« 「ボーノランチ」が「キーボランチ」に見えた。 | トップページ | 「AJC杯(GII)」と聞くと、マグナーテン(1996.4.18)を思う。 »

2006年1月16日 (月)

前週の3歳未勝利戦より(2006/01/14、2006/01/15分)。

3歳戦の回顧で取り上げなかった未勝利戦の勝ち馬から4頭をピックアップしました。完全に私の趣味ですね(笑)。

中山の未勝利戦(ダート1200m)を勝ち上がったのは(外)デュアルプロセッサ(2003.4.5、牡、鹿毛)。美浦・宗像義忠厩舎の所属。その4代血統構成は『Successful Appeal×Clever Trick×Alydar×Tarboosh』で『In Reality系×Nearctic系×Raise a Native系×Black Toney系』の配合です。5代血統表内ではLucky Debonair(1962)5×5(父方)、Native Dancer(1950.3.27)5×5(母方)のクロスがあります。4代血統構成の組み合わせ、Lucky Debonairのクロスともに、なかなかお目にかかれませんね。サスガに薗部博之さんというところでしょうか。デュアルプロセッサの牝系は欧米で受け継がれている2号族。曾祖母Just a Game(1976)は欧米14勝でフラワーボウルH(現フラワーボウル招待S、米GI。当時GII)、マッチメーカーS(米GII)、べレスフォードS(愛GII)など重賞7勝で1980年の米国最優秀芝牝馬です。デュアルプロセッサは母Clever Jocey(1994)が少なくとも4連産目の4番仔以降の仔。

中山の未勝利戦(ダート1800m)を勝ち上がったのはエイダイタカラブネ(2003.5.13、牝、芦毛)。美浦・鈴木康弘厩舎の所属。その4代血統構成は『クロフネ×ホリスキー×カラード×ハードリドン』で『Deputy Minister系×Nijinsky系×ゼダーン系×Pharos系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)5×5のクロスがあります。エイダイタカラブネの牝系は5代母である英国産の牝馬ノースヴィクスン(1954)を日本の基礎繁殖とする16号族。母ユキノサンライズ(1987.4.12)は中央6勝で中山記念(GII)、中山牝馬S(GIII)、フラワーC(GIII)と中山1800m重賞の鬼でした。半姉エイダイクイン(1995.4.15)は中央4勝でクイーンC(GIII)の勝ち馬です。エイダイタカラブネは母が不受胎後の8番仔。ちなみに、母は祖母サリュウジョウ(1979.3.14)が不受胎後の2番仔、半姉は母が双子流産後の2番仔です。

京都の未勝利戦(ダート1800m)を勝ち上がったのはインスパイア(2003.4.2、牡、青鹿毛)。栗東・安田隆行厩舎の所属。その4代血統構成は『スキャターザゴールド×マルゼンスキー×ダイハード×★チャイナロック』で『Mr.Prospector系×Nijinsky系×Never Say Die系×Hyperion系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×4、Nasrullah(1940.3.2)5×5のクロスがあります。インスパイアの牝系は小岩井の4号族プロポンチス(1897)系。半兄メガスターダム(1999.4.2)は中央5勝で中京記念(GIII)、ラジオたんぱ杯2歳S(現ラジオNIKKEI杯2歳S、GIII)を勝ち、菊花賞(GI)3着があります。ニホンピロウイナー(1980.4.27)産駒の異端児、個性派揃いの1999年生まれ世代の中でも輝いていた馬でした。2005年の中京記念は、2着サンライズペガサス(1998.4.15)とともに、屈腱炎を克服した馬のワンツーフィニッシュでしたね。半姉マイネレジーナ(1996.3.10)は中央1勝でクイーンS(GIII)2着、函館3歳S(現函館2歳S、GIII)2着、半兄ラインウイナー(1995.3.7)は中央2勝で全日本3歳優駿(現全日本2歳優駿、統一GI。当時統一GII)3着があります。インスパイアは母フミノスキー(1986.4.3)が2連産目の10番仔。なお、皆様お気付きかと思いますが、インスパイアはメガスターダムと同じ誕生日です。

京都の未勝利戦(ダート1400m)を勝ち上がったのはメイショウダコタ(2003.3.15、牡、鹿毛)。栗東・坂口正大厩舎の所属。その4代血統構成は『メイショウドトウ×Woodman×Slew o'Gold×★Lyphard』で『ラストタイクーン系×Mr.Prospector系×Seattle Slew系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer5×5×5、Raise a Native(1961)5×4、Buckpasser(1963.4.28)4×5(母方)のクロスがあります。メイショウダコタの牝系は欧米で受け継がれている6号族。曾祖母Phydilla(1978)の孫アグネスワールド(1995.4.28)は中央、海外、地方8勝でジュライC(英GI)、アベイユ・ド・ロンシャン賞(仏GI)、CBC賞(現GIII、当時GII)、全日本3歳優駿、函館3歳Sの勝ち馬。同じく孫ヒシアケボノ(1992.2.27)は中央6勝でスプリンターズS(GI)、スワンS(GII)の勝ち馬。メイショウダコタは母シンメイジョイ(1998.1.22)の初仔メイショウドトウ(1996.3.25)の仔、中央2頭目の勝ち馬となりました。

以上でございまーす。

|

« 「ボーノランチ」が「キーボランチ」に見えた。 | トップページ | 「AJC杯(GII)」と聞くと、マグナーテン(1996.4.18)を思う。 »

競馬(回顧)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/112781/8191784

この記事へのトラックバック一覧です: 前週の3歳未勝利戦より(2006/01/14、2006/01/15分)。:

« 「ボーノランチ」が「キーボランチ」に見えた。 | トップページ | 「AJC杯(GII)」と聞くと、マグナーテン(1996.4.18)を思う。 »