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2007年6月

2007年6月24日 (日)

無事是名馬。

第48回宝塚記念(GI)。

1着アドマイヤムーン(2003.2.23)。直線、見事な瞬発力でした。単純に強い。ダテに世界4位にレーティングされていません。それにしても、洋芝や重馬場では、いつでも良い結果を出していますね。また、近親ヒシアマゾン(1991.3.26)の血統背景も合わせて思うと、2歳から活躍できて、なおかつ成長を続ける牝系なのでしょう。秋が楽しみになりました。

2着メイショウサムソン(2003.3.7)。前を見据え、後ろも気にしながら、4角で進出。王道の勝ちパターンに持ち込むも、勝ち馬の切れ味にやられてしまいました。実は、良馬場で、淀みないハイペースの混戦となった時にこそ彼の真価が発揮されるのだと、改めて思いました。合わせて、サムソンは走るフォームが良くなったなぁとも思いました。

ところで、1着、2着に来た4歳牡馬2頭は本当にタフネスですね。ともに3歳春のクラシックで主役を張り、かたや3歳夏に中距離路線に狙いを定めた後は国内、海外を問わず3着は外さず、こなた3歳秋の不調を乗り越え4歳春に復権。クラシック戦線をともに戦った同期生の馬たちが、戦線離脱や不調に陥っても、ずっと頑張っています。ディープショックを受けた、比較的新しいファンの方はどう思われるか分かりかねますけれど、ともに相当な名馬です。4歳春の時点で重賞7勝のアドマイヤムーン、4歳春の時点でGI(JpnI含む)3勝のメイショウサムソン。強い4歳世代の旗頭2頭、これからも期待したいと思います。

3着ポップロック(2001.3.19)。2頭出しは人気薄を狙え。と言っても、4番人気でしたが。

結局、今年初戦となった国際GIIを59kgで制し、その次走の国際GIを制した4歳牡馬2頭で決着した、第48回宝塚記念でした。

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2007年6月20日 (水)

空胎後に名馬あり(2007年版)-其の七-。

春のグランプリの前にアップしておかないといけませんね。 自分としてはおなじみと思っている「空胎後に名馬あり」シリーズでございます。

2007年のJRAGI(JpnI含む)10レースの複勝圏馬における母の受胎条件
レース名 1着馬 母の受胎条件 2着馬 母の受胎条件 3着馬 母の受胎条件
フェブラリーS(GI) サンライズバッカス 空胎後の8番仔 ブルーコンコルド 2連産目の2番仔 ビッググラス 3連産目の3番仔
高松宮記念(GI) スズカフェニックス 2連産目の2番仔 ペールギュント 3連産目の5番仔 プリサイスマシーン 2連産目の2番仔
桜花賞(JpnI) ダイワスカーレット 4連産目の10番仔 ウオッカ 2連産目の4番仔 カタマチボタン 2連産目の3番仔
皐月賞(JpnI) ヴィクトリー 5連産目の5番仔 サンツェッペリン 初仔 フサイチホウオー 3連産目の4番仔
天皇賞・春(GI) メイショウサムソン 流産後の初仔 エリモエクスパイア 初仔 トウカイトリック 5連産目の5番仔
NHKマイルカップ(JpnI) ピンクカメオ 8連産目の12番仔 ローレルゲレイロ  初仔 ムラマサノヨートー 不受胎後の2番仔
ヴィクトリアマイル(JpnI) コイウタ 2連産目の2番仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔 デアリングハート 不受胎後の6番仔
オークス(JpnI) ローブデコルテ 4連産目の4番仔 ベッラレイア 8連産目以降の8番仔以降の仔 ラブカーナ 不受胎後の3番仔以降の仔
日本ダービー(JpnI) ウオッカ 2連産目の4番仔 アサクサキングス 2連産目の2番仔 アドマイヤオーラ 不受胎後の5番仔
安田記念(GI) ダイワメジャー 空胎後の7番仔 コンゴウリキシオー 3連産目の3番仔 ジョリーダンス 2連産目の5番仔以降の仔

という訳で、宝塚記念(GI)に出走するメンバーのうち、母の受胎条件が良い馬を列挙しておくと……、

  1. ダイワメジャー(2001.4.8) 母が空胎後の7番仔
  2. マイソールサウンド(1999.4.8) 母の初仔
  3. メイショウサムソン(2003.3.7) 母が流産後の初仔

以上3頭について母の受胎条件が良いことが分かりました。そうは配当はつかないですが、やはりGI4勝馬とGI3勝馬の複勝確率はかなり高いでしょう。

それにしても、名前を挙げた3頭はいずれも「タフ」ですね。3歳春に皐月賞を制した時点でその能力の高さを示し、ノド鳴りを脱してからはずっと安定した強さを見せているダイワメジャー。なんだ言いながら8歳まで粘り強く現役を張っている重賞5勝のマイソールサウンド。そしてクラシックや天皇賞・春を共に戦って来た同期生たちが次々と倒れていく中、ただ1頭、ずっとジーワン戦線の中心勢力であり続けるメイショウサムソン。みんな、本当に大したものです。

まま、今日はこの辺で。ではでは♪

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2007年6月15日 (金)

名牝の世代。

たまにしか更新できませんけれど、生きてはいます(笑)。

どうも今年は、洋の東西を問わず、クラシックで「名牝」が活躍する年のようです。 という訳で今回は、各々の国の名牝たちを簡単に紹介してみたいと思います。

※本来は、各馬の残牡先祖数や潜在能力値を記載したかったのですが、解析しているPCがイブキクラッシュ(1990.3.19)状態になっております。あいすみませんが、ご了承ください。

Finsceal Beo 牝 栗毛 2004.2.19生 愛国・ラスバリースタッド生産 馬主・M.ライアン氏 愛国・J.ボルジャー厩舎

Finsceal BeoのB&B理論的総括
8代残牝先祖数
(7代残牝先祖数)
4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
/128
(/64)
x A A A
(0.50)
    Dominion
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Great Nephew 4.25 (No.22 ) 3番仔?

英仏愛1000ギニー(いずれもGI)のトリプル制覇を目指すも、惜しくも仏1000ギニーを2着で逃してしまったFinsceal Beo。それでも英愛1000ギニーのダブル制覇、英1000ギニーは1分34秒94というレースレコードタイムによる勝利は立派のひと言です。

Rags to Riches 牝 栗毛 2004.2.27生 米国・スカラグレンステーブル生産 馬主・マイケル・テイボー&デリック・スミス両氏 米国・T.プレッチャー厩舎

Rags to RichesのB&B理論的総括
8代残牝先祖数
(7代残牝先祖数)
4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
/128
(/64)
A A A(BG) C
(0.66)
  Traffic Judge
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
A.P.Indy
(Weekend Surprise)
5.75 or 3.75 半兄Jazil
(No.8)
4番仔?
(4連産目?)

ケンタッキーオークス(米GI)を勝ち、その後に挑んだベルモントS(米GI)で102年ぶりの牝馬制覇を果たしたRags to Riches。すでに「うぉんばっとな毎日」様のエントリにて取り上げられていますが、彼女はベルモントSゆかりの血が凝縮されています。父A.P. Indy(1989.3.31)、祖父Seattle Slew(1974.2.15)、父母父Secretariat(1970.3.30)、そして半兄Jazil(2003)。ずらり並んだベルモントSの勝ち馬たち。親仔3代制覇および兄妹制覇の大偉業。凄いなぁ。

ウオッカ 牝 鹿毛 2004.4.4生 静内・カントリー牧場生産 馬主・谷水雄三氏 栗東・角居勝彦厩舎

ウオッカのB&B理論的総括
8代残牝先祖数
(7代残牝先祖数)
4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
17/128
(14/64)
A A A(PG系) E
(0.75)
12.75 父初年度産駒
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
トウショウボーイ
(タニノシスター)
2.75 叔父スカイアンドリュウ
(No.3-L フロリースカップ系)
4番仔
(2連産目)

そして、我が国の誇るフロリースカップ(1904)系から生み出された、第74代日本ダービー(JpnI)馬ウオッカ。父娘ダービー制覇という空前の快挙、64年ぶりの牝馬によるダービー制覇、上がり3ハロン33秒0のダービー最速上がり脚。いや、できれば宝塚記念(GI)は、色んな意味で回避して欲しいのですが(苦笑)

ここで終わってしまうと、中島理論使いの名折れですよね(笑)。という訳で、あと5頭ご紹介しておきましょう。

Light Shift 牝 鹿毛 2004.3.22生 米国・フラクスマンホールディングス 馬主・ニアルコスファミリー 英国・H.セシル厩舎

Light ShiftのB&B理論的総括
8代残牝先祖数
(7代残牝先祖数)
4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
/128
(/64)
x A A B
(0.33)
    Prince John
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Kingmambo  6.50  半姉Shiva
(No.4-M)
9番仔?
(2連産目?)

英オークス(GI)を制したのは雌伏の時を乗り越えたヘンリー・セシル調教師の送り出したLight Shift。管理馬としては8頭目(!!)の英オークス馬ということです。合わせて、Light shiftの半姉が日本生産馬として欧州GIを初めて制したShiva(1995.4.22)、半兄がフォア賞(現仏GII、当時仏GIII)を制したLimnos(1994.4.11)です。なお、ShivaとLimnosは父ヘクタープロテクター(1988.3.4)の全きょうだいです。

West Wind 牝 栗毛 2004.3.29生 英国・ダーレー生産 馬主・シェイク・モハメド 仏国・H.A.パントール厩舎

West WindのB&B理論的総括
8代残牝先祖数
(7代残牝先祖数)
4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
/128
(/64)
x A x B
(0.33)
    Prince John
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Affirmed
(Native Valor)
5.75 (No.4-K) ?

天才は勢い付くと誰にも止められません。英仏ダービー(共にGI)を連日で制したかと思うと、さらには仏オークス(GI)まで制してしまいました。フランキー、やっぱり凄い。という訳で、仏オークスのお相手となったのはWest Wind。その父Machiavellian(1987)が満16歳時の0交配馬です。

Darjina 牝 鹿毛 2004.2.13生 仏国・ザーラ・アガカーン姫生産 馬主・ザーラ・アガカーン姫 仏国・A.ロワイユデュプレ厩舎

DarjinaのB&B理論的総括
8代残牝先祖数
(7代残牝先祖数)
4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
/128
(/64)
x A A C
(0.33)
    エンペリー
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Doyoun
(Queen of Speed)
5.25 or 3.25 (No.1-E) 初仔?

仏1000ギニーで、結果的にFinsceal Beoのトリプルギニー制覇を「アタマ」差で打ち破ったのはザーラ・アガカーン姫の愛馬Darjina。配合やボトムラインを見ると、紋切り型ですけれど「アガカーン的」という表現が適当ではないでしょうか。それにしても「曾祖母父エンペリー(1973.3.23)」が泣けます。

ダイワスカーレット 牝 栗毛 2004.5.13生 千歳・社台ファーム生産 馬主・大城敬三氏 栗東・松田国英厩舎

ダイワスカーレットのB&B理論的総括
8代残牝先祖数
(7代残牝先祖数)
4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
16/128
(13/64)
A A z A
(0.66)
10.56 Crimson Satan
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Beau Max
(スカーレットブーケ)
6.50 or 4.50 半兄ダイワメジャー
(No.4-D)
10番仔
(4連産目)

ウオッカを紹介したのに、ウオッカを破った牝馬を紹介しない訳にはいきません。オークス(JpnI)回避は残念でしたけれど、緋色も鮮やかに、桜花賞(JpnI)馬ダイワスカーレット。また、秋に期待しましょう。この牝系には、淀は合うはず。

Eskimo Queen 牝 鹿毛 2003.9.26生 新国・P.セッチェル氏生産 馬主・G K V Holdings Ltd & Kenamon Trust 新国・M.モロネー厩舎

Eskimo QueenのB&B理論的総括
8代残牝先祖数
(7代残牝先祖数)
4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
/128
(/64)
A E A B
(0.50)
  バーボンプリンス
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
シンコウキング  3.75  (No.18) 3番仔
(不受胎後)

最後に、日本に関連するところで、南半球から1頭ご紹介しておきたいと思います。1番人気でクイーンズランドオークス(豪GI)を制したEskimo Queen。その父はシンコウキング(1991.4.24)。むぅ、ドクターデヴィアス(1989.3.10)の弟、再びやってくれました。ねぇ、やっぱり距離をこなすのは父系ではなく牝系次第ですよ。 また、Eskimo Queenの母Cold Type(1992.11.11)の繁殖記録を調べたのですが、 Eskimo Queenが生まれるまでの5年間の内、4年もシンコウキングが付けられていました(笑)

という訳で今回は8頭ご紹介したのですが、ふと、ちょっとした共通点を見ました。それは、

  1. 母の活性値が1.75ポイントで交配されている馬が4頭、1.5ポイントで交配されている馬が1頭と、直近の世代交代が高い活性値の受け渡しでなされている
  2. 4代血統構成に0交配(あるいは0クロス)を持っている馬が8頭中6頭いる

ということです。

1点目については、Finsceal BeoとRags to Richesは母が満7歳時の交配、Light Shiftとダイワスカーレットは母が満15歳時の交配、West Windは母が満14歳時の交配でした。Finsceal Beoの英仏愛1000ギニーの全連対というタフネス、Rags to RichesのケンタッキーオークスからベルモントS制覇の背景には、母から受け渡された体力的な後押しがあったのかもしれませんね。

#中島理論的には料の遺伝が小さなウオッカ。しかし、彼女にはフロリースカップ系のバックボーンがあります。また、Darjinaはおそらく母の初仔、Eskimo Queenは母が不受胎後の仔という活力を生み出す要因がありました。

2点目については、各々の総括の4代血統構成をご参照ください。★、◆印が目印ですね。

なお、2点目について外れてしまう我が国のダービー馬についてフォローをしておくと、母父に配されたルション(1981.4.10)が、中島理論的にはかなり仕掛けられている種牡馬であることをご案内しておきます。ルションの4代血統構成は「Riverman×★Marshua's Dancer×★Sea O Erin×★War Dog」と母方3代がいずれも0交配、そして父Riverman(1969)がその父Never Bend(1960)の0交配馬という背景から、極少数まで先祖の減る配合になっています-私の記憶が確かならば8代残牡先祖数は「1/128」-。実は、直接0でなくとも限りなく0に近い配合が行える、残牡先祖を上手に減らせる良い種牡馬でした。

また、2点目で外れてしまう、もう1頭のDarjina。これも上手いこと出来ています。父Zamindar(1994)が0.25ポイント、祖父Gone West(1984)も0.25ポイントという低活性値の受け渡しにより、Gone West以前の先祖は準0化の扱いです。また、母父Zilzal(1986)は父Nureyev(1977.5.2)と母父Le Fabuleux(1961)が0交配を与えています。合わせて、祖母父Doyoun(1985)もその父Mill Reef(1968.2.23)の0交配馬です。むぅ、サスガやな、アガカーン家。

今日はこんなところで。ではでは♪

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2007年6月 9日 (土)

それにしても、恐るべしは小岩井牝系の底力。

永のご無沙汰、恐れ入ります。5月末に転居致しまして、いまは栗東トレセンのある滋賀県の住人となったオオハシでございます。つまりは実家に引っ込んだということで(笑)。改めてよろしくお願い致します。

今回は転居前に書いておいて、アップロードが出来ていなかった記事をアップしておきます。よろしければ、どうぞ。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

中島御大がブログ記事で「日本の競馬のルーツと小岩井の牝系」というエントリを書かれていました。

小岩井の名牝系の祖先牝馬たちが輸入されて、今年で丸100年。

並み居る大祖先牝馬たち。そんな中でも、ひときわ輝くのは、やはりフロリースカップ(1904)系ではないでしょうか。

今年を含めた近10年の日本ダービー(JpnI)を振り返ると、

と、3頭もこの土着牝系からダービー馬が輩出されています。輸入繁殖全盛のこの時代に送り出された3頭のダービー勝ち馬。共通する点としては、GI4勝、GI3勝(現時点)、GI2勝(同じく現時点)と、いずれもが複数のGI(JpnI含)を制しています。

スペシャルウィークとメイショウサムソンは、ダービーを勝ち、なおかつ天皇賞・春(GI)を制している、3歳でも古馬でも最強格を示したダービー馬です。目にも見よ、この成長力。誰や、天皇賞・春の前にメイショウサムソンの距離不安をあおった奴は。あ……、私もでした(苦笑)

そして、ウオッカ。ダービーの上がり3ハロンは、史上最速となる33秒0の鬼脚でした。ただただ、強かった。

思えば、今秋の凱旋門賞(仏GI)に挑戦しようという2頭が、フロリースカップ系から送り込まれたこと。日本人は、もっともっと、先人たちが遺した牝系を信じてよいのではないでしょうか。良い物は色褪せることがありません。ダイヤモンドは、いつまでもダイヤモンドのままです。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

ウオッカを管理される角居勝彦調教師。海外志向の強い、そのチャレンジ精神を支える馬たちが、実はフロリースカップ系に関わる馬であることにも驚きを覚えますね。

角居調教師に初めての海外GI制覇をもたらしたシーザリオ(2002.3.31)。「Japanese Superstar!! Cesario!!」彼女もよっぽど強い牝馬でした。父は上述したスペシャルウィークです。直牝系ではありませんが、父を経由して、その血は受け継がれていることに違いありません。

また、角居調教師をして、初めて重賞制覇を意識された馬が、スカイアンドリュウ(1997.4.7)だったそうです。何を隠そう、角居調教師に調教師としての初勝利をプレゼントした、スカイアンドリュウ。父ポリッシュパトリオット(1988.3.24)が満8歳時の0交配を受けたスカイアンドリュウ。私は二分久男厩舎の所属時から応援していたものです。そして角居厩舎に転厩後、菊沢隆徳騎手を背に、スティンガー(1996.5.15)を追いかけた、京王杯SC(GII)2着。将来を期待しました。けれど、脚元の不安には勝てず。

そんな、スカイアンドリュウで逃した重賞制覇。そして、スカイアンドリュウの姪であるウオッカによりなされた、ダービー初挑戦初制覇。角居調教師にしか分からない感慨が、きっとあるのだと思います。

夢は大きく凱旋門賞。え、フロリースカップ系馬のワンツーフィニッシュ?甘くないのは承知でも、そんな夢物語を、東洋の空の下から見るのも、また善し。

という訳で、今日はこれくらいで。ではでは♪

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