« 日曜日の2歳戦の結果(2005/12/25分)-其の弐-。 | トップページ | 新年初打ち。 »

2006年1月 7日 (土)

土曜日の3歳戦の結果(2006/01/07分)。

土曜日の3歳戦の回顧です。500万特別1クラ、500万平場戦1クラ、新馬戦3クラ。

中山の呉竹賞(芝1200m)を制したのは[地]アヤパン(2003.3.16、牝、鹿毛)。大井・月岡健二厩舎の所属。その4代血統構成は『★ブラックホーク×ブライアンズタイム×マルゼンスキー×Hasty Flyer』で『Nureyev系×Roberto系×Nijinsky系×Princequillo系』の配合です。5代血統表内ではRoberto(1969)4×3、Northern Dancer(1961.5.27)3×5のクロスがあります。アヤパンの牝系は米国で受け継がれている4号族。曾祖母カミカゼリック(1982.3.17)は米7勝でガゼルH(GI)、レアパフュームS(GIII)の勝ち馬です。アヤパンは母インザムード(1997.4.27)が2連産目の2番仔。なお、気になる馬名の由来ですが、確認したところ「知人の愛称から」ということでした。

京都の500万平場戦(ダート1800m)を制したのはマルブツリード(2003.3.1)。以下に2005年11月20日に未勝利戦を勝ち上がった際のコメントを再掲しておきます。

<再掲分>京都の未勝利戦(ダート1800m)を勝ち上がったのは(市)マルブツリード(2003.3.1、牡、栗毛)。栗東・大根田裕之厩舎の所属。その4代血統構成は『アフリート×★Sadler's Wells×Vaguely Noble×★Lyphard』で『Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Aureole系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではNative Dancer4×5、Northern Dancer3×5(母方)、Nearco(1935.1.24)5×5(母方)のクロスがあります。マルブツリードの牝系は欧米で受け継がれている1号族。曾祖母サング(1978.3.30)は仏米13勝でイエローリボン招待H(米GI)、メイトリアークS(米GI)、ヴァニティH(米GI)等を制した名牝です。サングの孫にトキオパーフェクト(1995.5.20)。同馬は中央7勝の後、岩手へ転出し現在も現役です。中央時代は中日スポーツ賞4歳S(現ファルコンS、GIII)、クリスタルC(GIII)を制しました。他にも60kgを背負って制した銀嶺S(OP)、ペリエ騎手に「フランスに連れて帰りたい」と言わさしめた淀短距離S(OP)勝ち等もあります。マルブツリードは母シェーラザード(1998.4.26)の初仔

中山の新馬戦(ダート1200m)を勝ち上がったのは(外)ミルククラウン(2003.4.28、牝、栗毛)。美浦・加藤征弘厩舎の所属。その4代血統構成は『Mr.Greeley×Sky Classic×Halo×Hold Your Peace』で『Mr.Prospector系×Nijinsky系×Hail to Reason系×Prince John系』の配合です。5代血統表内ではBold Ruler(1954.4.6)5×4(父方)、Native Dancer(1950.3.27)5×5(父方)のクロスがあります。ミルククラウンの牝系は欧米で受け継がれている17号族。4代母Mlle. Liebe(1972)から北米のステークスウイナーが生まれているようですが、結構地味に世代交代がなされているようです。

中山の新馬戦(芝2000m)を勝ち上がったのはブラックランナー(2003.4.11、牡、黒鹿毛)。美浦・尾形充弘厩舎の所属。その4代血統構成は『クロフネ×サンデーサイレンス×ミスターシービー×ファバージ』で『Deputy Minister系×Halo系×Princely Gift系×Princely Gift系』の配合です。5代血統表内ではクロスはありません。ブラックランナーの牝系は小岩井の12号族ビューチフルドリーマー(1903)系。曾祖母ビクトリアクラウン(1979.3.28)は中央6勝でエリザベス女王杯(現GI)、クイーンC(現GIII)、クイーンS(現GIII)、新潟3歳S(現新潟2歳S、GIII)、3歳牝馬S(現フェアリーS、GIII)と重賞5勝の名牝です。ブラックランナーは母ビクトリアスズラン(1997.5.26)が2連産目の2番仔。

阪神の新馬戦(ダート1400m)を勝ち上がったのはユウアイラ(2003.5.5、牝、栗毛)。栗東・鮫島一歩厩舎の所属。その4代血統構成は『フォーティナイナー×Devil's Bag×Nijinsky×◆Raise a Native』で『Mr.Prospector系×Halo系×Northern Dancer系×Native Dancer系』の配合です。5代血統表内ではRaise a Native(1961)3×4、Nasrullah(1940.3.2)5×5(父方)のクロスがあります。ユウアイラの牝系は欧米で受け継がれている13号族。叔父コロニアルアッフェアー(1990.4.19)は米7勝でベルモントS(GI)、ジョッキークラブ金杯(GI)、ホイットニーH(GI)、エクセルシオH(GII)の勝ち馬です。ベルモントSでの鞍上は女性騎手の嚆矢、ジュリー・クローン騎手。そのベルモントSこそ、女性騎手による初めて米3冠レース勝利でした。ユウアイラは母デヴィルズフラート(1989.3.30)が少なくとも5連産目の8番仔以降の仔と推定。

あと、今日は、未勝利戦を1クラだけ回顧しておきます。

京都の未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がったのは(父)マイネルオレア(2003.5.18、牡、栗毛)。栗東・安藤正敏厩舎の所属。その4代血統構成は『スペシャルウィーク×サッカーボーイ×ダンサーズイメージ×ファバージ』で『Halo系×Fine Top系×Native Dancer系×Princely Gift系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer5×5、ヒンドスタン(1946)5×5、Princely Gift(1951)5×5(母方)のクロスがあります。マイネルオレアの牝系は小岩井の3号族フロリースカップ(1904)系。母マイネオリーブ(1993.4.15)は中央2勝でダリア賞(OP)を勝ち新潟3歳S2着があります。また、祖母タケノアテネ(1987.4.2)の全姉ロングレザー(1981.5.8)は中央4勝でローズS(GII)、トパーズS(OP)を勝ち桜花賞(GI)2着があります。マイネルオレアは母が7連産目の7番仔。この連産に注釈をつけておきますと、母は2002年4月13日にマイネルオレアの全兄となるマイネルスピニッチを産んでおり、父スペシャルウィーク(1995.5.2)が種付けされたのは2002年6月18日頃と推定されます。お産から次の種付けまでに間隔を取って、空胎に準じようとする工夫が見られますね。なお、このマイネルオレアによる勝利により、川島伸二騎手はJRA通産100勝を達成されました。おめでとうございます。

ではでは、以上でございまーす。

|

« 日曜日の2歳戦の結果(2005/12/25分)-其の弐-。 | トップページ | 新年初打ち。 »

競馬(回顧)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。特別にオレアの勝った未勝利戦の回顧してくださってありがとうございます(^^)。種付け日は全然気づきませんでした。ちなみに、1つ下の弟も父スペシャルウィーク(0遺伝)だったりします。

投稿: 鈴木M | 2006年1月 8日 (日) 21時31分

◎鈴木M様
わざわざのコメント、恐れ入ります。

>マイネルオレア
はたと気付けば、彼は父と母ともにフロリースカップ系なんですよね(←遅い)。かたやシラオキ分枝系、こなたサンキスト分枝系。サスガに小岩井牝系というところです。

母マイネオリーブには3年続けてスペシャルウィークが付けられているんですよね。岡田総帥、なんだ言いながらスペシャルウィークが結構お気に入りのようで。やっぱりSSの0交配馬だからかなと、中島理論使いは思ったりしています(笑)。

マイネルオレア、そのルックスからもファンに愛される馬になってほしいと願います。もちろん、応援していきますよー。

ではでは、以上でございまーす。

投稿: かろむわん | 2006年1月 8日 (日) 23時45分

返信ありがとうございます。岡田総帥、最初はかなりスペシャルウィークをサンデーの後継と見込んでバンバンと種付け&産駒購入していたのですが、初年度産駒の不振ですっかり落胆したようで、04年のツアーでは「スペシャルウィークでは失敗した、走らない」と公言していたようです(笑)当然ながら05年産は激減しました。。。それに、総帥はちょっとピントがズレているようで。。。下のリンク先のコメントを読んで、「そんなことに今頃気がついたのか」と、ガク然としてしまいました(笑)

http://www.ruffian.co.jp/04_uma/04284.html

投稿: 鈴木M | 2006年1月10日 (火) 08時27分

◎鈴木M様
どうもどうも。

リンク先、確認しました。確かに「今頃気付いたのか」という感じです(笑)。

岡田総帥は、サイレンススズカがいれば、そちらをバンバン行きたかったはず。まま、その次点となるSS系種牡馬となると、それはスペシャルウィークしかいません。元来、中島理論チックな馬選びをされますしね。

まま、岡田総帥に関連してというと、失敗したと思っていたペンタイアも盛り返しましたし、スペシャルウィークの2年度産駒以降の活躍は言うに及ばずですね(笑)。

種牡馬の交代サイクルがめまぐるしい昨今ですが、せめて3年度、4年度くらいまで見守ってほしいなぁと思います。

乱文失礼しました。以上でございます。

投稿: かろむわん | 2006年1月10日 (火) 20時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/112781/8044700

この記事へのトラックバック一覧です: 土曜日の3歳戦の結果(2006/01/07分)。:

« 日曜日の2歳戦の結果(2005/12/25分)-其の弐-。 | トップページ | 新年初打ち。 »