合掌。
netkeiba.comの記事によると、ダンツフレーム(1998.4.19)、8月30日に肺炎で死亡したという事。
2歳時から頑張って走って、3歳春のアーリントンC(GIII)で重賞初制覇。以降、皐月賞(GI)2着、日本ダービー(GI)2着、菊花賞(GI)5着。クラシックで常に善戦していました。4歳になっても善戦ぶりは変わらず、安田記念(GI)2着。そして迎えた、宝塚記念(GI)。それまでのうっぷんを晴らすかのように、見事にGI初勝利を収めました。
残念ながら、4歳時の宝塚記念より後はGIレースを勝利できませんでしたが、5歳春の天皇賞・春(GI)では5着に食い込み、その次走の新潟大賞典(GIII)では格の違いを見せつけて重賞3勝目を挙げました。
普通は、これだけの成績を残した馬であれば、種牡馬として供用されるはずです。しかし、ダンツフレームは荒尾競馬、浦和競馬と渡り歩き、最後は乗馬として供用されました。
「サラブレッドは経済動物」ということは重々承知しています。けれど、自国のGI馬を一度も種牡馬として供用できないこの日本という国は、いったい何のために種牡馬選定レース、GIレースを行っているのだろうかと思ってしまいました。
今はただ、ダンツフレームに合掌。
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