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2007年10月

2007年10月31日 (水)

それぞれの交差。

今日、2007年10月31日は、岡部幸雄・元騎手の59回目の誕生日です。おめでとうございます。先日、天皇賞・秋(GI)が行われましたが、現役でいらっしゃった折は、いつでも天皇賞・秋の前後、あるいは当日に誕生日を迎えられていた訳です。

そんな岡部さんのJRAGI最後の勝利は、シンボリクリスエス(1999.1.21)による2002年の天皇賞・秋でした。54歳直前のGI勝利は、当然の如く、最高年齢によるJRAGI級競走の勝利記録です。

そして、「岡部さん」と「シンボリ」の組み合わせといえば、やはりシンボリルドルフ(1981.3.13)。そのルドルフが「アッと驚く」ギャロップダイナ(1980.4.25)に出し抜けを食らって2着に敗れたのも、天皇賞・秋、1985年のことでした。ついで言えば、ルドルフが敗れた日付が10月27日、クリスエスが制した日付も10月27日。丸17年掛けて、シンボリの馬で、雪辱を果たしたとも言えるでしょう。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

シンボリルドルフの名前を出したところで、彼の現年齢表記3歳春の好敵手と言えば、ビゼンニシキ(1981.4.26)ですね。ルドルフとニシキ、デビュー以来どちらの鞍上も岡部騎手でした。弥生賞(現JpnII)で無敗の両馬が初めてあいまみえた時、岡部騎手は迷わずルドルフを選ばれたと言います。彼の選択が間違っていなかったことは、結果として、ルドルフの戦績で証明されました。

さて、岡部騎手にフラれた後のニシキの主戦は、成宮明光厩舎に所属されていた蛯沢誠治騎手でした。「いぶし銀」という言葉がピッタリの蛯沢騎手。オールドファンにはスルガスンプジョウ(1971.5.25)やカネミカサ(1974.3.11)、そしてビゼンニシキ、スズパレード(1981.3.21)、タレンティドガール(1984.4.27)という馬たちの鞍上として、「イン突きの名人」で知られていました。

2000年にムチを置くまで、バリバリの現役だった蛯沢誠治さん。現役を引退された後も、小島太厩舎で調教助手として、JRA通算887勝の腕をもってして、イーグルカフェ(1997.2.10)マンハッタンカフェ(1998.3.5)サクラプレジデント(2000.4.11)などの調教を付けられていた蛯沢さん。そんな彼が亡くなったのは、2003年10月31日のこと。食道ガンのために亡くなった蛯沢さん。享年52歳。早すぎる、その死。死と背中合わせの騎手という職業において、無事に現役を終えられて、わずか3年後の死でした。

日本中央競馬会が発刊している月刊誌『優駿』。今、私の手許にある、1996年11月号と1997年11月号。1996年11月号の56ページを開くと、白い歯を見せられた素敵な笑顔の蛯沢さんの写真が、そこにあります。1997年11月号の59ページを開くと、第51回セントライト記念(現JpnII)の直線で、インコースを抜け出すシャコーテスコ(1994.4.27)と蛯沢さんの写真が、そこにあります。どちらも、ほんの10年ほど前の写真です。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

馬と馬との交差。シンボリルドルフとビゼンニシキ。どちらも直仔にGI馬を出し、さらに直孫までGI馬を出すという、優れた内国産種牡馬となりました。競走生活では一矢すら報えなかったニシキが、孫の代でルドルフよりも先にGI馬を出したのは、せめてもの意地の現れだったのかもしれません。ニシキが送り込んだ孫のGI馬ダイタクヤマト(1994.3.13)。ヤマトが生まれたその誕生日は、ニシキがどうしても勝てなかった相手と同じ、3月13日でした。

人と人との交差。岡部幸雄さんと蛯沢誠治さん。今日10月31日は、上述のとおり、岡部さんの誕生日であり、蛯沢さんの命日でもあります。岡部さんにとっては生まれ日であるこの日に、かつてしのぎを削った相手の蛯沢さんが逝ってしまわれたのでした。岡部さんのお祝いの日にこんなことを書くのはどうかと思います。けれど私は、人と人の、いのちといのちの交差を思わずにはいられません。岡部さんは、ご自分の齢を重ねられるたび、岡部ルドルフと蛯沢ニシキの戦いに、思いをはせられているのでしょうか。

馬と人との交差。先に挙げたシャコーテスコのセントライト記念は、蛯沢さんの騎手生活最後の重賞勝ちでした。そのシャコーテスコの調教師は、ルドルフも管理されていた故・野平祐二さんでした。そして、シャコーテスコのセントライト記念は、野平さんの調教師生活最後の重賞勝ちでもありました。これもまた、不思議ないのちの交差だったのでしょうか。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

馬と人が織りなす交差。これからも、絶えずあまねく続いて行く、いのちの営みの一部分です。

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2007年10月28日 (日)

春秋連覇。

第136回天皇賞・秋(GI)。

1着メイショウサムソン(2003.3.7)。有無を言わさぬ、2馬身と2分の1差勝ち。文句なしの勝利でした。タマモクロス(1984.5.23)スペシャルウィーク(1995.5.2)テイエムオペラオー(1996.3.13)に続いての、天皇賞春秋を同年連覇。春の淀芝3200mを3分14秒1で勝ち、秋の府中芝2000mを1分58秒4で制する。よくぞ、問われる資質の違う両レースを制覇しました。偉い、そして、強い。

2着アグネスアーク(2003.4.25)。札幌記念(JpnII)、毎日王冠(GII)、天皇賞・秋と3走連続2着。いつも一所懸命に差し込んできますが、何か1頭が前にいます。今回は、前々日の金曜日発売の時点では1番人気に押されたアグネスアーク。最終的には7番人気でしたが、実力は本物でした。あと一歩。

3着カンパニー(2001.4.24)。差し脚鋭く、いったんはサムソンと並ぶかと思うところもありましたが、結果は3着まで。それでも、ミラクルアドマイヤ(1995.3.3)の仔、府中はトニービン(1983.4.7)の血、ですか。むぅ。マイナー種牡馬の仔、ちょっとGIで足らないのかなと思ったのが、失敗でした(苦笑)

ではでは、今日はこんなところで。

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2007年10月24日 (水)

いましめ。

先日、米国の名馬ジョンヘンリー(1975.3.9)が脱水症状などで体調を崩した結果、10月8日に安楽死処分が取られたというニュースがありました。

また、ジョンヘンリーと同い年の日本の名種牡馬ミルジョージ(1975.4.12)が、こちらは老衰により10月19日に逝去したという報せもありました。

共に32歳まで生きた、長命を誇った馬どうし。

「32歳」と聞いて、「ああ、0の年回りで逝ってしまったのか」と、私は思ってしまいました。

中島理論的な考え方というのは、生体エネルギーのダイナミズムを見ることに他なりません。

血統理論としての是非はともかくとして、人間の厄年にも通じるその考え方は、己がいのちへのいましめにもなるものです。

私は、これからも大切にしていきたいと思います。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

余談。ジョンヘンリーの最終的な調教師は、ロナルド・マッカナリー調教師ですね。マニアックな引用をしておきますと、

 私の知るマッカナリー調教師は外国から活馬(現役競走馬)を移籍すると、8ヵ月間は競馬に出走させない。
 保手浜忠弘氏がフランスのGI勝ち馬アマジックマンを購入し、マッカナリー師に預託し、移籍後の第一走が安田記念である(4着)。
 安田記念が8ヵ月ぶりの競馬であった。

1997年の有馬記念(GI)前に発刊された「競馬最強の法則」誌、おそらく1998年1月号と思います。そちらの32ページに上の記事がありました。はは、中島御大、海外の調教師ともつながりがあるのでした。なお、アマジックマン(1992.5.1)の他、ヨハンクアッツ(1989.2.22)も保手浜忠弘氏の持ち馬で、マッカナリー師の管理馬でした。

それで、ジョンヘンリーからミルジョージにつなげるとなると、ミルジョージ産駒のGI3勝馬イナリワン(1984.5.7)。はい、保手浜忠弘氏の持ち馬ですね(笑)

という訳で、ジョンヘンリーとミルジョージから、グルッと巡って、中島御大の知己2名につながりました。

ではでは、今日はこんなところで。

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2007年10月23日 (火)

過去10年の天皇賞・秋(GI)連対馬について。

どうもー。先日、帰宅途中の電車の車中で、渡辺栄・元調教師をお見かけした(と思う)オオハシです。という訳で、早くも10月の最終週。秋の古馬、中長距離路線のスタートを飾る天皇賞・秋についての記事でございます。

まずは、過去10年の連対馬、延べ20頭について確認してみましょう。

過去10年の天皇賞・秋連対馬の4代血統構成について
年次 1着馬
(生年月日) [母の受胎条件]
1着馬の血統構成
(資質固定指数)
2着馬
(生年月日) [母の受胎条件]
2着馬の血統構成
(資質固定指数)
1997 エアグルーヴ
(1993.4.6)
[2-4]
A A A G
(0.66)
バブルガムフェロー
(1993.4.11)
[3-10]
A(SS) A B C
(0.50)
1998 オフサイドトラップ
(1991.4.21)
[初仔]
A C B A
(0.50)
ステイゴールド
(1994.3.24)
[2-2]
A(SS) C A A(PG系)
(0.75)
1999 スペシャルウィーク
(1995.5.2)
[5-5]
A(SS) A C B
(0.33)
ステイゴールド
(1994.3.24)
[2-2]
A(SS) C A A(PG系)
(0.75)
2000 テイエムオペラオー
(1996.3.13)
[-7]
A(SW系) A(BG系) A A
(1.00)
メイショウドトウ
(1996.3.25)
[3-8]
A x A A
(0.75)
2001 アグネスデジタル
(1997.5.15)
[初仔]
x A B B
(0.50)
テイエムオペラオー
(1996.3.13)
[-7]
A(SW系) A(BG系) A A
(1.00)
2002 シンボリクリスエス
(1999.1.21)
[-2]
A A y A
(0.66)
ナリタトップロード
(1996.4.4)
[6-6]
C x A z
(0.25)
2003 シンボリクリスエス
(1999.1.21)
[-2]
A A y A
(0.66)
ツルマルボーイ
(1998.3.5)
[初仔]
A(SS系) C A A
(0.66)
2004 ゼンノロブロイ
(2000.3.27)
[5-5]
A(SS) x A C
(0.50)
ダンスインザムード
(2001.4.10)
[2-12]
A(SS) A B x
(0.50)
2005 ヘヴンリーロマンス
(2000.3.5)
[-8]
A(SS) A(SW) B B
(0.66)
ゼンノロブロイ
(2000.3.27)
[5-5]
A(SS) x A C
(0.50)
2006 ダイワメジャー
(2001.4.8)
[-7]
A(SS) A z A
(0.66)
スウィフトカレント
(2001.4.9) [3-3]
A(SS) x F E
(0.25)

改めて見直すと、やはり豪華メンバーが揃っていますね。中島理論的観点から確認すると、

  1. 4代血統構成による資質固定指数が、実質「0.66」以下の組み合わせの馬ばかり連対している
  2. 過去10回のうち7回で母が前年産駒無し後の仔が連対している

という点に気付きます。

1点目の資質固定指数。府中芝2000m-シンボリクリスエスが3歳時に制した折は中山芝2000m-は、やはり厳しい戦いの場。「異系と0交配の組み合わせ」や「複数の異系の組み合わせ」という底力のある配合馬が台頭する舞台なのでしょう。補足しておくと、上の表中で0.75以上の数値を示したのはステイゴールドとテイエムオペラオーとメイショウドトウの3頭。「0.75」のステイゴールドは曾祖母父Princely Gift(1951)により実質「0.50」、同様に「1.00」のテイエムオペラオーは父オペラハウス(1988.2.24)、母父Blushing Groom(1974.4.8)により実質「0.50」と補正されます。

また、唯一の「0.75」となったメイショウドトウにしても、母父Affirmed(1975.2.21)の0交配やNorthern Dancer(1961.5.27)4×4のブルー0クロスなどにより、近い代で残先祖を減らす配合がなされていました。ついで、彼には闘争本能を増加させるマジックが、ひとつ隠れていました。それは、

  • 父Bigstone(1990)を持つ馬は日本では極少数

ということですね。2000年時、中央競馬で走っていたBigstone産駒は彼を含めて3頭。そして、彼と同条件のGIレースで走るBigstone産駒は他にいませんでした。

2点目の母が前年産駒無し後の仔。まま、「空胎後の名馬あり」と、しつこくお伝えしておきます(笑)

あと、中島理論からは若干離れますが、↑の表をパッとご覧になってもお気付きの通り、

  • 同じ馬が2年連続で連対を果たす傾向がある

ということが言えるでしょう。この表の圏外からのスタートですが、芝2000mに距離短縮になって以降の天皇賞・秋でまとめると、 

天皇賞・秋の2年連続連対馬について
NO. 馬名
(生年月日) [母の受胎条件]
4代血統構成
(資質固定指数)
最初の連対年
着順
2回目の連対年
着順
1 オグリキャップ
(1985.3.27)
[5-6]
x D A G
(0.25)
1988年
2着
1989年
2着
2 セキテイリュウオー
(1989.4.30) [2-4]
A(PG系) A B F
(0.50)
1993年
2着
1994年
2着
3 バブルガムフェロー
(1993.4.11)
[3-10]
A(SS) A B C
(0.50)
1996年
1着
1997年
2着
4 ステイゴールド
(1994.3.24)
[2-2]
A(SS) C A A(PG系)
(0.75)
1998年
2着
1999年
2着
5 テイエムオペラオー
(1996.3.13)
[-7]
A(SW系) A(BG系) A A
(1.00)
2000年
1着
2001年
2着
6 シンボリクリスエス
(1999.1.21)
[-2]
A A y A
(0.66)
2002年
1着
2003年
1着
7 ゼンノロブロイ
(2000.3.27)
[5-5]
A(SS) x A C
(0.50)
2004年
1着
2005年
2着

と、7頭が2年連続で連対を果たしています。シンボリクリスエスのみ中山芝2000m、府中芝2000mと違うコースによる連覇ですが、他の6頭は府中芝2000mで行われた天皇賞・秋で連対ですね。

また、上記の馬たちからはわずかに劣りますが、複勝圏に2回絡んだ馬たちも複数頭見られます。

天皇賞・秋で複勝圏に2回絡んだ馬について
NO. 馬名
(生年月日) [母の受胎条件]
4代血統構成
(資質固定指数)
最初の複勝圏年
着順
2回目の複勝圏年
着順
1 ウインザーノット
(1980.3.3)
[空?-3以降]
E A B F
(0.25)
1985年
3着
1986年
2着
2 レジェンドテイオー
(1983.4.2) [2?-?]
A A A A
(1.00)
1987年
2着
1988年
3着
3 メジロアルダン
(1985.3.28) [3-7]
A A C D
(0.50)
1989年
3着
1990年
2着
4 ジェニュイン
(1992.4.28)
[2-2]
A(SS) A D A
(0.75)
1995年
2着
1997年
3着
5 ダンスインザムード
(2001.4.10)
[2-12]
A(SS) A B x
(0.50)
2004年
2着
2005年
3着

唯一、ジェニュインが、現年齢表記3歳、5歳時と隔年で複勝圏に絡みました。ふむ。こうすると、微かではありますが、天皇賞・秋というレースの傾向も見えて来ますね。

そんな訳で過去の傾向からは、昨年に比べると勢いという点で若干のかげりを感じるものの、やはりダイワメジャーをノーマークにしてはいけないなぁと思います。なんだ言いながら、前々週には半妹ダイワスカーレット(2004.5.13)が秋華賞(JpnI)を制して、牝系の勢いも戻りましたしね。まま、昨年までの傾向であれば、過去10年の連対馬の表に示した通り、府中芝2000mは直父系SS系の天下でもありますしね(苦笑)

では、今年の出走予定馬についてまとめをして、今日のログを終わりにしたいと思います。

今年の天皇賞・秋の出走予定馬について 
NO. 馬名
(生年月日) [母の受胎条件]
4代血統構成
(資質固定指数)
1 アドマイヤムーン
(2003.2.23) [2-2]
x A(SS) x A
(0.75)
2 ダイワメジャー
(2001.4.8)
[-7]
A(SS) A z A
(0.66)
3 デルタブルース
(2001.5.3)
[7-7]
A(SS系) A B A
(0.75)
4 メイショウサムソン
(2003.3.7)
[初仔]
A(SW系) A A(PG系) A
(1.00)
5 ポップロック
(2001.3.19) [3-3]
A A(SS) A A
(1.00)
6 シャドウゲイト
(2002.3.3) [2-2]
A A(SS) A(PG系) A
(1.00)
7 コスモバルク
(2001.2.10)
[3-4]
A A(PG系) A(PG系) A(PG系)
(1.00)
8 フサイチパンドラ
(2003.2.27)
[3-6+]
A(SS) A y C
(0.33)
9 ローゼンクロイツ
(2002.4.6)
[3-4]
A(SS) A A A
(1.00)
10 ボンネビルレコード
(2002.3.12) [6-9]
A A A(PG系) E
(0.66)
11 マツリダゴッホ
(2003.3.15) [-3+]
A(SS) A x A
(0.66)
12 スウィフトカレント
(2001.4.9) [3-3]
A(SS) x F E
(0.25)
13 ブライトトゥモロー
(2002.4.11) [2-2]
A A A G(8)
(1.00)
14 エイシンデピュティ
(2002.4.9) [2-2]
A x A A
(0.75)
15 シルクネクサス
(2002.2.19) [初仔]
A A A A
(1.00)
16 チョウサン
(2002.2.18) [初仔]
A(SS系) C A G
(0.33)
17 カンパニー
(2001.4.24) [6-6]
A A x A
(0.66)
18 アグネスアーク
(2003.4.25) [7-7]
A(SS系) A x A
(0.75)
19 マチカネキララ
(2002.2.22) [6-6]
A(SS) A A B
(0.75)

ではでは、今日はこんなところで♪

2007/10/24 追記。上から2番目の「天皇賞・秋の2年連続連対馬について」という表を改めて見直すと、「1996年から2005年までの10年間は、前年の連対馬が翌年も必ず連対を果たす」という結果になっていたのでした。えー、ということは、前年連対馬が翌年出走した折は、連対率100%ということですか、お客様(笑)。だいたい、こんなことに気付くと、気付いた途端に途切れるものですが、果たして、ダイワメジャー、スウィフトカレント両頭の今年の成績やいかに。

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2007年10月21日 (日)

困った時のダービー2着馬。

第68回菊花賞(JpnI)。

1着アサクサキングス(2004.3.23)。終始先行5番手から、直線、いったんは外にヨレながら、2着馬の猛追を振り切って見事に戴冠。きさらぎ賞(現JpnIII)を勝ち、日本ダービー(JpnI)2着、そして菊花賞トライアル2着。その戦績から私の頭によぎったのは、ナリタトップロード(1996.4.4)でした。過去20年の菊花賞勝ち馬の4代血統構成を調べた際にも改めて思いましたが、やはり、なんだ言いながら日本ダービー2着馬は菊花賞で成績を上げています。

  1. 1991年 1着 レオダーバン(1988.4.25)
  2. 1992年 1着 ライスシャワー(1989.3.5)
  3. 1993年 1着 ビワハヤヒデ(1990.3.10)
  4. 1996年 1着 ダンスインザダーク(1993.6.5)
  5. 1999年 1着 ナリタトップロード(1996.4.4)
  6. 2000年 1着 エアシャカール(1997.2.26)

ダービー2着から菊花賞を制した先輩たちに続いて、アサクサキングス、菊花賞馬となりました。そう、トライアルや昨日の富士S(GIII)の結果からも、春の勢力が強いことを意識していたのです。ちゃんと、アサクサキングスを本命にしていたのですが……。

2着アルナスライン(2004.2.18)。中1週のローテーション、540kg超の大型馬、最優性先祖が父アドマイヤベガ(1996.3.12)ドリームジャーニー(2004.2.24)と天秤にかけて、結局、蹴っ飛ばして大失敗(苦笑)。春にすみれS(OP)を制した時点で相当に強いと思い、そして前走の京都大賞典(GII)3着で改めて能力を確認したにも関わらず、蹴っ飛ばすとは。京都大賞典3着時の、私自身のコメントを引用しておくと、

3着アルナスライン(2004.2.18)。骨折休養明けで初の古馬相手の一戦が別定GII。これはよく頑張りました。今回は和田竜二騎手の騎乗でしたが、サスガに柴山雄一騎手が京成杯(現JpnIII)3着の後「どこの競馬場でも乗りに行きますから」と、松元茂樹調教師に懇願されただけはあります。ひと昔前の11月初頭の菊花賞(現JpnI)であれば別路線からの挑戦者ということで重いシルシを回したいところ。中1週で挑まれるかどうかが気になりますが、「妙味あり」とは思います。

……ねぇ、変に直父系のSS系を意識し過ぎたあまりに、「別路線からの挑戦者」ということを抜かしてしまったんですよ。アホですね(笑)。まま、それでもアルナスラインの能力には間違いがありません。これから伸び行く素材、楽しみにしましょう。

3着ロックドゥカンブ(2004.9.29)。レースぶりから、人馬共に一所懸命であることが見て取れました。ロックドゥカンブは、勝ち馬とは6ヶ月、2着馬とは7ヶ月も生まれに差があります。連勝は途切れてしまいましたが、まだまだ、これからの馬です。

結局、Phalaris(1913)系4本掛けの馬はジンクスを打ち破れず。血統構成に異系を組み込むことの重要性を改めて思った、第68回菊花賞の結果でした。

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2007年10月20日 (土)

「Phalaris系4本掛け」の配合馬について-ロックドゥカンブ(2004.9.29)に関する補足-。

過去の菊花賞(現JpnI)では勝ち馬を輩出できていないPhalaris(1913)系4本掛けの配合。ここでは、1番人気が予想されるロックドゥカンブについて、改めて述べておきます。

ロックドゥカンブの曾祖母はGaily(1971)ですので、ピルサドスキー(1992.4.23)ファインモーション(1999.1.27)兄妹と同牝系ですね。また、先日行われた凱旋門賞(仏GI)2着のYoumzain(2003.2.20)。彼は、曾祖母がピルサドスキーとファインモーションの母でもあるCocotte(1983.2.21)ですので、これまたロックドゥカンブと同牝系です。

ロックドゥカンブ、ピルサドスキー、ファインモーション、Youmzain。Gailyを基点とするこれら4頭の近親馬の、字面上の4代血統構成を改めて示すと、

Gailyを基点とする近親馬たちの4代血統構成
馬名
(生年月日)
父×母父×祖母父×曾祖母父[太字は最優性先祖]
(父系×母父系×祖母父系×曾祖母父系)
ロックドゥカンブ
(2003.9.29)
Red Ransom×Fairy King×Ela-Mana-Mou×Sir Gaylord
ピルサドスキー
(1992.4.23)
Polish Precedent×Troy×Mill Reef×Sir Gaylord
ファインモーション
(1999.1.27)
デインヒル×Troy×Mill Reef×Sir Gaylord
Youmzain
(2003.2.20)
Sinndar×Sadler's Wells×Ajdal×Troy

と、「4頭共にPhalaris4本掛けの配合」がなされています。けれど、ロックドゥカンブ以外の3頭は2000m以上のGIレースを勝っています。そして、ロックドゥカンブも、デビュー以来4連勝中と、非凡な能力を示している高素質馬です。

では、4頭について、中島理論的に共通して見られる配合上の特徴は、

  • 祖母父までに0交配(あるいは0.125交配)を用いて、残先祖を減らす配合になっている
  • Fairway系の先祖を最優性先祖にしている

ということですね。まず、同系交配の累代で走る馬の鉄則ともいえる、近しい代での0クリアをいずれも持ち合わせています。また、Fairway(1925)系の12ハロンGI勝ち馬であるTroy(1976.3.25)、Ela-Mana-Mou(1976)という同い年の2頭を最優性先祖に持って来ています。意図的か否かは分かりかねますが、距離をこなせるように仕向けているのならば、恐るべし。

ロックドゥカンブを除く、ピルサドスキー、ファインモーション、Youmzainの3頭は直父系がDanzig(1977)系。こんな辺境ブログをご覧の方には言わずもがなですけれど、

  • ピルサドスキーの父Polish Precedent(1986)は、Danzig満8歳時の0交配馬
  • ファインモーションの父デインヒル(1986.3.26)も、Danzig満8歳時の0交配馬
  • Youmzainの祖父Grand Lodge(1991)は、曽祖父Chief's Crown(1982)満8歳時の0交配馬

と、いずれもDanzig、ひいてはNorthern Dancer(1961.5.27)の0化がなされています。

また、3頭の最優性先祖であるTroyは、種牡馬として4世代、都合100頭強くらいの産駒しか残せませんでした。Phalaris系ではありますが、レア先祖として働いていると考えます。かつての中島御大の言を借りるならば「リミティド・プロダクト」ですね。また、上述した内容とも重なりますが、Troyを最優性先祖に持って来ているのがポイントですね。少ない血を最優性先祖に持ってくるのは、中島御大の配合馬にもよくよく見られるパターンです。

#よく知られているところでは、オース(1996.4.22)の母Sheer Audacity(1984)が、Troyのラストクロップ2頭のうちの1頭であることですね。なお、オースもTroyの形相を受けています。

さて、4頭の中で唯一直父系が非Northern Dancer系であるロックドゥカンブ。彼について述べると、

  • 父Red Ransom(1987)が活性値0.125交配による残先祖の消却(→参考log)
  • 4代血統構成のうち、父、母父、曾祖母父の3系が競走歴マイナーの種牡馬という構成

という配合により、Phalaris系4本掛けながら活が入ったと考えます。準0遺伝により先祖の数を減らしているということは以前もご案内したとおりです。合わせて、父Red Ransomが米国で2勝、母父Fairy King(1982)が愛国で0勝、曾祖母父Sir Gaylordは米国でサプリングS(往時はGI級も、現米GIII)など10勝を挙げるも2歳戦のみという競走成績。いずれも競走成績ではマイナーの域を出ず、種牡馬としてメジャーにのし上がった馬たちです。0遺伝とマイナーの反骨精神の相乗効果が、ロックドゥカンブの能力の後押しをしていると考えます。

また、洋の東西の血統的なリンクを思うと、Youmzainとロックドゥカンブの2頭の母父であるSadler's Wells(1981.4.11)とFairy Kingは全兄弟ですね。中島理論的な解釈では、血統構成因子として重要なダミー扱いとなるこの全兄弟。本当にVal de l'Orne(1972)の仔たちとするならば、Blandford(1919.5.26)系の「母方から底力注入血脈」ということになります。

長々と綴って参りましたが、結局は、4頭共に字面上Phalaris系4本掛けでも、走れる要素を持ち合わせているということですね。また、この11号族の牝系自体が持つ底力も相当に高いのだと思います。なお、現時点の完成度はともかくとして、ロックドゥカンブにシンボリルドルフ(1981.3.13)の影を見る方もいらっしゃるようですが、 共に11号族から輩出されていることをお伝えしておきます。

果たして、これからのロックドゥカンブの描く競走成績やいかに。まずは菊花賞を楽しみにしましょう。ええ、結局は狙いから外すことは出来ませんからね。「連勝している馬は狙え」です(笑)

ではでは♪

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「Phalaris系4本掛け」の配合馬について-菊花賞(JpnI)編-。

前回のlogでは過去20年の菊花賞連対馬について確認致しました。今回は、春にも確認した「Phalaris系4本掛け」のジーワンレース連対馬についてです。早速、過去20年の菊花賞連対馬40頭を確認してみると……

過去20年の「Phalaris系4本掛け」の菊花賞(JpnI)連対馬
No. 年次 着順 馬名
(生年月日)
4代血統構成
(資質固定指数)
5代血統表内のクロス 母の受胎条件
(母の交配時の満年齢)
1 1993 2着 ステージチャンプ
(1990.5.17)
A A y A(RG)
(0.75)
Nasrullah5×5
Lady Angela(♀)5×4(母方)
初仔
(6歳)
2 1996 2着 ロイヤルタッチ
(1993.3.24)
A(SS) A A(PG系) A
(1.00)
5代アウトクロス 9連産目の
9番仔
(11歳)
3 1999 2着 テイエムオペラオー
(1996.3.13)
A(SW系) A(RG系) A A
(1.00)
Nearco5×5
Nasrullah4×5(母方)
不受胎後
7番仔
(11歳)
4 2000 2着 トーホウシデン
(1997.3.26)
A A(RG系) A A
(1.00)
Nasrullah5×4 3連産目の
3番仔以降の仔
(8歳)
5 2003 2着 リンカーン
(2000.3.18)
A(SS) A A(SW) A
(1.00)
5代アウトクロス 初仔
(5歳)

「40分の5」という厳しい結果になりました。この数字は日本ダービー(JpnI)と同じです。そして、上記の表を見て、まず目に付くのは「1着馬が1頭もいない」というところでしょう。皐月賞(JpnI)日本ダービーでは勝ち馬を複数頭輩出していましたが、サスガに淀の芝3000m、ごまかしようがないというところでしょうか。

さて、5頭の血統的な側面を見ると、

  • 結局、中島理論的には、4代血統構成のどこかでダミー血脈が配されている

ということが言えますね。やはり日本ダービーと同様です。ステージチャンプは祖母父モデルフール(1963.4.2)、曾祖母父Red God(1954)、ロイヤルタッチは祖母父テスコボーイ(1963)、テイエムオペラオーは父オペラハウス(1988.2.24)、母父Blushing Groom(1974.4.8)、トーホウシデンは母父Blushing Groom、リンカーンは祖母父Sadler's Wells(1981)です。

いま述べたダミーの血のうち、Red God&Blushing Groom父仔は重要な血統構成因子ですね。特に、20世紀末の菊花賞連対馬はBlushing Groomの血が入っている馬が印象に残ります。1995年の勝ち馬マヤノトップガン(1992.3.24)の母父、1997年の勝ち馬マチカネフクキタル(1994.5.22)の直系祖父、そしてテイエムオペラオー、トーホウシデンの母父と、父系、母系に関わらず、良い働きを見せていました。

また、5頭中3頭に共通している点として、

  • 母が前年産駒なし後の仔

が挙げられますね。これまた、日本ダービーと同じ数字です。ステージチャンプは母の初仔、テイエムオペラオーは母が不受胎後の7番仔、リンカーンは母の初仔。

なお、連産で生産されている2頭のうちのトーホウシデンは、

  • 母が満8歳時交配で生産されている

点が強調材料として挙げられます。日本ダービーの折にも取り上げた、ウイニングチケット(1990.3.21)アドマイヤメイン(2003.3.13)同様に、母の卵子が最高潮のタイミングで受胎した結果、良い仔が生まれたというところでしょうか。なお、トーホウシデンの母ブラッシングインザレインは1988年3月14日生まれです。

あと、ロイヤルタッチ。皐月賞2着、菊花賞2着の彼は、上で名前を挙げたウイニングチケットの半弟ですね。つまりは、Phalaris系4本掛けのクラシック活躍馬として兄弟揃って名を馳せている訳です。もうこうなると、母パワフルレディ(1981.5.27)が持つDNAの素晴らしさを誉め讃えるしかありませんね。11号族クレイグダーロッチ(1922)系、スターロッチ(1957.4.16)分枝。誇るべきはその土着牝系、尊ぶべきはその血を伝えた藤原牧場さんをはじめとする日本のホースマンたち。

最後に、ロイヤルタッチとリンカーンのSS産駒2頭。彼らに共通するのは、5代アウトクロスということですね。

という訳で、今回の第68回菊花賞に出走するメンバーのうち、Phalaris系4本掛けになっている馬たちを確認すると、

「Phalaris系4本掛け」の出走馬
馬番 馬名
(生年月日)
4代血統構成
(資質固定指数)
5代血統表内のクロス 母の受胎条件
(母の交配時の満年齢)
1 ヒラボクロイヤル
(2004.3.15)
A x A A
(0.75)
Nashua 5×4
Turn-to 5×5
Graustark 4×5(父方)
Native Dancer 4×5(母方)
2連産目の
4番仔以降の仔
(15歳)
4 ロックドゥカンブ
(2004.9.29)
A A A A
(1.00)
Hail to Reason 3×5
Nearctic 4×4
Turn-to 4×5
5連産目の
5番仔
(8.5歳時)
5 エーシンダードマン
(2004.5.31)
A(SS系) x A A
(0.75)
Nijinsky 3×4
Raise a Native 5×4
Turn-to 5×5
4連産目の
4番仔
(8歳)
11 フサイチホウオー
(2004.2.16)
A A(SS) A A
(1.00)
Northern Dancer 4×4 3連産目の
4番仔
(8歳)
13 ローズプレステージ
(2004.5.7)
A(SS系) A A A
(1.00)
Northern Dancer 4×4 5連産目の
6番仔
(10歳)
14 デュオトーン
(2004.4.30)
A A x A
(0.75)
Hail to Reason 4×5
Graustark 4×5(父方)
5連産目の
5番仔
(8歳)
18 ヴィクトリー
(2004.4.3)
A A A(SW) A
(1.00)
5代アウトクロス 5連産目の
5番仔
(9歳)

果たして、ヴィクトリー、ロックドゥカンブ、フサイチホウオーを始めとする7頭の馬たちは、2着までの壁を破ることができるでしょうか。いずれにせよ、淀の芝3000m。楽しみにしたいと思います。

ではでは、今日は夜にもう一度更新致します♪

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2007年10月19日 (金)

過去20年の菊花賞(JpnI)連対馬の4代血統構成について。

菊花賞前々日の今回は、菊花賞において、どのような4代血統構成の持ち主が台頭するのかを確認してみたいと思います。

では、過去20年の連対馬40頭について、その4代血統構成を表のページ同様にアルファベットで記すと……、

過去20年の菊花賞連対馬の4代血統構成について
年次 1着馬
(生年月日)[母の受胎条件]
1着馬の血統構成
(資質固定指数)
2着馬
(生年月日)[母の受胎条件]
2着馬の血統構成
(資質固定指数)
1987 サクラスターオー
(1984.5.2)
[初仔]
E C A D
(0.25)
ゴールドシチー
(1984.4.16) [初仔]
A A(PG系) A C
(0.75)
1988 スーパークリーク
(1985.5.27)
[2-2]
A C A C
(0.66)
ガクエンツービート
(1985.4.30) [2-2?]
A A C C
(0.75)
1989 バンブービギン
(1986.4.19)
[初仔]
B A A B
(0.75)
レインボーアンバー
(1986.3.17) [5?-5?]
A A A F
(0.66)
1990 メジロマックイーン
(1987.4.3)
[5-5]
E(18) F B E(12)
(0.25)
ホワイトストーン
(1987.4.2) [初仔]
A A B B
(0.66)
1991 レオダーバン
(1988.4.25)
[3-3]
A x B D
(0.25)
イブキマイカグラ
(1988.2.24)
[初仔]
A A E B
(0.33)
1992 ライスシャワー
(1989.3.5)
[4-4]
A A A F(8)
(1.00)
ミホノブルボン
(1988.4.25)
[初仔]
A E D A
(0.50)
1993 ビワハヤヒデ
(1990.3.10)
[3-4]
A A G F
(0.33)
ステージチャンプ
(1990.5.17) [初仔]
A A y A(RG)
(0.75)
1994 ナリタブライアン
(1991.5.3)
[4-5]
A A G F
(0.33)
ヤシマソブリン
(1991.4.10) [-7?]
A B F D
(0.25)
1995 マヤノトップガン
(1992.3.24)
[4-6]
A A(RG系) C C
(0.66)
トウカイパレス
(1992.4.16) [2-3]
A A C B
(0.50)
1996 ダンスインザダーク
(1993.6.5)
[7-7]
A(SS) A B x
(0.50)
ロイヤルタッチ
(1993.3.24) [9-9]
A(SS) A A(PG系) A
(1.00)
1997 マチカネフクキタル
(1994.5.22)
[8-8]
A(RG系) A(PG系) D C
(0.50)
ダイワオーシュウ
(1994.3.2) [3-6]
A A F B
(0.50)
1998 セイウンスカイ
(1995.4.26)
[初仔]
C A A E
(0.33)
スペシャルウィーク
(1995.5.2)
[5-5]
A(SS) A C B
(0.33)
1999 ナリタトップロード
(1996.4.4)
[6-6]
C x A z
(0.25)
テイエムオペラオー
(1996.3.13)
[-7]
A(SW系) A(RG系) A A
(1.00)
2000 エアシャカール
(1997.2.26)
[-3]
A(SS) A C B
(0.33)
トーホウシデン
(1997.3.26) [3?-3?]
A A(RG系) A A
(1.00)
2001 マンハッタンカフェ
(1998.3.5)
[-5]
A(SS) B C F
(0.25)
マイネルデスポット
(1998.4.27) [5-6]
A E A A
(0.75)
2002 ヒシミラクル
(1999.3.31)
[3-3]
C A A A
(0.75)
ファストタテヤマ
(1999.5.30)
[9-9]
A(SS系) B A E
(0.50)
2003 ザッツザプレンティ
(2000.5.26)
[-8]
A(SS系) x A C
(0.50)
リンカーン
(2000.3.18)
[初仔]
A(SS) A A(SW) A
(1.00)
2004 デルタブルース
(2001.5.3)
[7-7]
A(SS系) A B A
(0.75)
ホオキパウェーブ
(2001.3.16)
[7?-8?]
A(SW系) x A C
(0.50)
2005 ディープインパクト
(2002.3.25)
[7-7]
A(SS) A F A
(0.75)
アドマイヤジャパン
(2002.4.16)
[3-3]
A(SS) A A C
(0.75)
2006 ソングオブウインド
(2003.2.20)
[初仔]
x A(SS) A E
(0.50)
ドリームパスポート
(2003.3.14)
[初仔]
A(SS系) A C A
(0.75)

以上の結果です。はは、過去20年の勝ち馬について、4代血統表は必ずフォローできているところが、我ながらエライ(笑)

さて、過去20年の連対馬を辿ると、菊花賞というレースの特異性が見えますね。直父系にHampton系を持つ馬が近10年で3頭も勝っています。セイウンスカイ、ナリタトップロード、ヒシミラクル。合わせて、連対した40頭の4代血統構成に持ち合わせている異系について確認したところ、

連対馬に頻出する異系について
No. 父系(アルファベット区分) 頭数
1 Hampton系(C) 17
2 St.Simon系(B) 14
3 Blandford系(F) 9
4 Herod系(E) 8
5 Matchem系(D) 4

と、Hampton系を持ち合わせている馬が多く確認できました。淀の長距離戦はやっぱりHampton系、というところでしょうか。なお、異系を持ち合わせている頭数については「延べ」です。1頭で複数の異系を持ち合わせている馬は、ダブルカウントやトリプルカウントがなされていますので、あしからずご了承ください。

では、今年の菊花賞に出走する18頭のうち、異系を持ち合わせている馬はというと……

異系を持ち合わせている今年の出走馬
馬番 馬名
(生年月日)
4代血統構成
(資質固定指数)
2 ウエイクアイランド
(2004.4.22)
A A A C
(0.75)
3 ブルーマーテル
(2004.5.25)
A E A C
(0.50)
6 コートユーフォリア
(2004.3.19)
A x C B
(0.25)
7 タスカータソルテ
(2004.5.20)
A A A C
(0.75)
8 マンハッタンスカイ
(2004.4.6)
A(SS系) B A x
(0.33)
9 サンツェッペリン
(2004.4.15)
A G A E
(0.50)
10 アサクサキングス
(2004.3.23)
A A(SS) A D
(0.75)
12 アルナスライン
(2004.2.18)
A(SS系) A B x
(0.33)
15 ベイリングボーイ
(2004.4.2)
A(SS系) x G A
(0.33)
16 ドリームジャーニー
(2004.2.24)
A(SS系) E A A
(0.66)
17 ホクトスルタン
(2004.5.11)
E A(SS) A A
(0.75)

と、11頭が確認できました。日本ダービー(JpnI)の掲示板に載った3頭は、いずれも異系持ちですね。そして、今回の惑星と目されるホクトスルタンも、父メジロマックイーンより、もちろん名前が挙がります。

ついで、どうあっても目に付くのが「母が前年産駒無し後の仔」たちの活躍ぶり。過去20回のうち、13回で連対を果たしています。今回は「空胎後に名馬あり」のログは別に立てませんが、牡馬のジーワンで長距離レースとなれば、やはり母が前年産駒無し後の仔に注意を払うべきです。

母が前年産駒なし後の仔である出走馬
馬番 馬名
(生年月日)
母の何番仔?
2 ウエイクアイランド
(2004.4.22)
初仔
3 ブルーマーテル
(2004.5.25)
空胎後の3番仔
9 サンツェッペリン
(2004.4.15)
初仔
16 ドリームジャーニー
(2004.2.24)
初仔

今回の出走メンバーでは18頭中4頭。トライアルを制した2歳王者、そして皐月賞(JpnI)2着馬と、日本ダービー5着、4着馬の名前が挙がりました。なお、過去20年で連対を果たした母が前年産駒無し後の仔16頭のうち、11頭は初仔でした。

あとは、関東馬の活躍が、なんだ言いながら光ります。スタートはこの表のデータの圏外ですが、1980年2着のモンテプリンス(1977.4.1)から1994年2着のヤシマソブリンまで15年連続で連対を果たしていました。その後も1997年2着ダイワオーシュウ、1998年1着セイウンスカイ、2000年2着トーホウシデン、2001年1着マンハッタンカフェ、2004年2着ホオキパウェーブと、しぶとい活躍を見せてくれています。

美浦所属の出走馬
馬番 馬名
(生年月日)
2 ウエイクアイランド
(2004.4.22)
3 ブルーマーテル
(2004.5.25)
4 ロックドゥカンブ
(2004.9.29)
9 サンツェッペリン
(2004.4.15)

関東馬は18頭中4頭。南半球産の遅れてやって来た怪物候補の名前が見えますね。

サンツェッペリン。どうもオースミブライト(1996.4.10)の影が付きまとうのですが、今回挙げたデータからは狙うに値する存在です。前哨戦でやらずをカマした結果、人気を下げるようであれば、妙味はありそうです。ただ、ダービーの直線で、ギブアップした時に前にいた馬が同枠になりましたので、そこが気になる部分ではありますけれど……。

ブルーマーテル。前回のlogでも名前を挙げましたが、牝系が小岩井のフラストレート(1900)系(→参考log)であることも付加して、密かに狙いたいところです。関東のホープ、鞍上の田中博康騎手が、菅原泰夫調教師から、淀の坂越えの騎乗についてどのような指示を受けるのか。別路線からのチャレンジャーの一発にも期待しましょう。

ウエイクアイランド。堀宣行厩舎、2頭出しの人気薄のほうがなんてことは、まさか無いですよね(苦笑)。叔母ムーヴオブサンデー(2001.4.15)、祖母ブルティナ(1992.3.15)-伊国2歳牝馬王者-と、近親活躍馬が短距離志向であるところが、若干不安です。

ということで、今回示した3種のデータ、「異系持ち」「母が前年産駒なし後の仔」「関東馬」という3点に引っ掛かった3頭について、コメントしてみました。

ではでは、今日はこんなところで♪

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2007年10月18日 (木)

第68回菊花賞(JpnI)出走予定馬の血統について。

閲覧者様の確認されたい情報ではなく、ネタを優先させてしまう男、オオハシでございます。

という訳で今回は、皆様が気になされているであろう、第68回菊花賞の出走予定馬について、各々の馬の簡単なまとめをお届けしておきます。なお、表中、

  • 青の太字→中島理論的に良い
  • 赤の太字→中島理論的に悪い

を、それぞれ強調してあります。「SS」および「SS系」については、飽和血脈ということで、悪い点で強調してあります。あしからずご了承願います。

第68回菊花賞(JpnI)出走予定馬の血統について
馬番 馬名
(生年月日)
父×母父×祖母父×曾祖母父[太字は最優性先祖]
(父系×母父系×祖母父系×曾祖母父系)
4代血統構成 (資質固定指数)
ファミリーナンバー(主な近親活躍馬)
母の何番仔?
1 ヒラボクロイヤル
(2004.3.15)
タニノギムレット×Mr.Prospector×Northern Dancer×Sir Gaylord
(Roberto系×Raise a Native系×Nearctic系×Turn-to系)
A x A A (0.75)
F5(祖母Spit Curl、エーシンダードマンと同牝系)
2連産目の4番仔以降の仔
2 ウエイクアイランド
(2004.4.22)
ムタファーウェク×ラムタラ×Primo Dominie×Music Boy
(Roberto系×Nijinsky系×Dante系×Owen Tudor系)
A A A C (0.75)
F9(叔母ムーヴオブサンデー)
初仔
3 ブルーマーテル
(2004.5.25)
パラダイスクリーク×トウカイテイオー×ミルジョージ×シャトーゲイ
(Never Bend系×My Babu系×Mill Reef系×Khaled系)
A E A C (0.50)
F1(フラストレート系)
空胎後の3番仔
4 ロックドゥカンブ
(2004.9.29)
Red Ransom×Fairy King×Ela-Mana-Mou×Sir Gaylord
(Roberto系×Northern Dancer系×Fair Trial系×Turn-to系)
A A A A (1.00)
F11(半兄Roman Chariot、近親ピルサドスキーファインモーション)
5連産目の5番仔
5 エーシンダードマン
(2004.5.31)
ダンスインザダーク×Woodman×Green Dancer×Sir Gaylord
(Halo系×Mr.Prospector系×Nijinsky系×Turn-to系)
A(SS系) x A A (0.75)
F5(半兄エイシンデピュティ、曾祖母Gay Style、ヒラボクロイヤルと同牝系)
4連産目の4番仔
6 コートユーフォリア
(2004.3.19)
チーフベアハート×エブロス×モンテプリンス×ヒデチカラ
(Danzig系×Mr.Prospector系×Herbager系×Bois Roussel系)
A x C B (0.25)
F1(祖母サークルショウワ)
2連産目の4番仔
7 タスカータソルテ
(2004.5.20)
ジャングルポケット×ノーザンテースト×Irish Ruler×Right Proud
(ゼダーン系×Northern Dancer系×Bold Ruler系×Hyperion系)
A A A C (0.75)
F11(半姉ジェミードレス)
4連産目の10番仔
8 マンハッタンスカイ
(2004.4.6)
マンハッタンカフェ×Go for Gin×Cox's Ridge×Mr.Prospector
(Halo系×Ribot系×Turn-to系×Raise a Native系)
A(SS系) B A x (0.33)
F3(曾祖母の仔Discover、曾祖母の孫High Stakes Player)
4連産目以降の4番仔以降の仔
9 サンツェッペリン
(2004.4.15)
テンビー×オジジアン×Roberto×Pronto
(Nijinsky系×Damascus系×Hail to Reason系×Tourbillon系)
A G A E (0.50)
F22
初仔
10 アサクサキングス
(2004.3.23)
ホワイトマズル×サンデーサイレンス×What Luck×Tentam
(Lyphard系×Halo系×Bold Ruler系×Intent系)
A A(SS) A D (0.75)
F4(伯父ジェニュイン)
2連産目の2番仔
11 フサイチホウオー
(2004.2.16)
ジャングルポケット×サンデーサイレンス×El Gran Senor×Caro
(ゼダーン系×Halo系×Northern Dancer系×フォルティノ系)
A A(SS) A A (1.00)
F1(母アドマイヤサンデー、曾祖母Madelia)
3連産目の4番仔
12 アルナスライン
(2004.2.18)
アドマイヤベガ×El Gran Senor×Graustark×Raise a Native
(Halo系×Northern Dancer系×Ribot系×Native Dancer系)
A(SS系) A B x (0.33)
F9(半姉ツルマルグラマー)
2連産目の8番仔以降の仔
13 ローズプレステージ
(2004.5.7)
ダンスインザダーク×Shirley Heights×Lyphard×Secretariat
(Halo系×Mill Reef系×Northern Dancer系×Bold Ruler系)
A(SS系) A A A (1.00)
F1(母ロゼカラー、半姉ローズバド、半兄ローゼンクロイツ)
5連産目の6番仔
14 デュオトーン
(2004.4.30)
タニノギムレット×Theatrical×Miswaki×Well Decorated
(Roberto系×Nureyev系×Mr.Prospector系×Bold Ruler系)
A A x A (0.75)
F2(伯父タイキフォーチュン、叔母タイキリオン、叔父タイキダイヤ)
5連産目の5番仔
15 ベイリングボーイ
(2004.4.2)
メイショウオウドウ×Bering×Damascus×Snow Bell
(Halo系×Sea-Bird系×Sword Dancer系×Nasrullah系)
A(SS系) x G A (0.33)
F10
5連産目の5番仔
16 ドリームジャーニー
(2004.2.24)
ステイゴールド×メジロマックイーン×ノーザンテースト×Lt.Stevens
(Halo系×My Babu系×Northern Dancer系×Nasrullah系)
A(SS系) E A A (0.66)
F8
初仔
17 ホクトスルタン
(2004.5.11)
メジロマックイーン×サンデーサイレンス×リアルシャダイ×ノーザンテースト
(My Babu系×Halo系×Roberto系×Northern Dancer系)
E A(SS) A A (0.75)
F9(ファンシミン系 曾祖母ダイナフェアリー、曾祖母の仔ローゼンカバリー)
3連産目の3番仔
18 ヴィクトリー
(2004.4.3)
ブライアンズタイム×トニービン×Sadler's Wells×イングリッシュプリンス
(Roberto系×ゼダーン系×Northern Dancer系×Fair Trial系)
A A A(SW) A (1.00)
F1(母グレースアドマイヤ、半兄リンカーン、伯父フサイチコンコルド)
5連産目の5番仔

比較的人気の薄いところとは思いますけれど、ブルーマーテルに良いポイントがたくさんあることが分かりました。彼は、管理されているのが菊花賞をミナガワマンナ(1978.5.15)とホリスキー(1979.4.13)で連覇をされた5冠ジョッキー、菅原泰夫調教師なんですよね。で、ミナガワマンナと同じく、牝系がフラストレート系。ミナガワマンナが逝った年に、菅原泰夫調教師が管理されるフラストレート系馬の、まさかの激走があったりして……。

あと、すでに「菊の主役候補たちにカラんでみる。」というエントリでも確認していますけれど、上位人気が予想されるヴィクトリー、ロックドゥカンブ、フサイチホウオーの3頭は、いずれも、字面上「Phalaris系4本掛け」という一本調子の配合になっています。こちらについては、明日アップ予定のエントリも合わせてご参照頂けると幸いです。

ではでは、今日はこんなところで♪

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2007年10月17日 (水)

御料の基礎繁殖馬に見る0遺伝-其の参-。

御料の基礎繁殖馬を確認するログの3回目。 ひとまずはこの3回目で最終回です。今回は、現代に血を伝える「星」繁殖の牝馬たち3頭をご紹介しておきます。

最初にご登場願うのは、1号族の牝馬、星谷(1925)。その英名はSecure。

星谷(1925)の4代血統表

Purchase(Bend Or系)
1916
種付け時活性値:0.00
Ormondale
1903
Ormonde
1883
Bend Or 1877
Lily Agnes 1871
Santa Bella
1893
St.Serf 1887
Maiden Belle 1885
Cheeryola
1907
Tanzmeister
1889
Saraband 1883
Mizpah 1880
Last Cherry
1903
Sir Dixon 1885
Cherry Blossom 1886
Jura
1921
仔受胎時活性値:0.75
Broomstick(Whalebone系)
1901
種付け時活性値:0.75
Ben Brush
1893
Bramble 1875
Roseville 1888
Elf
1893
Galliard 1880
Sylvabelle 1887
Waif
1916
仔受胎時活性値:1.00
★Greenback(King Fergus系)
1907
種付け時活性値:0.00
St.Frusquin 1893
Evergreen 1902
Panasine
1910
仔受胎時活性値:1.25
Peter Pan(Touchstone系) 1904
種付け時活性値:1.25
Ladasine 1901
仔受胎時活性値:2.00(0.00) [F1-L]

4回の世代交代のうち2回に0交配が用いられています。そして、0以外の2系が、いわゆる米国血脈ですね。

【星谷系の活躍馬】

フジTVの三宅正治アナウンサーの言葉を借りるならば、フロックでもなんでもなかった2冠達成。皐月賞(現JpnI)馬が逃げてそのまま先頭に立って押し切った強い内容でした。自分のペースで逃げている皐月賞馬が、府中芝2400mのレースにおいて上がり3ハロン35秒1でまとめたら、後続はどうしようもありません。真に強い馬でした、サニーブライアン。

#個人的には、サニーブライアンの制した日本ダービー(JpnI)は、最も繰り返しVTRを見ているレースです。ダテや酔狂で皐月賞を勝つことができるものか。

続いてのご紹介は16号族の牝馬、星旗(1924)。その英名はFairy Maidon。

星旗(1924)の4代血統表
Gnome(Whalebone系)
1916
種付け時活性値:1.75

Whisk Broom
1907
Broomstick
1901
Ben Brush 1893
Elf 1893
Audience
1901
Sir Dixon 1885
Sallie Mcclelland 1888
Faiery Sprite
1906
Voter
1894
★Friar's Balsam 1885
Mavourneen 1888
Cinderella
1888
Hermit 1864
Mazurka 1878 ♀
Tuscan Maiden
1918
仔受胎時活性値:1.25

Maiden Erlegh(Bend Or系)
1909
種付け時活性値:0.00
Polymelus
1902
Cyllene 1895
Maid Marian 1886
Plum Tart
1902
Persimmon 1893
Barndoor 1894
Tuscan Red
1912
仔受胎時活性値:1.25
William Rufus(Birdcatcher系)
1900
種付け時活性値:0.75
Melton 1882
Simena 1890
Fine Feathers
1904
仔受胎時活性値:1.75
Gallinule(Birdcatcher系) 1884
種付け時活性値:0.75
Splendid 1896
仔受胎時活性値:1.75[F16-H]

【星旗系の活躍馬】

  • クレオパトラトマス(1932.3.22)
  • クモハタ(1936.3.4)
  • ハマカゼ(1945.2.19)
  • タカクラヤマ(1947.4.12)
  • ハクチカラ(1953.4.20)
  • ニホンピロムーテー(1968.4.6)
  • タケノヒエン(1980.3.24)
  • サンエイサンキュー(1989.4.7)
  • ゴーゴーゼット(1991.3.21)
  • キングオブダイヤ(1992.4.17)
  • カネトシガバナー(1995.5.8)

古今東西、渋いところが揃っています。名前を挙げた馬すべてが、クレオパトラトマスの子孫、あるいは弟-クモハタ-です。クレオパトラトマスの繁殖名は月城。そして、その半弟クモハタは、言わずと知れた第8代日本ダービー馬にして、首位種牡馬6回の名種牡馬でした。古から続く、名繁殖系です。

ではでは、この記事群の掉尾を飾るのは、3号族の牝馬、星若(1924)。その英名はIma Baby。

星若(1924)の4代血統表
Peter Pan(Touchstone系)
1904
種付け時活性値:0.75
Commando
1898
Domino
1891
Himyar 1875
Mannie Gray 1874
Emma C.
1892
Darebin 1878
Guenn 1883
Cinderella
1888
Hermit
1864
Newminster 1848
Seclusion 1857
Mazurka
1878
See Saw 1865
Mabille 1868
Babe
1912
仔受胎時活性値:0.75
McGee(Birdcatcher系)
1900
種付け時活性値:0.75
White Knight
1895
Sir Hugo 1889
Whitelock 1881
Remorse
1876
Hermit 1864
Vex 1865
Tinkle
1904
仔受胎時活性値:1.75
Loved One(Herod系)
1883
種付け時活性値:0.50
See Saw 1865
Pilgrimage 1875
Sounding Brass
1891
仔受胎時活性値:1.00
Kendal 1883(Bend Or系)
種付け時活性値:1.75
Sally Brass 1877
仔受胎時活性値:1.25[F3]

Peter Panの直仔をよくぞ導入されたものです。以下に示す星若系の活躍馬を生産された吉田牧場の元場主、故・吉田重雄さんの言を借りると、「生き残る牝系に共通するのはスピード」ということで、その源泉は星若の持つ米血に求められるのかも知れません。

【星若系の活躍馬】

もしかしたら、日本で最も愛され続けているかも知れない馬、テンポイント。ライバルにも恵まれた、真に希有で、真にドラマチックな名馬。美しさと、その強さのバランス。現代においても、比肩しうる馬がいないように思います。

フジヤマケンザン。その大きな身体には似つかわしくない器用さを持つ不思議な馬でした。現年齢表記8歳の初夏に、中山記念10着以来、3ヶ月ぶりとなる金鯱賞を制した際には「齢重ねてもポン駆け得意は変わらないのか」と感心したものです。

ではでは、小岩井、御料と連ねた基礎繁殖馬の記事群は、これにていったん終了です。優れたDNAを伝える牝系たち。時を重ねて、豊かな才能を送り続けて来ました。そして、これからも、きっと、活躍馬が現れ続けることでしょう。

長文乱文にお付き合い頂きまして、ありがとうございました♪

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2007年10月16日 (火)

御料の基礎繁殖馬に見る0遺伝-其の弐-。

御料の基礎繁殖馬を確認するログの2回目です。

という訳で、御料の牝系といえば、やはり彼女を取り上げない訳にはいきません。11号族の牝馬、クレイグダーロッチ(1922)。

クレイグダーロッチ(1922)の4代血統表


Grosvenor(Bend Or系)
1913
種付け時活性値:0.00
Cicero
1902
Cyllene
1895
Bona Vista 1889
Arcadia 1887
Gas
1892
Ayrshire 1885
Illuminata 1877
Sceptre
1899
Persimmon
1893
St.Simon 1881
Perdita 1881
Ornament
1887
Bend Or 1877
Lily Agnes 1871
Elpheta
1910
仔受胎時活性値:0.75
Chaucer(King Fergus系)
1900
種付け時活性値:0.25
St.Simon
1881
Galopin 1872
St.Angela 1865 ♀
Canterbury Pilgrim
1893
Tristan 1878
Pilgrimage 1875
Eugenia
1897
仔受胎時活性値:1.00
Royal Hampton(Touchstone系)
1882
種付け時活性値:1.50
Hampton 1872
Princess 1872
Dingle
1883
仔受胎時活性値:1.25
Glendale(Birdcatcher系) 1873
種付け時活性値:0.25
Angelica 1879
仔受胎時活性値:0.75[F11-C]

言わずもがなですが、クレイグダーロッチの4代母であるAngelicaは、父Galopin、母St.AngelaよりSt.Simonの全姉ですね。

【クレイグダーロッチ系の近年の活躍馬】

上記リスト中では太字で示しましたが、多くは伊藤雄二厩舎の所属馬ばかりをご紹介する運びとなりました(笑)。そう、伊藤雄二厩舎といえば、クレイグダーロッチ系。そして、とりわけスターロッチ(1957.4.16)分枝。開業後初めてのGI(現JpnI含む)級レース勝ち馬は、スターロッチの孫であるハードバージ(1974.3.15)による皐月賞(現JpnI)でした。また、クレイグダーロッチ系スターロッチ分枝というと、サクラシンゲキ(1977.3.5)、サクラユタカオー(1982.4.29)サクラスターオー(1984.5.2)というアンジェリカ(1970.3.29)の子孫が思いつきます。そのアンジェリカを現役時代に管理されていたのは、実は、若き日の伊藤雄二調教師だったのでした。

続いて、「米血の導入」という明らかな意志を持って輸入された「星」繁殖たちの中から1頭のご紹介。19号族の牝馬、星友(1923)。その英名はAlzada。

星友(1923)の4代血統表

Sir Martin(Matchem系)
1906
種付け時活性値:0.00
Ogden
1894
Kilwarlin
1884
Arbitrator 1874
Hasty Girl 1875
Oriole
1887
Bend Or 1877
Fenella 1869
Lady Sterling
1899
Hanover
1884
Hindoo 1878
Bourbon Belle 1869
Aquila
1891
Sterling 1868
Eagle 1882
Colna
1909
仔受胎時活性値:1.25
Collar(King Fergus系)
1895
種付け時活性値:1.25
St.Simon
1881
★Galopin 1872
St.Angela 1865
Ornament
1887
Bend Or 1877
Lily Agnes 1871
Nausicaa
1903
仔受胎時活性値:1.25
Gallinule(Birdcatcher系)
1884
種付け時活性値:0.50
★Isonomy 1875
Moorhen 1873
Verte Grez
1893
仔受胎時活性値:0.25
Minting(Birdcatcher系) 1883
種付け時活性値:0.25
Verdigris 1886
仔受胎時活性値:1.50 [F19-B]

中島理論風にいうと、Matchem(1748)系とSt.Simon系のニックで生産されている星友。日本に輸入された際にお腹に宿していたのがMan o'War(1917.3.29)の仔、後の月友(1932)ですから、Matchem系の同系交配でした。そして、月友の2歳下の半妹が、史上初の牝馬の日本ダービー(現JpnI)馬、ヒサトモ(1934.4.23)です。

【星友系の近年の活躍馬】

他にオークス(現JpnI)馬トウカイローマン(1981.5.19)。という訳で、内村正則オーナーの執念が、ヒサトモ(久友)の血を、ひいては星友の血を現代に伝えることとなりました。

ではでは、共に父から0交配を受けている名繁殖牝馬2頭をご紹介したログでした。

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2007年10月15日 (月)

御料の基礎繁殖馬に見る0遺伝-其の壱-。

皇室ゆかりの地である京都で行われるクラシック最終戦、菊花賞(JpnI)。それ故に小岩井の基礎繁殖馬(其の壱其の弐其の参其の四)に続いて、今週は皇室ゆかりの御料の基礎繁殖馬についてお届け致します。

ではでは、まずは御料の名種牡馬からご紹介致します。

トウルヌソル(1922)の4代血統表
Gainsborough(Touchstone系)
1915.1.24
種付け時活性値:1.50

Bayardo
1906.1.??
Bay Ronald
1893
Hampton 1872
Black Duchess 1886
Galicia
1898
Galopin 1872
Isoletta 1891
Rosedrop
1907
St.Frusquin
1893
St.Simon 1881
Isabel 1879
Rosaline
1901
Trenton 1881
Rosalys 1894
Soliste
1910
仔受胎時活性値:0.75
Prince William(King Fergus系)
1903
種付け時活性値:1.50
Bill of Portland
1890
St.Simon 1881
Electric Light 1876
La Vierge
1890
Hampton 1872
Elizabeth 1877
Sees
1899
仔受胎時活性値:0.50
Chesterfield(Birdcatcher系)
1888
種付け時活性値:0.50
Wisdom 1873
Bramble 1874
La Goulue
1891
仔受胎時活性値:1.75
Prism(Birdcatcher系) 1880
種付け時活性値:0.50
Rosary 1878
仔受胎時活性値:1.00[F27-A]

1927年当時、約10万円で購入されたというトウルヌソル(1922)。その馬名トウルヌソル(Tournesol)とは、仏語で「向日葵」という意味だそうです。余談ですが、同様に仏語の馬名であるTourbillon(1928)は「渦巻」を意味するそうです。

さて、トウルヌソルといえば、サンデーサイレンス(1986.3.25)と並び最多となる6頭の日本ダービー(現JpnI)馬を輩出した名種牡馬として知られています。 トウルヌソル産駒の6頭の日本ダービー勝ち馬を古い順に並べると、

  1. ワカタカ(1929.3.17)
  2. トクマサ(1933.3.20)
  3. ヒサトモ(1934.4.23)
  4. クモハタ(1936.3.4)
  5. イエリュウ(1937.2.20)
  6. クリフジ(1940.3.12)

第1回から始まり、第5回、第6回、第8回、第9回、第12回と勝ち馬を並べています。今年の日本ダービーはウオッカ(2004.4.4)が64年ぶりの牝馬制覇ということで話題となりましたが、ヒサトモ、クリフジと先輩の牝馬のダービー馬2頭は共にトウルヌソル産駒でした。

続いて、御料の牝系というと、私はまずこの牝馬が思いつく5号族の牝馬、種正(1920)。その英名はYoung Man's Fancy。

種正(1920)の4代血統表
Junior(Touchstone系)
1909
種付け時活性値:0.50
Symington
1893
Ayrshire
1885
Hampton 1872
Atalanta 1878
Siphonia
1888
St.Simon 1881
Palmflower 1874
Scylla
1903
★Eager
1894
Enthusiast 1886
Greeba 1890
Sirenia
1895
Gallinule 1884
Concussion 1885
Enthusiast's Last
1909
仔受胎時活性値:0.50
Enthusiast(Birdcatcher系)
1886
種付け時活性値:1.50
Sterling
1868
Oxford 1857
Whisper 1857
Cherry Duchess
1871
★The Duke 1862
Mirella 1863
Myrrha
1891
仔受胎時活性値:0.25
Baliol(Birdcatcher系)
1879
種付け時活性値:0.75
Blair Athol 1861
Marigold 1860
Hetty
1883
仔受胎時活性値:1.75
★Wild Oats(Herod系) 1866
種付け時活性値:0.00
Trieste 1868
仔受胎時活性値:1.50[F5-H]

よくよく見直すと、Enthusiast4×2という強烈なクロスを持つ種正。しかし、父Juniorの母Scyllaが、その父Eagerから満8歳時の0交配を受けている為、見事に弊害の難を逃れています。

【種正系の近年の活躍馬】

渡世人的生き方で平成最初のJRA年度代表馬となったイナリワン。天皇賞・春(GI)、宝塚記念(GI)、有馬記念(GI)と中央で挙げた3勝はすべてGIレースという勝負強さ。そして天皇賞・春は3分18秒8のレコード、有馬記念も2分31秒7のレコードで制するという高速ステイヤーでもありました。

蹄が癒えた現年齢表記4歳春に芝に転じて開花したバンブーメモリー。父・武邦彦調教師が管理し、息子・武豊騎手が鞍上でスプリンターズS(GI)を1分7秒8の日本レコードで制したバンブーメモリーは、1200m、1400m、1600m、2000mという4つの距離で重賞勝ちを収めたなかなか希有な馬です。

イナリワンとバンブーメモリー。共に4代母に神正(1938.4.10)を持つ両頭は、共に若き日の武豊騎手の手によりGI勝利を収めた強豪でした。

また、まったくもって個人的な思い出ですが、マイシンザンとスプリングバンブーで決着した1995年の朝日CC(GIII)は印象深いです。共に4代母にヤシマテンプル(1947.5.22)を持つ同級生2頭による決着。かたや私のもっとも好きになった馬、こなた私と同じ誕生日の馬。懐かしい。

なお、本日ご紹介したトウルヌソルと種正の組み合わせにより、上述した第5回日本ダービーの勝ち馬トクマサが輩出されています。上下の血統表を合わせて頂くと、そのままトクマサの血統表になる仕掛けです(笑)

秋華賞(JpnI)が終わり、日が変わったらすぐに更新するこのやる気(笑)。ではでは、本日はこれくらいで♪

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2007年10月14日 (日)

強い世代で2冠達成。

第12回秋華賞(JpnI)。

1着ダイワスカーレット(2004.5.13)。勝ち時計1分59秒1。前半1000m59秒2、後半1000m59秒9。1000mから1200mのラップタイム13秒6で息を入れて、上がり4ハロン46秒3、上がり3ハロン33秒9。思ったよりもペースが落ち着いたように思いましたけれど、結局レースを支配するのは、前に行ける馬。ダイワスカーレット、堂々の押し切り勝ちでした。強い世代で2冠達成はお見事。ダイワ兄妹の特性を手の内に入れていらっしゃるアンカツさんのヘッドワークの良さも垣間見た一戦でした。

2着レインダンス(2004.4.13)。薄曇りの淀で、雨が降る前にひと踊り。終始6、7番手で進み、脚勢よく勝ち馬に迫るも、1と4分の1馬身及ばず。けれど、ダービー馬の猛追をしのいだのですから、力を付けています。武幸四郎騎手の、落ち着いた良い騎乗だったと思います。

3着ウオッカ(2004.4.4)。3コーナーから進出した時の脚勢は確かなものでした。直線の脚色も良かったのですけれど、日本ダービー(JpnI)の折のような、迫力のある感じではありませんでした。ひとつ叩いてから、でしょうか。また次に期待します。

4着ベッラレイア(2004.2.27)。4角最後方。上がり3ハロン32秒9の最速脚でも、勝ち馬に33秒9で上がられては。

5着ラブカーナ(2004.4.29)。積極的な競馬で頑張りましたが、5着まで。いつでも一所懸命に走っています。

まま、今日はこんな感じで終了です。ではでは♪

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2007年10月13日 (土)

ジーワン出走馬の牝系について-其の壱-。

大仰なタイトルですが、簡単に見てみるだけです。

という訳で、第12回秋華賞(JpnI)について内枠から順に確認すると……、

  1. ヒシアスペン(2004.3.6)
    →4号族。曾祖母が世界的名繁殖牝馬であるFall Aspen(メイトロンS)
  2. ミンティエアー(2004.2.12)
    →8号族。祖母Perfect Exampleの仔にCulture Vulture(仏1000ギニー、マルセルブサック賞、フィリーズマイル)
  3. ブリトマルティス(2004.6.9)
    →21号族。5代母Me Nextの孫にTank's Prospect(プリークネスS)
  4. ザレマ(2004.3.21)
    →4号族。母シェンク(伊1000ギニー)、半兄マルカシェンク(デイリー杯2歳S)
  5. ラブカーナ(2004.4.29)
    →16号族。4代母Argentinaの仔にAverof(セントジェームズパレスS)
  6. カレンナサクラ(2004.4.28)
    →4号族チップトップ系。曾祖母リンネルンド(牝馬東京タイムズ杯、現府中牝馬S)、リンネルンドの孫にヤンゲストシチー(オークス3着)
  7. ピンクカメオ(2004.4.24)
    →5号族。半兄ブラックホーク(安田記念、スプリンターズS)、叔父ホークスター(セクレタリアトS、オークトゥリー招待H)
  8. マイネルーチェ(2004.4.1)
    →16号族星旗系。曾祖母トキノカホウの仔にタケノヒエン(スプリングS、毎日杯)
  9. アルコセニョーラ(2004.3.17)
    →22号族。5代母Evening Out(メイトロンS、スピナウェイS)
  10. ハロースピード(2004.4.19)
    →23号族。曾祖母Cicada(米23勝。米最優秀牝馬3回)
  11. ベッラレイア(2004.2.27)
    →3号族。曾祖母Perfect Pigeonの仔にゴールデンフェザント(ジャパンC、アーリントンミリオン)
  12. ホクレレ(2004.2.1)
    →1号族。伯母ラスメニナス(英1000ギニー)
  13. ダイワスカーレット(2004.5.13)
    →4号族。母スカーレットブーケ(重賞4勝)、半兄ダイワメジャー(天皇賞・秋、皐月賞、安田記念、マイルCS)
  14. タガノプルミエール(2004.2.11)
    →10号族。祖母Danish(クイーンエリザベス二世チャレンジC)
  15. クィーンスプマンテ(2004.4.9)
    →4号族。祖母ダイナフランダース(ブラッドストーンS。ルーベンスメモリーの母)
  16. ウオッカ(2004.4.4)
    →3号族フロリースカップ系。曾祖母の仔にシスタートウショウ(桜花賞)
  17. レインダンス(2004.4.13)
    →1号族。母レン(ドルメロ賞)、半姉レンドフェリーチェ(紫苑S)
  18. ローブデコルテ(2004.4.28)
    →10号族。従姉スティルインラブ(牝馬三冠)、従兄ビッグバイアモン(ラジオたんぱ賞、現ラジオNIKKEI賞)

1号族2頭、3号族2頭、4号族5頭、5号族1頭、8号族1頭、10号族2頭、16号族2頭、21号族1頭、22号族1頭、23号族1頭の合計18頭。

最近、小岩井牝系についての記事群(其の壱其の弐其の参其の四)を書いていましたが、出走18頭中、小岩井牝系をボトムラインに持つ馬は、8枠16番ウオッカのみ。あと、日本土着といえる牝系を持つ馬は、北海道種蓄牧場が輸入したチップトップ系を持つ3枠6番カレンナサクラ、あと後に紹介する予定の御料の星旗系を持つ4枠8番マイネルーチェの2頭ですね。

さてさて、果たしてどのような結果になるのか。決戦は、明日10月14日の日曜日、15時40分。

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ジーワン出走馬のSS保有情報-其の弐-。

春にも一度行ったジーワン出走馬のSS保有情報について。

2007年のJRAGI(JpnI含む)12レースの複勝圏馬における4代血統構成
レース名 1着馬 4代血統構成 2着馬 4代血統構成 3着馬 4代血統構成
フェブラリーS
(GI)
サンライズバッカス A A A A
(1.00)
ブルーコンコルド A A D A(NSD系)
(0.75)
ビッググラス x A A A
(0.66)
高松宮記念
(GI)
スズカフェニックス A(SS) A B A
(0.66)
ペールギュント A(SS) A A z
(0.50)
プリサイスマシーン A A(SS) A E
(0.66)
桜花賞
(JpnI)
ダイワスカーレット A(SS系) A z A
(0.66)
ウオッカ A A A(PG系) E
(0.75)
カタマチボタン A(SS系) A A B
(0.75)
皐月賞
(JpnI)
ヴィクトリー A A A(SW) A
(1.00)
サンツェッペリン A G A E
(0.50)
フサイチホウオー A A(SS) A A
(1.00)
天皇賞・春
(GI)
メイショウサムソン A(SW系) A A(PG系) A
(1.00)
エリモエクスパイア x A A(RG系) F
(0.50)
トウカイトリック x A A z
(0.50)
NHKマイルC
(JpnI)
ピンクカメオ A A A F
(0.75)
ローレルゲレイロ A A x A
(0.66)
ムラマサノヨートー A x x B
(0.33)
ヴィクトリアM
(JpnI)
コイウタ A(SS系) E x A
(0.50)
アサヒライジング A(SS系) B B G
(0.50)
デアリングハート A(SS) A A A
(1.00)
オークス
(JpnI)
ローブデコルテ A x A C
(0.50)
ベッラレイア C A G B
(0.25)
ラブカーナ A A E F
(0.50)
ダービー
(JpnI)
ウオッカ A A A(PG系) E
(0.75)
アサクサキングス A A(SS) A D
(0.75)
アドマイヤオーラ A A A C
(0.75)
安田記念
(GI)
ダイワメジャー A(SS) A z A
(0.66)
コンゴウリキシオー A x A B
(0.50)
ジョリーダンス A(SS系) A A C
(0.66)
宝塚記念
(GI)
アドマイヤムーン x A(SS) x A
(0.75)
メイショウサムソン A(SW系) A A(PG系) A
(1.00)
ポップロック A A(SS) A A
(1.00)
スプリンターズS
(GI)
アストンマーチャン A x A C
(0.50)
サンアディユ A A z B
(0.50)
アイルラヴァゲイン x B D E
(0.25)

強調する為に「SSの交配は赤の太字、「SS系の交配は赤字としました。

さらに、

  1. SSの血を持つ馬が連対を果たせなかったレース→レース名の背景を青
  2. 直父系の他にSS系を持つ馬が連対を果たしたレース→レース名の背景を橙
  3. 直父系にSS系を持つ馬が連対を果たしたレース→レース名の背景を桃

にしました。ごちゃごちゃしていて、分かり難くて、ごめんなさい。

とりあえず、この色分け等々を行った結果分かったことは、

  1. SSを直父系に持つ馬は、マイル以下の距離のレースでしか勝利を収めていない
  2. SSの血を持つ馬が連対を果たせなかったレースは、SSの血を持たない馬が複勝圏を占めている
    (ただし、皐月賞はSSを0化されたフサイチホウオーが3着。ここでは0化により不存という扱いとする)

ということですね。

うーん。距離が伸びて成績が頭打ちとなるのは、父系勢力の争いという点は、やはり良い材料とは言えませんね。かつて「活力を失った父系は距離適性が短距離にシフトして行く」と、私にサジェスチョンしてくださった方がいらっしゃいました。上の表の結果だけを見ると、SS系の活力は急激に落ちて来ているという判断になりますでしょうか。まま、秋の一連のレースを見てみなければ、なんとも言えないと思いますけれど……。

では、今回の第12回秋華賞(JpnI)の出走メンバーについてまとめておくと、

【SS無し】

  1. ヒシアスペン(2004.3.6)
    →「Forestry×Woodman×◆Northern Dancer×Pretense」
  2. ラブカーナ(2004.4.29)
    →「オース×Caerleon×Luthier×パーシア」
  3. カレンナサクラ(2004.4.28)
    →「★メジロライアン×ナリタブライアン×ヴァイスリーガル×テスコボーイ」
  4. ピンクカメオ(2004.4.24)
    →「フレンチデピュティ×Silver Hawk×Chieftain×◆Mahmoud」
  5. ハロースピード(2004.4.19)
    →「マヤノトップガン×Secretariat×Bailjumper×Bryan G.」
  6. ベッラレイア(2004.2.27)
    →「ナリタトップロード×★Baldski×Argument×★Round Table」
  7. ホクレレ(2004.2.1)
    →「フサイチコンコルド×デインヒル×Habitat×ドン」
  8. クィーンスプマンテ(2004.4.9)
    →「ジャングルポケット×サクラユタカオー×ノーザンテースト×Chieftain」
  9. ウオッカ(2004.4.4)
    →「タニノギムレット×ルション×トウショウボーイ×ダンディルート」
  10. ローブデコルテ(2004.4.28)
    →「Cozzene×Seeking the Gold×Northern Dancer×Creme Dera Creme」

【SS0化】

  1. ブリトマルティス(2004.6.9)
    →「★スペシャルウィーク×メジロライアン×Smarten×★Hail to Reason」
  2. マイネルーチェ(2004.4.1)
    →「★スペシャルウィーク×★サッカーボーイ×ニホンピロウイナー×テューダーペリオッド」

【SS有り】

  1. ミンティエアー(2004.2.12)
    →「アグネスタキオン×Deputy Minister×★Far North×ボールドラッド」
  2. ザレマ(2004.3.21)
    →「ダンスインザダーク×Zafonic×Buckfinder×T.V. Commercial」
  3. アルコセニョーラ(2004.3.17)
    →「ステイゴールド×モガンボ×Caerleon×Riverman」
  4. ダイワスカーレット(2004.5.13)
    →「アグネスタキオン×★ノーザンテースト×Crimson Satan×Beau Max」
  5. タガノプルミエール(2004.2.11)
    →「アグネスタキオン×Gone West×デインヒル×Sassafras」
  6. レインダンス(2004.4.13)
    →「ダンスインザダーク×Bob Back×Topsider×ラインゴールド」

SS無しが10頭、SS0化が2頭、SS有りが6頭。それぞれ、内枠にいる馬から順に記載しました。SS系の活躍がマイル以下の距離である今年の傾向からすると、秋華賞の2000mの距離では、SS無しの馬から勝ち馬が現れそうな感じですけれど、果たして。そう、SS有りの馬の中に1頭、強い栗毛馬がいますからね。デビュー戦が淀の芝2000m1着だった、桜花賞馬ダイワスカーレット。

いずれにせよ、血統的な側面からも楽しみな秋華賞。決戦は、明日10月14日の日曜日、15時40分。ではでは♪

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2007年10月12日 (金)

空胎後に名馬あり(2007年版)-其の九-。

書き終わった記事の出し惜しみがなかなかできない男、オオハシでございます。

今回は、お馴染みになったような気になっている、空胎後に名馬ありの記事でございます。

2007年のJRAGI(JpnI含む)12レースの複勝圏馬における母の受胎条件
レース名 1着馬 母の受胎条件 2着馬 母の受胎条件 3着馬 母の受胎条件
フェブラリーS(GI) サンライズバッカス 空胎後の8番仔 ブルーコンコルド 2連産目の2番仔 ビッググラス 3連産目の3番仔
高松宮記念(GI) スズカフェニックス 2連産目の2番仔 ペールギュント 3連産目の5番仔 プリサイスマシーン 2連産目の2番仔
桜花賞(JpnI) ダイワスカーレット 4連産目の10番仔 ウオッカ 2連産目の4番仔 カタマチボタン 2連産目の3番仔
皐月賞(JpnI) ヴィクトリー 5連産目の5番仔 サンツェッペリン 初仔 フサイチホウオー 3連産目の4番仔
天皇賞・春(GI) メイショウサムソン 流産後の初仔 エリモエクスパイア 初仔 トウカイトリック 5連産目の5番仔
NHKマイルカップ(JpnI) ピンクカメオ 8連産目の12番仔 ローレルゲレイロ 初仔 ムラマサノヨートー 不受胎後の2番仔
ヴィクトリアマイル(JpnI) コイウタ 2連産目の2番仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔 デアリングハート 不受胎後の6番仔
オークス(JpnI) ローブデコルテ 4連産目の4番仔 ベッラレイア 8連産目の8番仔 ラブカーナ 不受胎後の12番仔
日本ダービー(JpnI) ウオッカ 2連産目の4番仔 アサクサキングス 2連産目の2番仔 アドマイヤオーラ 不受胎後の5番仔
安田記念(GI) ダイワメジャー 空胎後の7番仔 コンゴウリキシオー 3連産目の3番仔 ジョリーダンス 2連産目の5番仔
宝塚記念(GI) アドマイヤムーン 2連産目の3番仔 メイショウサムソン 流産後の初仔 ポップロック 3連産目の3番仔
スプリンターズS(GI) アストンマーチャン 6連産目の6番仔 サンアディユ 7連産目の7番仔 アイルラヴァゲイン 3連産目の3番仔

なお、今回より

  1. 母が前年産駒無し後の仔が連対したレース→レース名の背景を青
  2. 母が前年産駒無し後の仔が複勝圏に入ったレース→レース名の背景を橙
  3. 母が前年産駒無し後の仔が複勝圏外のレース→レース名の背景を桃

に致しました。

さて、上の表から改めて分かるのは、12レース中3レースではありますけれど、「2007年の牝馬限定JpnIでは、母が前年産駒無し後の仔が連対を果たしていない」ということですね。表題の考察テーマにとっては逆説的なアプローチですが、すでに昨年から学習しているように、牝馬限定レースでは、そう目くじらを立てて、受胎条件に躍起になる必要はないようです。

まま、とは言うものの、表題に即して、秋華賞(JpnI)の出走予定馬のうち、母の受胎条件の良い馬を50音順にピックアップすると……、

  1. ホクレレ(2004.2.1) 不受胎後の3番仔
  2. ミンティエアー(2004.2.12) 不受胎後の4番仔
  3. ラブカーナ(2004.4.29) 不受胎後の12番仔

以上の3頭です。フラワーC(JpnIII)2着馬、フローラS(JpnII)2着馬、オークス3着馬と地力はある馬たちが揃いました。

この3頭の中ならば、狙うはオークス3着馬でしょうか。彼女は「オース×Caerleon×Luthier×パーシア」という4代血統構成も面白く、混戦で底力を発揮しそうなタイプです。青鹿毛の馬体よろしく、末脚の切れ味一閃。1歳秋のセリで504万円で購買されたラブカーナ。実は、母カーナII(1986.4.19)は2004年10月に用途変更されており、ラブカーナは母の最後の仔でもあります。実力はもちろんですが、浪花節的に応援したくなるタイプではあります。

ではでは、今日はこんなところで♪

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2007年10月11日 (木)

小岩井の基礎繁殖馬に見る0遺伝-其の四-。

小岩井の基礎繁殖馬が輸入されて丸100年となる今年2007年。忘れないうちに小岩井の基礎繁殖馬たちの血統を確認する4回目。ひとまず、4回目となる今回で最終回と致します。では、最終回の今回は、勝負に行っての強さを見せてくれる牝系の開祖2頭を。

まずご登場願うのは、1号族の牝馬フラストレート(1900)。

フラストレートの4代血統表
St.Frusquin(King Fergus系)
1893
種付け時活性値:1.50
St.Simon
1881
★Galopin
1872
Vedette 1854
Flying Duchess 1853
St.Angela
1865
King Tom 1851
Adeline 1851
Isabel
1879
Plebeian
1872
Joskin 1856
Queen Elizabeth 1859
Parma
1864
Parmesan 1857
Archeress 1858
Hattie
1893
仔受胎時活性値:1.50
Kendal(Birdcatcher系)
1883
種付け時活性値:0.25
Bend Or
1877
Doncaster 1870
Rouge Rose 1865
Windermere
1870
▲Macaroni 1860
Miss Agnes 1850
Skarte
1884
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Silvester(Birdcatcher系)
1869
種付け時活性値:1.50
St.Albans 1857
Silverhair 1858
Albatross
1865
仔受胎時活性値:0.50
Buccaneer(Herod系) 1857
種付け時活性値:1.75
Miss Conyngham 1849
仔受胎時活性値:1.75(F1-B)

個人的には府中のGI(現JpnI含む)で好勝負を繰り広げる印象のあるフラストレート系。そして、際どく勝ち切る、フラストレート系。

【フラストレート系の近年の活躍馬】

フラストレート系のGI級勝ち馬ではホウヨウボーイ(1975.4.15)トウメイ(1966.5.17)&テンメイ(1974.4.13)母仔などが府中で天皇賞・秋(現GI)を制しています。また、去る9月11日に亡くなった菊花賞(現JpnI)馬ミナガワマンナ(1978.5.15)もフラストレート系でした。

オオトリを務めて頂くのは、現在は小岩井牝系の真打ちともいえる、3号族の牝馬フロリースカップ(1904)。

フロリースカップの4代血統表

Florizel(King Fergus系)
1891
種付け時活性値:1.00
St.Simon
1881
★Galopin
1872
Vedette 1854
Flying Duchess 1853
St.Angela
1865
King Tom 1851
Adeline 1851

Perdita
1881
★Hampton
1872
Lord Clifden 1860
Lady Langden 1868
Hermione
1875
Y.Melbourne 1855
La Belle Helene 1866
Stirrup Cup
1890
仔受胎時活性値:1.25
Melton(Birdcatcher系)
1882
種付け時活性値:1.75
Master Kildare
1875
Lord Ronald 1862
Silk 1869
Violet Melrose
1875
The Scottish Chief 1861
Violet 1864
Sterling Love
1883
仔受胎時活性値:1.50
See Saw(Herod系)
1865
種付け時活性値:0.25
Buccaneer 1857
Margery Daw 1856
True Love
1878
仔受胎時活性値:1.00
Sterling(Birdcatcher系) 1868
種付け時活性値:0.25
Carine 1866
仔受胎時活性値:0.75(F3-L)

これまでに見てきた小岩井の基礎繁殖馬たちに比べると、パッと見では地味な感じです。が、奥の世代に行くに連れて、見事に0クロスが折り重なっています。PedNetの血統表をパッと見ただけでも、多くとも「3/64」まで7代残牡先祖は減ります。

【フロリースカップ系の近年の活躍馬】

華やかなクラシック勝ち馬が揃います。特に、この10年間に3頭の日本ダービー(現JpnI)勝ち馬を送り込んでいるのですから、やはり驚異的。いかにこの牝系の持つミトコンドリアDNAが優秀であるかということが伺えます。日本のホースマンの皆さんは、連綿と100年も連ねて来られたおのが仕事の積み重ねを、もっともっと誇って良いですよ。

ではでは、「King Fergus系1本、Herod系1本、Birdcatcher系2本」という4代血統構成の組み合わせの牝馬2頭を最後にご紹介して終わる、小岩井の基礎繁殖馬の記事群でした。また次回より後、御料の基礎繁殖馬の記事群でお会い致しましょう(笑)

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小岩井の基礎繁殖馬に見る0遺伝-其の参-。

小岩井の基礎繁殖馬が輸入されて丸100年となる今年2007年。忘れないうちに小岩井の基礎繁殖馬たちの血統を確認する3回目。

キーンドラー(1898)の4代血統表
Enthusiast(Birdcatcher系)
1886
種付け時活性値:0.75
Sterling
1868
Oxford
1857
Birdcatcher 1833
Honey Dear 1844
Whisper
1857
Flatcatcher 1845
Silence 1848
Cherry Duchess
1871
★The Duke
1862
Stockwell 1849
Bay Celia 1851
Mirella
1863
★Gemma di Vergy 1854
Lady Roden 1856
Sunnyside
1884
仔受胎時活性値:1.25
Rostrevor(Herod系)
1871
種付け時活性値:1.00
Thormanby
1857
Windhound 1847
Alice Hawthorn 1838
Lady Augusta
1860
Stockwell 1849
Meeanee 1844
Solstice
1878
仔受胎時活性値:1.25
★Solon(Matchem系)
1861
種付け時活性値:0.00
West Australian 1850
Mrs.Ridgway 1849
Bessie
1863
仔受胎時活性値:1.50
Orlando(Touchstone系) 1841
種付け時活性値:1.25
The Deformed 1850
仔受胎時活性値:1.00(F1-O)

Eclipse(1764.4.1)2系、Herod(1758)1系、Matchem(1748)1系という雑種強勢の組み合わせの見本のような配合です。

【キーンドラー系の活躍馬】

その父テスコボーイ(1963)の0交配により生産された2冠牝馬、テスコガビー。時代を先取りし過ぎた馬。こと日本競馬で牝馬ならば、テスコガビーであると思います。青き女王の血を後世に残せなかったのは、日本の競馬界にとっても大きな痛手でした。彼女の血が伝わっていれば、もしかしたら、キーンドラー系は血統地図にもっともっと広がっていたかもしれません。

府中芝2000mといえば、栗毛の四白流星。デビューから2ヶ月足らずの4戦目で制した皐月賞(現JpnI)、1分58秒2のレースレコードで制した天皇賞・秋(GI)。共に内ラチからすり抜けるようにして先行押し切り。府中芝2000mこそ俺の庭、ヤエノムテキ。

ヘレンサーフ(1903)の4代血統表
St.Serf(King Fergus系)
1887
種付け時活性値:1.75
St.Simon
1881
★Galopin
1872
Vedette 1854
Flying Duchess 1853
St.Angela
1865
King Tom 1851
Adeline 1851
Feronia
1868
Thormanby
1857
Windhound 1847
Alice Hawthorn 1838
Woodbine
1860
Stockwell 1849
Honeysuckle 1851
Helen Hampton
1896
仔受胎時活性値:1.50
Hampton(Touchstone系)
1872
種付け時活性値:1.75
Lord Clifden
1860
Newminster 1848
The Slave 1852
Lady Langden
1868
Kettledrum 1858
Haricot 1847
Helen Agnes
1883
仔受胎時活性値:1.00
Castlereagh(King Fergus系)
1875
種付け時活性値:1.75
Speculum 1865
Lady Trespass 1857
Festive
1877
仔受胎時活性値:1.25
★Carnival(Herod系) 1860
種付け時活性値:0.00
Piercy 1872
仔受胎時活性値:1.00(F16-C)

4代血統表に現れるところで、母父Hamptonの祖父Newminsterと、父St.Serfの曾祖母Honeysuckleは、父Touchstone(1831)と母Beeswing(1833)の全兄妹です。また、4代血統表の現れないところでは、Stockwell(1949)とRataplan(1950)4×5の全兄弟クロスがあります。

【近年のヘレンサーフ系の活躍馬】

両馬は共に大塚牧場さんの生産馬。つまりは、アカネテンリュウ(1966.4.30)も近親にいます。 菊花賞(現JpnI)をアカネテンリュウ、宝塚記念(GI)をオサイチジョージと来て、菊花賞、天皇賞・春(GI)、宝塚記念と3つブッコ抜いたヒシミラクル。3頭の勝ったレースを見ると、関西のGIレースに相性が良いのかもしれませんね。

今日はおとなしめに、これで終了です。ではでは♪

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2007年10月 9日 (火)

Natagora(2005.2.18)。

乗り遅れてしまっていましたが、ディヴァインライト(1995.5.10)産駒である仏国産馬Natagora(2005.2.18)のチェヴァリーパークS(英GI)制覇を祝して、その4代血統表をアップしておきます。

Natagora(2005.2.18)の4代血統表
ディヴァインライト(JPN)
鹿毛 1995.5.10
種付け時活性値:0.25

サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975
Understanding 1963
Mountain Flower 1964
メルドスポート
栃栗毛 1979.4.5
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962
シャダイプリマ
鹿毛 1970.2.11
マリーノ 1956.3.6
ナイトアンドデイ 1962.3.28
Reinamixa(FR)
芦毛 1994
仔受胎時活性値:0.50
Linamix(FR)
芦毛 1987
種付け時活性値:1.50
メンデス
芦毛 1981.4.2
ベリファ 1976.2.28
Miss Carina 1975
Lunadix
芦毛 1972
Breton 1967
Lutine 1966
Reine Margie(FR)
栗毛 1981
仔受胎時活性値:1.00
Margouillat(FR)
鹿毛 1970
種付け時活性値:0.50
ダイアトム 1962
Tita 1964
Reine Des Sables(FR)
栗毛 1966
仔受胎時活性値:1.50
★ミンシオ(FR)
鹿毛 1957.3.2
種付け時活性値:0.00
Begrolles(FR)
栗毛 1956
仔受胎時活性値:0.25(F4-I)

いちべつして、カタカナ馬名が多いなぁと思いますね(笑)。母方に日本にゆかりのある種牡馬が見えます。ベリファ、メンデスの芦毛父仔、クシロキング(1982.5.18)の父ダイアトム、海外ではMtoto(1983)の母父としても知られるミンシオ。かー、どれもこれもシブイなぁ。

Natagoraの配合面の特徴しては、5代アウトクロスであることと、4代血統構成が「Halo系×Lyphard系×Sicambre系×Relic系」という異父系を上手く用いた配合であることが挙げられます。また、北半球の諸外国ではまだ極少数のサンデーサイレンスの血。さらに、ディヴァインライトの仏国初年度は、伝え聞くところによると、10頭足らずの種付けだったとか。数が少ないと、闘争心が増すのでしょう。牝馬は牝馬で、自身の血の持つ少なさを、ちゃんと把握していますね。

中島理論使いとしては、ディヴァインライトを種牡馬として仏国に導入された方の慧眼を思います。高松宮記念(GI)2着、マイラーズ(GII)C2着、東京新聞杯(GIII)2着、阪急杯(GIII)2着、毎日杯(現JpnIII)2着、皐月賞(現JpnI)5着と重賞で善戦したものの、JRA4勝の彼の代表勝ち鞍は、結局、テレビ山梨杯(準OP)です。仏国からしたら、超マイナーも良いところ。

けれど、そんな超マイナーな存在であるディヴァインライトから、見事に国際GI勝ち馬が送り込まれました。神の光。照らされた先は、まさにその身に「Divine Light」を頂くディヴァインライトの愛娘、Natagoraでした。

ではでは、今日は2回も更新してしまい、すみませんでした♪

追記。血統表や記事を書いていて、「メンデス。あー、1981年4月2日生まれだべ」「クシロキング。1982年5月18日生まれやな」とソラで思い起こせる私。自分自身が気持ち悪くなる時があります(笑)

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小岩井の基礎繁殖馬に見る0遺伝-其の弐-。

小岩井の基礎繁殖馬が輸入されて丸100年となる今年2007年。忘れないうちに小岩井の基礎繁殖馬たちの血統を確認する2回目。今回は、私感では長距離のGIレースで好成績を残す感がある牝系を2つ。

まずご紹介するのは7号族の牝馬、アストニシメント(1902)。

アストニシメント(1902)の4代血統表
Quickly Wise(Birdcatcher系)
1890
種付け時活性値:0.75

Wisdom
1873
★Blinkhoolie
1864
Rataplan 1850
Queen Mary 1843
Aline
1862
Stockwell 1849
Jeu d'Esprit 1852
Quickstream
1873
★Trumpeter
1856
Orlando 1841
Cavatina 1845
Quick March
1863
Rataplan 1850
Qui Vive 1856
Twirl
1894
仔受胎時活性値:1.75
Bendigo(Birdcatcher系)
1880
種付け時活性値:1.25
★Ben Battle
1871
Rataplan 1850
Y.Alice 1865
Hasty Girl
1875
Lord Gough 1869
Irritation 1862
Habanera
1890
仔受胎時活性値:0.75
Isonomy(Birdcatcher系)
1875
種付け時活性値:1.50
Sterling 1868
Isola Bella 1868
Polonaise
1871
仔受胎時活性値:0.50
Adventurer(Touchstone系) 1859
種付け時活性値:0.75
Klarinska 1862
仔受胎時活性値:2.00(0.00)(F7-C)

父Quickly Wiseがかなり仕掛けられた種牡馬であることをお伝えしないといけませんね。Quickly Wiseはその父Wisdomが満16歳時の0交配、さらに母父Trumpeterが満16歳時の0交配、祖母父Rataplanは0クロス、さらに↑の血統表では見えませんが、曾祖母Qui Viveはその父Voltigeur(1847)が満8歳時の0交配です。つまりは、0クリアされた血を伝えられる種牡馬でした。

【アストニシメント系の近年の活躍馬 】

むむ。私が長距離に強い印象を持っているのは、メジロマックイーン、そしてその兄メジロデュレン(1983.5.1)の菊花賞馬2頭の為でしょうか(苦笑)。まま、名前を挙げた馬たちは息の長い活躍をしている印象はありますね。

と、下書きで書いていたら、ブルーコンコルドがマイルCS南部杯(統一JpnI)を連覇。これで現JpnIを6勝目、重賞は通算で10勝目となりました。すごいなぁ。2歳時に中山の代替開催の京王杯2歳S(現JpnII)を勝った時は、まさかダートで大成するとは思いもしませんでした。改めて、よくよく振り返ってみれば、重賞勝ち距離も1200mから2000mまで。本当に大したものです。高齢になっても能力の減退無く走れるのは、フサイチコンコルド(1993.2.11)産駒の上級馬に見られる傾向ですけれど、それにしても、ブルーコンコルドの息の長い活躍は、牝系の持つDNAの確かさ、底力を思わせるものです。

さて、次にご紹介するのは、4号族の牝馬プロポンチス(1897)。

プロポンチス(1897)の4代血統表
Ravensbury(Birdcatcher系)
1890
種付け時活性値:1.50
Isonomy
1875
Sterling
1868
Oxford 1857
Whisper 1857
Isola Bella
1868
Stockwell 1849
Isoline 1860
Penitent
1884
Hermit
1864
Newminster 1848
Seclusion 1857
Stray Shot
1872
★Toxophilite 1855
Vaga 1858
Marmora
1878
仔受胎時活性値:0.50
Adventurer(Touchstone系)
1859
種付け時活性値:0.50
Newminster
1848
Touchstone 1831
Beeswing 1833
Palma
1844
Plenipotentiary 1831
Palmyra 1838 ♀
Milliner
1869
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Rataplan(Birdcatcher系)
1850
種付け時活性値:0.50
The Baron 1842
Pocahontas 1837 ♀
Manganese
1853
仔受胎時活性値:1.75
Birdcatcher(Whalebone系) 1833
種付け時活性値:0.75
Moonbeam 1838
仔受胎時活性値:1.50(F4-D)

プロポンチスは母方のクロスが面白いですね。グリーン、オレンジ、ブルー、ピンクと色とりどりです。1点だけご案内しておくと、血統表内に現れるStockwellとRataplanは父The Baron、母Pocahontasの全兄弟です。プロポンチスはStockwellとRataplanの全兄弟クロスを4×5×3で持っています。この全兄弟クロスは、プロポンチスの父Ravesburyの曾祖母Vagaが、Stockwell満8歳時の0交配であることにより、見事に0クリア化されています。

【プロポンチス系の近年の活躍馬】

メガスターダムがあわや菊花賞馬になりかけた時に、この在来牝系の底力を、改めて思いました。ニホンピロウイナー(1980.4.27)の仔、惜しかった。

あと、注釈を付けておくと、 アストニシメント、プロポンチス共に、4代血統構成がいずれもEclipse(1764.4.1)系のWhalebone(1807)分枝である、ということですね。

という訳で、1990年の牡馬クラシック3冠を1冠ずつ分け合ったのは、小岩井牝系の末えいだったということを、結果的にお伝えしたログでした。ではでは、今日はこんなところで♪

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2007年10月 8日 (月)

小岩井の基礎繁殖馬に見る0遺伝-其の壱-。

近年まれに見るハイレベルと目される2004年産の牝馬たち。気が早いのですが、彼女たちは、時を重ねて、将来の基礎繁殖馬、根幹牝馬となって行くのでしょう。という訳で、小岩井の基礎繁殖馬たちが輸入されて丸100年となる今年2007年。忘れないうちに、小岩井の基礎繁殖馬たちの血統について確認しておこうという企画です。

早速ご登場を願うのは、小岩井の名種牡馬インタグリオー(1899)。はは、タイトルを「基礎繁殖牝馬」としなかったところがポイントですね(笑)。現存する小岩井の牝系を辿ると、必ずと言っていいほどに現れる彼の血統を開いてみると、

インタグリオー(1899)の4代血統表

Childwick(King Fergus系)
1890
種付け時活性値:0.00

St.Simon
1881
★Galopin
1872
Vedette 1854
Flying Duchess 1853
St.Angela
1865
King Tom 1851
Adeline 1851
Plaisanterie
1882
Wellingtonia
1869
Chattanooga 1862
Araucaria 1862
Poetess
1875
Trocadero 1864
La Dorette 1867
Cameo
1891
仔受胎時活性値:1.75
Thurio(Herod系)
1875
種付け時活性値:1.75
Cremorne
1869
Parmesan 1857
Rigolboche 1861
Verona
1854
Orlando 1841
Iodine 1845
Light of Other Days
1882
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Balfe(Herod系)
1872
種付け時活性値:0.25
Plaudit 1864
Bohemia 1860
Meteor
1867
仔受胎時活性値:1.50
Thunderbolt(Birdcatcher系) 1857
種付け時活性値:0.25
Duty 1860
仔受胎時活性値:1.50(F2-D)

むぅ。見事とも思える直父系における3代累代による「0」。その輸入金額は当時の通貨で1万円とのこと。帝室御賞典の勝ち馬を10頭送り込むなど、初期の日本競馬の屋台骨を支えた種牡馬です。

続いてのご登場は、小岩井を代表する名牝系、12号族ビューチフルドリーマー(1903)。大祖先馬となった彼女の血統を開くと、

ビューチフルドリーマー(1903)の4代血統表

Enthusiast(Birdcatcher系)
1886
種付け時活性値:0.00
Sterling
1868
Oxford
1857
Birdcatcher 1833
Honey Dear 1844
Whisper
1857
Flatcatcher 1845
Silence 1848
Cherry Duchess
1871
★The Duke
1862
Stockwell 1849
Bay Celia 1851
Mirella
1863
★Gemma di Vergy 1854
Lady Roden 1856
Reposo
1894
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Amphion(King Fergus系)
1886

種付け時活性値:1.75
Rosebery
1872
Speculum 1865
Ladylike 1858
Suicide
1876
Hermit 1864
Ratcatcher's Daughter 1862
Monotony
1881
仔受胎時活性値:1.00
See Saw(Herod系)
1865
種付け時活性値:1.75
Buccaneer 1857
Margery Daw 1856
Orchestra
1873
仔受胎時活性値:1.75
★Trumpeter(Touchstone系) 1856
種付け時活性値:0.00
Overture 1860
仔受胎時活性値:1.00(F12)

むぅ。父Entusiastが満16歳時の0交配、曾祖母父Trumpeterも満16歳時の0交配と4回の世代交代のうち2回の0リフレッシュ。ただただ、お見事。

【ビューチフルドリーマー系の近年の活躍馬】

テイエムオーシャンの強さは目を見張るものがありました。阪神3歳牝馬S(現阪神JF、JpnI)、桜花賞(現JpnI)、秋華賞(現JpnI)と先行抜け出しで制した姿は、真のチャンピオン牝馬でした。また、何故か思い入れのあるレオダーバン。菊花賞(現JpnI)を上がり3ハロン34秒9の鋭脚で制しました。そんな彼は、JRA最後の単枠指定馬でもあります。

あと、ビューチフルドリーマー系といえば、千代田牧場さんのワールドハヤブサ(1967.3.30)分枝について触れない訳にはいかないでしょう。

ワールドハヤブサ 1967.3.30 4勝
|ミスオーハヤブサ 1973.3.11 不出走
||チヨダマサコ 1977.4.3 1勝
|||スリードーター 1982.5.8 7勝 中山牝馬S3着
||||ミヤビペルセウス 2000.3.12 中央現役 新潟JS(J・GIII)
|||ニッポーテイオー 1983.4.21 8勝 天皇賞・秋(GI)などGI3勝、重賞計7勝
|||タレンティドガール 1984.4.27 4勝 エリザベス女王杯(GI)
||カイムラサキ 1980.2.10 1勝
|||ローブデコルテ 1988.3.6 0勝
||||ダイワテキサス 1993.4.2 11勝 中山記念(GII)など重賞計5勝
|チヨダフジ 1975.3.23 1勝
||ブレイブウーマン 1985.3.24 4勝
|||コクトジュリアン 1992.2.27 7勝 クリスタルC(旧GIII)
|||ブラボーグリーン 1994.5.21 7勝 京阪杯(GIII)
|||マジカルウーマン 1997.5.23 1勝
||||ナイキアースワーク 2003.3.28 地方現役 ユニコーンS(現JpnIII)
||||ドラゴンファイヤー 2004.4.9 中央現役 シリウスS(GIII)
|ワールドソロン 1978.3.20 不出走
||ミデオンルビー 1983.4.25 4勝
|||ナギサ 1993.5.1 4勝 京都牝馬特別(現京都牝馬S、GIII)2着
||||サウンドザビーチ 2001.4.30 現役 TCK女王盃(統一JpnIII)
|ビクトリアクラウン 1979.3.28 6勝 エリザベス女王杯など重賞計4勝

ドラゴンファイヤーのシリウスSはなかなか良い内容でしたし、これからも期待がかかりますね。全兄となるナイキアースワークも船橋の川島正行厩舎で立て直しですね。なお、↑の系統図中に現れる馬のうち、ダイワテキサスは新冠のハシモトファームさんの生産馬です。

あと、まったく蛇足ながら、シンザン(1961.4.2)タケホープ(1970.3.24)エリモジョージ(1972.3.17)などもビューチフルドリーマー系ですね。よろしければ、各々の血統表もご参照ください。

ではでは、今日はこんなところで♪

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2007年10月 7日 (日)

別路線からの挑戦者が持つ闘志。

第58回毎日王冠(GII)。

1着チョウサン(2002.2.18)。前走ニューマーケットC(準OP)1着から挑んで来た挑戦者。馬場中央を堂々と抜け出したその姿は、8番人気馬のそれとは思えませんでした。

ストーミーカフェ(2002.3.24)が逃げて作り出したペースは1000m通過が57秒5という快ラップ。勝ち時計1分44秒2は、ダイタクバートラム(1998.4.2)が持つ1分44秒1の日本レコードまで0秒1差、コース改修前からの毎日王冠レコードだったネーハイシーザー(1990.4.27)の1分44秒6を0秒4更新する超抜の時計でした。ダテや酔狂では、この時計で1馬身抜け出せないでしょう。

(父)チョウサン 牡 鹿毛 2002.2.18生 平取・坂東牧場生産 馬主・長山尚義氏 美浦・清水利章厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『★ダンスインザダーク×サッカーボーイ×★スリルショー×Damascus』
  2. 4代血統構成(父系):『Halo系×Fine Top系×Northern Dancer系×Sword Dancer系』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×5
  4. 牝系:5号族Rough Shod系
  5. 母の何番仔?:初仔

ダンスインザダーク(1993.6.5)が0交配か否かは微妙なところですけれど、祖母父スリルショー(1998.1.27)は祖母マイプロフィール(1992.3.25)に0を与えていると思います。そして、やはり母ステイヤング(1997.5.16)の初仔というところでしょうか。また、「ダンスインザダーク×サッカーボーイ牝馬」の組み合わせでは、天皇賞・秋(GI)2着で安田記念(GI)を勝ったツルマルボーイ(1998.3.5)を思います。ああ、彼も母ツルマルガール(1991.2.11)の初仔でしたね。

2着アグネスアーク(2003.4.25)。大外を追い込みましたが2着まで。母父ベリファ(1976.2.28)と気付いて、開幕週に強いLyphard(1969.5.10)系を思いました。札幌記念(GII)2着、毎日王冠2着と力は付けています。あと一歩。

3着ダイワメジャー(2001.4.8)。ゴール後、安藤勝己騎手がクビを傾げられていたように見受けました。手応えほど伸びなかったのか、ダイワメジャー。王者でいられる期間は短い故に王者は尊いのか、6歳秋。

第42回京都大賞典(GII)。

1着インティライミ(2002.4.6)。ツメの不安が無くなれば、太陽が見えずとも。長いトンネルを抜けると太陽祭であった、てな感じでしょうか。日本ダービー(現JpnI)でディープインパクト(2002.3.25)の2着に入ってから、2年半。やっとの思いで復活。そして、次走は日本ダービーと同じ府中芝2400mのジャパンカップ(GI)に照準を合わせているということ。楽しみにしましょう。

ところで、インティライミの鞍上の佐藤哲三騎手。レース後、関西TVの岡安譲アナウンサーが聞き手となった勝利騎手インタビューに対する返答の素っ気無いこと。エ●カ様ですか(笑)。まま、あれはあれで面白かったのですが。

2着ポップロック(2001.3.19)。四位洋文騎手が終始4番手で最内からレースを運び、直線もそのまま最内を突いて2着。彼が大外ぶん回しだけではないところ、重賞で久しぶりに見ました。それにしても、ポップロックという馬は、いつでも一所懸命に走るところが素晴らしい。健気。

3着アルナスライン(2004.2.18)。骨折休養明けで初の古馬相手の一戦が別定GII。これはよく頑張りました。今回は和田竜二騎手の騎乗でしたが、サスガに柴山雄一騎手が京成杯(現JpnIII)3着の後「どこの競馬場でも乗りに行きますから」と、松元茂樹調教師に懇願されただけはあります。ひと昔前の11月初頭の菊花賞(現JpnI)であれば別路線からの挑戦者ということで重いシルシを回したいところ。中1週で挑まれるかどうかが気になりますが、「妙味あり」とは思います。

以上、ディープインパクト世代が見事に勝利を収めた、東西の伝統GIIの結果でした。ではでは♪

追記。なお、柴山雄一騎手は笠松競馬から中央移籍をされたことで知られていますが、学年でいうと、和田竜二騎手らと同学年です。「競馬学校花の12期生」の主要なメンバーと同学年ということですね。まま、私ことオオハシとも同学年とも言います(苦笑)。頑張ってるなぁ、同期生たち。負けずに頑張りたいところです。

さらに追記。先日の記事で気になる2歳馬として名前を挙げたピースキーパー(2005.1.13)。本日の京都の新馬戦(芝1800m)でデビュー勝ちを収めました。クビの上げ下げ、わずかにハナ差制しました。良い根性を見せてくれました。お見事でした。

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クォーターホースに見る0遺伝。

微妙に面白さを見せる他品種における0遺伝。今回はクォーターホースに見る0遺伝を。

まずは、クォーターホースの名馬にして名種牡馬として知られるDash For Cash(1973.4.17)

Dash For Cashの4代血統表
Rocket Wrangler
1968
(クォーターホース)

Rocket Bar
1951
(サラブレッド)
Three Bars
1940
(サラブレッド)
★Percentage 1923
(サラブレッド)
Myltle Dee 1923
(サラブレッド)
Golden Rocket
1940
(サラブレッド)
Cartago 1925
(サラブレッド)
Morshion 1928
(サラブレッド)
Go Galla Go
1961
(クォーターホース)
Go Man Go
1953
(クォーターホース)
Top Deck 1945
(サラブレッド)
Lightfoot Sis 1945
(クォーターホース)
La Galla Win
1953
(クォーターホース)
Direct Win 1947
(サラブレッド)
La Gallina V 1939
(クォーターホース)

Find A Buyer
1966
(サラブレッド)
To Market
1948
(サラブレッド)
Market Wise
1938
(サラブレッド)
Brokers Tip 1930
(サラブレッド)
On Hand 1931
(サラブレッド)
Pretty Does
1944
(サラブレッド)
Johnstown 1936
(サラブレッド)
Creese 1933
(サラブレッド)
Hide and Seek
1952
(サラブレッド)
Alibhai
1938
(サラブレッド)
Hyperion 1930.4.18
(サラブレッド)
Teresina 1920
(サラブレッド)
Scattered
1945
(サラブレッド)
Whirlaway 1938
(サラブレッド)
Imperatrice 1938
(サラブレッド)

上記の血統表でも分かるように、Dash For Cashはサラブレッドの血統色が強いですね。父Rocket Wranglerは、その父Rocket Barが満16歳時の0交配を受けています。また、Dash For Cashの4代母はImperatrice(1938)。つまりはSecretariat(1970.3.30)と同牝系の2号族です。

ついで、歩様や体形の良さを競うホルタークラスの名種牡馬として知られるImpressive(1968.4.15)

Impressiveの4代血統表
Lucky Bar
1954
(サラブレッド)
Three Bars
1940
(サラブレッド)
★Percentage
1923
(サラブレッド)
★Midway 1914
(サラブレッド)
Gossip Avenue 1918
(サラブレッド)
Myrtle Dee
1923
(サラブレッド)
Luke Mcluke 1911
(サラブレッド)
Civil Maid 1915
(サラブレッド)
Fulfilment
1949
(サラブレッド)
Karimkhan
1942
(サラブレッド)
Dastur 1929
(サラブレッド)
Teresina 1920
(サラブレッド)
Flying Bimy
1944
(サラブレッド)
Bimelech 1937
(サラブレッド)
Thirty Knots 1929
(サラブレッド)
Glamour Bars
1960
(クォーターホース)

Lightning Bar
1951
(クォーターホース)
Three Bars
1940
(サラブレッド)
★Percentage 1923
(サラブレッド)
Myltle Dee 1923
(サラブレッド)
Della P
1934
(クォーターホース)
Doc Horn 1921
(サラブレッド)
Mare By Old Dj
(クォーターホース)
Tonkawa Bar
1957
(クォーターホース)
Sugar Bars
1951
(クォーターホース)
Three Bars 1940
(サラブレッド)
Frontera Sugar 1943
(クォーターホース)
Bucket Baby
1952
(クォーターホース)
Leo 1940
(クォーターホース)
Black Dahlia Bucket 1944
(クォーターホース)

ImpressiveはThree Bars2×3×4のクロスを持っています。直父系、母父系、祖母父系とThree Barsの3代累代交配ですね。母Glamour Barがその父Lightning Barが満8歳時の交配により0遺伝を受けています。

なお、上記の血統表から明らかなように、Dash For Cash、Impressive共に、Three Barsの直系子孫です。Three Bars自身はサラブレッドですが、種牡馬としてはクォーターホースに良駒を残していますね。そんなThree Barsは、その父Percentageが満16歳時の0交配馬です。さらに、Percentageも、その父Midwayが満8歳時の0交配馬です。その直父系をたどると、Hermit(1964)に行き着きます。

サラブレッドの直父系としてはHermit系は生き残ることが出来ませんでした。しかし、0リフレッシュの効果により、クォーターホースの父系としては大発展を遂げました。これからも、きっと繁栄していくことでしょう。

ではでは、他品種の0遺伝についてはこれくらいで。ありがとうございました♪

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2007年10月 6日 (土)

アテネオリンピックの金メダル獲得馬に見る0遺伝。

ほんのちょこっとだけ、書いておきます。

2004年のアテネオリンピックにおける馬術競技、障害飛越個人の部でブラジルのロドリゴ・ペソア選手と共に金メダルを獲得したBaloubet du Rouet(1989)。セルフランセ種である彼の血統を、あくまでサラブレッドにおける中島理論的に示すと、

Baloubet du Rouetの4代血統表

Galoubet A
1972
(セルフランセ)
Alme Z
1966
(セルフランセ)
Ibrahim
1952
(セルフランセ)
The Last Orange 1941
(セルフランセ)
Vaillante 1943
(セルフランセ)
Girondine
1950
(セルフランセ)
★Ultimate 1941
(サラブレッド)
Jvins Mars 1931
(アングロノルマン)
Viti
1965
(トロッター)
Nystag
1957
(トロッター)
Abner 1944
(トロッター)
Gustine 1950
(トロッター)
Ida de Bourgoin
1952
(トロッター)
Boum 1945
(トロッター)
Chouquette de Bourgoin 1946
(トロッター)
Mesange du Rouet
1978
(セルフランセ)
Starter
1962
(セルフランセ)
Rantzau
1946
(サラブレッド)
Foxlight 1935
(サラブレッド)
Rancune 1940
(サラブレッド)
Kaironnaise
1954
(セルフランセ)
1931
(セルフランセ)
Tamise 1941
(セルフランセ)
Badine
1967
(セルフランセ)
Bel Avenir
1945
(セルフランセ)
Lavenir 1934
(サラブレッド)
Nicaella 1935
(アングロノルマン)
Perle de Norval
1959
(セルフランセ)
Rantzau 1946
(サラブレッド)
Hautesse 1951
(セルフランセ)

です。ブラジル代表のBalouobet du Rouetですが、生産国はセルフランセ種の発祥国でもある仏国です。上の血統表の通り、父Galoubet A(1972)が満16歳時の交配で生産されています。また、Baloubet du Rouetの母方に現れるRantzau(1946)はSon-in-Law(1911)系のサラブレッドです。先祖を辿りましたが、Rantzau3×4のインブリードは、非0化のクロスとして残っています。

ついで、Baloubet du Rouetが金メダルを獲得したアテネオリンピックの障害飛越個人の部にて、1位だったもののドーピング検査で陽性を示した為に失格となったWaterford Crystal(1991)についても示しておきます。発祥国を独国とするホルシュタイン種である彼の血統を、調べられる範囲で調べてみると、

Waterford Crystalの4代血統表

LANDGRAF
1966
(ホルシュタイン)
Ladykiller
1961
(サラブレッド)
Sailing Light
1949
(サラブレッド)
Blue Peter 1936
(サラブレッド)
Soler Cygnet 1940
(サラブレッド)
Lone Beech
1939
(サラブレッド)
Loaningdale 1929
(サラブレッド)
Fartuch 1932
(サラブレッド)
Warthburg
1962
(ホルシュタイン)
Aldato
1958
(ホルシュタイン)
Anblick 1938
(サラブレッド)
Kreta 1951
(ホルシュタイン)
Schneenelke
1958
(ホルシュタイン)
Fangball 1946
(ホルシュタイン)
Bluemchen 1943
(ホルシュタイン)
Ulme
(ホルシュタイン)
Corvado
1976
(ホルシュタイン)
Cor De La Bryere
1968
(セルフランセ)
Rantzau 1946
(サラブレッド)
Quenotte 1960
(セルフランセ)
Gessy
1970
(ホルシュタイン)
Ramiro 1965
(ホルシュタイン)
Laterna 1960?
(ホルシュタイン)
Akazie
(ホルシュタイン)
Duellant
1943
(ハノーバー)
Dolman 1933
(ハノーバー)
Forstweihe 1937
(ハノーバー)
Linde
(ホルシュタイン)
Figaro 1929
(ホルシュタイン)
Geranie
(ホルシュタイン)

です。Waterford Crystalは、その父Ladgraf(1966)が満24歳時の交配で生産されています。ボトムラインの馬たちの生年が確認できなかったのは、申し訳ない。あと、5代血統表ではアウトクロスでした。

まま、他の種類の馬についても、その血統を確認すると面白い結果が得られますね。

ではでは、今日はこんなところで♪

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2007年10月 5日 (金)

スタンダードブレッド種の英雄に見る0遺伝。

ほんのちょこっとだけ、書いておきます。

繋駕速歩競走に用いられるスタンダードブレッド種。近年の世界的英雄として知られる伊国のVarenne(1995.5.19)。彼の血統を、あくまでサラブレッドにおける中島理論的に示すと、

Varenneの4代血統表
Waikiki Beach
1984
(スタンダードブレッド)

Speedy Somolli
1975
(スタンダードブレッド)
Speedy Crown
1968
(スタンダードブレッド)
Speedy Scot 1960
(スタンダードブレッド)
Missile Toe 1962
(スタンダードブレッド)
Somolli
1970
(スタンダードブレッド)
Stars Pride 1947
(スタンダードブレッド)
Laurita Hanover 1959
(スタンダードブレッド)
Hula Lobell
1979
(スタンダードブレッド)
▲Super Bowl
1969
(スタンダードブレッド)
Stars Pride 1947
(スタンダードブレッド)
Pillow Talk 1962
(スタンダードブレッド)
Hollys Margeo
1972
(スタンダードブレッド)
Blaze Hanover 1957
(スタンダードブレッド)
Clever Diller 1967
(スタンダードブレッド)
Ialmaz
1985
(スタンダードブレッド)
Zebu
1977
(スタンダードブレッド)
Sharif Di Iesolo
1969
(スタンダードブレッド)
Quick Song 1957
(スタンダードブレッド)
Odile De Sassy 1958
(トロッター)
Keystone Lady
1965
(スタンダードブレッド)
★Hickory Pride 1956
(スタンダードブレッド)
Lady Frost 1954
(スタンダードブレッド)
Baree
1979
(スタンダードブレッド)
Speedy Crown
1968
(スタンダードブレッド)
Speedy Scot 1960
(スタンダードブレッド)
Missile Toe 1962
(スタンダードブレッド)
Spree Hanover
1968
(スタンダードブレッド)
Stars Pride 1947
(スタンダードブレッド)
Spry Hanover 1964
(スタンダードブレッド)

となります。Varenneは5代血統表内にSpeedy Crown(1968)3×3、Stars Pride(1947)4×4×5×4、Hot man(1944)5×5×5、Rodney(1944)5×5というクロスを持っていますが、いずれも0遺伝により弊害を除去しています。

まま、今日はこんなところで。ではでは♪

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2007年10月 4日 (木)

フロリースカップ(1904)系の底力-2歳馬編-とIntrepidity(1990)の孫。

まま、気になる2歳馬ということで2頭ほど。

まずは、小岩井の3号族フロリースカップ系の末えいから。

ピースキーパー 牡 鹿毛 2005.1.13生 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・池江泰郎厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『ウォーエンブレム×★ミルジョージ×コインドシルバー×ソロナウェー』
  2. 4代血統構成(父系):『Mr.Prospector系×Mill Reef系×Herbager系×Fairway系』
  3. 5代血統表内のクロス:Herbager5×4、Never Bend4×5(母方)
  4. 牝系:3号族フロリースカップ系 伯父ダイカツストーム 従兄シルバーサーベル
  5. 母の何番仔?:8番仔(4連産目)

ワカシラオキ(1960.4.15)の曾孫となるピースキーパー。数が少ないウォーエンブレム(1999.2.20)産駒、母父ミルジョージ(1975.4.12)の0交配、祖母父にHerbager(1956)系のコインドシルバー(1974.4.19)、曾祖母父には現代ではそうは居ないはずのソロナウェー(1946)と、4代血統構成が面白い組み合わせです。

こういう血統馬が、白老ファームの生産でクラブ募集されるあたりに、社台さんの懐の広さを思います。ぜひ頑張って欲しいものです。

続いて、ある意味衝撃の馬名を持つ、Intrepidityの孫を。

ソンナノカンケーネ 牡 鹿毛 2005.4.21生 新冠・新冠橋本牧場生産 馬主・加藤信之氏 美浦・戸田博文厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『ムーンバラッド×Rainbow Quest×★Sadler's Wells×Bold Ruler』
  2. 4代血統構成(父系):『Sadler's Wells系×Blushing Groom系×Northern Dancer系×Nasrullah系』
  3. 5代血統表内のクロス:Sadler's Wells4×3、Northern Dancer5×5×4、Herbager5×4、Nasrullah5×5(母方)
  4. 牝系:3号族 祖母Intrepidity{英オークス(GI)、ヴェルメイユ賞(仏GI)、サンタラリ賞(仏GI)の勝ち馬}
  5. 母の何番仔?:4番仔?(4連産目?)

むぅ。サンツェッペリン(2004.4.15)でもおなじみの加藤伸之オーナー、なんちゅう名前を付けられるんですか。馬名の意味は「そんなの関係ない」ということでした(笑)

まま、馬名はさておきまして、中島理論的には血統が面白い馬ですね。5代血統表内で現れるクロスで示した「Sadler's Wells4×3」は、祖母IntrepidityがSadler's Wells(1981.4.11)が満8歳時の0交配により0クロスとなっています。母父にBlushing Groom(1974.4.8)系の雄、Rainbow Quest(1981)を配しているのも底力を増す印象を持ちます。

また、母クラシーク(1997.3.8)の連産の状況を確認したところ、

  1. ケンミラノ 牡 2002.2.20
  2. 馬名未登録 牡 2003.2.1
  3. アロマクイーン 牝 2004.1.29
  4. ソンナノカンケーネ 牡 2005.4.21

と、連産ではありますが、姉アロマクイーン出産後、かなり間を空けて種付けされて出産した仔であることが伺えます。

ではでは、今日はこんなところで♪

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2007年10月 1日 (月)

それにしても強い3歳牝馬たち。

第41回スプリンターズS(GI)。

1着アストンマーチャン(2004.3.5)アドマイヤコジーン(1996.4.8)の娘のGI制覇、成る。秋に昇るフォルティノ(1959.4.19)系の末えい、魅せてくれました。超抜のスタートを切ったローエングリン(1999.6.8)が控えた為、二の脚、三の脚で先頭に立ち、そのまま押し切ってしまいました。彼女のピッチ走法の繰り出す推進力は、雨ニモマケズ、不良馬場ニモマケズ、中山ノ急坂ニモ、負けませんでした。中山芝1200mを1分9秒4の電撃の逃げ、お見事でした。

鞍上の中舘英二騎手はヒシアマゾン(1991.3.26)のエリザベス女王杯(GI)以来、実に13年ぶりのGIレース勝利。久方ぶりに見た彼は、やはり壮年。すでに42歳ですから、マルコメ君も、そりゃ歳を取られるはずです。まま、なんにせよ、おめでとうございました。

管理される石坂正調教師は2000年のダイタクヤマト(1994.3.13)以来となるスプリンターズS2勝目。関西の厩舎ですが、GI勝ち馬たちの鞍上を見ると、江田照男、後藤浩輝、クリストフ・ルメール、中舘英二と、関東の騎手たちや外国人騎手の名前が挙がります。馬の適性に合わせて、所属の東西、洋の東西を問わずに人選されていることが伺えますね。こちらもおめでとうございました。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

それにしても、現3歳牝馬勢は、これでGI(JpnI含む)勝ち馬が5頭目ですか。ウオッカ(2004.4.4)を筆頭として、ダイワスカーレット(2004.5.13)ピンクカメオ(2004.4.24)ローブデコルテ(2004.4.28)、そしてアストンマーチャン。豊かな才能が、よくぞこの1世代に揃ったものです。

競馬は時計がすべてではありませんが、今年の初頭にも示したように、芝1400m、芝1500m、芝1600mのJRA2歳レコードタイムはこの世代の牝馬たちによって更新されています。芝1400mはアストンマーチャンの1分20秒3、芝1500mはイクスキューズ(2004.4.30)の1分29秒3、そして芝1600mはウオッカの1分33秒1。また、ローブデコルテが制したオークス(JpnI)は、エイシンサニー(1987.3.29)が持っていた2分26秒1を17年ぶりに更新する2分25秒3のオークスレコードでした。全体的にレベルが高い故に、やはり走破するタイムも速くなるということでしょうか。

また、いま名前を挙げた世代を代表する馬たち5頭の血統を見ると、

  • ウオッカ
    →『タニノギムレット×ルション×トウショウボーイ×ダンディルート』
  • ダイワスカーレット
    →『アグネスタキオン×★ノーザンテースト×Crimson Satan×Beau Max』
  • ピンクカメオ
    →『フレンチデピュティ×Silver Hawk×Chieftain×◆Mahmoud』
  • ローブデコルテ
    →『Cozzene×Seeking the Gold×Northern Dancer×Creme Dela Creme』
  • アストンマーチャン
    →『アドマイヤコジーン×Woodman×Northfields×Tapioca』

と、バラエティに富んだ組み合わせの馬たちばかりですね。近年のSS系占拠の血統を見て来た人間にとっては、新鮮な感じがします。ハーレムの状態を敏感に感じ取った牝馬たち、と言ったところでしょうか。

そんな世代の旗頭として、昨年の阪神JF(現JpnI)では圧倒的1番人気だったアストンマーチャン。ウオッカとクビ差の勝負を演じた快速娘、やはりタダモノではありませんでした。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

閑話休題。2着サンアディユ(2002.3.26)。勢いがある時のフレンチデピュティ(1992.1.30)産駒には逆らうな、ということでしょうか。1番人気の責務を果たすべく、懸命に脚を伸ばしての連対は立派でした。川田将雅騎手のGI初勝利はおあずけでしたが、また、近いうちに。

3着アイルラヴァゲイン(2002.4.5)エルコンドルパサー(1995.3.17)の種牡馬としての多彩さの一端を示す彼。あと、ひと押し。

今日はこんなところで。ではでは♪

追記。GI(JpnI含む)勝ち馬5頭に続く3歳牝馬たちの血統も示すと、

  • ベッラレイア(2004.2.27)
    →『ナリタトップロード×★Baldski×Argument×★Round Table』
  • ラブカーナ(2004.4.29)
    →『オース×Caerleon×Luthier×パーシア』
  • ミスベロニカ(2004.3.8)
    →『テイエムオペラオー×Darshaan×Nureyev×★Terrible Tiger』

などが続きます、あるいは続いていました。魅惑の血統馬たちが揃ったものです。

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