2008年上半期のGI(JpnI含む)勝ち馬を改めて確認-其の十-。
第69回オークス(JpnI)。
トールポピー 牝 鹿毛 2005.1.30生 早来・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 栗東・角居勝彦厩舎
ジャングルポケット[A] 鹿毛 1998.5.7 種付け時活性値:1.50 |
トニービン 鹿毛 1983.4.7 |
カンパラ 鹿毛 1976.2.19 |
Kalamoun 1970.4.30 |
State Pension 1967 | |||
Severn Bridge 栗毛 1965 |
Hornbeam 1953 | ||
Priddy Fair 1956 | |||
ダンスチャーマー 黒鹿毛 1990.4.18 |
Nureyev 鹿毛 1977.5.2 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Special 1969.3.28 | |||
Skillful Joy 栗毛 1979.4.8 |
Nodouble 1965.3.4 | ||
Skillful Miss 1974.1.23 | |||
アドマイヤサンデー 鹿毛 1995.2.20 仔受胎時活性値:0.25 |
★ サンデーサイレンス[A] 青鹿毛 1986.3.25 種付け時活性値:0.00 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
ムーンインディゴ 鹿毛 1986.2.11 仔受胎時活性値:2.00(0.00) |
El Gran Senor[A] 鹿毛 1981.4.21 種付け時活性値:1.00 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Sex Appeal 1970.5.12 | |||
Madelia 栗毛 1974.4.20 仔受胎時活性値:0.75 |
Caro[A] 芦毛 1967.4.11 種付け時活性値:1.50 |
||
Moonmadness 栗毛 1963.5.3 仔受胎時活性値:0.50 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×4>
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
---|---|---|---|
ジャングルポケット | 3.50 or 1.50 |
全兄フサイチホウオー (No.1-P) |
5番仔 (4連産目) |
直線で「ひと悶着」はあったものの2歳女王トールポピーが再び輝いた瞬間でした、第69回オークス。府中3戦3勝、そして芝2400m2戦2勝だった父ジャングルポケット譲りの適正をそのまま受け継ぎ、府中芝2400mのクラシックの舞台で見事に開花させました。レースの2着は直線で先に抜け出して我慢する強い競馬を見せた桜花賞(JpnI)2着馬エフティマイア(2005.2.14)、3着は上がり3ハロン35秒2のメンバー中最速脚を見せた桜花賞馬レジネッタ(2005.5.11)でした。
では、以下にトールポピーのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
Madelia 1974.4.20 仏4勝 仏オークス(GI) 仏1000ギニー(GI) サンタラリ賞(GI) |マグダレナ 1980.2.10 英1勝 コロネーションS(当時GII)3着 ||Maison Close 1985.2.24 加仏米5勝 ナッソーS(加GII) |Claude Monet 1981.5.4 英仏4勝 ダンテS(英GII) |ミュージッククラシック 1982.4.28 英1勝 ||Mutual Consent 1991.2.26 仏2勝 ミネルヴ賞(GIII)2着 |Malibran 1983.4.2 不出走 ||Moonlight Charger 1995.5.13 米4勝 サンアントニオH(GII)3着 |ムーンインディゴ 1986.2.11 不出走 ||アドマイヤサンデー 1995.2.20 中央3勝 阪神牝馬特別(現阪神牝馬S、GII)2着 |||フサイチホウオー 2004.2.16 中央4勝 共同通信杯(JpnIII)含む現JpnIII3勝 |||トールポピー 2005.1.30 (本馬) オークス(JpnI) 阪神JF(JpnI) |Marignan 1989.4.4 仏1勝 仏ダービー(GI)2着 |Moonlight Dance 1991.3.18 仏2勝 サンタラリ賞 ||Memory Maker 1997.2.23 仏1勝 パース賞(GIII)2着
全兄フサイチホウオーは日本ダービー(JpnI)戦前までは世代最強と目された馬でした。腰の痛いところが無ければ、もう少し、活躍を見られたはずです。
夏はアメリカンオークス招待S(米GI)出走を視野に入れられていたものの疲れが抜けきらず回避。秋に備えるトールポピー、もう一花、いえ、それ以上の花を咲かせることができるでしょうか。楽しみにしましょう。
ではでは、今日はこのへんで。
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