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2006年7月29日 (土)

土曜日の2歳戦の結果(2006/07/29分)。

土曜日の2歳戦の回顧です。新馬戦のみ3クラ。

【新潟・新馬戦(芝1200m)の勝ち馬】

ニシノカムシン 牝 鹿毛 2004.3.7生 鵡川・西山牧場生産 馬主・西山茂行氏 美浦・相沢郁厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『Mark of Esteem×★Sadler's Wells×アーティアス×Welsh Pageant』
  2. 4代血統構成(父系):『Mill Reef系×Northern Dancer系×Round Table系×Owen Tudor系』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×3、Round Table5×4 
  4. 牝系:英愛で継承されている2号族 近親Salsabil、Marju、Flame of Tara
  5. 母の何番仔?:8番仔以降の仔(4連産目以降)

[Notes]新潟の新馬戦を勝ち上がりました、ニシノカムシン。ハロースピード(2004.4.19)を擁する相沢郁厩舎に、また1頭楽しみな牝馬が現れました。なお、「カムシン(Khamsin)」とは「サハラ砂漠に吹く熱風」とのことです。

ニシノカムシンの牝系は英愛で受け継がれている2号族。曾祖母Welsh Flame(1973)の仔Flame of Tara(1980)は英愛8勝でコロネーションS(当時英GII、現英GI)、プリティポリーS(当時英GII、現英GI)、アザシS(愛GIII)の勝ち馬。Flame of Taraの仔Salsabil(1987.1.18)は英愛仏7勝で愛ダービー(GI)、英オークス(GI)、英1000ギニー(GI)、ヴェルメイユ賞(仏GI)、マルセルブサック賞(仏GI)とGI5勝の名牝、同じく仔Marju(1988.3.12)は英3勝でセントジェイムズパレスS(GI)、クレイヴンS(GIII)と重賞2勝で英ダービー(GI)2着があります。なお、ニシノカムシンの祖母Samya's Flame(1985)はFlame of Taraの全妹です。故にSadler's Wells(1981.4.11)を父に持つ母ラニーンアルワタール(1990.3.12)は、Salsabilと従姉妹どうしでまったく同じ配合となっています。共にRoberto(1969)を父に持つブライアンズタイム(1985.5.28)とサンシャインフォーエヴァー(1985.3.14)のパターンと同じですね。

【新潟・新馬戦(芝1400m)の勝ち馬】

(父)ジャックレイホウ 牡 鹿毛 2004.3.15生 門別・古川優氏生産 馬主・(株)千早クラブ 美浦・伊藤正徳厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『アドマイヤベガ×Gulch×Vice Regent×Tambourine』
  2. 4代血統構成(父系):『Halo系×Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Princequillo系』
  3. 5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×4
  4. 牝系:北米で継承されている3号族 祖母Lady Ice、伯母Surging
  5. 母の何番仔?:8番仔以降の仔(8連産目以降)

[Notes]新潟の新馬戦を繰り上がりで1着となりました、ジャックレイホウ。「レイホウ」は「霊峰」ですね。なお、確認して改めて知ったのですが、馬主の(株)千早クラブの前代表は、横山光照氏となっていました。つまりは、私たちもよく知っている漫画家の故・横山光輝氏だったんですね。

ジャックレイホウの牝系は北米で受け継がれている3号族。祖母Lady Ice(1980)は北米5勝でヴィクトリアナS、ラプレヴォイアンテSと加国のステークスで2勝を挙げています。伯母Surging(1986)は北米5勝でカムリーS(米GII)を勝ち、GIII2着1回、GII3着2回がある活躍馬です。また、4代母Allegro(1960)の仔Dance in Time(1974)は北米7勝でブリーダーズS、プリンスオブウェールズSと加国で2冠を制しています。

【小倉・新馬戦(芝1800m)の勝ち馬】

(市)シゲルシュクラン 牡 鹿毛 2004.3.25生 様似・ホウセイ牧場生産 馬主・森中蕃氏 栗東・沖芳夫厩舎

  1. 4代血統構成(各父):『コマンダーインチーフ×ブレイヴェストローマン×ピットカーン×ヴェンチア』
  2. 4代血統構成(父系):『Lyphard系×Never Bend系×Fairway系×Relic系』
  3. 5代血統表内のクロス:なし
  4. 牝系:3号族ローズイミス系 近親キャノンゼット
  5. 母の何番仔?:9番仔(9連産目)

[Notes]小倉の新馬戦を勝ち上がりました、シゲルシュクラン。「シュクラン(Shukran)」とはアラビア語で「ありがとう」という意味だそうです。

シゲルシュクランの牝系は5代母である英国産の牝馬ローズイミス(1958)を日本の基礎繁殖とする3号族。曾祖母ローズイベンチャー(1976.3.13)の仔キャノンゼット(1980.4.3)は中央6勝で金鯱賞(当時GIII、現GII)を勝ち福島記念(GIII)2着があります。

なお、シゲルシュクランは昨年8月のサマーセールに出された際には「トランプ王」という名前でセリ名簿に載っていたようです。良いね、マダムトランプ(1990.3.29)の仔。

ではでは♪

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