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2006年8月11日 (金)

日曜日の2歳戦の結果(2006/08/06分)。

遅ればせながら日曜日の2歳戦の回顧です。重賞1クラ、新馬戦2クラ、合計3レース。

【函館・第38回函館2歳S(GIII)(芝1200m)の勝ち馬】

(父)ニシノチャーミー 牝 栗毛 2004.3.8生 鵡川・西山牧場生産 馬主・西山茂行氏 栗東・浅見秀一厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『サクラバクシンオー×ニシノエトランゼ×シンザン×タニノムーティエ』
  2. 4代血統構成(父系):『Princely Gift系×Hail to Reason系×Bois Roussel系×Sicambre系』
  3. 5代血統表内のクロス:Turn-to5×5
  4. 牝系:3号族レディアリス系 母ブラッドミッシェル
  5. 母の何番仔?:7番仔(不受胎後)

[Notes]7番人気ながら堂々とした末脚で函館2歳女王に輝きました、ニシノチャーミー。

ニシノチャーミーの最優性先祖は父サクラバクシンオー(1989.4.14)と判断しました。サクラバクシンオーの種牡馬としての代表産駒には高松宮記念(GI)の勝ち馬ショウナンカンプ(1998.3.7)、中山大障害(J・GI)と中山グランドジャンプ(J・GI)を制したブランディス(1997.3.20)、4年連続重賞勝ちを収めているシーイズトウショウ(2000.4.2)、NZT(GII)の勝ち馬エイシンツルギザン(2000.3.10)、京王杯2歳S(GII)の勝ち馬デンシャミチ(2003.4.9)、きさらぎ賞(GIII)と小倉大賞典(GIII)の勝ち馬メジロマイヤー(1999.3.18)、阪急杯(GIII)の勝ち馬ブルーショットガン(1999.5.2)、兵庫チャンピオンシップ(統一GIII)の勝ち馬ロードバクシン(1998.4.6)、兵庫ジュニアグランプリ(統一GIII)の勝ち馬タイセイブレーヴ(2001.3.25)等がいます。

浅見秀一調教師と四位洋文騎手のタッグで、まずは再び2歳女王の座を狙われるのでしょう。ニシノチャーミーは母方にシンザン(1961.4.2)、タニノムーティエ(1967.5.9)が潜入していることもあり、マイル戦でも好勝負できる底力はあると思います。また、母父ニシノエトランゼ(1979.3.20)も泣かせます。ぜひ頑張って。

【新潟・新馬戦(芝1600m)の勝ち馬】

(父)ゴールドアグリ 牡 鹿毛 2004.3.11生 千歳・社台ファーム生産 馬主・スター・ホースメンズクラブ 美浦・戸田博文厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『タニノギムレット×ヘクタープロテクター×★ノーザンテースト×Globemaster』
  2. 4代血統構成(父系):『Roberto系×Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Hyperion系』
  3. 5代血統表内のクロス:Graustark4×5(父方)
  4. 牝系:22号族アンカリア系 近親アワパラゴン、マイティーフォース、ウェルネス
  5. 母の何番仔?:2番仔(2連産目)

[Notes]新潟の新馬戦を制してタニノギムレット(1999.5.4)産駒初のJRA勝ち馬となりました、ゴールドアグリ。

ゴールドアグリの牝系は4代母である愛国産の牝馬アンカリア(1958)を日本の基礎繁殖とする22号族。曾祖母ラドンザ(1966.2.24)の孫アワパラゴン(1991.5.24)は中央11勝で京都大障害・秋(現京都ハイジャンプ、J・GII)、東京障害特別・秋(現東京オータムジャンプ、J・GIII)、阪神障害S・秋(現阪神ジャンプステークス、J・GIII)などを制して1997年のJRA最優秀障害馬に選出されました。同じくラドンザの孫ウェルネス(1985.4.21)は中央4勝で札幌3歳S(現札幌2歳S、GIII)3着、ラドンザの曾孫マイティーフォース(1992.5.4)は中央3勝で京成杯(GIII)、萩S(OP)の勝ち馬です。個人的な思い出で恐縮ですが、マイティーフォースは1年7ヶ月ぶりの出走となった1996年のポートアイランドS(OP)で逃げ粘った2着が印象的です。「さすがに重賞勝ち馬、やるなぁ」と感心しました。なお、牝系について補足しておくと、ゴールドアグリの6代母Neocracy(1944)は英ダービー(現GI)馬Tulyar(1949)、凱旋門賞(現仏GI)馬セントクレスピン(1956)の母としても知られています。

【小倉・新馬戦(ダート1000m)の勝ち馬】

(市)ウルワシノハナ 牝 栗毛 2004.6.2生 三石・平野牧場生産 馬主・華山龍一氏 栗東・柴田光陽厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『キャプテンスティーヴ×サクラテルノオー×バーバー×パーソロン』
  2. 4代血統構成(父系):『Damascus系×ノーザンテースト系×Princely Gift系×My Babu系』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×4
  4. 牝系:22号族種道系 母マジックガール、近親カネユタカオー、キタサンチャンネル、キタサンヒボタン
  5. 母の何番仔?:4番仔(4連産目)

[Notes]小倉の新馬戦で4馬身差勝ちを収めました、ウルワシノハナ。母父サクラテルノオー(1982.4.22)が泣かせます。タヤスダビンチ(1993.4.22)の父、あるいはダイナアクトレス(1983.5.4)の全兄とも言いますね。

ウルワシノハナの牝系は御料の22号族種道(1922)系。母マジックガール(1992.3.19)は地方14勝と活躍しました。また、曾祖母タケユタカ(1971.6.6)が不受胎後の仔カネユタカオー(1988.3.16)は地方18勝でとちぎダービー、しもつけさつき賞、しもつけ菊花賞、とちぎ大賞典、宇都宮記念などを制した宇都宮3冠馬。カネユタカオーは1995年8月17日に残念ながら交通事故で亡くなるという痛ましい事件がありました。その事件を受けて、宇都宮競馬では3冠馬カネユタカオーの功績を称え「カネユタカオー記念」を創設しました。が、そんな宇都宮競馬も、いまはもう行われていません……。さて、タケユタカの曾孫キタサンテイオー(1990.4.8)は地方5勝、中央1勝で全日本3歳優駿(現全日本2歳優駿、統一GI)の勝ち馬、同じく曾孫キタサンチャンネル(1998.2.27)は中央4勝でNZT(GII)、米子S(OP)の勝ち馬、同じく曾孫キタサンヒボタン(1999.3.13)は中央5勝でファンタジーS(GIII)、すずらん賞(OP)の勝ち馬、同じく曾孫キタサンフドー(1994.3.9)は中央3勝で小倉3歳S(現小倉2歳S、GIII)2着、デイリー杯3歳S(現デイリー杯2歳S、GII)3着があります。なお、いま述べたキタサンの4頭はいずれも母キタサンクイン(1984.4.19)の仔となる半兄弟たちです。キタサンクインは、相手となる種牡馬が変わっても、その確かな資質を伝えた名繁殖牝馬ですね。

晩ご飯を食べてからうたた寝をしてしまい、眠れなくなった為、深夜の更新作業となりました(笑)。ではでは♪

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