「日経新春杯(GII)」と聞くと、ステイゴールド(1994.3.24)が58.5kgを背負っての快勝を思う。
改めて、「あ、ステイゴールドって、やっぱり強い馬やなぁ」と思ったのが、2001年の日経新春杯でした。競走成績を振り返ると、この日経新春杯は、ステイゴールドが競走に出走した時に最も重かった馬体重436kgを計時したレースでもありました。その小さな馬体で58.5kgを背負っての快勝。その感想が、この段落の最初の文へとつながります。
ステイゴールド、実は2001年は2400m戦を実質「4-0-0-1」(戦績としては「3-0-0-2」)でした。2001年の2400m戦のみをたどると、日経新春杯1着を皮切りとして、ドバイシーマクラシック(現UAEGI、当時GII)1着、京都大賞典(GII)1着失格、ジャパンカップ(GI)4着、香港ヴァーズ(GI)1着と渡り歩きました。根幹距離で良い成績を重ねたのは、本当に強いからです。特にSS産駒が極少となった海外での2戦は、武豊騎手の言葉を借りると、本当に羽が生えているような末脚でした。
愛すべきステイゴールド、種牡馬としても頑張って良い仔を出してほしいものです。
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