2006年春GI、活躍するフジキセキ(1992.4.15)牡駒の共通点。
いや、たいそうに書いていますけれど、皆様気付かれているはずです(笑)。
だいたい、「空胎後に名馬あり」というテーマでずっと書いてきて、2006年春GIで3着までに入ったフジキセキ牡駒を再三紹介していますしね。
カネヒキリ(2002.2.26)、ドリームパスポート(2003.3.14)、ファイングレイン(2003.3.7)、キンシャサノキセキ(2003.9.24)。2006年春のGIで3着までに入ったフジキセキ牡駒4頭の共通点。まずは皆「母が前年産駒なし後の仔」ということですね。カネヒキリ、ドリームパスポート、ファイングレインは母の初仔、キンシャサノキセキは母が双子流産後の仔です。
あと、この4頭に共通するもう1点、それは「5代血統表内に牡馬のクロスを持っていない」ということです。カネヒキリ、ドリームパスポート、キンシャサノキセキは5代アウトクロス馬、ファイングレインはMilan Mill(1962)5×4の牝馬クロスを持つのみです。また、中島理論的にはファイングレインの祖母Mill Line(1985)は、Milan Millの仔であるMill Reef(1968.2.23)が満16歳時の0遺伝馬です。
と、この2つのネタ振りをしておいて、安田記念(GI)に出走予定のフジキセキ牡駒を確認した訳ですよ。フジサイレンス(2000.4.16)。はは、母が不受胎後の3番仔で、5代アウトクロス馬なんですよね(笑)。府中マイル戦では、今年の東京新聞杯(GIII)でオレハマッテルゼ(2000.1.16)をクビ差退けています。また、遠く5代母ノマディック(1945)からの別分枝には、府中のダートマイル、フェブラリーS(GI)でGIを制したシンコウウインディ(1993.4.14)が出ています。
『穴男』江田照男騎手と合わせて、穴馬候補!?
ではでは♪
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