[A]
黒鹿毛 1985.5.28
種付け時活性値:1.00
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Kelley's Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark 1963.4.7
Golden Trail 1958.3.5
ヘップバーンシチー
鹿毛 1990.3.22
仔受胎時活性値:1.75
ブレイヴェストローマン[A]
鹿毛 1972.5.19
種付け時活性値:0.25
Never Bend 1960.3.15
Roman Song 1955.2.24
コンパルシチー
鹿毛 1978.4.3
仔受胎時活性値:0.75
★トラフィック[C]
栗毛 1961.5.14
種付け時活性値:0.00
リンネス
鹿毛 1972.2.13
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×4>

エスポワールシチー(2005.4.22)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ゴールドアリュール 5.25 友駿HCの基幹牝系ジーゲリン系
(No.4-M チップトップ系)
初仔
(最初で最後の仔)

初のダートで7馬身差のぶっちぎり。勝ち時計も1分42秒4という阿蘇Sにわずか0秒2差で相当に速いタイムです。ゴールドアリュールの仔、スマートファルコン(2005.4.4)がKBC杯(OP)を逃げ切った時も思いましたけれど、長ずるのはやはり砂の上なのでしょうか。

あと、この馬を紹介した理由は、勝ちっぷりと勝ち時計の他に幾千世牧場さんの生産馬ということもあります。マルマツエース(1988.4.8)の生産場ですね。ついで、鞍上が角田晃一騎手だったことも(笑)

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月30日 (土)

ふむ-Ped Net追記、其の参-。

端的に示しましょう。

  1. http://pednet.k-ba.com/
    →新アドレス。サーバーメンテナンスのお知らせのまま。
  2. http://www.k-ba.com/ped/index.html
    →トップページの残骸状態?リンクへのアクセス不可。
  3. http://k-ba.data-hotel.net/ped/index.html
    →何故かちゃんと機能しています(^^;)

fellowsのページについては、上記情報から類推したアドレスであればアクセスできました。

拙ブログの閲覧者マンデラ様からご依頼がありました、Manduro(2002.3.9)の半姉Mandela(2000.2.17)も登録ができました。

まま、いずれにせよ、メンテナンス中ということですので、新アドレスがちゃんと使用できるまでは静観が必要かと思います。今しばらく、Ped Net関係者様の奮闘に期待しましょう。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月29日 (金)

「新潟記念(GIII)」と聞くと、サンプレイス(1995.5.26)を思う。

サンプレイス 牡 黒鹿毛 1995.5.26生 白老・白老ファーム生産 馬主・(有)社台RH 栗東・池江泰郎厩舎

サンプレイス(1995.5.26)の4代血統表

サンデーサイレンス[A]
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.00

Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparnasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
サンシャインステラ
鹿毛 1990.4.24
仔受胎時活性値:1.00
トニービン[A]
鹿毛 1983.4.7
種付け時活性値:1.50
カンパラ
黒鹿毛 1976.2.19
Kalamoun 1970.4.30
State Pension 1967
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam 1953
Priddy Fair 1956
ステラスポート
鹿毛 1981.4.22
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
ニゾン[A]
栗毛 1975.2.21
種付け時活性値:1.25
Nijinsky 1967.2.21
Exit Smiling 1970.5.8
モデルスポート
黒鹿毛 1975.2.23
仔受胎時活性値:1.25
モデルフール[y]
黒鹿毛 1963.4.2
種付け時活性値:0.75
マジックゴデイス
栗毛 1968
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:なし>

サンプレイス(1995.5.26)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
トニービン
(Fair Trial)
5.75 or 3.75 曾祖母の仔ダイナアクトレス
(No.1-S)
初仔

実はサンプレイスは私と同じ誕生日なんですよ。池江泰郎厩舎からデビュー2連勝を飾った時「同じ誕生日、頑張って」と思いました。2戦目の中京芝1800mのサイネリア賞では、鞍上だった内田浩一騎手(現調教助手)が能力の高さを感じ取られたようでした。

そんなサンプレイスの、結果的に引退レースとなった、2001年の第37回新潟記念(GIII)。新装となった新潟競馬場、左回りで初めて行われたその一戦。サンプレイスは熊沢重文騎手に導かれて、雨が降る中ではあったものの、芝2000mを1分57秒0の好時計で制しました。その走破タイムはローゼンクロイツ(2002.4.6)が2007年の中京記念(GIII)で1分56秒9を叩き出すまでは、芝2000m重賞の最速タイムとしてさん然と輝いていました。

今となっては、サンプレイスとローゼンクロイツの両頭共に、すでにこの世にいないことが残念です。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月27日 (水)

「Tiznow(1997.3.12)産駒、ミッドサマーダービーを制する」ほか、機を逸した海外競馬に関する記事を。

トラヴァーズS、コロネルジョンが一騎打ち制す(netkeiba.com)

Colonel John 牡 鹿毛 2005.3.4生 生産および馬主・米国・ウインスターファーム生産 米国・E.ハーティー厩舎

Colonel John(2005.3.4)の4代血統表
Tiznow[D]
鹿毛 1997.3.12
種付け時活性値:1.75
Cee's Tizzy
芦毛 1987.4.21
Relaunch
芦毛 1976.3.16
In Reality 1964.3.1
Foggy Note 1965.3.20
ティズリー
鹿毛 1981.4.27
Lyphard 1969.5.10
Tizna 1969
Cee's Song
黒鹿毛 1986.3.20
Seattle Song
黒鹿毛 1981.2.19
Seattle Slew 1974.2.15
Incantation 1965
Lonely Dancer
鹿毛 1975.5.29
ナイスダンサー 1969.3.16
Sleep Lonely 1970.2.27
Sweet Damsel
黒鹿毛 1995.3.5
仔受胎時活性値:0.25
Turkoman[x]
黒鹿毛 1982.4.11
種付け時活性値:1.00
Alydar
栗毛 1975.3.23
Raise a Native 1961.4.18
Sweet Tooth 1965.4.17
Taba
鹿毛 1973
Table Play 1963.4.1
Filipina 1962
Grande Dame
芦毛 1986.3.17
仔受胎時活性値:2.00
Zen[G]
芦毛 1973.2.22
種付け時活性値:1.00
★Damascus 1964.4.14
Penny Bryn 1959
Fia
鹿毛 1974.4.4
仔受胎時活性値:0.75
One for All[A]
鹿毛 1966
種付け時活性値:1.75
Sticks n' Stones
鹿毛 1961.3.1
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5・5×5>

Colonel John(2005.3.4)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Tiznow 4.00 Imperialismと同牝系
(No.5-I)
4番仔?
(4連産目以降の仔)

いざ勝負掛かった時、その接戦における強さは父Tiznow譲りでしょうか、Colonel John。Tiznow産駒ということで、嬉しくなってPed Netに登録したのは私ことオオハシです(笑)

Colonel JohnはTiznowを繋養しているウインスターファームのオーナーブリード馬ですが、サスガに気合の入り方が違うなぁと思いました。だって、http://www.coloneljohn2008.com/ですよ、お客様。なんというか、スゴイですね。

サンタアニタダービー(米GI)、トラヴァーズS(米GI)とGI2勝を挙げて秋に向かうはブリーダーズ・カップ路線でしょうか。Colonel John、BCクラシック父仔制覇を目指してほしいものです。

ジャックルマロワ賞、武豊騎手は2着(netkeiba.com)

Tamayuz 牡 栗毛 2005.3.1生 英国・シャドウェル・エステート社生産 馬主・ハムダン・アル・マクトゥーム殿下 仏国・F.ヘッド厩舎

Tamayuz(2005.3.1)の4代血統表
Nayef[x]
鹿毛 1998.5.1
種付け時活性値:1.50
Gulch
鹿毛 1984.4.16
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Jameela
黒鹿毛 1976.3.15
Rambunctious 1960
Asbury Mary 1969.4.29
Height of Fashion
鹿毛 1979.4.14
Bustino
鹿毛 1971
Busted 1963
Ship Yard 1963
Highclere
鹿毛 1971
Queen's Hussar 1960
Highlight 1958
Al Ishq
栗毛 1997.4.30
仔受胎時活性値:1.75
Nureyev[A]
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Special
鹿毛 1969.3.28
Forli 1963.8.10
Thong 1964.4.23
Allez Les Trois
栗毛 1991.4.26
仔受胎時活性値:1.25
Riverman[A]
鹿毛 1969
種付け時活性値:1.25
★Never Bend 1960.3.15
River Lady 1963.5.17
Allegretta
栗毛 1978.3.10
仔受胎時活性値:1.00
Lombard[G]
栗毛 1967
種付け時活性値:0.50
Anatevka
栗毛 1969
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Native Dancer5×5>

Tamayuz(2005.3.1)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Nayef 6.00 or 4.00 叔父Anabaa Blue
(No.9-H)
3番仔?
(3連産目?)

馬齢重ねて第87回目となったジャック・ル・マロワ賞(仏GI)を制したのは1番人気に押されていたダヴィ・ボニヤ騎手騎乗のTamayuz。武豊騎手騎乗で更なる話題を呼んだディヴァインライト(1995.5.10)産駒Natagora(2005.2.18)は2と2分の1馬身差で2着でした。

Tamayuzはやはり近親活躍馬が豪華であることに目が行きますね。

Allegretta 1978.3.10 2勝 英オークストライアル(GIII)2着
|Anzille 1986.3.8 0勝
||Anzillero 1997.4.26 3勝 ドイチュランド賞(独GI)
|Urban Sea 1989.2.18 8勝 凱旋門賞(仏GI)ほか仏GII1勝仏GIII2勝
||Urban Ocean 1996.2.15 4勝 ガリニュールS(英GIII)
||Melikah 1997.3.17 1勝 愛オークス(GI)2着 英オークス(GI)3着
||Galileo 1998.3.30 6勝 英ダービー(GI) 愛ダービー(GI) "キング・ジョージ"(英GI) ダービートライアルS(愛GIII)
||Black Sam Bellamy 1999.4.21 4勝 タタソールズGC(愛GI) ジョッキークラブ大賞(伊GI)
||All Too Beautiful 2001.4.30 3勝 ミドルトンS(英GIII) 英オークス2着
||My Typhoon 2002.5.7 9勝 ダイアナS(米GI)ほかGII4勝GIII1勝
||Cherry Hinton 2004.1.25 0勝 ブルーウインドS(愛GIII)2着
|Turbaine 1990.3.29 2勝
||Tertullian 1995.3.28 12勝 ポルトマイヨ賞(仏GIII)ほか伊GIII2勝独GIII2勝
|Allez Les Trois 1991.4.26 3勝 フロール賞(仏GIII)
||Al Ishq 1997.4.30 1勝
|||Tamayuz 2005.3.1 (本馬) ジャック・ル・マロワ賞(仏GI) ジャンプラ賞(仏GI) フォンテンブロー賞(仏GIII)
||Anabaa Blue 1998.4.12 4勝 仏ダービー(GI) ノアイユ賞(仏GII) シャンティ賞(仏GII)
|King's Best 1997.1.24 3勝 英2000ギニー(GI)

もうどこの国で走ったかまでは調べる元気がありませんでした。とりあえず「アーバンシーの仔は走りまくり」ということですね(^^;)

モーリスドゲスト賞、マルシャンドールが3連覇(netkeiba.com)

Marchand d'Or せん 芦毛 2003.2.21生 仏国・J-L.ジラル夫人生産 馬主・J-L.ジラル夫人 仏国・F.ヘッド厩舎

Marchand d'Or(2003.2.21)の4代血統表
Marchand de Sable[A]
黒鹿毛 1990.5.7
種付け時活性値:1.00
Theatrical
鹿毛 1982.3.13
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
ツリーオブノレッジ
鹿毛 1977.3.2
Sassafras 1967.2.19
Sensibility 1971
Mercantile
鹿毛 1983.5.16
Kenmare
芦毛 1975.5.5
Kalamoun 1970.4.30
Belle of Ireland 1964
Mercuriale
栗毛 1965.3.14
Pan 1947
Sirrima 1955
Fedora
芦毛 1998.4.1
仔受胎時活性値:1.00
Kendor[A]
芦毛 1986.3.30
種付け時活性値:0.75
Kenmare
芦毛 1975.5.5
Kalamoun 1970.4.30
Belle of Ireland 1964
Belle Mecene
鹿毛 1982.4.16
ゲイメセン 1975.5.16
Djaka Belle 1975.5.4
Far But Near
黒鹿毛(?) 1989.3.11
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Far North[A]
鹿毛 1973.3.15
種付け時活性値:1.75
Northern Dancer 1961.5.27
Fleur 1964.4.1
Kesar Queen
鹿毛 1973.3.19
仔受胎時活性値:1.75
Nashua[A]
鹿毛 1952.4.14
種付け時活性値:1.00
Meadow Saffron
鹿毛 1964
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

<5代血統表内のクロス:Kenmare3×3、Northern Dancer4×4>

Marchand d'Or(2003.2.21)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Far North 6.75 or 4.75 or 2.75 曾祖母がコロネーションS勝ち馬
(No.11-F)
初仔?

モーリスドゲスト賞(仏GI)3連覇を遂げたMarchand d'Or。仏国で同一GI3連覇は史上初の快挙ということです。France-Galop.comにおけるモーリスドゲスト賞の歴史のページによると、2008年で第86回の模様。

#余談。ドーヴィル芝1300mで施行されるようになった1966年以降、レースレコードタイムとなる1分14秒7を保持しているのは、我らがシーキングザパール(1994.4.16)です。彼女が制したのも、もう10年前ですか。光陰矢の如しですね。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月25日 (月)

第44回札幌記念(JpnII)-2008年の重賞勝ち馬の血統について=其の十=-。

タスカータソルテ 牡 鹿毛 2004.5.20生 千歳・社台ファーム生産 馬主・(有)社台RH 栗東・藤原英昭厩舎

タスカータソルテ(2004.5.20)の4代血統表
ジャングルポケット
鹿毛 1998.5.7
種付け時活性値:1.25
トニービン
鹿7毛 1983.4.7
カンパラ
鹿毛 1976.2.19
Kalamoun 1970.4.30
State Pension 1967
Severn Bridge
栗毛 1965
Hornbeam 1953
Priddy Fair 1956
ダンスチャーマー
黒鹿毛 1990.4.18
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Skillful Joy
栗毛 1979.4.8
Nodouble 1965.3.4
Skillful Miss 1974.1.23
ブリリアントカット
鹿毛 1987.5.10
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.75
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Lady Victoria
黒鹿毛 1962.2.20
Victoria Park 1957.5.10
Lady Angela 1944 ♀
ジェヌインダイアモンド
黒鹿毛 1979.2.27
仔受胎時活性値:1.75
Irish Ruler
栗毛 1963
種付け時活性値:1.75
★Bold Ruler 1954.4.6
Irish Witch 1946
Diamonds for Dolly
黒鹿毛 1973.4.8
仔受胎時活性値:1.25
Right Proud[C]
鹿毛 1960.4.8
種付け時活性値:1.00
Dolly Dale
鹿毛 1962.2.16
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×3、Hyperion5×5、Lady Angela5×4(母方)>

タスカータソルテ(2004.5.20)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ノーザンテースト 5.50 or 3.50 半姉ジェミードレス
(No.11)
10番仔
(4連産目)

重賞4勝馬コンゴウリキシオー(2002.3.27)と藤田伸二騎手がケレン味のない逃げの手に出て、道中は淀みない流れ。メイショウレガーロ(2004.3.4)、マンハッタンスカイ(2004.4.6)など番手勢を引き離しての走りで1000mの通過が58秒4の快時計。大逃げを打ったコンゴウリキシオーと藤田騎手の姿を見て、観客もドッと沸きました。けれど、そんな流れの中でも5番手につけて悠然と走る馬がいました。3コーナーから4コーナー。サスガに馬群が縮み加減になると、その馬が進出を開始しました。

青い帽子に「桃、黒縦縞、黒袖桃一本輪」の勝負服を背にした、白いシャドーロールの鹿毛馬が4コーナーから直線で先頭に躍り出ると、後続を一気に引き離しに掛かりました。グランプリホース、マツリダゴッホ(2003.3.15)と蛯名正義騎手。「中山コースの競走成績と比して、他場の成績がいまひとつ芳しくない」という声を払拭する為、一目散に駆けました。サスガに出来8分でも地力の違いを見せつけるのか、やはりこの形に持ち込むと強いのか、マツリダゴッホ。

けれど、そんな勝ちパターンに持ち込んだマツリダゴッホに襲い掛かる馬がいました。道中後方3番手、黄色の帽子に「黄、黒縦縞、袖青一本輪」の勝負服が、黒鹿毛と共に虎視眈々と出し抜けを狙っていました。タスカータソルテと横山典弘騎手。かつて自分が騎乗して2007年のAJC杯(現JpnII)では5馬身差の圧勝に導いたマツリダゴッホ。どのように走れば、負かすことができるのか。いかなGI勝ち馬でも香港帰りで休み明けのJpnII戦、対してこちらは1回叩いてのJpnII戦。GI勝ち馬相手とはいえ、こちらも重賞2勝馬。付け入る隙はあるはず。果たせるかな、1完歩ごとに差を縮めて、最後の最後、クビだけ差し切ったところがゴール。定量57kgどうしの接戦、タスカータソルテ、最後は地力でグランプリホースを打ち負かしたのでした。

レースの勝ち時計1分58秒6はコースレコードタイム。1990年の札幌記念でグレートモンテ(1985.3.4)が記録した基準タイム1分58秒9を18年ぶりに更新する好時計でした。1着タスカータソルテと2着マツリダゴッホが同タイムで駆け、3着のフィールドベアー(2003.2.4)も1分58秒8と更新する時計で駆けていました。

では、以下にタスカータソルテのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Diamonds for Dolly 1973.4.8 米1勝
|ジェヌインダイアモンド 1979.2.27 米8勝 ラプレヴォワイヤントH(GIII)3着
||パソドラード 1986.4.26 中央6勝 アルゼンチン共和国杯(現JpnII)3着
||ブリリアントカット 1987.5.10 中央4勝
|||ジェミードレス 1997.5.28 中央6勝 福島TVオープン(OP) 府中牝馬S(GIII)2着
|||タスカータソルテ 2004.5.20 (本馬) 札幌記念(JpnII) 京都新聞杯(JpnII) 中京記念(GIII)

現在の社台グループの規模でいうならば「そこそこ」という感じの牝系です。けれど、大事に手元に残されたのは、きっと光るところを感じられたのでしょう。祖母ジェヌインダイアモンドの輸入から20数年の時を掛けて、確かに、本物の輝きが放たれ始めました。

JpnII2勝、GIII1勝。重賞3勝の実績をもってして、いざ行かん、秋のGI戦線。タスカータソルテ、その「ポケット一杯の夢」が更なるふくらみを見せてくれるのか、楽しみにしたいと思います。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月24日 (日)

砂の猛者の世代!?

しらかばS、3歳馬ナンヨーリバーが逃げ切り(netkeiba.com)

ナンヨーリバー 牡 黒鹿毛 2005.4.26生 浦河・三好牧場生産 馬主・中村徳也氏 美浦・池上昌弘厩舎

ナンヨーリバー(2005.4.26)の4代血統表

スキャン[x]
鹿毛 1988.3.10
種付け時活性値:0.00
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
Raise a Native
栗毛 1961.4.18
Native Dancer 1950.3.27
Raise You 1946
Gold Digger
鹿毛 1962.5.28
Nashua 1952.4.14
Sequence 1946
Video
鹿毛 1983.5.9
Nijinsky
1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
Foreseer
黒鹿毛 1969.4.12
Round Table 1954.4.6
Regal Gleam 1964.3.17
シアトルギャル
黒鹿毛 1996.3.23
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
サンデーサイレンス[A]
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
トウコウキャロル
鹿毛 1987.4.2
仔受胎時活性値:2.00
ホスピタリテイ[C]
黒鹿毛 1979.5.16
種付け時活性値:1.75
★テュデナム 1970.2.21
トウコウポポ 1969.4.21
ミヨトウコウ
黒鹿毛 1970.3.31
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
ムーティエ[B]
栗毛 1958.3.16
種付け時活性値:0.75
チトセホープ
黒鹿毛 1958.4.15
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason5×4>

ナンヨーリバー(2005.4.26)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ホスピタリテイ
(トシシロ)
6.75 or 4.75 or 2.75 伯父オフサイドトラップ
(No.7-C アストニシメント系)
6番仔
(空胎後)

しらかばS(OP)でエアアドニス(2002.4.26)の猛追をハナ差しのいで逃げ切ったナンヨーリバー。サスガに兵庫チャンピオンシップ(JpnII)で交流重賞勝ちを収めているだけはあります。中島理論的には父の0交配に母が空胎後の仔という黄金パターンを踏み、去る8月4日に亡くなったホスピタリテイが最優性先祖というのも泣かせます。そして、牝系が小岩井の7号族アストニシメント(1902)系で、伯父が不屈の闘志を携えたオフサイドトラップ(1991.4.21)。バックボーンの確かさは伺えます。

先日のKBC杯(OP)を制したスマートファルコン(2005.4.4)も古馬との争いをものともせずに逃げ切り勝ちを収めましたが、この世代はダートで楽しみな馬がかなりいますね。ジャパンダートダービー(JpnI)を楽勝してダート5戦5勝となったサクセスブロッケン(2005.5.5)、関東オークス(JpnII)で白毛馬初の重賞勝ち馬となったユキチャン(2005.3.28)、ユニコーンS(JpnIII)で7馬身差の圧勝を収めたユビキタス(2005.3.19)などなど。

サクセスブロッケンはナンヨーリバー、スマートファルコン、ユビキタスのいずれも破っているだけに、その強さが際だちますね。一連の「2008年上半期のGI(JpnI含む)勝ち馬を改めて確認」において上半期の掉尾を飾るのは彼ですが、まだアップできていなくてごめんなさい(^^;)

ユキチャンはなんだ言いながら関東オークスの走りが秀逸でした。白毛の馬体が緑の芝の上を疾走する姿は確かに美しい。けれど、真の戦いの場は、やはり砂上のように思います。どうもTopsider(1974.3.28)の血が入るとそう思ってしまいます。

ユビキタスはWeb上では「くりげ君」というハンドルネームで活動されていることでもおなじみの池谷誠一オーナーの持ち馬ですね。ユニコーンSの勝ち時計1分35秒1は速いタイムでした。

ユビキタス 牡 鹿毛 2005.3.19生 三石・村上牧場生産 馬主・池谷誠一氏 美浦・鈴木伸尋厩舎

ユビキタス(2005.3.19)の4代血統表
アグネスデジタル[x]
栗毛 1997.5.15
種付け時活性値:1.75
Crafty Prospector
栗毛 1979.4.7
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Real Crafty Lady
栗毛 1975.4.2
In Reality 1964.3.1
Princess Roycraft 1967.1.25
Chancey Squaw
鹿毛 1991.4.9
★Chief's Crown
鹿毛 1982.4.7
Danzig 1977.2.12
Six Crowns 1976.4.21
Allicance
鹿毛 1980.4.1
Alleged 1974.5.4
Runaway Bride 1962
パローニアクレスト
鹿毛 1994.4.5
仔受胎時活性値:0.50
キンググローリアス[x]
黒鹿毛 1986.2.6
種付け時活性値:1.75
Naevus
栗毛 1980.1.29
Mr.Prospector 1970.1.28
Mudville 1968.2.12
Glorious Natalie
黒鹿毛 1980.1.10
Reflected Glory 1964.4.8
Blue Eyed Blonde 1964.4.23
ハッピーガーランド
鹿毛 1984.4.8
仔受胎時活性値:0.25
フリートウイング[A]
鹿毛 1966.4.21
種付け時活性値:0.25
Fleet Nasrullah 1955.5.8
Akimbo(AUS) 1956
シングルワン
鹿毛 1974.1.23
仔受胎時活性値:0.25
★ヴィエナ[C]
栗毛 1957
種付け時活性値:0.00
レスリーカリム
栗毛 1962.3.6
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector3×4>

ユビキタス(2005.3.19)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
アグネスデジタル 1.75 曾祖母の仔にハッピープログレス
(No.16-G レスリーカーター系)
5番仔
(5連産目)

池谷オーナーの持ち馬ではプリサイスマシーン(1999.3.13)と馬券の相性が良く幾度かお世話になりました。特に2006年のスワンS(GII)では単勝で勝負していたので非常に有り難かったです(笑)。プリサイスマシーンは、短距離にシフトした「非根幹距離に強いRoberto系」の代表馬と思っていましたので、「1400m重賞に出て来た時はとりあえず買っておけ」という感じでした。

余談が過ぎましたが、ユビキタスの強さはかなりのもの。池谷オーナーに初のジーワンタイトルをもたらすのは、もしかしたら、彼かも知れません。

果たして、砂の猛者がそろった2005年生まれ世代の馬たちの行く末や如何に。同世代の激突、あるいは異なる世代との対決、これからも楽しみに見守りたいものですね。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月21日 (木)

川島父子、重賞初共演。

新人の川島正太郎騎手、デビュー3か月で交流重賞V(netkeiba.com)

プライドキム 牡 栗毛 2002.3.22生 門別・ヤナガワ牧場生産 馬主・深見富朗氏 船橋・川島正行厩舎

プライドキム(2002.3.22)の4代血統表
アフリート[x]
栗毛 1984.4.10
種付け時活性値:0.25
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native
栗毛 1961.4.18
Native Dancer 1950.3.27
Raise You 1946
Gold Digger
鹿毛 1962.5.28
Nashua 1952.4.14
Sequence 1946
Polite Lady
鹿毛 1977.3.13
Venetian Jester
栗毛 1964.3.24
Tom Fool 1949.3.31
Venice 1958.4.11
Friendly Ways
鹿毛 1968.5.10
★Green Ticket 1959.4.16
Ways to Learn 1962.3.16
ステファーナ
栗毛 1993.4.15
仔受胎時活性値:2.00
リアルシャダイ[A]
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:1.25
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Desert Vixen
黒鹿毛 1970.4.19
In Reality 1964.3.1
Desert Trial 1963.5.14
ダイナコマネチ
栗毛 1983.4.23
仔受胎時活性値:0.25
ノーザンテースト[A]
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
シャダイリーズン
栗毛 1974.5.13
仔受胎時活性値:2.00
マリーノ[B]
栗毛 1956.3.6
種付け時活性値:0.25
ニアーリーズン
青毛 1963.4.15
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Nashua4×5、Hail to Reason4×5(母方)>

プライドキム(2002.3.22)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
リアルシャダイ
(In Reality)
4.75 伯母システィーナ
(No.22-B)
4番仔
(3連産目)

第13回クラスターカップ(JpnIII)。前走比マイナス16kgの503kgの馬体重も、単勝8番人気も、何も関係なし。プライドキム、3年8ヵ月ぶりの統一ダートグレード競走制覇、成る。そして鞍上の川島正太郎騎手は重賞初騎乗で重賞初制覇、成る。生涯78戦目、通算18勝目がJpnIII制覇の大仕事となりました。

レースはスタートから外目の3番手をキープ。3コーナーで勢いよくタイセイアトム(2003.3.23)と内田博幸騎手の番手に上がり、4コーナーから直線に掛けて左後方からフェラーリピサ(2004.4.28)と岩田康誠騎手の猛追を受けながらも、脚勢は衰えず。川島騎手が懸命に左ムチを放つと、鞍下はしっかりと応えてくれました。顔の大きな作が目立つ大柄な栗毛がダイナミックに駆けて、ゴールした時にはフェラーリピサに1と2分の1馬身差をつけていました。稍重の馬場で行われた水沢ダート1400mのレース、1分24秒3のコースレコードタイムのおまけまでついてきました。

ゴール後の川島騎手のプライドキムをねぎらう姿。右手で首筋を5、6回ポンポーンとされている姿が、なんとも初々しく、素敵でした。1990年10月26日生まれの17歳。……90年代生まれって、若いなぁ(笑)。まま、何はともあれ、川島騎手、おめでとうございました。

では、以下にプライドキムのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

シャダイリーズン 1974.5.13 中央2勝
|ダイナコマネチ 1983.4.23 中央0勝
||システィーナ 1989.4.9 中央8勝 京都牝馬特別(現京都牝馬S、GIII)ほかGIII2着1回3着3回
|||タフグレイス 1996.4.16 中央5勝 中山金杯(GIII)2着
||ステファーナ 1993.4.15 中央0勝
|||プライドキム 2002.3.22 (本馬) 全日本2歳優駿(現JpnI) 兵庫ジュニアGP(現JpnII) クラスターC(JpnIII)
||パラダイスフラワー 2004.5.11 地方8勝 エーデルワイス賞(現JpnIII)

伯母システィーナの引退レースとなった京都牝馬特別は何故かよく覚えております。サマニベッピン(1990.4.15)とのせめぎ合い、わずかにハナだけ切り抜けて、最初で最後の重賞制覇を遂げました。気が付けば、もう13年前のお話しです。そりゃ、私もトシを取るはずです(^^;)

プライドキムは、JRA所属時は池添兼雄調教師が管理されていました。主戦は師の子息である池添謙一騎手で、このコンビで全日本2歳優駿と兵庫ジュニアグランプリを制したのでした。そう、池添父子のタッグによる初めてのジーワン勝利をもたらしたのは、プライドキムでした。

時は流れ、船橋に所属を移したプライドキム。伯楽・川島正行調教師の元で再起を図り、今年5月のさきたま杯(JpnIII)に続いての統一重賞挑戦となったクラスターカップ。鞍上には川島師の子息である川島正太郎騎手。プライドキムは、かつて池添父子に贈ったのと同じように、今度は川島父仔のタッグによる初めての重賞勝利をもたらしたのでした。

思いがなければ嘘になる。たとえ師匠と弟子の間柄であろうとも。父子の絆、大柄な栗毛は再び感じ取ったのでしょうか?

ええ、きっと感じ取ったと信じたいものです。プライドキムと川島父子、これからもぜひぜひ頑張ってくださいね。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月20日 (水)

第43回北九州記念(JpnIII)-2008年の重賞勝ち馬の血統について=其の九=-。

スリープレスナイト 牝 鹿毛 2004.2.7生 早来・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・橋口弘次郎厩舎

スリープレスナイト(2004.2.7)の4代血統表
クロフネ[A]
芦毛 1998.3.31
種付け時活性値:1.25
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
ブルーアヴェニュー
芦毛 1990.2.15
Classic Go Go
鹿毛 1978.2.18
Pago Pago 1960
Classic Perfection 1972.4.22
Eliza Blue
芦毛 1983.4.11
Icecapade 1969.4.4
コレラ 1978.2.18
ホワットケイティーディド
黒鹿毛 1989.3.18
仔受胎時活性値:1.50
Nureyev[A]
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Special
鹿毛 1969.3.28
Forli 1963.8.10
Thong 1964.4.23
Katies
黒鹿毛 1981.4.22
仔受胎時活性値:1.75
ノノアルコ[A]
鹿毛 1971.4.6
種付け時活性値:0.25
Nearctic 1954.2.11
Seximee 1966.5.27
Mortefontaine
鹿毛 1969.4.21
仔受胎時活性値:0.75
ポリック[D]
黒鹿毛 1953.2.14
種付け時活性値:1.75
Brabantia
黒鹿毛 1953
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×3、Nearctic5×4・4>

スリープレスナイト(2004.2.7)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ポリック
(Katies)
5.75 叔母ヒシアマゾン
(No.7-F)
6番仔以降の仔
(生後直死後=2連産目)

サマースプリントシリーズの第3戦目となる北九州記念。CBC賞(GIII)にて鞍上の上村洋行騎手に9年8ヵ月ぶりの重賞制覇をプレゼントとしたスリープレスナイト。その前走からプラス10kgとなる502kgの馬体重、単勝2.5倍の1番人気で挑んだ一戦。レースは先行3番手から推し進め、内側の荒れた馬場を避け、中央を堂々と抜け出しました。稍重発表の馬場もいとやせず、小倉芝1200mを1分7秒5の快時計で完勝。2馬身差の2着にはマルカフェニックス(2004.5.27)と池添謙一騎手、さらに1馬身4分の1差の3着がゼットカーク(2004.2.22)と吉田隼人騎手でした。

スリープレスナイトの鞍上の上村騎手。目の病気を乗り越えて復活を果たされた2005年以降、重賞制覇が「いつになるか、いつになるか」と思っていましたが、2008年にやっとなされました。改めて重賞を勝つのに10年近く掛かったものの、次に勝つまでにはわずかに2ヵ月。せきを切ったら、後は流れ出るもの。これからもどんどん重賞戦線で頑張ってほしいものです。

では、以下にスリープレスナイトのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Katies 1981.4.22 愛英4勝 愛1000ギニー(GI) コロネーションS(当時英GII)
|ケイティーズファースト 1987.3.6 英仏4勝
||ゴーステディ 1997.4.10 中央6勝 中山金杯(GIII)3着
||マイケイティーズ 1998.5.18 不出走
|||アドマイヤムーン 2003.2.23 日UAE香10勝 ジャパンカップ(GI) ドバイデューティーフリー(UAEGI) 宝塚記念(GI)含む重賞8勝
|||サブミーカー 2005.1.24 不出走 種牡馬
|ホワットケイティーディド 1989.3.18 英仏独3勝
||スリープレスナイト 2004.2.7 (本馬) CBC賞(GIII) 北九州記念(JpnIII)
|ヒシアリダー 1990.3.30 中央5勝 種牡馬
|ヒシアマゾン 1991.3.26 中央10勝 エリザベス女王杯(GI) 阪神3歳牝馬S(現阪神JF、JpnI)含む重賞9勝
|ヒシナイル 1994.4.15 中央2勝 フェアリーS(現JpnIII) フラワーC(現JpnIII)3着
|ヒシピナクル 1996.3.17 中央4勝 ローズS(現JpnII) 秋華賞(現JpnI)3着

叔母にヒシアマゾン、ヒシナイル、ヒシピナクルの重賞勝ち馬3頭がおり、従姉マイケイティーズの仔にアドマイヤムーンがいます。活力があって良いですね。

上村騎手のブログ記事によると、北九州記念の勝利後の祝杯は翌日の朝まで続いた模様。まさに「眠れない夜」だったのですね。勢い付いた人馬が次に目指す舞台は、秋のJRAジーワン開幕戦スプリンターズS(GI)。上村騎手、スリープレスナイトとのコンビでGI初勝利の後、また眠れない夜が訪れることを期待しています。

いや、ホンマに。私が応援している騎手は、一に角田晃一、二に上村洋行、三に古川吉洋ですから(^^)

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月19日 (火)

第56回クイーンS(JpnIII)-2008年の重賞勝ち馬の血統について=其の八=-。

ヤマニンメルベイユ 牝 栗毛 2002.2.18生 新冠・錦岡牧場生産 馬主・土井肇氏 美浦・栗田博憲厩舎

ヤマニンメルベイユ(2002.2.18)の4代血統表
メジロマックイーン[E]
芦毛 1987.4.3
種付け時活性値:1.50

メジロティターン
芦毛 1978.3.22
メジロアサマ
芦毛 1966.2.23
パーソロン 1960
スヰート 1951
シエリル
鹿毛 1971.5.15
スノッブ 1959
Chanel 1961
メジロオーロラ
栗毛 1978.3.8
リマンド
栗毛 1965.2.16
Alcide 1955
Admonish 1958
メジロアイリス
黒鹿毛 1964.4.8
ヒンドスタン 1946
アサマユリ 1959.3.17
ヤマニンアリーナ
鹿毛 1992.4.14
仔受胎時活性値:0.25
サンデーサイレンス[A]
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ティファニーラス
黒鹿毛 1983.2.28
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Bold Forbes[A]
黒鹿毛 1973.3.31
種付け時活性値:0.25
Irish Castle 1967.5.11
Comely Nell 1962.2.8
Sally Stark
鹿毛 1970
仔受胎時活性値:1.00
Graustark[B]
栗毛 1963.4.7
種付け時活性値:1.50
Sally Ship
青鹿毛(?) 1960.5.17
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Turn-to5×5(母方)>

ヤマニンメルベイユ(2002.2.18)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
メジロマックイーン 3.50 or 1.50 祖母が活躍馬
(No.3-C)
4番仔
(不受胎後)

伊達にエイジアンウインズ(2004.3.28)ウオッカ(2004.4.4)、ブルーメンブラット(2003.2.20)など強い古馬牝馬たちと戦ってきた訳ではありません、ヤマニンメルベイユと柴山雄一騎手。スタート直後に競り掛けられながらも、内枠を利して1角のコーナーワークで上手く先頭に立つと、後はゴールまでその位置を譲らず。「逃げる」という明確な意志を持った人馬が、札幌の洋芝、開幕週の馬場で見事に重賞2勝目を挙げました。レースの勝ち時計は1分48秒1。2馬身差の2着には道中後方で待機して一気呵成の差し脚を見せた今年の桜花賞(JpnI)馬レジネッタ(2005.5.11)と小牧太騎手、さらにクビ差の3着には最内から伸びたフミノサチヒメ(2003.5.5)と長谷川浩大騎手が入りました。

では、以下にヤマニンメルベイユのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Sally Stark 1970 不出走
|Valdez 1976.3.9 米8勝 スワップスS(GI)含む重賞5勝
|バッフドオレンジ 1982.3.15 米0勝
||メローフルーツ 1991.4.18 中央2勝 札幌3歳S(現札幌2歳S、JpnIII)
||オレンジピール 1994.3.15 中央4勝 4歳牝馬特別(現フローラS、JpnII)含む重賞3勝
|||ブラックコンドル 2001.2.24 現役 春待月S(OP) 中京2歳S(OP) 平安S(GIII)2着
|||ラピッドオレンジ 2003.3.5 現役 TCK女王盃(JpnIII) マリーンC(JpnIII)2着
|ティファニーラス 1983.2.28 米8勝 ケンタッキーオークス(GI)含む重賞3勝
||ヤマニンジュエリー 1991.1.29 不出走
|||ヤマニンシュクル 2001.4.1 中央4勝 阪神JF(現JpnI) 中山牝馬S(GIII)
||ヤマニンアリーナ 1992.4.14 中央2勝 クローバー賞(OP)
|||ヤマニンメルベイユ 2002.2.18 (本馬) クイーンS(JpnIII) 中山牝馬S
|||ヤマニンキングリー 2005.5.16 現役 きさらぎ賞(JpnIII)3着
||ヤマニンイデアル 1999.5.9 中央2勝 ききょうS(OP)

従姉のヤマニンシュクルがトウカイテイオー(1988.4.20)の仔ということで、ティファニーラスの娘たちはTourbillon(1928)系種牡馬との相性が良いのでしょうか。また、↑の近親牝系図では省きましたけれど、メローフルーツの仔アグネスクイック(2006.3.4)が、8月16日土曜日の札幌芝1500mの新馬戦を勝ち上がりました。そう、先週末は、密かに近親馬が連動して活躍していたのでした。

ヤマニンメルベイユは、ひと息入れた後、府中牝馬S(GIII)からエリザベス女王杯(GI)に向かう予定ということ。満6歳にして真価を発揮し始めたマックの娘。錦岡牧場&ヤマニン&栗田厩舎の組み合わせ、ヤマニンゼファー(1988.5.27)以来のジーワン勝利がなされますでしょうか。仏語で「素晴らしい」という意味であるメルベイユ(merveilleux)の名前の通り、素晴らしい結果が待っていることを願いたいものです。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月18日 (月)

おぅ!-Ped Net追記、其の弐-。

サーバメンテナンス中でおなじみだったPed Net

2008/08/18 13:47現在、稼動している模様です。

いま試しに登録されているデータの編集をしてみたら、変更もできました。

果たして、このまま行ってくれるのか否か。

まま、楽しみにしましょう♪

*

2008/08/18 16:46追記。

稼動しているアドレスを見たら、以前と同じく「k-ba.data-hotel.net」なんですよね。メンテ時の案内には、

■URLご変更のお願い
現在 k-ba.data-hotel.net でご利用の方は、設定変更に伴ないページにアクセスできなくなります。
お手数をかけしますが、 http://pednet.k-ba.com/ にご変更いただきますようお願い申し上げます。

とあったのですが、結局、どうなるんでしょうね。まま、なんにせよ、稼動していてくれたら嬉しいのですが……。

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むぅ?-Ped Net追記-。

サーバメンテナンス中でおなじみのPed Net。私のブログに足を運んでくださる皆様も「Ped Net」や「PedNet」などの検索ワードでいらっしゃる方が増えてきました。

そのPed Net。昨晩にチラッと確認したところ、トップ画面から遷移した画面で表示される最新登録馬が6頭増えていました。

はは、メンテナンス前の最後の馬が自分で登録したマヤノツルギ(2004.2.12)でしたから、そのあたりはすぐに把握できます(笑)

「おっ、やっとメンテ終わったのかな」

と思ってみたのですが、残念ながら2008/08/18 08:55現在、やっぱりまだメンテ中のようです。

でも、進展はありましたから、気長に待つとしましょう。無料であれだけのシステムを提供してくれているのですから。また復活の暁には「ペドネッター(?)」として頑張って登録しますよ。

#余談。時を同じくして、元々の製作者さんのブログも改めて始まりましたしね(^^;)

ではでは、こんな感じで♪

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第26回アーリントンミリオン(米GI)と第32回セクレタリアトS(米GI)。

創設がジャパンカップ(GI)と同じ1981年ということで日本の多くのファンにも知られているアーリントンミリオン。今年2008年の勝ち馬は仏国からの遠征馬Spirit One(2004.2.14)でした。

Spirit One 牡 鹿毛 2004.2.14生 仏国・K & B Chehboub氏生産 馬主・B Chehboub氏 仏国・P.ドゥメルキャステル厩舎

Spirit One(2004.2.14)の4代血統表
Anabaa Blue[A]
鹿毛 1998.4.12
種付け時活性値:1.25
Anabaa
鹿毛 1992.3.13
Danzig
鹿毛 1977.2.12
Northern Dancer 1961.5.27
Pas De Nom 1968.1.27
Balbonella
鹿毛 1984
★ゲイメセン 1975.5.16
Bamieres 1978.3.19
Allez Les Trois
栗毛 1991.4.26
Riverman
鹿毛 1969
★Never Bend 1960.3.15
River Lady 1963.5.17
Allegretta
栗毛 1978.3.10
Lombard 1967
Anatevka 1969
Lavayssiere
栗毛 1996.2.13
仔受胎時活性値:1.75
Sicyos[A]
栗毛 1981.2.20
種付け時活性値:1.50
Lyphard
鹿毛 1969
Northern Dancer 1961.5.27
Goofed 1960.3.29
Sigy
鹿毛 1976.3.9
Habitat 1966.5.4
Satu 1965
La Clouere
栗毛 1986.1.22
仔受胎時活性値:0.25
Riverquest[A]
鹿毛 1980.3.14
種付け時活性値:1.25
Riverman 1969
Polyponder 1974.3.1
Bey Bey
栗毛 1978.4.30
仔受胎時活性値:1.75
Hul a Hul[x]
鹿毛 1962.1.23
種付け時活性値:1.75
Oeil De Chat
鹿毛 1968.3.17
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Riverman5×3×4、Northern Dancer4×4>

Spirit One(2004.2.14)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Hul a Hul
(La Clouere)
4.00
(No.1-W)
2番仔?
(2連産目以降の仔)

どうもめぼしい近親活躍馬が見つけられませんでしたので、血統表のみでご了承願います。

その代わりと言ってはなんですが、同日同距離で行われることでもおなじみ、3歳馬限定のセクレタリアトS(米GI)の勝ち馬も一緒に掲載しておきます。

Winchester 牡 鹿毛 2005.3.22生 生産および馬主・米国・B.R.ファイアストーン夫妻 愛国・D.ウェルド厩舎

Winchester(2005.3.22)の4代血統表
Theatrical[A]
鹿毛 1982.3.13
種付け時活性値:1.50
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Special
鹿毛 1969.3.28
Forli 1963.8.10
Thong 1964.4.23
ツリーオブノレッジ
鹿毛 1977.3.2
Sassafras
鹿毛 1967.2.19
Sheshoon 1956
Ruta 1960
Sensibility
鹿毛 1971
Hail to Reason 1958.4.18
Pange 1955
Rum Charger
鹿毛 1999.4.28
仔受胎時活性値:1.25
Spectrum[A●]
鹿毛 1992.5.8
種付け時活性値:1.50
Rainbow Quest
鹿毛 1981.5.15
Blushing Groom 1974.4.8
I Will Follow 1975.4.29
River Dancer
鹿毛 1983.1.13
Irish River 1976.4.2
Dancing Shadow 1977.4.12
Park Charger
鹿毛 1992.4.5
仔受胎時活性値:1.50
Tirol[C]
青鹿毛 1987.3.16
種付け時活性値:1.00
Thatching 1975.5.31
Alpine Niece 1972
Haitienne
鹿毛 1982.1.17
仔受胎時活性値:0.25
Green Dancer[A]
鹿毛 1972.4.14
種付け時活性値:0.25
Hamada
鹿毛 1972
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:なし>

Winchester(2005.3.22)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Theatrical 3.25 母が愛GIII勝ち馬
(No.1-W)
2番仔?
(2連産目?)

近親活躍馬がいないと思えば、さかのぼればSpirit Oneの10代母とWinchesterの12代母が共にMarchetta(1907)。ものすごい遠戚ではありますけれど、同一牝系馬が同日開催の芝同距離GIを制した、2008年のアーリントンミリオンとセクレタリアトSの結果でした。

しかし、サスガはファイアストーン夫妻ですね。Theatricalが満22歳時の交配でGI馬を輩出できるのですから、夫妻が生産された名馬Theatricalへの愛情を感じます。また、Winchesterの調教師であるダーモット・ウェルド師もTheatricalの愛国時代の調教師です。ファイアストーン夫妻と言えば、ご主人のバートラムさんの持ち馬であるハーフアイスト(1979.3.14)が第2回ジャパンカップ勝ち馬となり、やはり夫妻の生産であるシンコウラブリイ(1989.2.2)が活躍するなど、日本に縁が深いことでも知られていますね。あ、いま調べたら、ハーフアイストもセクレタリアトSの勝ち馬でした(^^;)

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月17日 (日)

安田伊佐夫勢、連日の交流重賞制覇。

ブリーダーズGC、メイショウトウコンが叩き合いを制す(netkeiba.com)

メイショウトウコン 牡 黒鹿毛 2002.4.7生 新冠・新冠橋本牧場生産 馬主・松本好雄氏 栗東・安田伊佐夫厩舎

メイショウトウコン(2002.4.7)の4代血統表
マヤノトップガン
栗毛 1992.3.24
種付け時活性値:0.25
ブライアンズタイム
黒鹿毛 1985.5.28
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Kelley's Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark 1963.4.7
Golden Trail 1958.3.5
アルプミープリーズ
栗毛 1981.1.26
Blushing Groom
栗毛 1974
Red God 1954.2.15
Runaway Bride 1962
Swiss
栗毛 1974.4.7
★Vaguely Noble 1965.5.15
Gala Host 1962.2.28
ルナースフィア
青鹿毛 1996.5.5
仔受胎時活性値:1.25

ジェイドロバリー
黒鹿毛 1987.3.14
種付け時活性値:0.00
★Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Number
鹿毛 1979.5.5
Nijinsky 1967.2.21
Special 1969.3.28
ルナオーキッド
鹿毛 1987.4.27
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
リアルシャダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:1.75
Roberto 1969.3.16
Desert Vixen 1970.4.19
シャダイワーデン
栗毛 1977.4.26
仔受胎時活性値:0.25
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.25
シヤダイプリマ
鹿毛 1970.2.11
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Roberto3×4、Nashua5×5、Northern Dancer5×5(母方)>

メイショウトウコン(2002.4.7)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
リアルシャダイ
(In Reality)
5.00 or 3.00 曾祖母の仔にダイナコスモス
(No.22-D)
2番仔
(不受胎後)

サマーチャンピオン、ヴァンクルタテヤマが重賞連勝(netkeiba.com)

ヴァンクルタテヤマ 牡 栗毛 2002.5.15生 静内・藤沢牧場生産 馬主・辻幸雄氏 栗東・安田伊佐夫厩舎

ヴァンクルタテヤマ(2002.5.15)の4代血統表

フォーティナイナー[x]
栗毛 1985.5.11
種付け時活性値:0.00
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native
栗毛 1961.4.18
Native Dancer 1950.3.27
Raise You 1946
Gold Digger
鹿毛 1962.5.28
Nashua 1952.4.14
Sequence 1946
File
栗毛 1976.4.30
Tom Rolfe
鹿毛 1962.4.14
Ribot 1952.2.27
Pocahontas 1952
Continue
黒鹿毛 1958.2.23
Double Jay 1944
Courtesy 1952
フラワータテヤマ
鹿毛 1994.3.17
仔受胎時活性値:1.75
(母が3連産目の5番仔)

[中央地方6勝。OP特別1勝]

ブライアンズタイム[A]
黒鹿毛 1985.5.28
種付け時活性値:0.00
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Kelley's Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark 1963.4.7
Golden Trail 1958.3.5
ワンボールドビッド
鹿毛 1985.5.4
仔受胎時活性値:2.00
(母が双子流産後の4番仔)
[不出走。ギャロップダイナの全妹]
ノーザンテースト[A]
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.25
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
アスコットラップ
鹿毛 1976.6.10
仔受胎時活性値:2.00
[不出走。ギャロップダイナの母]
★エルセンタウロ[A]
黒鹿毛 1959.9.1
種付け時活性値:0.00
ディープディーン
鹿毛 1970.5.22
仔受胎時活性値:1.25
[不出走]

<5代血統表内のクロス:Nashua4×5、Ribot4×5、Nasrullah5×5(父方)>

ヴァンクルタテヤマ(2002.5.15)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ノーザンテースト
(Lady Angela)
7.00 曾祖母の初仔がギャロップダイナ
(No.3-N)
初仔

netkeiba.comの各々の記事を確認すると、私の見間違いでなければ、安田調教師が両馬の口取りにちゃんと収まられています。ブリーダーズGCは8月14日木曜日のナイター、サマーチャンピオンは8月15日金曜日のお昼間と、短い期間で旭川から佐賀まで移動されたのですから、御身満63歳でもサスガにタフですね。ダテにタニノムーティエ(1967.5.9)で2冠ジョッキーにはなっていらっしゃいません。……いや、関係ないですね(^^;)

さて、両頭共に中島理論的には上手い配合ですね。メイショウトウコンは母父ジェイドロバリーの0交配、ヴァンクルタテヤマは4系の世代交代の内3回が0交配と推定されます。父系の組み合わせは、共に「Roberto系(ブライアンズタイム系)×Mr.Prospector系」の活躍馬を送り出すニックです。

また、両頭共に直牝系の曾祖母から、有限会社社台レースホース所有だったジーワン勝ち馬が輩出されていますね。メイショウトウコンの曾祖母シャダイワーデンが不受胎後の2番仔に皐月賞(現JpnI)馬ダイナコスモス(1983.3.25)、ヴァンクルタテヤマの曾祖母アスコットラップの初仔に天皇賞・秋(GI)と安田記念(GI)を勝ったギャロップダイナ(1980.4.25)。近親活躍馬との不思議な共通点は見られるもので、メイショウトウコンはダイナコスモスと同様に母の不受胎後の2番仔、ヴァンクルタテヤマはギャロップダイナと同様に母の初仔です。まま、非連産の生み出す活力、彼ら4頭からも見い出せますね。

得手とする距離はちょっと違いますけれど、それ故に棲み分けが可能です。秋に目指すは共にジーワンの制覇でしょう。たとえば、JBCにて「かたやクラシック制覇、こなたスプリント制覇」となるようなことがあれば、それは痛快。2002年生まれの同い年の猛者2頭、砂の青春はまだまだこれからですね。

ではでは、今日はこのへんで。

#余談。中島理論に引きこんで話をすれば、ダイナコスモスは中島御大の配合馬として知られるトロットサンダー(1989.5.10)の父、ギャロップダイナは同じく御大の配合馬マルマツエース(1988.4.8)の父ですね(笑)。中島御大の配合となった2頭は、それぞれ父の代表産駒であり、JRA重賞を制した唯一の牡馬産駒でもあります。

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2008年8月16日 (土)

四方山話-其の参-。

先日書き留めていた記事をひとつだけ。

種牡馬ホスピタリテイが死亡(netkeiba.com)

ホスピタリテイ 牡 黒鹿毛 1979.5.16生~2008.8.4没 新冠・ラッキー牧場生産 馬主・渡辺喜八郎氏 大井・朝倉文四郎厩舎→美浦・稲葉幸夫厩舎

ホスピタリテイ(1979.5.16)の4代血統表

テュデナム[C]
黒鹿毛 1970.2.21
種付け時活性値:0.00
Tudor Melody
黒鹿毛 1956
Tudor Minstrel
黒鹿毛 1944
Owen Tudor 1938
Sansonnet 1933
Matelda
黒鹿毛 1947
Dante 1942
Fairly Hot 1939
Heath Rose
鹿毛 1964
Hugh Lupus
鹿毛 1952
Djebel 1937
Sakountala 1947
Cherished
鹿毛 1955
Chanteur 1942
Netherton Maid 1944
トウコウポポ
黒鹿毛 1969.4.21
仔受胎時活性値:0.25
アイアンリージ[A]
黒鹿毛 1954.3.11
種付け時活性値:1.50
Bull Lea
黒鹿毛 1935
Bull Dog 1927
Rose Leaves 1916
Iron Maiden
鹿毛 1941
War Admiral 1934.5.2
Betty Derr 1928
フジチヨ
黒鹿毛 1964.5.9
仔受胎時活性値:1.00
スコット[B]
鹿毛 1954.5.26
種付け時活性値:0.25
Souverain 1943
Dissenter 1939
フヂチヨ
鹿毛 1956.5.6
仔受胎時活性値:1.75
トシシロ[A]
栗毛 1940.4.29
種付け時活性値:1.75
エルジン
鹿毛 1949.4.15
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Lady Juror(♀)5×5、Nearco5×5(父方)>

ホスピタリテイ(1979.5.16)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
トシシロ
(Gnome)
4.50
(No.2-B)
3番仔?
(2連産目以降の仔)

影のマル地最強馬、満29歳で大往生。通算11戦10勝2着1回。大井で8戦8勝の成績を収めた後に中央転厩。中央初戦となったセントライト記念(現JpnII)は皐月賞(現JpnI)馬アズマハンター(1979.2.11)を相手にせず3馬身差の完勝。セントライト記念の次に挑んだ東京芝1800mのオープン戦で初めて2着に敗れたものの、相手は加国のフロストキング(1978.5.1)でした。そのあと1年の休養後、オータムスプリントS(OP)を制したのも束の間、再度の故障発生で引退。自身の脚部不安と戦いながら、ついに日本馬には1度も先着を許さなかったホスピタリテイ。エルコンドルパサー(1995.3.17)の渡邊隆オーナーをして「いちばん強いと思ったのは、父が持っていたホスピタリテイ(大意)」だったそうです。

29年の生涯、お疲れ様でした。どうぞ安らかに。

↑2年前に配信していたホスピタリテイについてのポッドキャスト。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月14日 (木)

第43回関屋記念(GIII)-2008年の重賞勝ち馬の血統について=其の七=-。

マルカシェンク 牡 黒鹿毛 2003.3.19生 千歳・社台ファーム生産 馬主・河長産業(株) 栗東・河内洋厩舎

マルカシェンク(2003.3.19)の4代血統表

サンデーサイレンス[A]
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.00

Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947 ♀
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparanasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
シェンク
鹿毛 1996.5.2
仔受胎時活性値:1.50
[伊仏米3勝。伊1000ギニー(GII)馬]
Zafonic[x]
鹿毛 1990.4.1
種付け時活性値:1.25
Gone West
鹿毛 1984.3.10
Mr.Prospector 1970.1.28
Secrettame 1978.3.15
Zaizafon
栗毛 1982.1.18
The Minstrel 1974.3.11
Mofida 1974.3.21
Buckwig
黒鹿毛 1984.5.3
仔受胎時活性値:0.75
[伊10勝。伊GIII2勝]
Buckfinder[y]
黒鹿毛 1974.4.9
種付け時活性値:0.25
Buckpasser 1963.4.28
Shenanigans 1963.3.17
Dickie Ludwig
鹿毛 1976.4.14
仔受胎時活性値:1.75
[米1勝]
T.V.Commercial[A]
栗毛 1965.3.2
種付け時活性値:0.50
Coppahaunk
鹿毛 1959.4.10
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
[米21勝]

<5代血統表内のクロス:なし>

マルカシェンク(2003.3.19)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Zafonic
(Fleur)
6.00 or 4.00 母が活躍馬
(No.4-M)
3番仔
(3連産目)

真夏の名物マイル重賞、関屋記念。43回目を迎えたこのレースを制したのは、単勝1番人気に応えたマルカシェンク。大外8枠12番発進から後方4番手あたりを追走し、直線は外からねじ伏せるようにして、上がり3ハロン32秒3の鋭脚でリザーブカード(2003.2.17)を1馬身抑えて勝利を収めました。

マルカシェンクにとって、2歳時のデイリー杯2歳S(現JpnII)以来2年10ヵ月ぶりの重賞2勝目は、元所属の瀬戸口勉厩舎からの転厩先である河内洋厩舎にとって初めての重賞制覇にもなりました。そして鞍上の福永祐一騎手は、昨年2007年のシリウスS(GIII)以来のJRA重賞通算63勝目となりました。

では、以下にマルカシェンクのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Buckwig 1984.5.3 伊10勝 ブオンタレンタ賞(GIII) バグッタ賞(GIII)
|シェンク 1996.5.2 伊仏米3勝 伊1000ギニー(GII)
||マルカシェンク 2003.3.19 (本馬) デイリー杯2歳S(現JpnII) 関屋記念(GIII) ニューイヤーS(OP) 京都2歳S(OP)
||ザレマ 2004.3.21 現役 忘れな草賞(OP) 京都牝馬S(GIII)2着 福島牝馬S(GIII)3着

ホ、ホンマに簡単やなぁ(^^;)。まま、祖母が伊国の重賞勝ち馬、母が伊国のクラシック馬ということで、3代続けての重賞勝ち馬になっています。妹のザレマもオープン勝ちを収めていますし、近親に活力はあります。

2歳時と3歳時の右前脚の骨折、そして4歳時の腸捻転。マルカシェンクには、この3年間、毎年自身との戦いがありました。けれどその都度、負けずに立ち直ってターフに戻ってきてくれています。じっと我慢して、自身に打ち勝つ強さを培ってきたマルカシェンク。競馬の神様は、きっと見てくれているはずです。

そんなマルカシェンクの今秋の進路はマイルチャンピオンシップ(GI)が目標になる様子。ぜひとも頑張ってほしいものですね。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月13日 (水)

第40回函館2歳S(JpnIII)-2008年の重賞勝ち馬の血統について=其の六=-。

フィフスペトル 牡 鹿毛 2006.5.22生 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 美浦・加藤征弘厩舎

フィルスペトル(2006.5.22)の4代血統表
キングカメハメハ[x]
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:1.00
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン
鹿毛 1983.5.9
トライマイベスト 1975.4.28
Mill Princess 1977.5.21
Pilot Bird
鹿毛 1983.2.9
★Blakeney 1966.3.28
The Dancer 1977.3.31
ライラックレーン
鹿毛 1997.4.18
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Bahri[A]
鹿毛 1992.2.7
種付け時活性値:1.00
Riverman
鹿毛 1969
★Never Bend 1960.3.15
River Lady 1963.5.17
Wasnah
鹿毛 1987.2.17
Nijinsky 1967.2.21
Highest Trump 1972.2.4
Lilac Garden
鹿毛 1986.3.27
仔受胎時活性値:0.50
★Roberto[A]
鹿毛 1969.3.16
種付け時活性値:0.00
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Balletomane
鹿毛 1978.2.27
仔受胎時活性値:1.75
Nijinsky[A]
鹿毛 1967.2.21
種付け時活性値:0.50
Nanticious
鹿毛 1965.4.5
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5×5×5、Nijinsky4×4(母方)、Nashua5×5>

フィフスペトル(2006.5.22)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
キングカメハメハ 5.25 or 3.25 伯母Blushing K.D.
(No.19-B)
4番仔?
(不受胎後)

2006年生まれ世代の最初のJRA重賞である函館2歳Sを制したのは、期待の新種牡馬キングカメハメハの仔、単勝2番人気のフィフスペトルでした。道中は後方2、3番手で待機。直線、先に抜け出しにかかった単勝1番人気のナムラミーティア(2006.2.25)の外、ひと呼吸おいてから追いを仕掛けた三浦皇成騎手の激励に応えて、切れ味を発揮しました。函館芝1200mの勝ち時計は1分10秒7。鞍上の三浦騎手はデビュー5ヵ月目で嬉しい重賞初制覇となりました。それにしても、三浦騎手の肝の据わった騎乗ぶりは大したものです。

さて、フィフスペトル(Fifth Petal) とは「5枚目の花びら」という意味ですが、ライラックの花にまつわり、

花びらはふつう4枚だが、まれに
5枚のものがあり、それを見つけると
幸せになれるという言い伝えがある。

季節の花 300の「ライラック」のページより引用ー

ということです。実際、キャロットクラブのフィフスペトルのページでも

「5枚目の花びら」の意。 5枚の花びらを持つライラックはハッピーライラックと呼ばれ、幸運のシンボルとされる。皆に幸せをもたらし、自身も幸運に恵まれるように願って。母名より連想。(英語)

と説明されていました。函館2歳Sのレース後の口取りに参加された方の多かったこと。キャロットクラブ会員の皆様、嬉しかったでしょうね。フィフスペトル、その願いの通り、周囲の人々に幸せをもたらし、自身も幸運に恵まれました。

#余談。私などはライラックが付く馬名というと、ライスシャワー(1989.3.5)の母ライラックポイント(1979.3.26)や妹ライラックスマイル(1990.3.11)を思い出してしまいます(^^;)

では、以下にフィフスペトルのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Balletomane 1978.2.27 米4勝 プリンセスS(GIII) ハリウッドオークス(GI)2着
|Lilac Garden 1986.3.27 米3勝
||Flowers and Vines 1992.5.24 不出走
|||Un Fino Vino 1997.3.25 米8勝 レムゼンS(GII)2着 ローレルフューチュリティ(GIII)2着
||Blushing K.D. 1994.6.1 米8勝 ケンタッキーオークス(GI)ほかGII2勝GIII1勝-ブラッシングジョンの0-
||Electronic Unicorn 1996.3.3 香港11勝 香港マイル(GI)2着2回-ハウスバスターの0-
||ライラックレーン 1997.4.18 不出走
|||ノーフォークパイン 2004.3.1 現役-Crafty Prospectorの0-
|||フィフスペトル 2006.5.22 (本馬) 函館2歳S(JpnIII)
||Ambitious Cat 2001.5.10 北米5勝 ダンススマートリーS(加GII)ほか加GII2着3回加GI3着1回

おじ、おばに活躍馬が揃っており、活力は充分です。近親牝系図を眺めて、半兄ノーフォークパインが新馬勝ちを収めた時に思わず記事を書いたことを思い出しました。

ライラックの花言葉には「青春の喜び」や「思い出」があるそうです。三浦皇成、満18歳の夏。フィフスペトルと共に掴んだ重賞初制覇は、まさに青春の喜びだったのでしょう。そして、朱夏、白秋、玄冬と齢を重ねても、この青春の日の思い出は、きっと、ずっと永遠に。

ではでは、今日はこのへんで。 

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2008年8月10日 (日)

やっぱり砂でしたか。

KBC杯、スマートファルコンが逃げ切り(netkeiba.com)

スマートファルコン 牡 栗毛 2005.4.4生 静内・岡田スタッド生産 馬主・大川徹氏 栗東・小崎憲厩舎

スマートファルコン(2005.4.4)の4代血統表
ゴールドアリュール[A]
栗毛 1999.3.3
種付け時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ニキーヤ
鹿毛 1993.4.4
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Reluctant Guest
鹿毛 1986.2.21
Hostage 1979.2.13
Vaguely Royal 1974.3.7
ケイシュウハーブ
芦毛 1988.3.6
仔受胎時活性値:2.00(0.00)

ミシシッピアン[C]
芦毛 1971.5.16
種付け時活性値:0.00
Vaguely Noble
栗毛 1965.5.15
ヴィエナ 1957
Noble Lassie 1956
Gazala
鹿毛 1964
Dark Star 1950
Belle Angevine 1957
キョウエイシラユキ
芦毛 1980.4.17
仔受胎時活性値:1.75
クラウンドプリンス[x]
栗毛 1969.1.31
種付け時活性値:0.50
Raise a Native 1961.4.18
Gay Hostess 1957.4.9
アリアーン
芦毛 1968
仔受胎時活性値:0.75
シルバーシャーク[D]
芦毛 1963
種付け時活性値:1.00
Nucciolina
鹿毛 1957
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Vaguely Noble5×3>

スマートファルコン(2005.4.4)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ゴールドアリュール 5.00 or 3.00 半兄ワールドクリーク
(No.9-C)
10番仔
(5連産目)

むぅ、やっぱり父がJRA最優秀ダート馬ゴールドアリュール、半兄が東京大賞典(現JpnI)の勝ち馬ワールドクリーク(1995.4.25)であれば、長ずるところは砂になりますでしょうか。

まま、もともと東京ダート1600mの新馬戦を勝ち、 中山ダート1800mの500万平馬戦を勝ち上がったのですからね。ジュニアカップ(OP)における中山芝1600m1分34秒1の差し切り勝ちの鮮やかさに惑わされた部分もあるのかも知れません。

#で、気が付けば、美浦の畠山吉宏厩舎から栗東の小崎憲厩舎に転厩していました……。

それにしても、スマートファルコンはこれでダート[3-2-0-0]の成績です。前走のジャパンダートダービー(JpnI)も、3馬身2分の1離されたとはいえ、ダート5戦5勝となったサクセスブロッケン(2005.5.5)の2着でしたから、やはり地力は確かです。

東京大賞典を勝ちドバイワールドカップ(UAEGI)でも6着に頑張ったお兄ちゃんに追い付け追い越せ。スマートファルコンのこれからに期待しましょう。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月 9日 (土)

2008年上半期のGI(JpnI含む)勝ち馬を改めて確認-其の十三-。

第49回宝塚記念(GI)。

エイシンデピュティ 牡 栗毛 2002.4.9生 浦河・栄進牧場生産 馬主・平井豊光氏 栗東・野元昭厩舎

エイシンデピュティ(2002.4.9)の4代血統表
フレンチデピュティ[A]
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:0.25
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent
栗毛 1967.4.29
Northern Dancer 1961.5.27
Victoria Regina 1958.5.18
Mint Copy
黒鹿毛 1970.2.24
★Bunty's Flight 1953.4.26
Shakney 1964
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace
鹿毛 1969.1.24
▲Speak John 1958.2.7
Blue Moon 1948
Laredo Lass
黒鹿毛(?) 1971.3.19
★Bold Ruler 1954.4.6
Fortunate Isle 1959.4.24
エイシンマッカレン
栗毛 1995.3.8
仔受胎時活性値:1.50
Woodman[x]
栗毛 1983.2.17
種付け時活性値:0.75
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
プレイメイト
栗毛 1975.4.12
Buckpasser 1963.4.28
Intriguing 1964.2.16
Ladanum
鹿毛 1984.3.3
仔受胎時活性値:0.50
Green Dancer[A]
鹿毛 1972.4.14
種付け時活性値:0.75
Nijinsky 1967.2.21
Green Valley 1967
Gay Style
鹿毛 1970.3.24
仔受胎時活性値:1.25
Sir Gaylord[A]
鹿毛 1959.2.12
種付け時活性値:0.50
Style
栗毛 1965.3.9
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>

エイシンデピュティ(2002.4.9)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Woodman 4.25 曾祖母が米GI勝ち馬
(No.5-G)
2番仔
(2連産目)

桜花賞(JpnI)のレジネッタ(2005.5.11)で始まり、天皇賞・春(GI)のアドマイヤジュピタ(2003.3.1)がつないだ「春のフレンチデピュティ祭り」の締めを飾ったのはエイシンデピュティ。重馬場の阪神芝2200mで開催されたレース、テン乗りとなる内田博幸騎手が巧みに逃げの手を打ち、猛追したメイショウサムソン(2003.3.7)をクビだけ抑えて見事に戴冠しました。レースの3着は内から鋭く追い込んだインティライミ(2002.4.6)。2着と3着の馬は、5着の馬がヨレたあおりを受けた部分も大きかったのでしょう。まま、勝負事とはいえ、ね。

満6歳にして本格化を果たした栗毛馬の頑張り。エイシンデピュティ自身のGI初勝利により、管理される野元調教師は1991年のリンデンリリー(1988.3.16)のエリザベス女王杯(現JpnI)以来17年ぶり、平井オーナーは国内GIではエイシンチャンプ(2000.3.23)による2002年の朝日杯FS(現JpnI)以来6年ぶり、栄進牧場の生産馬としては1990年のエイシンサニー(1987.3.29)のオークス(現JpnI)以来18年ぶりとなるジーワン制覇となりました。そして、内田騎手は昨年2007年のピンクカメオ(2004.4.24)によるNHKマイルカップ(JpnI)以来、JRA所属騎手となってからは初のGI制覇となりました。勝利騎手インタビューの後に見せられたバック宙も見事でした。

では、以下にエイシンデピュティのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Gay Style 1970 米仏10勝 サンタバーバラH(米GI)ほか米GII3勝仏GIII3勝
|Ladanum 1984 米仏3勝 パンアメリカンH(米GI)2着 ビバリーヒルズH(米GI)2着ほか米GII2着1回
||エイシンマッカレン 1995.3.8 中央2勝
|||エイシンデピュティ 2002.4.9 (本馬) 宝塚記念(GI) 金鯱賞(GII) エプソムC(GIII) 京都金杯(GIII)
|||エーシンダードマン 2004.5.31 現役 菊花賞(JpnI)4着

今秋には、昨年ひと悶着があった天皇賞・秋(GI)への出走が予定されているエイシンデピュティ。実が入った今ならば、また違う結果を導くことも可能でしょう。鞍上も引き続き内田騎手で行くみたいですし、このコンビの活躍、楽しみにしましょう。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月 8日 (金)

メイショウサムソンの仏国遠征の各種日程。

凱旋門賞出走予定のメイショウサムソン号がフランス遠征へ(JRA)

乗り遅れまくりですが、メイショウサムソン(2003.3.7)の仏国遠征の各種日程について確認しておきます。

1.メイショウサムソンの仏国遠征の各種日程について(予定含む)
栗東から福島への移動日 日本を出国する日 フォア賞出走日 凱旋門賞出走日 日本に帰国する日
8月5日 8月20日 9月14日 10月5日 10月8日

前哨戦を叩いて本番に挑むに越したことはありません。現地に対する慣れも必要でしょうしね。果たして、丸2ヶ月のスケジュールがどうなるのか。上記の日程を踏まえて、間隔と累計日数についても確認しておくと、 

2.上記1.の各種日程の間隔と累計日数について
栗東~福島~出国まで 出国~フォア賞まで フォア賞~凱旋門賞まで 凱旋門賞~帰国まで
15日 25日 21日 3日
出国まで フォア賞まで 凱旋門賞まで 帰国まで
15日(2週間と1日) 40日(5週間と5日) 61日(8週間と5日) 64日(9週間と1日)

磁場考察的には、隔離による出国検疫2週間が余計ではありますが……。でもでも、頑張ってください、メイショウサムソン。そして、彼を支える周りの人たち。もちろん、熱烈に応援致します♪

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月 7日 (木)

第44回小倉記念(JpnIII)-2008年の重賞勝ち馬の血統について=其の五=-。

ドリームジャーニー 牡 鹿毛 2004.2.24生 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・池江泰寿厩舎

ドリームジャーニー(2004.2.24)の4代血統表
ステイゴールド[A]
黒鹿毛 1994.3.24
種付け時活性値:0.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
ディクタス
栗毛 1967.4.11
Sanctus 1960.2.28
Doronic 1960.3.25
ダイナサッシュ
鹿毛 1979.3.16
ノーザンテースト 1971.3.15
ロイヤルサッシュ 1966
オリエンタルアート
栗毛 1997.5.12
仔受胎時活性値:1.50
メジロマックイーン[E]
芦毛 1987.4.3
種付け時活性値:0.25
★メジロティターン
芦毛 1978.3.22
メジロアサマ 1966.2.23
シェリル 1971.5.15
メジロオーロラ
栗毛 1978.3.8
リマンド 1965.2.16
メジロアイリス 1964.4.8
エレクトロアート
栗毛 1986.3.29
仔受胎時活性値:0.50
ノーザンテースト[A]
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.50
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
グランマスティーヴンス
栗毛 1977.2.9
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Lt.Stevens[A]
鹿毛 1961.3.14
種付け時活性値:1.75
Dhow
芦毛 1968.3.21
仔受胎時活性値:2.00

<5代血統表内のクロス:ノーザンテースト4×3>

ドリームジャーニー(2004.2.24)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Lt.Stevens
(Shimmer)
6.00 or 4.00
(No.8-C)
初仔

サマー2000シリーズに敢然と挑戦してきたジーワン馬、ドリームジャーニー。ハンデ頭となる斤量57kgもいとやせず、まくり一発、上がり3ハロン34秒4の豪脚を発揮。コースレコードまで0秒1差の1分57秒9の好時計で、2着の56kgダイシングロウ(2004.4.1)に3馬身差の快勝。「サスガに戦ってきた相手が違う!!」というところを見せてくれました。

ドリームジャーニーは、2歳冬に中山芝1600mの朝日杯FS(JpnI)を勝ち、3歳秋に阪神芝2400mの神戸新聞杯(JpnII)を制し、そして4歳夏に小倉芝2000mの小倉記念を圧勝。3年連続はもちろんのこと、異なる距離の重賞で勝利を収めているのですから、ただただ立派です。

また、父ステイゴールドは、なんだ言いながらドリームジャーニー、マイネレーツェル(2005.4.4)、サンライズマックス(2004.4.23)、ソリッドプラチナム(2003.4.30)、アルコセニョーラ(2004.3.17)と、すでに5頭の重賞勝ち馬を送り込んでいます。サスガに国際GI馬、大したもの。SSの血の爆発力に名種牡馬サッカーボーイ(1985.4.28)の甥という血統背景が重なって、確かな遺伝力を見せています。

2000mを圧勝したことによって、更なる飛躍への進路が見えたのではないでしょうか。彼の夢の旅路は、まだまだ続きそうです。ええ、私も期待しています。

今回は特別にオープン勝ち馬の血統についても確認しておきます。

UHB杯、マヤノツルギが5連勝(netkeiba.com)

マヤノツルギ 牡 黒鹿毛 2004.2.12生 新冠・村田牧場生産 馬主・田所英子氏 栗東・梅内忍厩舎

マヤノツルギ(2004.2.12)の4代血統表

ジョリーズヘイロー[A]
黒鹿毛 1987.5.8
種付け時活性値:0.00(2.00)
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947
Jolie Jolie
黒鹿毛 1980.4.1
Sir Ivor
鹿毛 1965.5.5
Sir Gaylord 1959.2.12
Attica 1953.4.7
Who's to Know
黒鹿毛 1970.4.16
Fleet Nasrullah 1955.5.8
Masked Lady 1964.4.30
ターフティファニー
栗毛 1994.3.27
仔受胎時活性値:0.25
サクラユタカオー[A●]
栗毛 1982.4.29
種付け時活性値:0.75
テスコボーイ
黒鹿毛 1963
Princely Gift 1951
Suncourt 1952
アンジェリカ
黒鹿毛 1970.3.29
ネヴァービート 1960
スターハイネス 1964.3.10
ファティマ
栗毛 1983.3.21
仔受胎時活性値:0.50
★ロイヤルスキー[A]
栗毛 1974.5.24
種付け時活性値:0.00(2.00)
Raja Baba 1968.4.5
Coz o'Nijinsky 1969.4.27
ビユーテイワン
栃栗毛 1975.3.5
仔受胎時活性値:1.75
ダッパーダン[B]
栗毛 1962.2.21
種付け時活性値:1.00
ミスジェーン
栗毛 1965.5.6
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Nasrullah5×5、Turn-to4×5(父方)>

マヤノツルギ(2004.2.12)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ダッパーダン 2.75 伯母ユキノビジン
(No.6-A エスサーディー系)
5番仔
(5連産目)

平地の5連勝はなかなか見られません。そんな5連勝馬の血統表を開いてみたら、ユキノビジン(1990.3.10)の甥でした、マヤノツルギ。母ターフティファニーがユキノビジンの全妹ですね。

さて、ユキノビジンが走っていたのも、もう15年前となる1993年。若干の説明を要しますでしょうか。最初は岩手競馬に所属したユキノビジンは当地で4戦3勝を挙げて中央の久保田敏男厩舎に移籍。移籍初戦のクロッカスS(OP)を9番人気ながら中山芝1600mを1分34秒9の好時計勝ち。そのまま直行で挑んだ桜花賞(現JpnI)を5番人気でベガ(1990.3.8)の2着、さらに3番人気で挑んだオークス(現JpnI)もやはりベガの2着と頑張りました。

#なお、1993年の牝馬クラシックは桜花賞、オークス共に、ベガ、ユキノビジン、マックスジョリー(1990.4.26)の順番で1~3着でした。これはJRA史上初の快挙(?)でした。

秋。ユキノビジンは1番人気でクイーンS(現JpnIII)を完勝し、3番人気で挑んだエリザベス女王杯(GI)。よく覚えていますよ。その前週にビワハヤヒデ(1990.3.10)が菊花賞(現JpnI)を制覇したのを受けて、「誕生日が3月10日」「春2冠を連続2着」「3冠最終戦のトライアル重賞を勝利」「鞍上が岡部幸雄騎手」というビワハヤヒデとの合致点が4つ揃い、勝つのはこの馬かと見ていたのです。そうしたら「ベガはベガでも」ホクトベガ(1990.3.26)が2分24秒9のレースレコードでノースフライト(1990.4.12)を抑えたのでした。ユキノビジンは10着。中央に移籍してからずっと手綱を取っていた安田富男騎手から、急に岡部騎手に手が替わったのが悪影響を及ぼしたのでしょうか。不可解な惨敗でした。

捲土重来を期して挑んだ12月のターコイズS(OP)。エリザベス女王杯で負かされたホクトベガも出走していたものの、単勝1.9倍の圧倒的人気に押されたユキノビジン。56.5kgのトップハンデもなんのその、見事に勝利を収めたのでした。

結果的に上述のターコイズSが引退レースとなったユキノビジン。その純和風の可愛らしい名前。白いメンコと髪結いにより綺麗にあしらわれた栗毛。そして、「黄、海老縦縞、青袖」の勝負服と共に、先行して駆ける姿の美しさ。ベガ、ホクトベガ、ノースフライトと役者が揃った1990年生まれ世代の牝馬の、クラシックにおける花形でした。

……あぁ、なんですか、思い出がフラッシュバックしてたくさん書いてしまいました。あいすみません。まま、マヤノツルギの血統については↑の4代血統表が示すとおりです。父ジョリーズヘイローが満16歳時の0遺伝かどうかは微妙ですが、そこは好意的解釈で0としておきましょう(笑)。思えば、ユキノビジンの甥が、マックスジョリーと同じ勝負服で走っているのですから奇縁も感じます。マヤノツルギ、これからも頑張ってほしいものです。

#田所英子オーナーは、以前は「黄、緑星散、袖緑二本輪」の勝負服でしたが、お父様の田所祐オーナーが亡くなられてからは「黄、緑縦縞、袖緑二本輪」を継がれていますね。旧勝負服の折は、マックスキャンドゥ(1995.5.20)の印象が強いのです。ええ、私のいちばん好きな牝馬でした(笑)

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月 6日 (水)

Ped Net。

8月5日、Ped Netにマヤノツルギ(2004.2.12)のデータを登録したオオハシでございます。

そんなPed Net、今日8月6日はサーバーメンテナンスのようです。

【作業日時】
8月6日(水) 06:00時頃~08:00頃

という記載ですが、21:50現在、まだメンテ中です。まま、20万頭以上のデータならば致し方がないのでしょう。

しかし、メンテを行われる方がいらっしゃったんですね。ならば、PedNet Fellowsのメーリングリスト登録時に案内されるIDとパスワードの訂正も、ちゃんと行って頂きたいものです(^^;)

メンテ終了後を楽しみにしております♪

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2008年上半期のGI(JpnI含む)勝ち馬を改めて確認-其の十二-。

第58回安田記念(GI)。

ウオッカ 牝 鹿毛 2004.4.4生 静内・カントリー牧場生産 馬主・谷水雄三氏 栗東・角居勝彦厩舎

ウオッカ(2004.4.4)の4代血統表
タニノギムレット[A]
鹿毛 1999.5.4
種付け時活性値:1.00
ブライアンズタイム
黒鹿毛 1985.5.28
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Kelley's Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark 1963.4.7
Golden Trail 1958.3.5
タニノクリスタル
栗毛 1988.4.4
クリスタルパレス
芦毛 1974.3.25
Caro 1967.4.11
Hermieres 1958.4.10
タニノシーバード
栗毛 1972.4.27
Sea-Bird 1962.3.8
Flaxen 1968.5.15
タニノシスター
栗毛 1993.3.22
仔受胎時活性値:0.50
ルション[A]
黒鹿毛 1981.4.10
種付け時活性値:0.75
Riverman
鹿毛 1969
★Never Bend 1960.3.15
River Lady 1963.5.17
ベルドリーヌ
黒鹿毛 1977.3.15
★Marshua's Dancer 1968.4.15
Palsy Walsy 1960
エナジートウショウ
鹿毛 1987.4.22
仔受胎時活性値:1.25
トウショウボーイ[A●]
鹿毛 1973.4.15
種付け時活性値:1.25
テスコボーイ 1963
ソシアルバターフライ 1957.4.13
コーニストウショウ
栗毛 1977.6.12
仔受胎時活性値:0.25
ダンディルート[E]
栗毛 1972.5.10
種付け時活性値:1.00
ローズトウショウ
鹿毛 1965.4.13
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Graustark4×5(父方)>

ウオッカ(2004.4.4)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
トウショウボーイ
(タニノシスター)
2.75 叔父スカイアンドリュウ
(No.3-L フロリースカップ系)
4番仔
(2連産目)

先行3番手からレースを推し進めた姿。初めてコンビを組む岩田康誠騎手が自信のエスコート。直線、内をあっという間に抜け出した時の、なんという加速力。岩田騎手の大きく振り上げられた左ムチに応えて、上がり3ハロン34秒0の鋭脚。抜け出した馬がメンバー最速の上がり脚では、後続勢は為す術無し。決勝点ではGI昇格後の安田記念では最大着差となる3馬身2分の1差。あまりの強さにどよめき。勝ち時計の1分32秒7も文句なし。やっぱり強かった、第74代日本ダービー(JpnI)馬、ウオッカ。なお、レースの2着は香港からの遠征馬アルマダ(2001.9.25)、3着はエイシンドーバー(2002.5.15)でした。

では、以下にウオッカの簡単な近親牝系図を示しておきます。

コーニストウショウ 1977.6.12 中央0勝
|クララトウショウ 1985.4.25 中央3勝 コスモス賞(OP)
|エナジートウショウ 1987.4.22 不出走
||タニノシスター 1993.3.22 中央5勝
|||ウオッカ 2004.4.4 (本馬) 日本ダービー(JpnI) 安田記念(GI) 阪神JF(JpnI) チューリップ賞(JpnIII)
||スカイアンドリュウ 1997.4.7 中央4勝 京王杯SC(GII)2着
||スリーアベニュー 2002.5.13 現役 ガーネットS(GIII) 同2着
||マイネルダイナモ 2004.4.28 現役 みなみ北海道S(OP)3着
|シスタートウショウ 1988.5.25 中央4勝 桜花賞(現JpnI) オークス(現JpnI)2着 中山記念(GII)2着
|トウショウオリオン 1993.3.29 中央6勝 北九州記念(現JpnIII)
|ジェーントウショウ 1996.4.1 中央0勝
||シーイズトウショウ 2000.4.2 中央7勝 セントウルS(GII)など重賞5勝
|ロゼトウショウ 1997.6.10 中央1勝
||トウショウカレッジ 2002.6.8 現役 米子S(OP) TV愛知オープン(OP)

言わずもがなの小岩井の3号族フロリースカップ(1904)系。叔父スカイアンドリュウは二分久男調教師の定年に伴い角居厩舎へ転厩となった馬でした。そして、角居調教師にJRA初勝利をプレゼントした馬でもあります。重賞初挑戦となった京王杯SCではスティンガー(1996.5.15)にクビ差の2着。父ポリッシュパトリオット(1988.3.24)が満8歳時の0遺伝馬で、素養が高く応援していた馬でした。

また、大叔母シスタートウショウ。真のグッドルッキングホース。栗毛の流星、あまりにも美しい馬でした。そして、屈腱炎を患う前は、美しさに強さと速さを兼ね備えていました。彼女の真の才は病魔によって削がれてしまったと思います。それでも健気に走った現年齢表記5歳時の中山記念2着、安田記念4着は今でも印象に残るレースです。

果たして、ウオッカの秋の進路はいかなる道になるのでしょうか。決着をつけないといけない、同い年のもう1頭の名牝もいますし、ね。充実の4歳、楽しみな秋になってくれることを祈りましょう。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月 5日 (火)

Prix Rothschild (Group 1).

Goldikova 牝 鹿毛 2005.3.15生 愛国・ヴェルテメール兄弟生産 馬主・ヴェルテメール兄弟 仏国・F.ヘッド厩舎

Goldikova(2005.3.15)の4代血統表
Anabaa[A]
鹿毛 1992.3.13
種付け時活性値:1.00
Danzig
鹿毛 1977.2.12
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Pas de Nom
黒鹿毛 1968.1.27
★Admiral's Voyage 1959.3.23
Petitioner 1952
Balbonella
黒鹿毛 1984
★ゲイメセン
黒鹿毛 1975.5.16
Vaguely Noble 1965.5.15
Gay Missile 1967.3.27
Bamieres
黒鹿毛 1978.3.19
★Riverman 1969
Bergamasque 1969.5.7
Born Gold
栗毛 1991.2.17
仔受胎時活性値:1.25
[海外1勝]

Blushing Groom[A●]
栗毛 1974
種付け時活性値:0.00
Red God
栗毛 1954.2.15
Nasrullah 1940.3.2
Spring Run 1948
Runaway Bride
鹿毛 1962
Wild Risk 1940
Aimee 1957
Riviere d'Or
鹿毛 1985.1.31
仔受胎時活性値:1.25
[海外5勝。仏GI1勝、仏GIII2勝]
Lyphard[A]
鹿毛 1969
種付け時活性値:1.75
Northern Dancer 1961.5.27
Goofed 1960.3.29
Gold River
栗毛 1977.1.11
仔受胎時活性値:1.75
[海外7勝。仏GI3勝、仏GII1勝、仏GIII1勝。凱旋門賞馬]
Riverman[A]
鹿毛 1969
種付け時活性値:1.75
Glaneuse
鹿毛 1966.4.9
仔受胎時活性値:0.50
[海外4勝。現伊GI1勝、仏GII1勝、仏GIII1勝]

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×4、Riverman4×4、Nearco5×5>

Goldikova(2005.3.15)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Lyphard 4.75 曾祖母が凱旋門賞馬
(No.22-D)
9番仔?
(少なくとも2連産目以降)

今年2008年からアスタルテ賞改めロートシルト賞(仏GI)ということ。単純な私などはロスチャイルド賞ではないかと思ってしまいますけれど、仏国のボルドーワインの銘柄に「シャトー・ラフィット・ロートシルト」「シャトー・ムートン・ロートシルト」があるということで、日本での通称は独語読みのロートシルト賞で落ち着きそうな感じですか?まま、いずれにしても意味は「赤い盾」賞ですが(^^;)

また、Goldikovaの生産所有者であるヴェルテメール兄弟。シャネルのオーナーとして知られるアランとジェラールの兄弟は、ヴェルトハイマー兄弟という表記もよく見かけますね。ヴェルテメールが仏語読み、ヴェルトハイマーが独語読みでしょうか?私は、どちらかというとヴェルテメールがしっくりきます。

しかし、横文字をカタカナに直して読むのは難しいですね。まま、無理しないのが賢明。私は気ままに、そして大勢に流されます(笑)

* 

という訳で、リネームの第1回目となった2008年のロートシルト賞を制したのはGoldikova。ヴェルテメール兄弟との専属契約を結んでいるオリビエ・ペリエ騎手の激励に応えて、先行3番手からの抜け出しで、我慢強く脚を伸ばしました。ゴール寸前、ラチ沿いを駆けて来た昨年のアスタルテ賞の勝ち馬で仏1000ギニー(GI)馬であるDarjina(2004.2.13)の猛追を抑え、逃げて主導権を握っていた今年の英1000ギニー(GI)馬Natagora(2005.2.18)をねじ伏せました。

Goldikovaは仏1000ギニー2着、仏オークス(GI)3着と続けてZarkava(2005.3.31)の後塵を拝してきただけに、このGI初勝利は格別のものでしょう。まま、血縁のことを言ってはなんですが、負かされ続けたZarkavaはアガ・カーン殿下のオーナーブリード馬、今回負かしたDarjinaはザーラ・アガ・カーン姫のオーナーブリード馬ということで、なんとか一矢を報いたという感じもありますでしょうか。

Darjinaは今年に入ってドバイデューティフリー(UAEGI)、イスパーン賞(仏GI)、クイーンアンS(英GI)、そしてロートシルト賞とGIばかり4戦して2着4回。懸命に頑張るものの、いつも前に何か1頭います。それでも、無事に走っていれば、いつか順番は回ってくるのでしょう。頑張って、Darjina。

ディヴァインライト(1995.5.10)の仔、Natagora。適距離のレースに戻り1番人気に押されたものの及ばず3着。また次に期待しましょう。

では、以下にGoldikovaのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Gold River 1977.1.11 海外7勝 凱旋門賞(仏GI) ロワイヤルオーク賞(仏GI) カドラン賞(仏GI)含む重賞5勝
|シェルシュールドール 1983.3.6 海外4勝 リス賞(仏GIII)
|Riviere d'Argent 1984.2.27 海外1勝-Nijinsky(1967.2.21)の0-
||Silver Fun 1994.5.13 海外2勝 マルレ賞(仏GII)
|Riviere d'Or 1985.1.31 海外5勝 サンタラリ賞(仏GI) ヴァントゥー賞(仏GIII) オマール賞(仏GIII)
||Gold Splash 1990.1.23 海外3勝 マルセルブサック賞(仏GI) コロネーションS(英GI)
||Born Gold 1991.2.17 海外1勝-Blushing Groom(1974.4.8)の0-
|||Gold Round 1997.4.3 海外4勝 クレオパトル賞(仏GIII)-Caerleon(1980.3.27)の0-
|||Born Something 1998.3.25 海外4勝 ラグロット賞(仏GIII)3着
|||Gold Sound 2002.5.21 海外5勝 ギシュ賞(仏GIII)
|||Goldikova 2005.3.15 (本馬) ロートシルト賞(仏GI) クロエ賞(仏GIII)
|Goldneyev 1986.1.29 海外1勝 仏2000ギニー(GI)2着-Nureyev(1977.5.2)の0?-

各々がどの国で出走しているのかまでは把握できませんでした。勝利数も微妙なところがありますのでご容赦願います。しかし、やはりGold Riverの凱旋門賞、ロワイヤルオーク賞、カドラン賞という(超)長距離GI3勝は凄いですね。また、牝系図には示しませんでしたが、Gold Riverの母Glaneuseはジョッキークラブ大賞(現伊GI)の勝ち馬ですね。近親馬の生産者を見れば、ヴェルテメール家が大事に育んでいる牝系であることが見て取れます。

ロートシルト賞の上位3頭は、いずれも、それぞれに頑張って欲しい馬たちです。Goldikova、Darjina、Natagora。彼女らのこれからに期待しましょう。

ではでは、今日はこのへんで。 

<Web Resource>

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2008年8月 4日 (月)

四方山話-其の弐-。

◆Darby Dan Farm◆

過去10年の"キング・ジョージ"(英GI)連対馬の4代血統構成について。」というエントリに、ダービーダンファーム(Darby Dan Farm)-トップページは音が出るので注意-の話題を出して頂いて、ちょこっと調べてみると、同牧場の日本競馬に対する影響力の強さを感じました。

まずは、創業者ジョン・W.ガルブレス氏の生産所有馬だったRoberto(1969.3.16)。ちらっと確認したところ、ガルブレス氏はメジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツのオーナーでもあったようで、同チームのスター選手であったロベルト・クレメンテ(Roberto Clemente)からその名をもらい受けたということです。英ダービー(GI)馬であるRobertoは、20世紀の英国最強馬と喧伝されるBrigadier Gerard(1968.3.5)に対して、1972年のベンソン&ヘッジスGC(現英インターナショナルS、GI)において生涯唯一の敗戦を付けた馬としても知られていますね。さて、Roberto系はそのスピードと持久力の確かさで日本のクラシックディスタンスで活躍馬を続出しているのは言わずもがな。リアルシャダイ(1979.5.27)ライスシャワー(1989.3.5)シャダイカグラ(1986.3.23)イブキマイカグラ(1988.2.24)などで先鞭をつけたそのブーム、後に続いたのがやはりダービーダンファームの生産馬であるブライアンズタイム(1985.5.28)でした。 

ブライアンズタイムは今は無き早田牧場の輸入馬ですけれど、その輸入時のエピソードはよく知られていますね。本来は、同い年のいとこで同じくダービーダンファームの生産馬だった北米芝王者のサンシャインフォーエヴァー(1985.3.14)を輸入しようとしたところ、折り合いが付かず、代替として購入されたのがブライアンズタイムでした。しかし、代替の扱いに発奮したのか、ブライアンズタイムは恐るべき遺伝力を見せ、初年度から3冠馬ナリタブライアン(1991.5.3)、オークス(現JpnI)馬チョウカイキャロル(1991.3.26)を輩出。以後もサニーブライアン(1994.4.23)タニノギムレット(1999.5.4)という日本ダービー(現JpnI)馬をはじめ、ジーワン勝ち馬を多数輩出しています。また、タニノギムレットからはウオッカ(2004.4.4)という才媛が生まれました。

そして、日本のRoberto系の最強馬として忘れてはならない栗毛馬がいます。グラスワンダー(1995.2.18)。同馬は「フィリップス・レーシング・パートナーシップ&ジョン・フィリップス」という生産名義ですが、ジョン・フィリップス氏は、創業者であるガルブレス氏の孫で、現在のダービーダンファームのオーナーですね。ダービーダンファームの歴史のページにもグラスワンダーがしっかり紹介されています。グラスワンダーは朝日杯3歳S(現朝日杯FS、JpnI)を1分33秒6の快時計で制した際に「凄い馬だ」と素直に思いました。その後は紆余曲折があったものの有馬記念(GI)連覇、宝塚記念(GI)完勝とグランプリ3連勝を飾り「非根幹距離のジーワンに強いRoberto系」らしさを見せつけてくれました。特にグラスワンダーが制した宝塚記念は現地で観戦していたのですが、1週目のホームストレッチでスペシャルウィーク(1995.5.2)をマークする姿を見て「あ、今日はやられてしまう」と、鞍上の的場均騎手(現調教師)込みで思ったものです。

#余談。ナリタブライアンが日本ダービーを制した際に「ロベルトの3代目の走りを見に来た」と言って来日されたダービーダンファームの関係者さんがいらっしゃったと思うのですが、それがジョン・フィリップス氏だったかどうかは記憶が定かではありません。

また、日本馬の母方に潜入して良い仕事をしたダービーダンファーム生産馬がいます。シャトーゲイ(1960.2.29)。世界レコードを5回記録したSwaps(1952.3.1)は種牡馬としての大部分の時間をダービーダンファームで過ごしました。その折の代表産駒がケンタッキーダービー(現米GI)父仔制覇を遂げ、ベルモントS(現米GI)を制して米2冠馬となったシャトーゲイでした。「シャトーゲイ」と聞いて、2頭の1984年産馬のブルードメアサイアーと思われた方は、サスガです。タマモクロス(1984.5.23)メリーナイス(1984.3.22)。中島理論的には共にその父満8歳時の0交配を受けた活躍馬、母方からHyperion(1930.4.18)につながる血脈を受けて、底力を注入されていたのでした。

ほかにも現代血統の重要な構成因子となっているGraustark(1963.4.7)&His Majesty(1968.4.15)の全兄弟もダービーダンファームの生産馬ですね。兄Graustarkは直仔ジムフレンチ(1968.4.26)を経由して、今のところRibot(1952.2.27)系唯一の日本ダービー馬であるバンブーアトラス(1979.4.27)を送り込んでいます。他にも同じく直仔ラディガ(1969.5.18)がオークス馬ケイキロク(1977.4.28)を送り込みました。また、弟His Majestyは直仔Pleasant Colony(1978.5.4)、直孫Pleasant Tap(1987.5.8)のラインからタップダンスシチー(1997.3.16)を送り込みました。His Majestyのラインには、他にも輸入種牡馬のタイトスポット(1987.2.24)がいます。タイトスポットの代表産駒であるブラボーグリーン(1994.5.21)が制した1998年の京阪杯(GIII)、実は幸英明騎手の重賞初制覇でした。合わせて、His Majestyは20世紀最後半の大種牡馬デインヒル(1986.3.26)の母父でもありますね。

なお、Graustark&His Majesty兄弟の父であるRibotの米国時代の供用地がダービーダンファームでした。Ribotは本来5年リースの契約で、供用後は伊国に戻るはずでしたが、気性難が悪化していた為、ダービーダンファームが終の棲家となりました。前述のSwapsと合わせて、1952年生まれの「米国最強」「欧州最強」と目された同い年2頭が同じ場所にいたのですから、これは凄い。ほかにもダービーダンファームはSea-Bird(1962.3.8)を150万ドルの高値でリースしたり、Sword Dancer(1956.4.24)を供用したりしました。Sea-Bridからは米2冠馬であるLittle Current(1971.4.5)-Sea-Bridが満8歳時の0交配馬-がダービーダンファーム産馬として送り込まれています。

総体的に日本の競馬に良く合う感じがするダービーダンファームの生産馬たち。これからも、少なからず影響を与え続けるのでしょうね。

◆英ダービーとケンタッキーダービーの両方を制したオーナー◆

上の項ともつながる内容ですが、切り分けておきます。

ダービーダンファームの創業者であるジョン・W.ガルブレス氏は、Robertoとシャトーゲイにより、英ダービーとケンタッキーダービーを制したオーナーになりました。英語版Wikipediaのガルブレス氏の項などによると、このダブル制覇を遂げたオーナーは、ほかにはポール・メロン氏、マイケル・テイバー氏-スーザン・マグナーさんとの共同所有含む-、サウジアラビアのアーメド・ビン・サルマン殿下しかいないということです。つまりは4者しか達成していない、なかなかに難しい記録です。

ダブル制覇を遂げた馬主順に、各々の持ち馬を列記しておきますと、

英ダービーとケンタッキーダービーの両方を制したオーナー
馬主 英ダービー勝ち馬(生年月日) ケンタッキーダービー勝ち馬(生年月日)
ジョン・W.ガルブレス氏 Roberto(1969.3.16) シャトーゲイ(1960.2.29)
ポール・メロン氏 Mill Reef(1968.2.23) Sea Hero(1990.3.4)
マイケル・テイバー氏 Galileo(1998.3.30)
High Chaparral(1999.3.1)
サンダーガルチ(1992.5.23)
アーメド・ビン・サルマン殿下 オース(1996.4.22) ウォーエンブレム(1999.2.20)

ほかのオーナーが軒並み1990年代以降に達成しているのに、ガルブレス氏は1970年代初頭にすでに達成しています。しかも両レース共にオーナーブリード馬で。むぅ、素晴らしいですね。

勢い込んで書きましたが、エネルギー切れの模様です(苦笑)。ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月 3日 (日)

4頭のGI勝ち馬を輩出した母-其の弐-。

其の壱でご紹介したDahlia(1970.3.25)に続いてお届けするのは、その子息や玄孫によってやはり日本にも縁が深いFall Aspenを。

Fall Aspen 牝 栗毛 1976.3.9生 米国・J.M.ロブリング氏生産 馬主・J.M.ロブリング氏ほか 米国・J.E.ピコウ厩舎

Fall Aspen(1976.3.9)の4代血統表
Pretense[A]
黒鹿毛 1963.4.19
種付け時活性値:1.00
Endeavour
黒鹿毛 1942
British Empire
鹿毛 1937
Colombo 1931
Rose of England 1927
Himalaya
鹿毛 1931
Hunter's Moon 1926
Partenope 1916
Imitation
栗毛 1951
Hyperion
栗毛 1930.4.18
Gainsborough 1915.1.24
Selene 1919 ♀
Flattery
栗毛 1938
★Winalot 1921
Fickle 1929
Change Water
栗毛 1969.4.7
仔受胎時活性値:1.50

Swaps[C]
栗毛 1952.3.1
種付け時活性値:0.00
★Khaled
鹿毛 1943
Hyperion 1930.4.18
Eclair 1930
Iron Reward
鹿毛 1946
Beau Pere 1927
Iron Maiden 1941
Portage
鹿毛 1952
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
War Admiral[D]
黒鹿毛 1934.5.2
種付け時活性値:0.25
★Man o'War 1917.3.29
Brushup 1929
Carillon
栗毛 1939
仔受胎時活性値:1.00
Case Ace[A]
鹿毛 1934
種付け時活性値:1.00
Sunfeathers
栗毛 1934
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Hyperion3×4、Selene(♀)4・5×5、Teddy5×5、Son-in-law5×5、War Admiral5×3(母方)>

Fall Aspen(1976.3.9)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Pretense 5.50 or 3.50 直仔に重賞勝ち馬8頭
(No.4-M)
3番仔以降の仔

競走馬としてもメイトロンS(米GI)を制するなど通算20戦8勝の活躍馬だったFall Aspen。けれど、その真価は繁殖牝馬となった時に発揮されました。

中島理論的に見た時、Fall Aspenの繁殖牝馬としての能力を支えているのは、

  1. 母父Swapsの0交配
  2. 「Phalaris系×Hyperion系×Man o'War系」という3系の組み合わせ
  3. 料的遺伝値のクレジットが「4.50(2.50)」

というところでしょうか。

まず、1点目により父の母父Hyperionと祖母父War Admiralがオレンジ0化されています。結果、近い代で多くの先祖を減らしています。また2点目により、配合種牡馬を問わず、資質固定指数が「0.50」以下になります。3点目の料的遺伝値のクレジットですが、母と祖母間の受け渡しが2.00であれば4.50ですね。以下に示す産駒の活躍からは4.50と考えたいところです。

以上の3点より、相手を問わず「組み合わせの妙」が得られ、さらに仔に体力の受け渡しも可能な自力型の繁殖牝馬、それがFall Aspenでした。

では、Fall Aspenの驚嘆すべき繁殖成績について、以下に簡単に記しておきます。

Fall Aspen(1976.3.9)の主な産駒
産駒名
(生年月日 性別)
父馬名
(生年月日)
戦績 主な勝ち鞍(あるいは主な入着歴)
※格付けはいずれも競走当時のもの。
備考
ティンバーカントリー
(1992.4.14 牡)
★Woodman
(1983.2.17)
米5勝 プリークネスS(米GI)
BCジュベナイル(米GI)
シャンペンS(米GI)
バルボアS(米GIII)
BCジュベナイル勝ち馬として初めて米3冠レースのひとつを制した。引退後は輸入種牡馬として活躍中。
Hamas
(1989.4.28 牡)
Danzig
(1977.2.12)
英5勝 ジュライC(GI)
デュークオブヨークS(GIII)
  
Fort Wood
(1990.5.5) 牡)
★Sadler's Wells
(1981.4.11)
仏独3勝 パリ大賞(仏GI)
ノアイユ賞(仏GII)
引退後は南アフリカで名種牡馬となる。南ア3冠馬Horse Chestnut(1995.8.19)の父。
Northern Aspen
(1982.2.26 牝)
Northern Dancer
(1961.5.27)
英仏米5勝 ゲイムリーH(米GI)
アスタルテ賞(仏GII)
曾孫に桜花賞(JpnI)馬レジネッタ(2005.5.11)
Bianconi
(1995.4.19 牡)
Danzig
(1977.2.12)
英3勝 ダイアデムS(GII)   
Colorado Dancer
(1986.2.13 牝)
Shareef Dancer
(1980.3.3)
仏米3勝 ポモーヌ賞(仏GII)
ミネルヴ賞(仏GIII)
Dubai Millennium(1996.3.20)の母。
Elle Seule
(1983.2.24 牝)
Exclusive Native
(1965.4.17)
仏米3勝 アスタルテ賞(仏GII) 愛1000ギニー(GI)馬Mehthaaf(1991.2.3)、ジュライC(英GI)勝ち馬Elnadim(1994.4.24)の母。
Mazzacano
(1985.2.7 牡)
Alleged
(1974.5.4)
英3勝 グッドウッドC(GIII)
ゴールドC(GI)2着
  
Prince of Thieves
(1993.4.17 牡)
ハンセル
(1988.3.12)
米2勝 スワップスS(GII)2着
レキシントンS(GII)2着
ケンタッキーダービー(GI)3着
3歳秋のペンシルヴァニアダービー後に死亡。

じ、実に8頭の重賞勝ち馬の母。ステークスウイナーということでは、Prince of ThievesもサンタカタリナS(当時LR)を制しています。恐るべしはFall Aspen。

GI勝ちを収めた牡馬産駒のうち、その父から0交配を受けたティンバーカントリーとFoot Woodの両馬は、共にGI勝ち馬の父となっています。また、重賞勝ちを収めた牝馬産駒は繁殖牝馬としての能力の確かさを受け継いだのか、Northern Aspenが曾孫にレジネッタ、Colorado Dancerが直仔にDubai Millennium、Elle Seuleが直仔にMehthaaf、Elnadimと活躍馬を続々と送り込んでいます。

Fall Aspenの血、21世紀になっても色褪せず、ずっと受け継がれていくのでしょう。玄孫のレジネッタがお母さんになった時も楽しみですね。

ではでは、今日はこのへんで。

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2008年8月 2日 (土)

2008年上半期のGI(JpnI含む)勝ち馬を改めて確認-其の十一-。

第75回日本ダービー(JpnI)。

ディープスカイ 牡 栗毛 2005.4.24生 浦河・笠松牧場生産 馬主・深見敏男氏 栗東・昆貢厩舎

ディープスカイ(2005.4.24)の4代血統表
アグネスタキオン[A]
栗毛 1998.4.13
種付け時活性値:1.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
アグネスフローラ
鹿毛 1987.6.18
ロイヤルスキー
栗毛 1974.5.24
Raja Baba 1968.4.5
Coz o'Nijinsky 1969.4.27
アグネスレディー
鹿毛 1976.3.25
リマンド 1965.2.16
イコマエイカン 1967.5.18
アビ
栗毛 1995.5.5
仔受胎時活性値:0.25
Chief's Crown[A]
鹿毛 1982.4.7
種付け時活性値:1.00
Danzig
鹿毛 1977.2.12
Northern Dancer 1961.5.27
Pas de Nom 1968.1.27
Six Crowns
栗毛 1976.4.21
Secretariat 1970.3.30
Chris Evert 1971.2.14
Carmelized
鹿毛 1990.4.9
仔受胎時活性値:1.00
Key to the Mint[B]
鹿毛 1969.3.9
種付け時活性値:1.00
Graustark 1963.4.7
Key Bridge 1959.4.10
Carmelize
鹿毛 1972.4.23
仔受胎時活性値:0.25
Cornish Prince[A]
黒鹿毛 1962.3.29
種付け時活性値:0.25
Miss Carmie
鹿毛 1966.2.21 ♀
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Bold Ruler5×5×5、Miss Carmie(♀)5×4(母方)>

ディープスカイ(2005.4.24)の中島理論的総括
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
アグネスタキオン
(アグネスフローラ)
2.75 以下の近親牝系図を参照願います
(No.23-B)
4番仔
(不受胎後)

2005年生まれ世代の頂点を決める一戦、第75回日本ダービー。しかし、私が競馬を見始めてから、数えて16回目のダービーですか。そりゃ、トシも取るはずです(笑)

という訳で、今年2008年の日本ダービーを制したのは、ディープスカイ。皐月賞(JpnI)馬キャプテントゥーレ(2005.4.5)不在の一戦、ファンは出走馬唯一のジーワン勝ち馬、前走のNHKマイルカップ(JpnI)をやはり1番人気で応えたディープスカイを1番人気に支持しました。1枠1番からの発走、白い帽子に「青、白玉霰、白袖青二本輪」の勝負服を背にした栗毛馬は、道中、悠然と後方4、5番手を進みました。直線、皐月賞の敗戦から12番人気まで人気を落としたスプリングS(JpnII)の勝ち馬スマイルジャック(2005.3.8)が先に抜け出し、内ラチ沿い一杯に脚を伸ばしました。今年の桜花賞ジョッキー・小牧太騎手を背にした黒鹿毛馬の脚勢は鈍ることなく、そのまま勝ち切るのかと思われた瞬間。ある意味四位洋文騎手らしく、大外に持ち出していたディープスカイが、ものすごい脚色で前を行く馬たちを次々と捉え、最後は1馬身2分の1差、しっかりスマイルジャックを差し切ったところが栄光のゴールでした。混戦と目された春の牡馬クラシック戦線、終わってみれば「変則2冠馬の誕生」という結末でした。

良馬場の府中芝2400mの勝ち時計は2分26秒7。レースの2着は上述の通りスマイルジャック、3着は1コーナーで同厩馬からの不利を被ってしまったNHKマイルC2着のブラックシェル(2005.1.31)、4着は2番人気だった弥生賞(JpnII)勝ち馬マイネルチャールズ(2005.4.27)、5着がきさらぎ賞(JpnIII)の勝ち馬レインボーペガサス(2005.3.30)でした。

生産場の笠松牧場、馬主の深見敏男オーナー、管理される昆貢調教師は日本ダービー初制覇、鞍上の四位騎手は昨年のウオッカ(2004.4.4)に続いて史上2人目の「日本ダービー連覇騎手」となりました。おめでとうございました。

父アグネスタキオンは立つことすら出来なかった府中芝2400mの舞台、息子ディープスカイが見事に父の無念を晴らしました。その孝行息子の勝利によりアグネスタキオンは、数多いるSS二世種牡馬として、初めて、日本ダービー勝ち馬の父となりました。その天賦の才は彼の走りをご覧になった方であれば重々ご承知でしょう。新馬戦をパドックから見ていたなんて何の自慢にもなりませんが、リブロードキャスト(1998.4.20)以下を軽くいなした阪神芝2000mのデビュー戦を思い出します。

さて、アグネスタキオンにおける種牡馬としての能力の後ろ盾を、中島理論的な見解を交えて述べると、

  1. Northern Dancer & Native Dancer Freeの血統構成
  2. 皐月賞制覇後に引退してしまい、世代の頂点には立てなかった
  3. 3歳の早期で引退して精神的な充電期間を経て4歳から種付け

というところが挙げられますでしょうか。

1点目は父サンデーサイレンスやトニービン(1983.4.7)ブライアンズタイム(1985.5.28)など平成御三家種牡馬、はたまた同じSS二世種牡馬フジキセキ(1992.4.15)と同様ですね。生産界に溢れる血を持ち合わせていないところが強みで多くの牝馬との交配が可能です。

2点目は以前に「直祖父SSのJRA平地ジーワン勝ち馬を見直す。」というエントリでも確認しましたが、現在のところ複数のJRA平地ジーワン勝ち馬を輩出しているSS二世種牡馬、フジキセキ、ダンスインザダーク(1993.6.5)、そしてアグネスタキオン。いずれも「3歳時に引退」「春期に世代の頂点を決める日本ダービーを制していない」という共通点がありますね。

3点目は、これは若干引退時期が遅くなってしまったことにも起因していますけれど、フジキセキとは違い、3歳時にお休みを取ることができたのが奏功したように思います。半ば定説化された「SS二世種牡馬の初年度産駒は期待ほど動かない」というジンクスも、NHKマイルカップ勝ち馬であるロジック(2003.3.17)を初年度から送り込んだアグネスタキオンには無縁でした。以降、2年度に「女傑」ダイワスカーレット(2004.5.13)、そして3年度にディープスカイとキャプテントゥーレを輩出するという素晴らしさです。

SS二世種牡馬として一歩抜け出したどころか、現在JRAのリーディングサイアー争いでもトップに立っているアグネスタキオン。これからも産駒の活躍は続々と見られるのでしょう。楽しみですね。

では、以下にディープスカイの、割合にディープな近親牝系図を示しておきます。

Miss Carmie 1966.2.21 米3勝
|Chris Evert 1971.2.14 米10勝 CCAオークス(GI)などNY牝馬3冠
||Six Crowns 1976.4.21 米5勝 レディースH(GI)3着
|||Chief's Crown 1982.4.7 米12勝 BCジュベナイル(GI)含む重賞9勝(うちGI8勝)
|||クラシッククラウン 1985.4.30 米5勝 フリゼットS(GI) ガゼルH(GI)
|||Tribunal 1997.3.16 米3勝 サンタアニタH(GI)3着 サンベルナルディノH(GII)3着
||Nijinsky Star 1980.5.3 不出走
|||Hometown Queen 1984.2.23 米5勝 ケンタッキーオークス(GI)2着 ヘンプステッドH(GI)2着
|||リバッサー 1989.5.19 米伊仏3勝 タイダルH(米GII)
|||Viviana 1990.6.9 米仏3勝 プシシェ賞(仏GIII)2着
|Carmelize 1972.4.23 米6勝 シープスヘッドベイH(GII)3着
||Carmelized 1990.4.9 北米1勝
|||アビ 1995.5.5 英1勝
||||ディープスカイ 2005.4.24 (本馬) 日本ダービー(JpnI) NHKマイルC(JpnI) 毎日杯(JpnIII)
|||Royal Dragon 1998.3.20 独仏伊6勝 独2000ギニー(GII)含む独GII4勝
|All Rainbows 1973 米7勝 オープンファイアS(GIII)2着 デラウェアオークス(GI)3着
||All Dance 1978.4.2 米仏1勝
|||Carezza 1989.3.3 米仏5勝 ヴァイオレットH(米GIII)2着
|||タップダンスシチー 1997.3.16 日仏12勝 ジャパンカップ(GI) 宝塚記念(GI)含む重賞7勝
||Winning Colors 1985.3.14 米8勝 ケンタッキーダービー(GI)含むGI3勝
|||ゴールデンカラーズ 1993.4.20 中央3勝 フローラS(旧OP) クイーンC(GIII)2着
||||チアフルスマイル 2000.4.9 中央8勝 キーンランドC(GIII)ほかにGIII2着2回3着2回
||Shareek 1990.5.12 英1勝 ジェフリーフリアS(GII)2着 ゴードンS(GIII)2着
|Center Court Star 1981.5.9 米0勝
||Lyfestar 1986.4.8 米2勝 ミスグリリョS(GII)2着
||Lambent Light 1993.3.1 南ア6勝 シャープエレクトロニクスC(GI)
|Barbara Schurgin 1974.4.25 不出走
||Paristo 1978.3.29 米3勝 イリノイダービー(GIII) プリークネスS(GI)3着
|Social Column 1976.5.3 不出走
||ツータイミング 1986.3.7 米英3勝 プリンスオブウェールズS(英GII)
|Charmie Carmie 1979.4.4 米0勝
||Himmah 1987.4.30 英3勝
|||Mutawwaj 1995.3.26 米英伊仏3勝 伊ダービー(GI)3着
||Faaz 1989.2.10 ペルーチリ英12勝 ペルーGI3勝ほか
|アンスチュアート 1980.4.19 不出走
||Ann Alleged 1985.3.31 英5勝 ビウィッチS(GIII)3着
||Secret Obsession 1986.3.18 英1勝
|||Obsessive 1993.3.4 愛英1勝 ミュージドラS(英GIII)3着
||Beyton 1989.3.18 米英独5勝 キングエドワード7世S(英GII)
|Missed the Wedding 1985.5.28 米0勝
||Missed the Storm 1990.1.23 米6勝 テストS(GI) アスタリタS(GII)
||Green Means Go 1992.2.4 米9勝 レキシントンS(GIII) ヒルプリンスS(GIII)
|Whisper Who Dares 1986.6.6 米1勝
||Confessional 1996.5.7 米4勝 フリゼットS ロイヤルノースH(GIII)2回

目にも見よ、この暇な所業(笑) 。日曜日の朝の起き抜けから何を必死に調べていたんでしょうね。まま、何かのご参考になれば幸いです。

秋は神戸新聞杯(JpnII)からの始動が伝えられたディープスカイ。その後に向かうのは同世代との3冠最終戦・菊花賞(JpnI)か、それとも古馬との戦いとなる天皇賞・秋(GI)か。どちらに向かうにせよ、もし勝利を収めれば、歴史の新しい扉が開きます。ディープスカイ、真っ青な空の下でまた快走を見せてほしいものです。

ではでは、今日はこのへんで。

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