「フェアリーS(GIII)」と聞くと、サーガノヴェル(1999.3.17)を思う。
初出走がダート1200mの2歳未勝利戦という裏技を使ったサーガノヴェル。1戦1勝で挑んだフェアリーS。勝ち時計1分7秒8はJRA2歳レコードタイムでした。「うわ、この時期に1分7秒台で走る牝馬がいるとは!!」と驚いたものです。
明けて3歳春。クリスタルC(GIII)をこれまた1分7秒6の快時計勝ち、そしてNZT(GII)を1分32秒1で2着。「末恐ろしい牝馬やな」と思ったものです。
しかし、その後は3歳秋の秋風S(OP)を1分7秒1で制したのみでした。快速牝馬の気持ちは、我々人間には分からないものです。
「早熟」という言葉で片付けたくない、2歳時から3歳春までの速さ。どうか、連綿と子孫に伝わりますように。
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