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2008年4月16日 (水)

笑顔を独り占めできるか-15号族-。

小牧太騎手の2週連続クラシック制覇が気になる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

と、本題に入る前にお詫びでございます。ご愛顧を頂いております「中島理論コラムのページ」、通称「表のページ」なのですが、えー、私がレンタルサーバー会社への送金を、しっかり忘れておりまして、現在URLが使用できない状況です。

で、大変申し訳ないのですが、ミラーリングページとして「http://www.takayoshiohashi.com/nakajima/」をご用意致しました。表のページの内容と同内容ですし、namazuを用いた検索もまったく同様に可能です。

……と言いますか、実は前々からページを移管しようと思っていたのです。旧来の表のページも、送金次第、復旧できると思いますけれど、できれば、新しいURLのページをご覧頂けると幸いです。

しかし、いずれにせよ、ご案内無しに旧来の表のページが見られない状態で本当に申し訳ありません。謹んでお詫び申し上げます。

では、なかなか気を取り直すことができませんが、今日の記事を以下に記しておきます。

桜花賞(JpnI)をレジネッタ(2005.5.11)で制して波に乗る小牧騎手。彼の皐月賞(JpnI)における相棒がスマイルジャック(2005.3.8)。前走スプリングS(JpnII)を父タニノギムレット(1999.5.4)との父仔制覇で実力を見せつけ、またデビュー以来[2-3-2-0]と3着を外していない安定感も魅力です。今年の混戦皐月賞の出走メンバーでは、もちろん有力メンバーの1頭です。

今回のlogは、皐月賞の主役候補であるスマイルジャックの血統背景のうち、彼の直牝系について、少しだけ確認しておきたいと思います。

スマイルジャックの直牝系は「15-a」に属しています。つまりは15号族。ブルース・ロウが行った英国クラシック勝ち馬の輩出順による牝系の仕分けでは比較的若いファミリーナンバーが振られていますね。

さて、15号族の前後のファミリーナンバーである14号族や16号族は活躍馬が散見できます。

14号族であれば、日本で著名なのは小岩井のタイランツクヰーン(1928)系。同系からは「幻の馬」トキノミノル(1948.5.2)、「3強の一角」グリーングラス(1973.4.5)、「牝馬2冠」マックスビューティ(1984.5.3)などが輩出されています。

他の分枝系統からもノーザンテースト(1971.3.15)カツラギエース(1980.4.24)サクラローレル(1991.5.8)マヤノトップガン(1992.3.24)アドマイヤコジーン(1996.4.8)タイムパラドックス(1998.5.23)などが近年ではよく知られたところでしょうか。サクラローレルとタイムパラドックスはいとこですね。

ノーザンテーストとカツラギエースの名前が出ましたが、彼らの牝系祖であるPretty Polly(1901)を基幹とする14号族の分枝系は世界的に知られていますね。社台さんは折々にこの牝系から種牡馬や活躍馬を送り込まれています。名種牡馬となったガーサント(1949.4.5)とノーザンテーストはもちろんのこと、ダイナコスモス(1983.3.25)の父ハンターコム(1967)、オークス(現JpnI)馬アドラーブル(1989.3.28)、その全弟ノーザンレインボー(1990.5.6)などがそうですね。あ、凱旋門賞(仏GI)を制した後に購入されたキャロルハウス(1985.3.5)もそうですね。彼は母父シルバーシャーク(1963)が泣かせます。

また、16号族であれば、日本で著名なのは御料の星旗(1924)系(→参考log)。「月城」ことクレオパトラトマス(1932.3.22)を基幹牝馬として現代においても活躍馬を送り込んでいますね。

合わせて、小岩井のヘレンサーフ(1903)系(→参考log)はアカネテンリュウ(1966.4.30)、オサイチジョージ(1986.4.13)ヒシミラクル(1999.3.31)などの大塚牧場産馬が知られており、同じく小岩井のステップシスター(1928)系からはオペックホース(1977.3.5)が輩出されています。

他にも、サクラ軍団の基礎繁殖であるスワンズウッドグローヴ(1960)、「生涯挑戦者」スピードシンボリ(1963.5.3)マンハッタンカフェ(1998.3.5)ビワハイジ(1993.3.7)アドマイヤジャパン(2002.4.16)アドマイヤオーラ(2004.2.19)母仔などが知られていますね。って、最後の4頭はシュレンダーハン牧場のSラインから出た近親馬ばかりですが(笑)

閑話休題。

では、皆様、15号族の活躍馬と尋ねられて、スマイルジャック以外に、パッと思いつかれますでしょうか?

私は血統をよくよく見るようになったこの15年ほどで、15号族のJRA重賞勝ち馬は初めてお目にかかりました。どこかで忘れている馬がいたら、ごめんなさい。

かろうじて他のオープン級として思い出せたのが「ほら、あの、アンバーシャダイの仔で、韓国馬事会杯を勝った馬」ということで調べ直したジェラ須貝、もとい、ジェラスガイ(1992.4.22)でした。はは、父と勝ったレースを覚えていても、該当馬の名前が出てこないのが切ないところです(苦笑)。彼を覚えていたのは「うわ、15号族って珍しいなぁ」と、週刊「競馬ブック」誌上に掲載されるレース勝ち馬の3代血統表を見た時に思ったからでしょう。さりとて、馬名を忘れてはいけませんが……。

Webを渉猟してみても、15号族の中央重賞勝ち馬はセントライト記念(現JpnII)、日本短波賞(現ラジオNIKKEI賞、JpnIII)、クモハタ記念などを制したスルガスンプジョウ(1971.5.25)くらいでした。

まま、スマイルジャックは祖母カイウンテンシ(1987.4.18)の全兄に川崎記念(現統一JpnI)、ダービーグランプリ(旧統一JpnI)などを制したアエロプラーヌ(1985.4.3)がおり、15号族の中では比較的活力のある分枝系と言えます。果たして、15号族の牝系からJRAジーワンの勝ち馬が輩出されるでしょうか。そのあたりも密かな楽しみとして、レースを観戦したいと思います。

スマイルジャックと小牧太騎手の未来に更なる笑顔があらんことを祈って、今日はこのへんで。あー、ホントに皆様ごめんなさい……。

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コメント

お忙しい中、早速の対応ありがとうございました。
この季節はオオハシ様のHPを拝見しないと落ち着かないので、助かりました。

枠順確定後の馬柱も楽しみにしています。

投稿: Y.Tateno | 2008年4月16日 (水) 13時30分

◎Y.Tateno様
いつもお世話になっております。

表のページは、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。

微力ながら参考にして頂けるところがあるのであれば、
これに勝る喜びはありません。ありがとうございます。

ではでは、わざわざのコメント、誠にありがとうございました♪

投稿: オオハシ | 2008年4月20日 (日) 14時25分

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