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2006年4月24日 (月)

改めて思う在来牝系の底力。

今年のクラシック初戦やクラシックのプレップレース(←合田さん風)の結果を見るにつけ、「やはり在来牝系の底力は侮りがたし」という思いを強くしました。

第66回桜花賞(GI)を制したキストゥヘヴン(2003.4.25)は、2号族カナデアンガール(1923)系で、名繁殖牝馬スイーブ(1968.2.23)の孫。

第66回皐月賞(GI)を制したメイショウサムソン(2003.3.7)は、3号族フロリースカップ(1904)系で、名牝ガーネット(1955.3.15)の玄孫。

また、昨日のフローラS(GII)でも、1着ヤマトマリオン(2003.3.23)は4号族ソネラ(1919)系、2着ブロンコーネ(2003.3.27)は12号族ビューチフルドリーマー(1903)系で、ビクトリアクラウン(1979.3.28)の孫。

混戦を制する底力は、父方ではなく、やはり母方から受け継がれて来るものなのでしょうね。

半世紀を越えて日本に滞在する在来牝系をボトムラインに持つ馬が、クラシック初戦である桜花賞と皐月賞を共に制したのは、1997年以来9年ぶりとなります。

その1997年は牡牝共に、結局は在来牝系を持つ馬ばかりが勝ち、また連対を果たした年でした。 すこし、いえ、だいぶん懐かしくなった、9年前のクラシックレースおよび準クラシックの勝ち馬と2着馬の牝系をたどると、

1997年クラシックおよび準クラシックの連対馬
レース名 1着馬(生年月日) 牝系(F.No) 2着馬(生年月日) 牝系(F.No)
桜花賞(GI) キョウエイマーチ(1994.4.19) シュリリー系(F7) メジロドーベル(1994.5.6) デヴォーニア系(F10)
皐月賞(GI) サニーブライアン(1994.4.23) 星谷系(F1) シルクライトニング(1994.4.15) チップトップ系(F4)
オークス(GI) メジロドーベル(1994.5.6) デヴォーニア系(F10) ナナヨーウイング(1994.5.4) フロリースカップ系(F3)
日本ダービー(GI) サニーブライアン(1994.4.23) 星谷系(F1) シルクジャスティス(1994.3.18) チップトップ系(F4)
秋華賞(GI) メジロドーベル(1994.5.6) デヴォーニア系(F10) キョウエイマーチ(1994.4.19) シュリリー系(F7)
菊花賞(GI) マチカネフクキタル(1994.5.22) フロリースカップ系(F3) ダイワオーシュウ(1994.3.22) セレタ系(F1)

「サンデーサイレンス+外国牝系馬」の産駒が猛威を振るい始めた初期だったにもかかわらず、「非社台系の種牡馬+在来牝系馬」の産駒が目立った年でした。連対馬の牝系は上記のとおりです。下河辺孫一氏が輸入された豪州産の牝馬シュリリー(1925)、社台牧場が輸入されたデヴォーニア(1925)、御料牧場の星谷(1925)、北海道種蓄牧場のチップトップ(1900)、小岩井農場のフロリースカップ、ユートピア牧場のセレタ(1923)。恐るべしは、その底力。

今年2006年は、血の流れが、改めて在来牝系を求めているのでしょうか。呼応するかのように、連動して在来牝系が活躍する年ならば、中島理論使いにとって、嬉しい年ではありますね。

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受信: 2006年4月30日 (日) 02時53分

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