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2006年10月

2006年10月30日 (月)

僕が初めて好きになった馬

「あなたが初めて好きになった馬は、なんという名前の馬ですか?」
 誰かにそう問われたならば、あなたはどう答えるだろう? 競馬を愛する人は、愛した月日の長さにかかわらず、誰もが、初めて好きになった馬を、心に思い続けているはず。
 僕も、まだ二十九歳とはいえ、干支がひと回りする以上の時間をかけて、競馬を見て来た。そんな四千日を越える月日を経て、いまも僕の心の中で、きらめいたままの馬がいる。
 僕が初めて好きになった馬の名前は、
「マイシンザン」
 と言った。

 マイシンザンは一九九〇年三月七日に生まれたサラブレッドで、鹿毛の牡馬。競走馬時代は中央競馬で走り十二戦四勝。その主な勝ち鞍に、NHK杯、朝日チャレンジカップと重賞二勝がある活躍馬だった。
 彼の五百キロを越える雄大な馬体と、そのスケールの大きな走りっぷりは、見た者すべてが惚れ惚れとするものだった。気性の激しさから来るイレ込みで、能力を出し切れなかったこともあった。けれど、その危うさも魅力のひとつだった。また、祖父シンザン、父ミホシンザンから続く「シンザンのサイアーラインの三代目」という血統背景からも、大きな期待を寄せられたのだった。
 彼が競走馬だったころ、競馬を見始めたばかりの僕も、ほかの多くのファンと同じように、彼の激しいレースぶり、血統の持つドラマに魅せられていた。素直に、ただ単純に、好きなった馬だった。
 恥ずかしい話を告白すると、彼が朝日チャレンジカップを勝った時、テレビで観戦していた僕は、そばに弟と妹がいたにもかかわらず、その目をはばからず、号泣してしまった。競馬を見て大泣きしたのは、彼の先にはトウカイテイオーが制した有馬記念があったものの、彼の後には、まだない。

 競走馬を引退した後のマイシンザンは、シンザンのサイアーラインを継承するべく、種牡馬として供用された。しかし、時代は新しい血を求めていた。彼は、都合三年間で、二十頭の産駒を送り込んだに過ぎなかった。
 種牡馬となって以後の彼の蹄跡をたどると、新冠のCBスタッドから、後に門別の名馬のふるさとステーションへ移動。そして、様々な事情を経て、本多列央さんと敏江さんというご夫妻が引き取り手となり、浦河の育成牧場に身を寄せた後、現在は本州の埼玉県に住処を移しているということを知った。
 合わせて、中央競馬でダート重賞三勝を挙げたワイルドブラスターらと共に、乗用馬としての訓練を積むという、新たな馬生を歩み始めていることも知った。

 今年の二月、六年間連れ添った相方との共同生活に終わりを告げた僕は、身軽になっていた。マイシンザンが同じ本州にいる。僕が住む大阪府から埼玉県までは、大した距離ではない。会いに行かない訳には、いかなかった。幸い、本多ご夫妻とはすぐに連絡を取ることができた。情報の進んだ社会のありがたさを、このときほど思ったことは無かった。
「暖かくなったら、ぜひいらしてくださいね」
 敏江さんのひと言が、僕の心を揺らした。「いてもたっても、いられなくなる」というのは、こういう状態なのだろう。心が逸った。時間は、僕の心と併せ馬をしたかのように、足早に過ぎて行ってくれた。待ち兼ねた、春が来た。

 二〇〇六年五月二日。僕は埼玉県の、ある梅の名所の近くまで、電車を乗り継ぎ訪れていた。周りを囲む山々の青い稜線がすぐ間近に見える、のどかな田舎だった。僕が訪れたその日は、小雨がちらついていた。大阪から雨を連れて来たようで、悔しく思った。
 駅でしばらく待っていると、四つの車輪が泥だらけのライトバンがやって来た。見ると、荷台に牧草が山積みになっていた。その車を運転していた人こそ、本多敏江さんだった。
「いま、エサを仕入れに行った帰りなんで。車が汚れててゴメンね」
 快活に笑った敏江さんは、赤いベストに青いジーンズ、そして黒い長靴といういでたちだった。敏江さんの装いと、乗り込んだ車中の草の匂いが、馬と共に過ごす人の生活を、僕に垣間見せてくれていた。
 僕を乗せた敏江さんの車は、山間の舗装道路を走り、次いで砂利の坂路を駆け上がり、最後は小高い山の中腹に立てられたコテージと、それに連なる厩舎の前に止まった。そこが、本多ご夫妻のお住まいだった。
 車を降り、厩舎を見ると、左右に四つずつ、八つに分けられた馬房に、七頭の馬がいた。
「憧れのマイシンザン君は、彼ですよ」
 敏江さんが指し示してくださった。入口から向かって左側、手前から二番目の馬房に、鹿毛馬がいた。会った瞬間、僕の第一声は
「うわぁ」
 と、叫ぶしかなかった。競走馬時代から変わらぬフサフサの黒い前髪とたてがみ、大きな体に大きな顔、そして大きな蹄。まぎれもなく、マイシンザンだった。
「マイシンザンと会ったら、泣いてしまうかもしれない」
 駅からの車中で思い、敏江さんにお話ししていた。けれど、涙は出てこなかった。出会えて嬉しい、嬉しい、嬉しい。彼の前では、その気持ちだけしか、湧いて来なかった。
 ひとりでニコニコしている僕を見て、
「何か食い物をくれーい」
 とばかりに、彼は顔を僕に近づけて来た。
「触っても大丈夫ですよ」
 敏江さんがそうおっしゃったので、右手で彼の鼻面を撫でてみた。短い毛並みの柔らかい感触が、僕の指の腹に心地よく伝わった。彼も、自分では触れることができない部分を撫でられて、気持ち良さそうだった。
 鼻面を撫でながら彼を見ていると、ひとつだけ、昔と変わっているところに気がついた。それは、目だった。「気性難の代名詞」のように思われていた競走馬時代の彼は、目を血走らせていた。けれど、いまの彼は、優しい目をしていた。僕は、このとき初めて、十年以上の月日の流れを感じた。
  
 実は、この五月二日、僕はマイシンザンの背中に跨らせて貰った。本多ご夫妻から、
「マイシンザンに跨ってみたかったら、汚れてもいい服装でいらしてください」
 と、声を掛けて頂いていたのだ。もう、二つ返事だった。僕は、まだ馬に跨ったことが無かった。初めて好きになった馬が、初めて騎乗した馬にもなったのだった。
 どうしようもなく、幸せな体験だった。
 思ったよりもアブミの位置が高く、最初は僕の左足が届かなかったこと。やっとの思いで彼の背中に上がれば、その黒いたてがみの中に、一本だけ白髪があるのを発見したこと。両足で彼の腹を蹴り、進めの合図を送ったものの、蹴りが弱く、最初は動いてくれなかったこと。両手で手綱を引き、止まれの合図を送ると、確かに止まってくれたこと。止まってくれたお礼に、首スジをパシパシと叩くと、「フンフン」と首を振って応えてくれたこと。そして、競走馬時代は苦手とした雨降りの中、黙って、僕を乗せ続けてくれたこと。
「ありがとう、ありがとう」
 彼にお礼を言うことしか、できなかった。

 僕は、本当は五月二日だけ、マイシンザンに会いに行く予定だった。けれど一日だけで帰るのは、惜しかった。大阪から雨を連れて来たようで、悔しかったこともある。本多ご夫妻に無理を言って、五月四日に、もう一度会いに行った。その日は、快晴だった。
 僕が改めて訪れた時、マイシンザンは砂地の馬場に放たれていた。本多ご夫妻が彼の馬房の掃除をなさっていたのだった。
 砂浴びを始めた彼の姿を、馬場の外から眺めながら、僕は馬の幸せについて思った。確かに、優秀な競走成績を残した後、馬生の最期まで、子孫繁栄の為に生活を送ることも、幸せではあるのだろう。けれど、いまの彼の姿を見て、乗用馬として生きるいまの彼の生活が、不幸せであるとはとても思えなかった。
 ひとしきり作業を終えられた本多ご夫妻も、馬場で寝転ぶ彼を眺められていた。
「アイツ、大きい体をしていても、実は怖がりなところがあるんですよ。ちょっとした物音に驚いたりしてね」
 列央さんが、教えてくださった。見れば敏江さんと共に、優しい目を、彼に向けられていた。愛しいものを見る、穏やかな目だった。
 ふと馬房に目をやると、ワイルドブラスターが、マイシンザンの姿を見つめていた。
「マイシンザンとワイルドブラスターは、いつも隣どうしの馬房なんです。離すと、うるさくって。メチャクチャ、仲が良いんです」
 敏江さんが、教えてくださった。彼らは、CBスタッドから現在の住処まで、ずっと寝食を共にして来た朋友だった。馬どうしにしか、分からないこともあるのだろう。ワイルドブラスターの眼差しが、いじらしかった。
 僕が初めて好きになった馬は、人に愛され、馬に愛され、生きていてくれた。それが、馬の幸せという問いに対する、答えだった。

 砂浴びを止めて、周囲に連なる山の峰を眺め始めたマイシンザン。遠くを見る彼の黒い目は、深く澄み、キラキラと輝いていた。
「俺、いま、幸せに生きてるから」
 物言わぬ彼が、五月の陽射しに乗せて伝えてくれた気がしたので、僕は笑顔で返した。
「うん。もう、充分に分かったよ。乗せてくれて、ありがとう。また、会いに来るね」(了)

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

ここから追記。2006年7月6日から2006年7月13日、大橋隆善、記す。この文章を、EQUINE-HOLICの本多ご夫妻、EQUINE-HOLICで過ごすマイシンザン(1990.3.7)とワイルドブラスター(1992.4.13)、そして書き切れなかったEQUINE-HOLICの全ての生き物たちに捧げます。

さらに追記。なお、この文章で優駿エッセイ賞に応募したのは、ここだけの秘密です(笑)。いや、すでに今年度の受賞作は優駿11月号に記されていますしね。いずれにせよ、ここでアップしているということは、結果は敢え無く落選だったということです(わはは)。

いま、彼が幸せに生きていること。ただただ、それだけを伝えたかったオオハシでした。ではでは♪

おまけ。↓に映像を4連発しておきます。

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2006年10月29日 (日)

#023 自宅のダイニングで「メジャー、頑張れ!!」とひたすらに叫ぶ。

中島理論コラムのポッドキャスト小編集・第23回(サイズ:313.2KB、再生時間:約40秒、ビットレート:64kbps)。

変わらず、ただICレコーダーを持ちながら競馬中継を見ているだけですね。

「ダウンロードは、メンドクサイわ」とおっしゃる方は、いつもどおり、Flashプレイヤーとなりますが、

でお聞きになってください。 再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

第134回天皇賞・秋(GI)。

1着ダイワメジャー(2001.4.8)。先行2番手から楽に抜け出しての完勝でした。言うことなし。皐月賞(GI)馬の金看板に、さらに天皇賞馬の金看板が加わりました。

私は関西TVドリーム競馬を見ていたのですが、レース前にフジTVの実況席に切り替わり、青嶋達也アナが解説の岡部幸雄さんに「ヤエノムテキ、私もたいへん好きだった馬です」と告げられた時に、「あ、ダイワメジャーも、3歳で皐月賞、5歳で天皇賞・秋が勝てるかな?勝てたら、いいなぁ」と思いました。

同じ栗毛の流星、巨漢を揺らしての先行策。レース後、「はは、ヤエノムテキが勝った時の2着も、メジロアルダンの横山典弘騎手やったなぁ」と思いました。岡部さんもダイワメジャーに対して「皐月賞の、勝ったレースを見ているようでしたね」って(笑)。

いずれにせよ、喉鳴りの手術を乗り越えてよくぞ、よくぞ。ダイワメジャーと安藤勝己騎手、そして上原博之厩舎陣営の皆さん、本当におめでとうございました。

2着スウィフトカレント(2001.4.9)。という訳で、横山典弘騎手。「もはや至芸やな」と思いました。もちろん、スウィフトカレント自身も力を付けています。兄アサクサデンエン(1999.3.22)との兄弟対決、兄には先着しました。10月25日のログでも触れましたが、

>府中GIの兄弟対決というと……、1994年のジャパンカップ(GI)ですかね。マーベラスクラウン(1990.3.19)とグランドフロティラ(1987.2.25)、エルナンド(1990.2.8)とヨハンクアッツ(1989.2.22)という2組の兄弟出走があり、どちらも弟が先着しています。果たして、今回は兄、弟どちらに軍配が上がるでしょうか。

半兄弟の「兄弟ゲンカ」が府中のGIレースで起こると、若い弟に花を持たせるお兄ちゃん、というところでしょうか。

3着アドマイヤムーン(2003.2.23)。結局、今日も武兄様を買っていませんでした。でも、馬連勝負でしたので、大丈夫でした(笑)。

それにしても、松田博資先生はホゾを噛む思いをなさっているのではないでしょうか。秋華賞(GI)のアドマイヤキッス(2003.2.8)4着、菊花賞(GI)のドリームパスポート(2003.3.14)2着、そして天皇賞・秋のアドマイヤムーン3着。いずれも前哨戦のGIIを勝っての参戦でした。松田先生のGIレースでキッチリ仕上げられてくるその手腕、そしてその仕上げに応えようとする馬たち。見ていて、いじらしくなります。

今回は、アドマイヤムーンの母方の血統について軽さが気になったので、直線坂のある府中コースで2000mの距離ということもあり、シルシを付けませんでした。しかし、もし彼がこの後マイルCS(GI)に出走するならば、重いシルシを回したいと思います。別路線からのチャレンジャー、2000mをこなせる能力、そして決め脚。淀の外回りの芝1600mでこそ、と思います。

結局、「安藤、横山、武豊」という名手3人で決着した、第134回天皇賞・秋の結果でした。

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vol.39 第134回天皇賞・秋(GI)と音楽配信。

中島理論コラムのポッドキャスト・音声配信版・第39回(サイズ:5.27MB、再生時間:約7分26秒、ビットレート:96kbps)。

音声配信も行う競馬blog、中島理論コラムの裏ページ。8日ぶりのポッドキャストでございます。

よろしければ、↑のリンクからmp3ファイルをダウンロードの後に、mp3形式に対応するソフトウェア(例:Windows Media Playerなど)でお聞きください。

「そんなん、メンドクサイわ」とおっしゃる方は、Flashプレイヤーとなりますが、

でお聞きになってください。 再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

また、iTunes ver7.0等のアグリゲータソフトをお使いのPCにインストールして頂くと、←のサイドバーの「Podfeed」というコンテンツの中にある「RSS Podcastingのバナー」をドラッグ&ドロップして頂くだけで、ポッドキャストの更新をした際、自動的に最新版が配信されて便利です-ソフトのインストール等は自己責任でお願い致します-。

なお、「お前の声なんか聞きたくないわい」という方もいらっしゃるかと思います。 今回は「スカーレットブーケの息子、頑張って」とお話しているだけです。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

あと、競馬ポッドキャストなのに音楽配信もしています。今回は以下の内容にて、配信のラストにフルコーラスでお届けしております。

愛に逆らうな / STAN

です。メジャーデビューしているアーティストさんが、Podsafeで楽曲の提供をしてくださいました。新しい流れ、確実に来ています。

ではでは♪

※音声配信版のBGMにはFTK CREATIVE SYSTEM様のループ素材を使用させて頂いております。どうもありがとうございます。

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2006年10月28日 (土)

おおきに、プリサイスマシーン(1999.3.13)と松岡正海騎手。

明日の軍資金が出来ました。ありがとう、マヤノトップガン(1992.3.24)の初年度産駒となる1999年生まれ世代のプリサイスマシーン、そして愛国での武者修行帰りの松岡騎手。

それにしても、恐るべしは現7歳世代たち。今秋だけでも京成杯AH(GIII)2着のカンファーベスト(1999.5.16)、オールカマー(GII)1着のバランスオブゲーム(1999.4.22)、スプリンターズS(GI)1着のテイクオーバーターゲット(1999.9.27)、京都大賞典(GII)2着のファストタテヤマ(1999.5.30)、富士S(GIII)1着のキネティクス(1999.4.30)、そしてスワンS(GII)1着のプリサイスマシーン。

まだまだ、若い者には負けませんよ。さらに頑張って、1999年生まれ世代の馬たち。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

おまけ。↓は小編集の正式アップではありませんが、いつもどおりのFlashプレイヤーによる、 第49回スワンSの直線における私の叫びです。

再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームには十分にご注意ください。

ではでは♪

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2006年10月27日 (金)

彼がいない17頭立ての秋の盾。

という訳で「第134回天皇賞・秋の馬柱」を表のページにアップしました。

ところで皆様、菊花賞(GI)の施行回数を2倍すると、天皇賞・秋(GI)の試行回数になるって、ご存知でした?

今年2006年の菊花賞は第67回、天皇賞・秋は134回。67×2=134ですね。

……ゴメンなさい、ゴメンなさい。

ではでは♪

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2006年10月26日 (木)

夢破れて。

いつでも一生懸命に走ってGII6勝、GIII1勝の重賞7勝。

2歳時。5馬身差の圧勝だった新潟2歳S(GIII)。

3歳時。「逃げているのは重賞勝ち馬!!」と叫んだ弥生賞(GII)、改めてその能力の確かさを見せたセントライト記念(GII)。

4歳時。鉄砲駆けすることをまざまざと見せ付けた毎日王冠(GII)。

6歳時。「父フサイチコンコルド、父ミラクルアドマイヤ」という「父どうしが半兄弟」対決を制した中山記念(GII)。

7歳時。重馬場をすいすいと逃げ切って5馬身差の圧勝で連覇を果たした中山記念、そして国際GI馬の猛追をハナ差しのいだオールカマー(GII)。

870万円で買われた馬が、稼ぎに稼いで6億1769万5000円はお見事でした。

薗部博之オーナーの「海老、黒三本輪」という早稲田ジャージの勝負服、鹿毛の流星、かき込む走法軽やかに。

願わくは、15度目のGI挑戦で初の戴冠が見たかった。けれど、それは叶わぬ夢。分かっています。

願わくは、せめて仔どもを残してくれることを祈ります。それは、これからの夢。信じています。

今はただ、本当にお疲れ様でした、バランスオブゲーム(1999.4.22)

<Web Resource>

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2006年10月25日 (水)

マイリーよ、参ります。

いや、タイトルに深い意味はありません。

私が、かつてファンタジー世界好きだったということは、どうでもいいことです。

ところで「華麗なる一族」の開祖であるマイリー(1953)って、「Mairie」と綴って、仏語で「役所」という意味なんですってね。

詳しくは「マイリー(Wikipedia)」をご参照ください。

ではでは♪

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空胎後に名馬あり(其の九)。

毎度おなじみ、受胎条件についての表を改めてアップしておきます。 

2006年のJRAGI14レースの複勝圏馬における母の受胎条件
レース名 1着馬 母の受胎条件 2着馬 母の受胎条件 3着馬 母の受胎条件
フェブラリーS カネヒキリ 空胎後の5番仔 シーキングザダイヤ 初仔 ユートピア 初仔
高松宮記念 オレハマッテルゼ 不受胎後の4番仔 ラインクラフト 3連産目の4番仔 シーイズトウショウ 初仔
桜花賞 キストゥヘヴン 2連産目の12番仔 アドマイヤキッス 不受胎後の3番仔 コイウタ 2連産目の2番仔
皐月賞 メイショウサムソン 初仔 ドリームパスポート 初仔 フサイチジャンク 少なくとも6連産目以降の仔
天皇賞・春 ディープインパクト 7連産目の7番仔 リンカーン 初仔 ストラタジェム 3連産目の3番仔
NHKマイルカップ ロジック 2連産目の7番仔 ファイングレイン 初仔 キンシャサノキセキ 双子流産後の仔
ヴィクトリアマイル ダンスインザムード 2連産目の12番仔 エアメサイア 2連産目の2番仔 ディアデラノビア 初仔
オークス カワカミプリンセス 3連産目の3番仔 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔以降の仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔
日本ダービー メイショウサムソン 初仔 アドマイヤメイン 3連産目の3番仔 ドリームパスポート 初仔
安田記念 ブリッシュラック 4連産目以降の仔 アサクサデンエン 初仔 ジョイフルウィナー 2連産目以降の仔
宝塚記念 ディープインパクト 7連産目の7番仔 ナリタセンチュリー 初仔 バランスオブゲーム 4連産目の4番仔
スプリンターズS テイクオーバーターゲット 初仔(?) メイショウボーラー 3連産目の3番仔 タガノバスティーユ 3連産目の7番仔
秋華賞 カワカミプリンセス 3連産目の3番仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔以降の仔
菊花賞 ソングオブウインド 初仔 ドリームパスポート 初仔 アドマイヤメイン 3連産目の3番仔

菊花賞(GI)までの14レースを振り返ると、「牡牝混合GI(牝馬が出ていないレースも含む)では、母が前年産駒なし後の仔となる牡馬(もしくはせん馬)が、2着までには必ず入っている」ということに気付きますね。

結果的に今年の牡馬クラシックは皐月賞(GI)と菊花賞が初仔のワンツーフィニッシュでした。むぅ、これだけ受胎条件を叫んでおきながら、ソングオブウインド(2003.2.20)とドリームパスポート(2003.3.14)も買っていながら、なぜ菊花賞で馬券を外すのでしょうか(笑)。

まま、気を取り直して第134回天皇賞・秋(GI)の出走予定馬のうち、母の受胎条件が良い馬を50音順にピックアップすると、

  1. アサクサデンエン 初仔 
  2. グレイトジャーニー 不受胎後の仔
  3. サクラメガワンダー 初仔
  4. ダイワメジャー 空胎後の仔

の4頭ですね。 この中では安田記念(GI)馬と皐月賞馬に期待をしましょうか。はい、結局GI馬頼みです(笑)。

あと、アサクサデンエン(1999.3.22)の名前を出しましたので触れておかないといけませんね。今回はスウィフトカレント(2001.4.9)も出走予定ですから、母ホワイトウォーターアフェア(1993.5.3)の半兄弟が対決となります。

府中GIの兄弟対決というと……、1994年のジャパンカップ(GI)ですかね。マーベラスクラウン(1990.3.19)とグランドフロティラ(1987.2.25)、エルナンド(1990.2.8)とヨハンクアッツ(1989.2.22)という2組の兄弟出走があり、どちらも弟が先着しています。果たして、今回は兄、弟どちらに軍配が上がるでしょうか。

ではでは♪

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2006年10月24日 (火)

追いついた。

表のページの「中島理論で見るGIレースの勝ち馬(2006年編)」について、終了している統一GIの分もアップしました。やれやれ。

<2006/10/24 21:50 追記>どうも統一GIのファイルがちゃんと見られなかったようで。あいすみませんでした。調整し直しましたので、現在は確認可能です。

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2006年10月23日 (月)

ナヌ!?

大物マイラー、ロックオブジブラルタルが日本へ(netkeiba.comの記事より)

どうも、BGMはサイモン&ガーファンクルで「I Am A Rock」のオオハシでございます。

という訳で、軽種馬協会が「The Rock」を導入することになったそうで。

果たして、Northern Dancer(1961.5.27)3×3のクロスを持つ、このデインヒル(1986.3.26)の仔を扱いきれるのか。

日本の生産者にとっては、まずはRock of Gibraltar(1999.3.8)が0交配となる初年度が勝負ですね。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

ここからは別件。今年はサボり気味だったのですが、「中島理論で見るGIレースの勝ち馬(2006年編)」を表のページにアップしました。とりあえずJRAGIのみですけれど、よろしければご確認ください。

ではでは♪

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2006年10月22日 (日)

#022 自宅のダイニングで「うわぁ、ソングオブウインド!!」「エルコンドルパサーの仔!!」「幸四郎の仔#$%&」と叫ぶ。

中島理論コラムのポッドキャスト小編集・第22回(サイズ:313.9KB、再生時間:約40秒、ビットレート:64kbps)。

変わらず、ただICレコーダーを持ちながら競馬中継を見ているだけですね。

「ダウンロードは、メンドクサイわ」とおっしゃる方は、いつもどおり、Flashプレイヤーとなりますが、

でお聞きになってください。 再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

第67回菊花賞(GI)。

1着ソングオブウインド(2003.2.20)。京都芝外回り3000mを3分2秒7の菊花賞レコードで駆けました、エルコンドルパサー(1995.3.17)の仔。↑の叫びにあるとおり、興奮状態の私は、思わず「幸四郎の仔#$%&」と訳が分からず叫んでしまっています(笑)。それにしても、道中16番手から徐々に進出して、上がり3ハロン33秒5の末の切れは「お見事」のひと言です。

表のページの予想で「メイショウサムソン、マルカシェンクの両頭は、8月19日に不意に逝ってしまった厩舎のお姉さんの分も、このGIの舞台で頑張ってほしいと思います」と書きました。不意に逝ってしまったラインクラフト(2002.4.4)、彼女はシャダイマイン(1973.4.9)を曾祖母に持っています。そしてソングオブウインド、彼もまたシャダイマインを曾祖母に持っています。9号族ファンシミン(1967.4.21)系の華が逝ったと思ったら、近親からちゃんとGI馬が生まれました。血は巡ります。

そして、菊花賞3勝の父武邦彦、菊花賞4勝の兄武豊に続いて、菊花賞父子制覇、兄弟制覇を遂げた武幸四郎騎手。こちらの血も巡っています。やるなぁ、幸四郎騎手。レース終了後、メイショウサムソン(2003.3.7)の松本好雄オーナーに対して、申し訳なさそうに握手していたのもよかった。3年前の菊花賞で、ネオユニヴァース(2000.5.21)ザッツザプレンティ(2000.5.26)の3着に敗れた時「三冠の夢破れて、父仔制覇あり」と書きましたが、今回も「三冠の夢破れて、父子制覇あり」となりました。

最後に。レース発走前、関西TV馬場鉄志アナウンサーが「志摩直人さんに捧げます」とおっしゃった時、「風はその背にたてがみに」という詩集を思いました。ソングオブウインド、それはまさに風の歌。志摩さんならば、今年の菊花賞をご覧になって、どんな詩を残されたでしょう。

風の詩人が逝かれた年に現れた菊花賞馬のこれからを楽しみにしたいと思います。

2着ドリームパスポート(2003.3.14)。あと一歩届かなかったのは、フジキセキ(1992.4.15)産駒の芝GIレースで勝負に行っての弱みなのか。それでも、今回の菊花賞の結果により、メイショウサムソンとは7戦して4回先着しています。3冠レースで2着、3着、2着。強い馬です。

3着アドマイヤメイン(2003.3.13)。GIレースで人気馬に乗る武兄様を外したら絶対にダメ。以上。

結局、「前走神戸新聞杯からプラス4キロで挑んだ母の初仔のワンツーフィニッシュ」となった、第67回菊花賞の結果でした。あー、なんでソングオブウインドもドリームパスポートも買っていて、馬券を外すかな。ホンマにヘタクソやなぁ(笑)。

ではでは♪

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2006年10月21日 (土)

空胎後に名馬あり(其の八)。

土曜日の深夜ということでアクセスをしてくださっている方も増えている様子。という訳で、ちょいとだけおなじみとなった、受胎条件についての表を改めてアップしておきます。 

2006年のJRAGI13レースの複勝圏馬における母の受胎条件
レース名 1着馬 母の受胎条件 2着馬 母の受胎条件 3着馬 母の受胎条件
フェブラリーS カネヒキリ 空胎後の5番仔 シーキングザダイヤ 初仔 ユートピア 初仔
高松宮記念 オレハマッテルゼ 不受胎後の4番仔 ラインクラフト 3連産目の4番仔 シーイズトウショウ 初仔
桜花賞 キストゥヘヴン 2連産目の12番仔 アドマイヤキッス 不受胎後の3番仔 コイウタ 2連産目の2番仔
皐月賞 メイショウサムソン 初仔 ドリームパスポート 初仔 フサイチジャンク 少なくとも6連産目以降の仔
天皇賞・春 ディープインパクト 7連産目の7番仔 リンカーン 初仔 ストラタジェム 3連産目の3番仔
NHKマイルカップ ロジック 2連産目の7番仔 ファイングレイン 初仔 キンシャサノキセキ 双子流産後の仔
ヴィクトリアマイル ダンスインザムード 2連産目の12番仔 エアメサイア 2連産目の2番仔 ディアデラノビア 初仔
オークス カワカミプリンセス 3連産目の3番仔 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔以降の仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔
日本ダービー メイショウサムソン 初仔 アドマイヤメイン 3連産目の3番仔 ドリームパスポート 初仔
安田記念 ブリッシュラック 4連産目以降の仔 アサクサデンエン 初仔 ジョイフルウィナー 2連産目以降の仔
宝塚記念 ディープインパクト 7連産目の7番仔 ナリタセンチュリー 初仔 バランスオブゲーム 4連産目の4番仔
スプリンターズS テイクオーバーターゲット 初仔(?) メイショウボーラー 3連産目の3番仔 タガノバスティーユ 3連産目の7番仔
秋華賞 カワカミプリンセス 3連産目の3番仔 アサヒライジング 8連産目の8番仔 フサイチパンドラ 3連産目の6番仔以降の仔

秋華賞(GI)までの13レースを振り返ると、「牡牝混合GI(牝馬が出ていないレースも含む)では、母が前年産駒なし後の仔となる牡馬(もしくはせん馬)が、2着までには必ず入っている」ということに気付きますね。

ただし、スプリンターズS(GI)の勝ち馬であるテイクオーバーターゲット(1999.9.27)については、海外の競馬ページを渉猟した際に「死産後の仔」という記載を確認したと思ったのですが、そのページがどこのページだったのか、再度見付けられていません。何ともはや間抜けなお話ですが、競馬ブックの記載から「初仔(?)」としておきます。

気を取り直して第67回菊花賞(GI)の出走馬18頭のうち、母の受胎条件が良い馬を50音順にピックアップすると、

  1. ソングオブウインド 初仔     ※神戸新聞杯3着
  2. トウショウシロッコ 不受胎後の仔 ※セントライト記念2着
  3. ドリームパスポート 初仔     ※神戸新聞杯1着
  4. トーセンシャナオー 不受胎後の仔 ※セントライト記念1着
  5. ネヴァブション   不受胎後の仔 ※九十九里特別1着
  6. マンノレーシング  不受胎後の仔
  7. ミストラルクルーズ 初仔     ※セントライト記念3着
  8. メイショウサムソン 初仔     ※神戸新聞杯2着

の8頭ですね。菊花賞トライアルのGII戦2クラ、セントライト記念と神戸新聞杯。両レースで3着までに入った馬は、いずれも母の受胎条件が良い馬でした。合わせて、中山芝2500mの1000万条件戦である九十九里特別を勝ち上がってきたネヴァブション(2003.3.19)も不受胎後の仔です。

まま、8頭もいたら、どの馬かは複勝圏に絡んでくれそうです(笑)。

ではでは♪

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vol.38 第67回菊花賞(GI)と音楽配信。

中島理論コラムのポッドキャスト・音声配信版・第38回(サイズ:7.78MB、再生時間:約11分0秒、ビットレート:96kbps)。

音声配信も行う競馬blog、中島理論コラムの裏ページ。13日ぶりのポッドキャストでございます。

よろしければ、↑のリンクからmp3ファイルをダウンロードの後に、mp3形式に対応するソフトウェア(例:Windows Media Playerなど)でお聞きください。

「そんなん、メンドクサイわ」とおっしゃる方は、Flashプレイヤーとなりますが、

でお聞きになってください。 再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

また、iTunes ver7.0等のアグリゲータソフトをお使いのPCにインストールして頂くと、←のサイドバーの「Podfeed」というコンテンツの中にある「RSS Podcastingのバナー」をドラッグ&ドロップして頂くだけで、ポッドキャストの更新をした際、自動的に最新版が配信されて便利です-ソフトのインストール等は自己責任でお願い致します-。

なお、「お前の声なんか聞きたくないわい」という方もいらっしゃるかと思います。 今回は「メイショウサムソンとマルカシェンク、不意に逝ってしまった厩舎のお姉ちゃんの分も、頑張って」とお話しているだけです。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

あと、競馬ポッドキャストなのに音楽配信もしています。今回は以下の内容にて、配信のラストにフルコーラスでお届けしております。

Poor Darlin' / 永井陽子

前回の第37回配信に続いて、再び永井陽子さんのPoor Darlin'を。大好き。という訳で、しつこくお届けします(笑)。なお、楽曲は著作者が指定した条件に従い用いています。

ではでは♪

※音声配信版のBGMにはFTK CREATIVE SYSTEM様のループ素材を使用させて頂いております。どうもありがとうございます。

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アップしました。

色々と忙しくて。なかなか更新できなくてスミマセン。

という訳で、表のページ第67回菊花賞の馬柱をアップしました。

よろしければ、ご確認ください。

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2006年10月17日 (火)

「富士S(GIII)」と聞くと、エアジハード(1995.4.9)を思う。

第18回ジャパンカップ(GI)の前日に行われた、施行距離1400mの第1回富士Sを制したのはその父サクラユタカオー(1982.4.29)の栗毛の産駒、エアジハードと橋本広喜騎手(現調教助手)でした。

翌1999年のJRA最優秀短距離馬にして最優秀内国産馬の初重賞制覇がこの富士S。2着のプレストシンボリ(1992.3.6)をクビ差抑えての勝利でした。

現年齢表記3歳秋で古馬を相手に重賞を勝利するのですから、その実力を推し量るのは容易。けれど、私を含めた多くの競馬ファンは、彼が現役だった当時、その実力を正当に評価できたのは、結果的に引退レースとなった1番人気で圧勝したマイルCS(GI)だけだったのかもしれません。

そんなエアジハード。厩舎に入る前の牧場における育成段階での評価は、我々が思う以上に高かったようです。最後に月刊「優駿」1999年9月号の記事を引いて、今日のログの終わりと致します。

「牧場にいる頃から、ダンスと比べても遜色の無い印象でしたよ。物凄い切れ味、という点で似ている馬を探せば、そうだなあ、やっぱりバブかなあ…、もちろんサンデーとユタカオーだからちょっとタイプは違うんですけどね」
 と語るのは、調教担当の東礼次郎氏である。「ダンス」は言うまでもなく菊花賞馬ダンスインザダークだし、「バブ」は4歳で秋の天皇賞を勝ったバブルガムフェローのことだ。

-月刊「優駿」1999年9月号、P45、「'99春GI勝ち馬の故郷」から引用-。

果たせるかな、安田記念(GI)では4番人気でグラスワンダー(1995.2.18)を打ち負かし、天皇賞・秋(GI)では5番人気で0秒2差の3着と踏ん張り、そして前述のマイルCSで1番人気1着となったのでした。

真に強いマイル王でしたよ、エアジハード。

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2006年10月16日 (月)

「菊花賞(GI)」と聞くと、ダンスインザダーク(1993.6.5)を思う。

ふと振り返って、結構見直しているなぁと思った菊花賞が、ダンスインザダークの勝った1996年の菊花賞でした。

まじめに更新していた頃の表のページにおける記事を引くと、

「ダンス、ピンチ!ダンス、ピンチか!!」関西TV・杉本清アナの絶叫がTVから響いてくる中、先団につけた他の有力馬たちが動き始めた時、ダンスインザダークの姿はそこにはありませんでした。4角を回る時点では後方6番手の位置まで下がっていたのです。それでも、名手・武豊は少しも慌てることなく、最短距離を通るために内ラチ沿いに進路を取っていました。そして、直線。内から先に抜け出したダービー馬を、外側から皐月賞2着馬が競り落とした、その刹那。桃色の帽子と社台レースホースの勝負服を背にしたダンスインザダークが、そのまた外側から強襲して来ました。直線、少しもスピードを落とすことなく、いつの間にか内から外へ持ち出していました。やはりスゴイ、武豊!504kgの大柄な馬体が一歩一歩差を詰めて、ロイヤルタッチを半馬身交わした所がフィニッシュでした。勝利という名の光を、一瞬にして飲み込んでしまったブラックホール。恐るべしはダンスインザダーク、上がり3ハロンの推定タイムは33秒8の鬼脚!!春の無念を一気に晴らした菊花賞制覇でした。

割合にちゃんと書いていますやん(笑)

果たして、今年の菊花賞では「2年連続3冠馬の誕生」を目の当たりにできるのでしょうか。うーむ、週始めの今から楽しみです。

ではでは♪

#追記。ダンスインザダークの記事を書いて改めて思ったのですが、昨日の秋華賞(GI)は、ロイヤルタッチ(1993.3.24)の娘が最後カワカミプリンセス(2003.6.5)に2分の1馬身交わされるという結果でした。ロイヤルタッチ自身も、そしても娘アサヒライジング(2003.2.9)も、「京都のGI」で「6月5日生まれの馬」に「最後に2分の1馬身差交わされて2着に敗れる」という共通点を持ってしまいましたね……。

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2006年10月15日 (日)

第11回秋華賞(GI)の結果について。

朝6時に起きて夕方5時30分までカッチリ働いていたオオハシでございます。あるいは11日連続出勤の中日を迎えたオオハシでございます(苦笑)。表のページに秋華賞の馬柱を用意できなくて、ホントに申し訳ありませんでした。

という訳で、今日は「叫び」は無しで、第11回秋華賞の結果を振り返っておきます。

1着カワカミプリンセス(2003.6.5)、2着アサヒライジング(2003.2.9)、3着フサイチパンドラ(2003.2.27)、4着アドマイヤキッス(2003.2.8)。いずれも秋華賞の前にGIレースで連対経験のある馬たちによる上位独占でした。実力のある馬たちが、実力を出しての結果だったのでしょう。

その順列闘争の中で、オークス(GI)以来のぶっつけで制したカワカミプリンセス。陣営の絶対の自信に応えての勝利でした。この勝利により5戦5勝の負け無し、そして牝馬2冠を達成しました。1分58秒2というタイムも立派。恐るべしは6月5日という遅生まれの才媛、カワカミプリンセス。こうなると、今年の3歳牝馬の中では「能力が一枚抜きん出ている」と思わざるを得ません。キングヘイロー(1995.4.28)の娘、やるな。どこまで連勝が伸びるのか、楽しみな逸材です。

2着のアサヒライジング。こちらも7月のアメリカンオークス招待S(GI)2着以来のレースでガッチリ2着を確保しました。父ロイヤルタッチ(1993.3.24)、母父ミナガワマンナ(1978.5.15)。京都のきさらぎ賞(GIII)を勝ち、菊花賞(GI)で2着だった父、そして菊花賞を14番人気で制したシンザン(1961.4.2)産駒初のクラシックホースである母父。京都にゆかりのある血、あと一歩でしたが頑張りました。

結局は「オークスの1着馬から4着馬で上位4頭を占めた」第11回秋華賞の結果でした。……あれ、これって先日の10月11日のlogでも振り返ったテイエムオーシャン(1998.4.9)の第6回秋華賞と同じですやん(笑)。しかも、カワカミプリンセスも同じくオークス以来のぶっつけでしたしね。厩舎の先輩の足取りを見事に踏襲した、カワカミプリンセス。あとは、先輩を超えて行くだけですね。

ではでは♪

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2006年10月14日 (土)

お知らせ。

諸事情により、今日明日とWebの更新がままなりません。あいすみませんが、ご承知おき頂きますよう、よろしくお願い致します。

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2006年10月13日 (金)

「府中牝馬S(GIII)」と聞くと、エリモエクセル(1995.5.18)を思う。

結果的に最後の勝利となった1999年の府中牝馬S。

同い年のエガオヲミセテ(1995.5.27)を抑えての勝利でした。

栗毛の馬体よろしく、薄く流れる流星。

加藤敬二厩舎と石倉幹子厩務員の組み合わせによる2頭目のGI馬。

「ハマれば強い」というタイプの馬の典型でした、エリモエクセル

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2006年10月12日 (木)

「デイリー杯2歳S(GII)」と聞くと、ファストタテヤマ(1999.5.30)を思う。

あの時君は若かった@スパイダース。

2001年ってもう5年前です。

最後方から追い込んで1分34秒9のタイムでホーマンウイナー(1999.4.11)を抑えましたよ。1番人気3着が元旦生まれのダイワファルコン(1999.1.1)でした。

ファストタテヤマは息長く活躍しており、先日の京都大賞典(GII)でも2着に頑張りました。超スローペースのヨーイドンの競馬になったとはいえ上がり3ハロンで繰り出した末脚32秒8は、7歳44戦目にして自身の最速上がりタイムを更新しました。とはいえ、その前の最速上がりタイムはもうひとつ前の札幌記念(GII)の33秒8でしたが(笑)。

老いてますます盛ん。これからも頑張って、ファストタテヤマ

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2006年10月11日 (水)

「秋華賞(GI)」と聞くと、テイエムオーシャン(1998.4.9)のぶっつけ勝利を思う。

テイエムオーシャンが制した第6回秋華賞。表のページにおけるオークス(GI)出走前の記事で、

また、3歳春のダンシングブレーヴ産駒は、自身の「生真面目さ」を上手くなだめることが出来ず、距離に泣くケースが多く見られます。身体能力の高さははっきり最上位です。が、現時点での「気持ちの先走り過ぎなところ」にやや不安が残ります。一夏越えた後の京都の秋華賞は楽勝しそうですが……。

と吹いていた手前、テイエムオーシャンにはどうしても頑張ってほしかったことを覚えています。

果たせるかな、テイエムオーシャンは先行3番手から堂々と抜け出し、1分58秒5のタイムで快勝してくれました。2着ローズバド(1998.4.29)、3着レディパステル(1998.4.26)、4着サクセスストレイン(1998.4.9)。結局はオークスの上位4頭の再戦となった、秋の3歳牝馬限定GIでした。

さてさて、今年の第11回秋華賞。西浦勝一調教師と本田優騎手のコンビで改めて挑むカワカミプリンセス(2003.6.5)。厩舎の先輩に続くことができるでしょうか。楽しみですね。

ではでは♪

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2006年10月10日 (火)

2歳戦の回顧(2006/09/23&2006/09/24分)。

遅ればせながらの2歳戦回顧です。

【2006/09/23分】

新馬戦2クラのみ。

【中山・新馬戦(芝1200m)の勝ち馬】

(外)シベリアンクラシカ 牝 鹿毛 2004.3.28生 米国・K.イーラム氏生産 馬主・藤田与志男氏 美浦・手塚貴久厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『Siphon×Lord Carson×Spend a Buck×Crimson Satan』
  2. 4代血統構成(父系):『Sicambre系×Mr.Prospector系×Buckpasser系×Spy Song系』
  3. 5代血統表内のクロス:5代血統表内のクロス:Maki5×5(父方)、Udaipur(♀)=Urisca(♀)5×5(父方)
  4. 牝系:米国で継承されている5号族 祖母Cheerful Spree
  5. 母の何番仔?:?

[Notes]中山の新馬戦を先行2番手から抜け出して快勝を収めました、シベリアンクラシカ。

シベリアンクラシカの牝系は米国で受け継がれている5号族。祖母Cheerful Spree(1987)は米9勝でバックラムオークH(GIII)の勝ち馬、曾祖母Satan's Cheer(1972)は米23勝でメイトロンH(当時米GII、現米GIII)2着があります。アウトサイダー血脈を重ねており、シベリアンクラシカも丈夫に走れそうな印象がある牝系ですね。

【中京・新馬戦(ダート1700m)の勝ち馬】

エーシンエーケー 牡 鹿毛 2004.4.15生 様似・清水誠一氏生産 馬主・平井宏承氏 栗東・野元昭厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『アフリート×★Topsider×Raja Baba×Tim Tam』
  2. 4代血統構成(父系):『Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Bold Ruler系×Tom Fool系』
  3. 5代血統表内のクロス:Nasrullah5×5×5×5、Native Dancer4×5、Tom Fool4×5、Princequillo5×5
  4. 牝系:米国で継承されている4号族 近親Partez、Race the wild wind
  5. 母の何番仔?:6番仔(3連産目。仔の数、連産数には生後直死を含む)

[Notes]中京の新馬戦を6番人気で勝ち上がりました、エーシンエーケー。

エーシンエーケーの牝系は米国で受け継がれている4号族。曾祖母Lady Marguery(1966)の仔Partez(1978)はサニースロープS(米GIII)を勝ちケンタッキーダービー(米GI)3着があります。また、Lady Margueryの孫Race the wild wind(1989)は米5勝でサンタマリアH(GI)、ファンタジーS(GII)、プリンセスS(GII)の勝ち馬です。さらにRace the wild windの仔、Lady Margueryにとっては曾孫となるKing Charlemagne(1998)は海外5勝でモーリストゲスト賞(仏GI)の勝ち馬です。

【2006/09/24分】

新馬戦のみ2クラ。

【中山・新馬戦(芝1800m)の勝ち馬】

(父)(市)ツバサドリーム 牡 栗毛 2004.3.9生 千歳・社台ファーム生産 馬主・(株)RRA 美浦・久保田貴士厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『アグネスタキオン×ジェイドロバリー×◆リマンド×Loom』
  2. 4代血統構成(父系):『Halo系×Mr.Prospector系×Alycidon系×Teddy系』
  3. 5代血統表内のクロス:リマンド4×3
  4. 牝系:1号族 半兄マルカキセキ、半兄サイモンセッズ、従姉グレイスナッキー、はとこフューチャサンデー
  5. 母の何番仔?:6番仔(6連産目)

[Notes]中山の新馬戦を1番人気に応えて快勝しました、ツバサドリーム。

ツバサドリームの牝系は曾祖母である米国産の牝馬フライングシャットル(1967.3.22)を日本の基礎繁殖とする1号族。半兄マルカキセキ(2001.3.7)は中央現役で北九州短距離S(OP)、アンドロメダS(OP)を勝ちセントウルS(当時GIII、現GII)3着があります。同じく半兄サイモンセッズ(1999.4.2)は中央6勝を挙げ、ついこの間まで元気に走っていましたが、左前脚の腱鞘炎のために先日引退しました。合わせて、従姉グレイスナッキー(1990.3.2)は中央1勝でクイーンC(GIII)2着がある種牡馬ナトルーン(1984.4.20)の代表産駒、はとこフューチャサンデー(1997.4.28)はクイーンCを勝ち、スパーキングレディーC(統一GIII)3着があります。また、フューチャサンデーは、5歳春に湘南S(準OP)を勝った際「あー、やっぱり府中のマイル戦か」と思った記憶があります。

【中京・新馬戦(芝1200m)の勝ち馬】

(外)アルシラート 牡 鹿毛 2004.2.4生 米国・E.クールマン氏生産 馬主・サウスニア(株) 栗東・森秀行厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『Orientate×オジジアン×★Fappiano×For the Moment』
  2. 4代血統構成(父系):『Blushing Groom系×Damascus系×Mr.Prospector系×Bold Ruler系』
  3. 5代血統表内のクロス:Grand Splendor(♀)4×5(母方)
  4. 牝系:米国で継承されている9号族 従兄Mujahid、伯母Elrafa Ah
  5. 母の何番仔?:少なくとも6番仔以降の仔

[Notes]中京の新馬戦を3番人気で勝ち上がったのはマル外馬アルシラート。「アルシラート(Al Sirat)」とは、「天国への橋」という意味だそうです。アラビア語でしょうね。

アルシラートの牝系は米国で受け継がれている9号族。伯母Elrafa Ah(1991)は英3勝でクリテリオンS(GIII)2着、クイーンメアリーS(GIII)3着。Elrafa Ahの仔Mujahid(1996)は英3勝でデューハーストS(GI)を勝ち、英2000ギニー(GI)3着、アールオブセフトンS(GIII)3着があります。

アルシラートについて、ちょこっと血統に触れておくと、その父Orientate(1998)は米10勝でBCスプリント(GI)、フォアゴーH(GI)など重賞5勝挙げた2002年の北米短距離王者です。その父Mt.Livermore(1981)が満16歳時の0交配馬であるOrientate、2004年産馬が初年度産駒となります。アルシラートの5代血統表を見ると、いま述べたOrientateの他にも、母父「オーガイジャン」オジジアン(1983.3.17)が泣かせますし、祖母父Fappiano(1977)の0交配、曾祖母父For the Moment(1974)がその父What a Pleasure(1965)の0交配、母方に意図的に仕掛けられたであろうGrand Splendor(1962)4×5の牝馬クロス等が見つかります。むぅ、中島理論的に見所の多い馬ですね。

ではでは♪

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2006年10月 9日 (月)

#021 自宅のPCの前でおとなしめに「マルカ!?」「ダイワメジャー!!」「うぅん、スイープ、内からスイープトウショウか」と叫ぶ。

中島理論コラムのポッドキャスト小編集・第21回(サイズ:125.6KB、再生時間:約16秒、ビットレート:64kbps)。

ICレコーダーを持ちながらJRAレーシングビュアーのレース映像を見ているだけですね。昨日は日中出掛けておりましたので、帰宅後にビュアーの映像を見て結果を知りました。

「ダウンロードは、メンドクサイわ」とおっしゃる方は、いつもどおり、Flashプレイヤーとなりますが、

でお聞きになってください。 再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

第57回毎日王冠(GII)。

1着ダイワメジャー(2001.4.8)。左回りも関係なし。ダテに皐月賞(GI)馬の金看板を背負っていません。1分45秒5の勝ち時計も立派。この勝利で狙うは「秋の盾」となったでしょう。次もぜひ頑張って。

2着ダンスインザムード(2001.4.10)。同い年の皐月賞馬と火の出るような叩き合い。最後、わずかに花を持たせた感じでした。 5歳になって落ち着きが出て充実しているように見受けます。府中芝2000mのGI舞台は3歳時2着、4歳時3着。あとに狙うは1着のみ。こちらも期待しましょう。

第41回京都大賞典(GII)。

1着スイープトウショウ(2001.5.9)。サスガは男馬相手に宝塚記念を制した馬。11ヶ月ぶりも骨折明けも関係なし。上がり3ハロン32秒8の鬼脚、強いなぁ。次ももちろん楽しみですけれど、なまくらなペースで走った後に激流のGIレース。戸惑いが彼女に生まれないように願います。

2着ファストタテヤマ(1999.5.30)。京都の外回りはファストタテヤマ、ですか。最後、外にヨレながら、それでも32秒8の脚を使って4分の3馬身差まで詰め寄りました。ホンマに元気やなぁ、7歳勢。まだまだ若いもんには負けんぜよ。

結局は東西でGI馬がGII勝ちを収めた、日曜日の重賞の結果でした。ではでは♪

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2006年10月 8日 (日)

vol.37 毎日王冠(GII)と京都大賞典(GII)と音楽配信。

中島理論コラムのポッドキャスト・音声配信版・第37回(サイズ:6.79MB、再生時間:約9分37秒、ビットレート:96kbps)。

音声配信も行う競馬blog、中島理論コラムの裏ページ。1週間ぶりのポッドキャストでございます。

よろしければ、↑のリンクからmp3ファイルをダウンロードの後に、mp3形式に対応するソフトウェア(例:Windows Media Playerなど)でお聞きください。

「そんなん、メンドクサイわ」とおっしゃる方は、Flashプレイヤーとなりますが、

でお聞きになってください。 再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

また、iTunes ver6.0等のアグリゲータソフトをお使いのPCにインストールして頂くと、←のサイドバーの「Podfeed」というコンテンツの中にある「RSS Podcastingのバナー」をドラッグ&ドロップして頂くだけで、ポッドキャストの更新をした際、自動的に最新版が配信されて便利です-ソフトのインストール等は自己責任でお願い致します-。

なお、「お前の声なんか聞きたくないわい」という方もいらっしゃるかと思います。 今回は「アサクサデンエンとダイワメジャーとアイポッパー、頑張って」とお話しているだけです(笑)。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

あと、競馬ポッドキャストなのに音楽配信もしています。今回は以下の内容にて、配信のラストにフルコーラスでお届けしております。

Poor Darlin' / 永井陽子

全編英詩の楽曲です。でも、響くんだ。沁みます。大好き。

ではでは♪

※音声配信版のBGMにはFTK CREATIVE SYSTEM様のループ素材を使用させて頂いております。どうもありがとうございます。

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2006年10月 7日 (土)

2歳戦の回顧(2006/09/16&2006/09/17&2006/09/18分)。

もはや「遅ればせながら」というのもはばかられる2歳戦の回顧です。徐々に行っていきます。

【2006/09/16分】

オープン特別1クラ、500万平場戦1クラ、新馬戦2クラ、計4レース。

【中山・カンナS(芝1200m)の勝ち馬】

メジロアダーラ 牝 鹿毛 2004.3.1生 洞爺・メジロ牧場生産 馬主・(有)メジロ牧場 美浦・大久保洋吉厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『フレンチデピュティ×Green Desert×Affirmed×Irish River』
  2. 4代血統構成(父系):『Deputy Minister系×Danzig系×Raise a Native系×Riverman系』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×4
  4. 牝系:米国で継承されている4号族 母メジロダーリング 伯父Limpid
  5. 母の何番仔?:初仔

[Notes]中山のカンナSを1分9秒0で逃げ切りました、メジロアダーラ。「アダーラ(Adhara)」というのは「おおいぬ座のε星、乙女達(アラビア語)」とのことです。

メジロアダーラの最優性先祖は曾祖母父Irish River(1976)、形相の対象は祖母アイルオブグラス(1988.2.2)と判断しました。Irish Riverは仏10勝を挙げ、その主な勝ち鞍に仏2000ギニー(GI)、ムーランドロンシャン賞(GI)、ジャックルマロワ賞(GI)、グランクリテリウム(現ジャンリュックラガルデール賞、GI)、サラマンドル賞(GI)、モルニ賞(GI)、イスパーン賞(GI)、フォンテンブロー賞(GIII)とGI7勝、重賞8勝の名馬です。仏2000ギニーとイスパーン賞はその父Riverman(1969)との父仔制覇でした。種牡馬としての代表産駒を挙げると、アーリントンミリオン(米GI)、ワシントンDCインターナショナル(米GI)、マンハッタンH(米GI)、ハリウッドダービー(米GI)とGI4勝で重賞8勝の輸入種牡馬パラダイスクリーク(1989.2.4)、英1000ギニー(GI)、英チャンピオンS(GI)、E.P.テイラーS(加GI)、ビヴァリー・D.S(米GI)の勝ち馬Hatoof(1989.1.26)、チャールズウィッティングハムH(米GI)とハリウッドターフC(米GI)の勝ち馬River Bay(1993)、シューメーカーBCマイルS(米GI)の勝ち馬Irish Prize(1996)、セントジェームズパレスS(英GI)の勝ち馬Brief Truce(1989)、ジャックルマロワ賞の勝ち馬Exit to Nowhere(1988)-同馬は半兄がMachiavellian(1987)、半妹がCoup de Genie(1991)-、モルニ賞とロベールパパン(当時仏GI、現GII)賞の勝ち馬Seven Springs(1982)、ローマ賞(伊GI)の勝ち馬Orban(1983)、オークトゥリー招待S(米GI)の勝ち馬Navarone(1988)、バドワイザーインターナショナルH(米GI)の勝ち馬Leariva(1987)、サンファンカピストラーノH(現米GII、当時米GI)の勝ち馬Mashkour(1983)等がいます。

やはり短距離で花開いていくのか、メジロアダーラ。メジロ軍団の新たな名牝候補に期待しましょう。

【札幌・500万平場戦(芝1200m)の勝ち馬】

クーヴェルチュール 牝 黒鹿毛 2004.2.14生 浦河・富菜牧場生産 馬主・(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン 美浦・国枝栄厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『ブラックホーク×ラッキーソブリン×メンデス×プロント』
  2. 4代血統構成(父系):『Nureyev系×Njjinsky系×Lyphard系×Prince Bio系』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×4
  4. 牝系:御料の5号族種正系ヤシマテンプル分枝 半兄スキップジャック
  5. 母の何番仔?:4番仔(4連産目)

[Notes]札幌の500万平場戦を1分9秒6のタイムで逃げ切りました、クーヴェルチュール。

クーヴェルチュールの最優性先祖は祖母父メンデス(1981.4.2)、形相の対象はフォルティノ(1959.4.19)と判断しました。メンデスは仏英5勝でムーランドロンシャン賞、ジャンプラ賞(当時仏GII、現仏GI)、シェーヌ賞(仏GIII)、フォンテンブロー賞の勝ち馬です。メンデスの種牡馬としての代表産駒には仏2000ギニー馬Linamix(1987)、帝王賞(現統一GI)の勝ち馬ハシルショウグン(1988.4.18)、NZT4歳S(現NZT、GII)の勝ち馬ヴァイスシーダー(1988.5.8)、府中牝馬S(GIII)の勝ち馬でその前走だったUHB杯(OP)では後のJC(GI)勝ち馬レガシーワールド(1989.4.23)を3馬身半差ちぎったジャニス(1988.5.3)等がいます。海外での代表産駒であるLinamixは、血をつなげて凱旋門賞(仏GI)馬Sagamix(1995.3.15)を始めとして欧州でGI勝ち馬をバンバンを送り込んでいるのですから、メンデスの血は受け継がれていくのでしょう。なお、メンデスといえば、やはり「ホモ芦毛」の種牡馬であることが特筆されます。メンデスと交配された牝馬からは芦毛しか出ませんでした。

クーヴェルチュールは私がWeb上で存じ上げている方の一口出資馬でもあります。ぜひ頑張ってほしいと願います。

【札幌・新馬戦(ダート1000m)の勝ち馬】

(父)ブラックシャンツェ 牡 鹿毛 2004.4.11生 門別・坂戸節子氏生産 馬主・ 畑佐博氏 栗東・長浜博之厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『ブラックタキシード×ガダボート×ナイスダンサー×ロードリージ』
  2. 4代血統構成(父系):『Halo系×Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Sir Gaylord系』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4
  4. 牝系:4号族シルバーバットン系 近親ナイスナイスナイス
  5. 母の何番仔?:3番仔(流産後の仔)

[Notes]札幌のダートの新馬戦を勝ち上がりました、ブラックシャンツェ。

ブラックシャンツェの牝系は日本の土着牝系のひとつとして知られる4号族シルバーバットン(1908)系。曾祖母トキノコウジン(1973.3.17)の仔ナイスナイスナイス(1986.4.25)は中央4勝で京都記念(GII)、きさらぎ賞(GIII)を勝ち、阪神3歳S(現阪神JF、GI)3着馬です。中島理論的にはその父ナイスダンサー(1969.3.6)が満16歳時の0交配馬であるナイスナイスナイス、長浜博之調教師にとっては重賞初勝利をもたらしてくれた馬でした。つまり、ブラックシャンツェは厩舎にゆかりのある牝系馬ですね。

【中山・新馬戦(芝1200m)の勝ち馬】

(父)ドリームモア 牝 鹿毛 2004.2.3生 浦河・浦川日成牧場生産 馬主・(株)千葉パブリックゴルフコース 美浦・厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『サクラバクシンオー×Gulch×Devil's Bag×Cornish Prince』
  2. 4代血統構成(父系):『Princely Gift系×Mr.Prospector系×Halo系×Bold Ruler系』
  3. 5代血統表内のクロス:なし
  4. 牝系:米国で継承されている2号族 近親ディアブロ
  5. 母の何番仔?:3番仔(3連産目)

[Notes]中山の新馬戦を終始先行2番手から抜け出しました、ドリームモア。

ドリームモアの牝系は米国で受け継がれている2号族。曾祖母Avilion(1974)は米5勝でアルシビアデスS(GII)2着があります。Avilionの仔ディアブロ(1987.3.13)は米9勝でトゥルーノースH(GII)、フィンガーレイクスBCS(GIII)の勝ち馬で輸入種牡馬です。祖母シートゥシャイニングシー(1991.2.1)はディアブロの全妹です。また、5代母Plucky Roman(1954)からの別分枝を辿ると、ローミンレイチェル(1990.4.18)、ゼンノロブロイ(2000.3.27)母仔がいます。

【2006/09/17分】

オープン特別1クラ、新馬戦3クラ、計4レース。

【中京・野路菊S(芝1800m)の勝ち馬】

(父)(市)オースミダイドウ 牡 青鹿毛 2004.2.9生 千歳・社台ファーム生産 馬主・(株)オースミ 栗東・中尾正厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『★スペシャルウィーク×Storm Cat×Exclusive Native×Never Bend』
  2. 4代血統構成(父系):『Halo系×Storm Bird系×Raise a Native系×Nasrullah』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4
  4. 牝系:米国で継承されている1号族 伯父Tejanoは米GI3勝
  5. 母の何番仔?:3番仔(3連産目) 

[Notes]単勝1.2倍で挑んだ中京の野路菊Sで有無を言わさぬ逃げ切り勝ちを収めました、オースミダイドウ。

オースミダイドウの最優性先祖は祖母父Exclusive Native(1965)、形相の対象はPilate(1928)と判断しました。Exclusive Nativeは米4勝、その賞金総額は17万ドル弱というマイナーな存在でした。しかし、Exclusive Nativeは種牡馬として恐るべき遺伝力を見せました。代表産駒Affirmed(1975.2.21)は米22勝で米3冠を始めとしてGI14勝、重賞18勝。2歳、3歳、4歳と3年連続でエクリプス賞を受賞し、3歳、4歳時と2年連続で米年度代表馬に選出された、20世紀最後の米3冠馬です。言わずもがなの名馬ですね。また、Exclusive Nativeの他の代表産駒としてケンタッキーダービー(米GI)、ラフィアンH(米GI)を制した名牝Genuine Risk(1977)、BCジュベナイルフィリーズ(米GI)の初代女王Outstandingly(1982)、アーリントンミリオンの勝ち馬Mill Native(1984)、モンマス招待H(現ハスケル招待H、米GI)の勝ち馬Our Native(1970.4.25)、スワップスS(当時米GI、現スワップスBCS、米GII)の勝ち馬Valdez(1976)、カリフォルニアンS(当時米GI、現米GII)の勝ち馬Sabona(1982)、サンアントニオH(当時米GI、現米GII)の勝ち馬Hatim(1981)、サンセットH(当時米GI、現サンセットBCH、米GII)の勝ち馬Roi Normand(1983)、ジャージーダービー(当時米GI、現米G外)の勝ち馬Life's Hope(1973)、ファンタジーS(当時米GI、現米GII)の勝ち馬My Darling One(1981)-ハートレイク(1991.4.22)の母-、スピナウェイS(米GI)の勝ち馬Share the Fantasy(1980)-エリモエクセル(1995.5.18)の祖母-等がいます。

距離が伸びても強い競馬を見せたオースミダイドウ。サスガに武豊騎手から「クラシック」の声が聞こえた馬。これからも楽しみですね。

【中山・新馬戦(ダート1200m)の勝ち馬】

セントラルボーイ 牡 青鹿毛 2004.5.10生 門別・(有)飯田牧場生産 馬主・玉井英夫氏 美浦・岩城博俊厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『マイネルラヴ×ヴァレンティ×★Spectacular Bid×Solo Landing』
  2. 4代血統構成(父系):『Mr.Prospector系×フォルティノ系×Bold Ruler系×Turn-to系』
  3. 5代血統表内のクロス:Native Dancer5×5、Bold Ruler5×5、Bold Bidder5×4(母方)
  4. 牝系:米国で継承されている4号族 叔母ヘルスウォール、伯母サラトガビューティ
  5. 母の何番仔?:2番仔(2連産目)

[Notes]中山のダートの新馬戦で7番人気の評価を覆して見事に勝利を収めました、セントラルボーイ。

セントラルボーイの牝系は米国で受け継がれている4号族。叔母ヘルスウォール(1999.3.6)は中央3勝でチューリップ賞(GIII)、ダリア賞(OP)を勝ち函館2歳S(GIII)2着。伯母サラトガビューティ(1995.4.22)は中央2勝でラベンダー賞を勝ちデイリー杯3歳S(現デイリー杯2歳S、GII)2着、函館3歳S(現函館2歳S)2着があります。また、セントラルボーイの母トゥモローブリッジ(1996.4.21)は2005年11月に韓国に輸出されており、恐らく日本で走る最後の仔になると思います。

【中山・新馬戦(芝1600m)の勝ち馬】

(父)(市)スガノキング 牡 黒鹿毛 2004.4.3生 三石・沖田哲夫氏生産 馬主・菅原光太郎氏 美浦・笹倉武久厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『★キングヘイロー×★Tasso×Seattle Slew×Minera』
  2. 4代血統構成(父系):『Lyphard系×Mr.Prospector系×Bold Ruler系×Blenheim系』
  3. 5代血統表内のクロス:Sir Gaylord5×5(父方)
  4. 牝系:米国と亜国で継承されている20号族 曾祖母Lucie Mane
  5. 母の何番仔?:5番仔(2連産目の仔)

[Notes]中山マイルの新馬戦を勝ち上がりました、スガノキング。

スガノキングの牝系は米国と亜国で受け継がれている20号族。スガノキングの曾祖母Lucie Manet(1973)は米亜11勝でサンタマルガリータH(米GI)、ゲイムリーH(当時米GII。現ゲイムリーBCH、米GI)、ラカナダS(米GII)、ウィルシャーH(米GIII)の勝ち馬です。Lucie Matetからの別分枝馬には曾孫As de Pik(1999)は亜国4勝で7月9日賞(GI)の勝ち馬です。なお、Thouroghbred Horse Pedigree Queryによると、As de Pikは2004年3月5日に亜国にて急性腹膜炎で亡くなったということです。

中島理論的には父キングヘイロー(1995.4.28)、母父Tasso(1983)共に0交配、曾祖母父にBlenheim(1927)系を配しているところに好感が持てますね。これからも期待したいと思います、スガノキング。

【中京・新馬戦(芝2000m)の勝ち馬】

(父)(市)エイシンイチモンジ 牡 鹿毛 2004.2.29生 様似・ 富田恭司氏生産 馬主・平井豊光氏 栗東・坂口正則厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『マンハッタンカフェ×Machiavellian×Shirley Heights×★Nijinsky』
  2. 4代血統構成(父系):『Halo系×Mr.Prospector系×Mill Reef系×Northern Dancer系』
  3. 5代血統表内のクロス:Halo3×4、Hoist the Flag5×5
  4. 牝系:欧米で継承されている5号族 半兄マイネルスケルツィ
  5. 母の何番仔?:4番仔(4連産目)

[Notes]中京の芝2000mの新馬戦を勝ち上がりました、エイシンイチモンジ。

エイシンイチモンジの牝系は欧米で受け継がれている5号族。半兄マイネルスケルツィ(2003.2.17)は中央現役でNZTを勝ちきさらぎ賞3着があります。また、4代母Fairy Bridge(1975)の仔にSadler's Wells(1981.4.11)、Fairy King(1982.3.4)という大成功種牡馬がいます。言わずもがなの、泣く子も黙るRough Shod(1944)系。Nureyev(1977.5.2)、ジェイドロバリー(1987.3.14)等も同じ牝系ですね。

新種牡馬マンハッタンカフェ(1998.3.5)の代表産駒になれるように頑張って、エイシンイチモンジ。

【2006/09/18分】

新馬戦2クラのみ。

【札幌・新馬戦(芝1200m)の勝ち馬】

バブルウイズアラン 牡 鹿毛 2004.5.22生 静内・フジワラファーム生産 馬主・小林一成氏 栗東・南井克巳厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『バブルガムフェロー×ハンティングホーク×タイテエム×ダイハード』
  2. 4代血統構成(父系):『Halo系×Sadler's Wells系×Aureole系×Never Say Die系』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×4
  4. 牝系:2号族ソートウェーヴ系
  5. 母の何番仔?:5番仔(5連産目)

[Notes]札幌の芝1200mの新馬戦を勝ち上がりました、バブルウイズアラン。馬名の意味は「Bubble with a Run」で「一走で沸き立つ」とのことです。

バブルウイズアランの牝系は帝室林野局から新冠御料牧場に受け継がれた2号族ソートウエーヴ(1927)系。牝系近親に目立った馬は居らず、在来牝系の中でも密やかに継承されているようです。日本の風土に根差して世代交代をして来た牝系の「しぶとさ」を見た思いです。

【中京・新馬(芝1200m)の勝ち馬】

(父)ミルクトーレル 牝 鹿毛 2004.3.11生 三石・山際牧場生産 馬主・宮原廣伸氏 栗東・昆貢厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『ダンスインザダーク×Phone Trick×★Secretariat×◆Nijinsky』
  2. 4代血統構成(父系):『Halo系×Nearctic系×Bold Ruler系×Northern Dancer系』
  3. 5代血統表内のクロス:Nijinsky3×4、Nearctic5×5
  4. 牝系:米国で継承されている16号族 半兄マイネルイェーガー
  5. 母の何番仔?:6番仔(6連産目)

[Notes]中京の芝1200mの新馬戦を勝ち上がりました、ミルクトーレル。馬名の意味は「Milk Toreru」で「ミルクが取れる。子どもじゃないよ」とのことです。なんのこっちゃ(笑)。

ミルクトーレルの牝系は米国で受け継がれている16号族。半兄に中央3勝でスプリングS(GII)3着のマイネルイェーガー(2000.3.21)がいます。また4代母Hopespringseternal(1971)の直仔にサラマンドル賞の勝ち馬で名種牡馬となったMiswaki(1978)が輩出されました。

久しぶりに一気に10頭について書きました。徐々に追いついていけるように頑張ります。

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2006年10月 6日 (金)

「裏そのま☆まにあ」さんにゲスト出演しました。

競馬ポッドキャスト界の大御所である「裏そのま☆まにあ」さんの秋の特別企画に、なぜかワタクシが任命されまして、ゲスト出演させて頂いております(笑)。

緊張しましたけれど、嬉しかったですね。大御所とお話できましたから。他に競馬ポッドキャストをなされている皆様、ゴメンなさい。

ではでは♪

秋の特別企画1☆「オオハシの競馬者」のオオハシさんがゲストです。

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2006年10月 5日 (木)

「毎日王冠(GII)」と聞くと、エイシンプレストン(1997.4.9)を思う。

久しぶりに「『~~』と聞くと、◎◎を思う」シリーズです。

という訳で、2001年の毎日王冠を1分45秒3というレース史上3番目に速い好タイムで制したこともあるエイシンプレストン。しかし、2年後の2003年の毎日王冠出走前、所属していた北橋修二厩舎の中山調教助手が、「開幕週の馬場だと時計面での課題があるからね」とおっしゃっていました。2003年時の出走前、芝1800mの持ち時計は出走メンバーの中で1番だったのに。せ、切ない(苦笑)。

そんなエイシンプレストンの毎日王冠における成績は、2001年の4歳時は上述のとおり1着、2002年の5歳時は中山の代替開催を3番人気2着となり走破時計が1分46秒4、そして2003年の6歳時は3番人気3着となり走破時計が1分46秒2。

いずれも十二分に速い時計。それでも時計勝負では見劣るって、オープン馬は大変ですね。

ではでは♪

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2006年10月 3日 (火)

#020 深夜に自宅のダイニングで「勝てる!!勝てる!!勝てる!!」「あー、でも、でも#$%&」「彼でも勝てんのか」と叫ぶ。

中島理論コラムのポッドキャスト小編集・第20回(サイズ:372.0KB、再生時間:約47秒、ビットレート:64kbps)。

変わらず、ただICレコーダーを持ちながら競馬中継を見ているだけですね。しかし、どこでつぶやいているんでしょうね(笑)。

「ダウンロードは、メンドクサイわ」とおっしゃる方は、いつもどおり、Flashプレイヤーとなりますが、

でお聞きになってください。 再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

第85回凱旋門賞(GI)。

3着ディープインパクト(2002.3.25)。一生懸命に走って3着。彼でも勝てないレース。それが凱旋門賞、それが欧州の最高峰のレース。馬けがれなく、道けわし。思わず球道くん@水島新司先生の名フレーズ「球けがれなく、道けわし」を拝借して改ざんしてしまいましたが(苦笑)、やはり、いまだ道けわし。

けれど、けわしい故に意味があり、けわしい故に価値があり、けわしい故に夢があります。この敗戦を糧に、ディープインパクトと彼を囲む人々が、更なる高みを目指されんことを切に願います。

いまは、ただただ、ひと時の休息を。ディープインパクトと彼の周りを囲む人々、本当にお疲れ様でした。

ではでは♪

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2006年10月 2日 (月)

#019 勤務先の休憩室で「メイショウボーラー、右回り芝レースでは4-2-2-1の成績」「11万円の馬、スゴイな。エライ」とつぶやく。

中島理論コラムのポッドキャスト小編集・第19回(サイズ:297.8KB、再生時間:約38秒、ビットレート:64kbps)。

変わらず、ただICレコーダーを持ちながら競馬中継を見ているだけですね。しかし、どこでつぶやいているんでしょうね(笑)。

「ダウンロードは、メンドクサイわ」とおっしゃる方は、いつもどおり、Flashプレイヤーとなりますが、

でお聞きになってください。 再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△× ◎○▲△×

第40回スプリンターズS(GI)。

1着テイクオーバーターゲット(1999.9.27)。「Takeover Target」という馬名のとおり、狙いすましたかのように、グローバル・スプリント・チャレンジ第6戦目という標的を奪取しました。それは果敢なダッシュから有無を言わさぬ先行逃げ切り勝ちでした。と同時に、彼はグローバル・スプリント・チャレンジのチャンピオンの座を掌中に収めました。

ところで、先週の週半ば、「Takeover Targetは母が死産後の仔」であることを、海外のWebページを渉猟している際に確認したと思っていたのです。しかし、今週の週刊競馬ブックによると「初仔」とあります。果てさて、困ったものです(笑)。Australian Stud Bookが有料ページになる前は、詳細な繁殖成績を簡単に調べられましたが……。ちなみに、Australian Stud BookのWebサイト構築は「Fujitsu Software Solutions」がなされているとのこと。むぅ、やるな富士通さん。あ、ニフティさんのブログやからって、持ち上げなくても良いか(笑)。まま、Takeover Targetの出生時の受胎条件については、月刊優駿の吉沢譲治さんによる記事を待ちましょう。

2着メイショウボーラー(2001.4.16)。ここが狙い目やったんですよね。先週の週刊競馬ブックで「右回り[4-2-2-1]」を確認した時「これは」と思いました。思えば中山の芝コースでは朝日杯FS(GI)で1番人気2着、皐月賞(GI)で6番人気3着、弥生賞(GII)で2番人気2着。また、若年期とはいえ、スプリンターズSまでの戦績では右回りの芝1200m以下のレースでは3戦3勝の負け無しでした。珍しく先に気付いていたのになぁ(笑)。無念。

ちょいと時間が無くなって来ましたので、今日はこんなところで。ではでは♪

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無題。

競馬を見て悔し涙を流したのは初めてかもしれません。

でも、なにはともあれ、元気で無事に走り終えてくれて良かった。

本当にお疲れ様でした、ディープインパクト(2002.3.25)とその周りを囲む人々。

今は、こんなところでご勘弁を。

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2006年10月 1日 (日)

vol.36 第85回凱旋門賞(仏GI)について。

中島理論コラムのポッドキャスト・音声配信版・第36回(サイズ:8.08MB、再生時間:約8分36秒、ビットレート:128kbps)。

音声配信も行う競馬blog、中島理論コラムの裏ページ。昨日に続いてのポッドキャストでございます。早っ(笑)。

よろしければ、↑のリンクからmp3ファイルをダウンロードの後に、mp3形式に対応するソフトウェア(例:Windows Media Playerなど)でお聞きください。

「そんなん、メンドクサイわ」とおっしゃる方は、Flashプレイヤーとなりますが、

でお聞きになってください。 再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。Flashプレイヤー自体にはボリュームは付いておりません。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。

また、iTunes ver6.0等のアグリゲータソフトをお使いのPCにインストールして頂くと、←のサイドバーの「Podfeed」というコンテンツの中にある「RSS Podcastingのバナー」をドラッグ&ドロップして頂くだけで、ポッドキャストの更新をした際、自動的に最新版が配信されて便利です-ソフトのインストール等は自己責任でお願い致します-。

なお、「お前の声なんか聞きたくないわい」という方もいらっしゃるかと思います。 今回は「凱旋門賞におけるディープインパクトの勝利を信じてやみません」とお話しているだけです。

合わせて、今回の音声配信版のBGMには、いつものとおりFTK CREATIVE SYSTEM様のループ素材と共に、

アメイジング・グレイスクラシック名曲サウンドライブラリー様より)」

を使用させて頂いております。クラシック名曲サウンドライブラリーさんのページをご確認頂くと、何故かこの競馬ブログへのリンクがなされています(笑)。相互リンク、ありがとうございます。

何はともあれ、ディープインパクト(2002.3.25)には「Amazing!!」なレースを期待しています。欧州の競馬ファンをホンマにビックリさせたって、ディープインパクト。

ではでは♪

追記。第40回スプリンターズS(GI)はオレハマッテルゼ(2000.1.16)、サイレントウィットネス(1999.10.1) 、シンボリエスケープ(2001.5.13)、メイショウボーラー(2001.4.16)の4頭BOXで敗れ去りました(苦笑)。また後ほど回顧致します。

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