« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »

2005年9月

2005年9月30日 (金)

ご報告。

本日の接待と明日の休日出勤により、スプリンターズS(GI)の馬柱は土曜日の深夜以降になる予定です。悪しからずご了承くださいませ。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年9月29日 (木)

道頓堀まで徒歩10分の所に住む者より。

テレビ中継で阪神ベンチに座る野口寿浩捕手を見て、「あー、やっぱり顔が『ニャンコ藤本』に似ているなぁ」と思った、かろむわんでございます。

という訳で、阪神タイガースの2年ぶり5度目のセ・リーグ優勝おめでとうございます。

#追記。ニャンコ藤本とは、南海(現福岡ソフトバンク)~阪神~西武を渡り歩いた藤本修二元投手。南海時代、キャンプで猫に手を噛まれた所から「ニャンコ」の愛称が付けられました。巷間では、清原和博選手の「初打数初ホームラン」の対戦投手として、知られています(そのハズ)。調べた所によると、現在では裏方として阪神タイガースを支えられているとの事。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月28日 (水)

「シリウスS(GIII)」と聞くと、マコトライデン(1994.5.18)を思う。

シリウスって、冬の大三角の一角ですよね。って、そんな事を言い出したら、プロキオンS(GIII)やベテルギウスS(OP)も季節はずれになってしまいますか。改めて見ると、ベテルギウスSだけオープン特別ですね。仲間はずれみたいで、ちょっとかわいそう。

マコトライデン。タマモクロス(1984.5.23)の仔、黒鹿毛、黄色いメンコ、福永祐一騎手。阪神のダート1400mが得意な仔でした。彼が勝った時は、まだシリウスSが12月の阪神開催に行われていましたね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月27日 (火)

「立てばシャクヤク(1988.2.23)、座ればボタン(1955.5.18)、

歩く姿はユリ・ゲラー(1946.12.20)(→公式サイトは英文の為、Wikipediaにおけるユリ・ゲラーのページのリンクも貼っておきます)」。母方の祖母の特技はスプーン曲げのかろむわんです(高橋克実さん風)。

という訳で、おばあさま、お誕生日おめでとうございます。私と干支が4まわり違いの巳年。ええ、実は48歳の時の孫なんですよ、私。

#追記。ちなみに、シャクヤクは9月11日の未勝利戦を勝ち上がったシルクラズベリー(2003.2.28)のお母さんです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「スプリンターズS(GI)」と聞くと、ダイタクヘリオス(1987.4.10)&ダイタクヤマト(1994.3.13)父仔を思う。

えー、なりゆきで「SMAバリ3カーニバル」というライヴイベントの大阪公演初日に出掛けたかろむわんでございます。いわゆるコネクションにより、チケット代、タダでしたわ(笑)。SMA(SONY MUSIC ARTISTS INC.の略)に所属されているアーティスト5組によるイベントでした。大阪公演初日のトリを務められたのはPuffyのおふたり。おふたりとも、やっぱりTVで拝見するより小さいし細ーい。「白のパ~ンダをどれでも全部並べ~て~♪」おふたりの歌に併せて、スーツ姿で腕を組み、微動だにせず口ずさんでいただけなのは、何を隠そう私です(笑)。『アジアの純真』。改めて、作詞者の井上陽水さんはスゴイなぁと思ってしまいました。と言っていたら、作曲者の奥田民生さんが大阪公演2日目に出演されます。こちらも、おそらくはトリを務められるのでしょう。

まま、そんな訳で、9月26日分の更新が携帯電話からの投稿の練習になってしまいました。どうも、すみませんでした。

*** *** *** *** *** *** *** *** *** 

さてさて、今度の日曜日はついに秋のJRAGI第1弾、スプリンターズS。香港馬2頭も参戦し、楽しみなレースとなりました。

で、スプリンターズSと聞くと、私が思い出すのはダイタク父仔ですわ。お父さんが勝てなかったレースを息子が勝つ。ドラマですやん。かたや、父ヘリオス。4歳、5歳時はマイル~中距離で活躍していましたから、5歳時のスプリンターズSはすでに距離不足でしたね。地味に差を詰めての4着、歯を剥いて、笑いながら差し込んで来ました。こなた、息子ヤマト。6歳秋、16頭立て16番人気での勝利。母方の実家でレースを見ていた私は、ヤマトが1着でゴールした瞬間、思わずバンザイをしてしまいました(苦笑)。1回目のスプリンターズSを迎えるまでの中山芝1200mの成績は[2-0-0-0]。コース適正が盲点となっていました。その地力が本物である事は、後のスワンS(GII)、阪急杯(GIII)での完勝ぶりが示していますね。斤量59kgを背負って重賞を勝てるのは、まぎれもない実力。

この父仔の共通点。皆様、2点は私と同じように気付かれますよね。まず、1点目。それは共にJRA10勝を挙げている事。これは大したものです。コツコツと勝利を重ねて、高齢までその能力に減退が見られないのは、まさにTourbillon(1928)系Luthier(1965)分枝の真骨頂という感じです。そして、2点目。地味な血統なのに優男(笑)。まま、短距離戦は恋の電撃戦ですからね。父はダイイチルビー(1987.4.15)、息子はメジロダーリング(1996.5.28)。現役時代には逢瀬を重ねましたが、繁殖入り後は、残念ながら成就には至っていません。

#メジロダーリングにはサクラバクシンオー(1989.4.14)が付けられている模様(→2005.3.10生の牝駒の父)。これはこれで、ものすごく速い馬になりそうですが(苦笑)。短距離馬を付けるのであれば、ヤマトもダーリングの花婿候補にどうでしょうか、メジロさん。無理かなぁ……。

果たして、今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。秋のGI開幕戦、日曜日まで待ち切れませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月26日 (月)

携帯電話から。

投稿してみる練習。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月25日 (日)

日曜日の重賞の結果(2005/09/25分)。

第53回神戸新聞杯(GII)。

1着ディープインパクト(2002.3.25)。つ、強えぇぇぇ。3~4角の進出する時の脚色、そして直線。1頭ケタ違い。もはや、他陣営のなす術なし。すでに「走り生ける伝説」ですわ。恐れ入り谷の鬼子母神。もう、3冠でも、4冠でも、なんでもやって。

2着シックスセンス(2002.3.5)。ディープインパクトがいなければ、今回のメンバーでは日本ダービー(GI)、皐月賞(GI)共に最先着馬が彼でした。なのに単勝5番人気とは馬鹿にされましたね。上村洋行騎手と一緒に必死に頑張りましたが、相手が悪すぎます。ひとつ勝ちたければ、別路線に進むしかないです。

3着ローゼンクロイツ(2002.4.6)。プラス12kigの馬体重で出走して3着。例年ならば「次の本番では逆転も」と思えるのですが……。切ないですね。

第51回オールカマー(GII)。

1着ホオキパウェーブ(2001.3.16)。ひと叩きして、昨年のセントライト記念(GII)2着のコースで復活しました。やっとこさの重賞初勝利でしたが、岡部幸雄元騎手をして「カーネギーの代表産駒になれる」と言わしめた素質馬。これからも頑張ってほしいものです。

結局は東西で「金子真人オーナー&ノーザンファーム生産」馬が制した、日曜日の重賞の結果でした。今日はこれだけでご勘弁を。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日曜日の2歳戦の結果(2005/09/25分)。

日曜日の新馬戦の結果です。新馬戦2クラ、未勝利戦4クラの計6レース。

中山の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのはプレシャスドロップ(2003.3.26、牝、栗毛)。美浦・平井雄二厩舎の所属。その4代血統構成は『フレンチデピュティ×ヤマニンスキー×サクラユタカオー×ノーザンテースト』で『Deputy Minister系×Nijinsky系×Princely Gift系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)4×4×5のクロスがあります。プレシャスドロップの牝系は4号族スカーレットインク(1971.5.5)系。3代母スカーレットブルー(1982.5.1)の仔に桜花賞(GI)2着のブリーリッジリバー(1999.4.21)がいます。プレシャスドロップは母ザラストドロップ(1995.5.10)が流産後の初仔

阪神の新馬戦(ダート1200m)を勝ち上がったのはビヨンドザムーン(2003.3.30、牡、栗毛)。栗東・佐々木晶三厩舎の所属。その4代血統構成は『★デザートキング×Woodman×Briartic×Winisteo』で『Danzig系×Mr.Prospector系×Nearcitic系×Fair Play系』の配合です。5代血統表内ではNearctic(1954.2.11)5×5×4、Northen Dancer4×4、Buckpasser(1963.4.28)5×4のクロス、Natalma(1957)5×4の牝馬クロスがあります。ビヨンドザムーンの牝系は北米で受け継がれている4号族。3代母Reasonable Win(1972)は北米20勝を挙げ、1977年の加国最優秀ハンデキャップ古馬牝馬。ビヨンドザムーンは母ウッディークー(1995.3.12)が空胎後の3番仔。

札幌の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)(市)ダンツファルコン(2003.5.1、牝、鹿毛)。栗東・山内研二厩舎の所属。その4代血統構成は『アドマイヤベガ×Relaunch×Plugged Nickle×Vaguely Noble』で『Halo系×Intent系×Ribot系×Hyperion系』の配合です。5代血統表内にはクロスはありません。ダンツファルコンの牝系は米国で受け継がれている13号族。3代母Dahlia(1970.3.25)は英米仏愛加で15勝。その主な勝ち鞍は、"キング・ジョージ"(英GI)連覇、ベンソン&ヘッジスGC(英GI)連覇、愛オークス(GI)、ワシントンDCインターナショナル(米GI)、サンクルー大賞(仏GI)、マンノウォーS(米GI)、ハリウッド招待H(米GI)、サンタラリ賞(仏GI)。恐るべしはDahlia、GI10勝の世紀の名牝。さらにDahliaの直仔にディカードレム(1979.3.28)、ダハール(1981.5.7)、リヴリア(1982.4.20)の輸入種牡馬兄弟、サンファンカピストラーノ招待H(米GI)の勝ち馬Delegant(1984)、フラワーボウル招待H(米GI)の勝ち馬Dahlia's Dreamer(1989)がいます。ダンツファルコンは母グレイミスチーフ(1988.2.26)が3連産目の8番仔。

中山の未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がったのは(父)ロトブルースター(2003.4.30、牡、鹿毛)。美浦・成島英春厩舎の所属。その4代血統構成は『サクラローレル×マルゼンスキー×シンザン×モバリッズ』で『Blushing Groom系×Nijinsky系×Bois Roussel系×Owen Tudor系』の配合です。5代血統表内にクロスはありません。ロトブルースターの牝系は3号族シザラ(1955)系。4代母バンブーシザラ(1969.3.21)の仔に日本ダービー(現GI)馬にして名種牡馬のバンブーアトラス(1979.4.27)がいます。ロトブルースターは母シンカンメグミ(1996.3.6)が3連産目の3番仔。

阪神の未勝利戦(ダート1400m)を勝ち上がったのは(市)コクシムソウ(2003.4.28、牡、栗毛)。栗東・松元茂樹厩舎の所属。その4代血統構成は『★キンググローリアス×オグリキャップ×イエローゴッド×コダマ』で『Mr.Prospector系×Native Dancer系×Red God系×Prince Chevalier系』の配合です。5代血統表内ではNative Dancer(1950.3.27)5×4、Tom Fool(1949.3.31)5×5のクロスがあります。コクシムソウの牝系は4号族ソネラ(1919)系。伯父ボディーガード(1991.4.4)はJRA3勝を挙げ、デイリー杯3歳S(現デイリー杯2歳S、GII)、阪急杯(GIII)の勝ち馬。淀芝1400mで強かった印象があります。コクシムソウは母クルジェアムール(1992.3.27)が3連産目の6番仔。

阪神の未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がったのは(市)フサイチリシャール(2003.4.6、牡、芦毛)。栗東・松田国英厩舎の所属。その4代血統構成は『クロフネ×サンデーサイレンス×Mr.Prospector×Francis S.』で『Deputy Minister系×Halo系×Raise a Native系×Royal Charger系』の配合です。5代血統表内ではRaise a Native(1961)4×5(母方)のクロスがあります。フサイチリシャールの牝系は米国で受け継がれている20号族。母フサイチエアデール(1996.3.26)はJRA5勝を挙げ、4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー、GII)、シンザン記念(GIII)、ダービー卿CT(GIII)、マーメイドS(GIII)と重賞4勝の名牝です。半姉ライラプス(2002.2.19)はJRA現役でクイーンC(GIII)の勝ち馬です。フサイチリシャールは母が2連産目の2番仔。フサイチリシャールは「クロフネ(1998.3.31)×フサイチエアデール」という事で、完全にマツクニ厩舎血統ですね。

#余談。フサイチリシャールが勝った未勝利戦の3着馬キングエンペラー(2003.4.3)。この馬、ボールドエンペラー(1995.4.28)の全弟なんですね。はは、父キンググローリアス(1986.2.6)が0交配となる年回りで、8年周期にて全弟を作るとは、中島理論チックでよろしいですね。しかも、キングエンペラーは母シュペリーヌ(1987.4.18)が2年連続不受胎後の仔です(母の9番仔)。3戦して[0-2-1-0]と勝ち切れませんが、注目したい2歳馬です。

重賞回顧はまた後ほど。ではでは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

土曜日の2歳戦の結果(2005/09/24分)。

土曜日の2歳戦の結果です。新馬戦2クラ、未勝利戦4クラの計6レース。

中山の新馬戦(芝1800m)を勝ち上がったのはコマンダーシップ(2003.3.29、牡、鹿毛)。美浦・伊藤正徳厩舎の所属。その4代血統構成は『コマンダーインチーフ×★Deputy Minister×Stage Door Johnny×Olden Times』で『Lyphard系×Northern Dancer系×Princequillo系×Relic系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(19615.27)4×4のクロスがあります。コマンダーシップの牝系は欧米で受け継がれている9号族。祖母Stardusk(1984)は5勝を挙げロングアイランドH(米GII)の勝ち馬です。コマンダーシップは母フサイチエイブル(1996.5.2)が3連産目の3番仔。配合面では母父Deputy Minister(1979.5.17)の0交配が効いているなぁ。母方にPrincequillo系、Relic系という累代がなされているのもグッド。やっぱり、新馬戦を勝つ馬にはそれなりの理由がありますね。

阪神の新馬戦(芝1400m)を勝ち上がったのは(父)ラッキーリップス(2003.5.6、牡、黒鹿毛)。栗東・石坂正厩舎の所属。その4代血統構成は『スペシャルウィーク×リファーズウィッシュ×パーソロン×シーホーク』で『Halo系×Lyphard系×My Babu系×Herbager系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer5×4のクロスがあります。ラッキーリップスの牝系は米国産の牝馬ネイティヴフリング(1961.3.12)を日本の基礎繁殖とする3号族。伯父カシマドリーム(1993.3.3)はJRA2勝を挙げ、京都新聞杯(GII)2着、青葉賞(現GII、当時GIII)2着、ラジオたんぱ賞(GIII)2着があります。ラッキーリップスは母ウィッシュバンダム(1995.2.23)の初仔。母方の世代交代のシブさに加え、活力のある初仔というところが、能力の後ろ盾となっているのでしょう。

札幌の未勝利戦(芝1500m)を勝ち上がったのはスーパーホーネット(2003.3.20、牡、鹿毛)。栗東・矢作芳人厩舎の所属。その4代血統構成は『ロドリゴデトリアーノ×エルセニョール×Elocutionist×◆Nearctic』で『Northern Dancer系×Exclusive Native系×Gallant Man系×Nearco系』の配合です。5代血統表内ではNearctic(1954.2.11)4×4のクロスがあります。スーパーホーネットの牝系は北米で受け継がれている8号族。4代母Flaring Top(1947)の孫にNijinsky(1967.2.21)、曾孫にThe Minstrel(1974)が出ています。スーパーホーネットは母ユウサンポリッシュ(1997.5.25)が2連産目の2番仔。

中山の未勝利戦(ダート1800m)を勝ち上がったのはケイアイテイメント(2003.3.12、牡、栗毛)。美浦・秋山雅一厩舎の所属。その4代血統構成は『アフリート×Nureyev×Blushing Groom×Hoist the Flag』で『Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Red God系×Ribot系』の配合です。5代血統表内ではNative Dancer(1950.3.27)4×5、Nasrullah(1940.3.2)5×5、Princequillo(1940)5×5のクロスがあります。ケイアイテイメントの牝系は欧米で受け継がれている5号族。全兄ケイアイミリオン(1998.5.28)はJRA5勝を挙げ、現在では南関東で頑張っています。遠く遡れば、マルゼンスキー(1974.5.19)、ナリタキングオー(1992.3.18)、マイネルモルゲン(2000.5.26)等も同牝系です。ケイアイテイメントは母トーダンサー(1990.4.7)が不受胎および流産後の7番仔。

中山の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはケイアイデジタル(2003.3.27、牡、鹿毛)。美浦・境征勝厩舎の所属。その4代血統構成は『★ブラックホーク×Dayjur×★Vice Regent×ミシシッピアン』で『Nureyev系×Danzig系×Northern Dancer系×Vaguely Noble系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer3×4×4のクロスがあります。ケイアイデジタルの牝系は北米で受け継がれている9号族。祖母アークロイヤル(1984.4.13)は北米10勝でベルマホンS、メイプルリーフS(共に加国のステークス競走の模様)の勝ち馬。ケイアイデジタルは母ホーリーナイト(1994.3.28)が5連産目の5番仔。なお、この勝利により新種牡馬ブラックホーク(1994.5.14)は産駒のJRA初勝利となりました。

阪神の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(外)コスモルビー(2003.5.7、牝、栗毛)。栗東・西園正都厩舎の所属。その4代血統構成は『ソヴィエトスター×★Roberto×Graustark×Royal Note』で『Nureyev系×Hail to Reason系×Ribot系×Black Toney系』の配合です。5代血統表内にはクロスはありません。コスモルビーの牝系は米国で受け継がれている1号族。3代母Princess Roycraft(1967)は米5勝を挙げテストS(現米GI)の勝ち馬です。しかし、ソヴィエトスター(1984.4.20)の仔をマル外で輸入されるとは、サスガに岡田繁幸さん。 5代アウトクロス馬で、4代血統構成も『A A B z』と『ホエールボーン・バージョン』 の組み合わせです。

今から母方の実家に彼岸のお参りに出掛けますので、日曜日の2歳戦の結果については、夜になってからの更新になります。ご承知置きくださいませませ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月24日 (土)

競馬解説者の発音を聞いて思う。

関西TV大坪元雄さんKBS京都藤井嘉夫さん、松本晴夫さん、そしてフジTVの吉田均さん。4者いずれも「3歳馬」を、「さんざいば」と、「歳」に濁音を付けて発音されています。競馬記者は「さんざいば」って言わなアカンのやろか。ちょっとした疑問です。

#今日は2歳馬の回顧が遅くなる、あるいは明日に回るかもしれません。あらかじめご承知置きください。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年9月23日 (金)

彼岸過迄。

暑さ寒さも彼岸まで。↑のタイトルで検索された方がいらっしゃったらすみません。当blogでは夏目房之助さんのお爺様は扱っておりません。お彼岸の中日という事で、思い浮かんだだけに過ぎません(苦笑)。

さてさて、今度の日曜日は神戸新聞杯(GII)が行われますね。注目するも何もディープインパクト(2002.3.25)。今秋は彼のためにあるといっても過言ではないでしょう。果たして、11年ぶりの3冠がなされるのか、そして21年ぶりの無敗による3冠がなされるのか。

今回は、11年前に3冠を達成したナリタブライアン(1991.5.3)とディープインパクトの日本ダービー(GI)以後の過ごし方について、少しだけ触れておきます。

ナリタブライアンとディープインパクトの日本ダービー以後の過ごし方

馬名

日本ダービーを
勝利した日

北海道へ
移動した日

栗東に
戻ってきた日

秋緒戦の日

菊花賞の日

ナリタブライアン

5/29

6/10

9/16

10/16

11/6

ディープインパクト

5/29

7/9

9/11

9/25(予定)

10/23(予定)

ナリタブライアンはダービーを制した12日後に北海道(札幌競馬場)へ移動しました。北海道では移動日も含めて都合99日間を過ごし帰厩。帰厩30日後の京都新聞杯(GII)2着、さらに21日後の菊花賞(GI)制覇に至りました。

ディープインパクトはダービーを制した41日後に北海道(札幌競馬場)へ移動しました。北海道では移動日も含めて都合65日間を過ごし帰厩。帰厩14日後の神戸新聞杯に挑み、さらに28日後の菊花賞に挑む予定です。

当初の予定より2週間ほど長く北海道に滞在したディープインパクト。中島理論使いとしては、磁場の影響が現れるのかどうか、というところが気掛かりです。全盛時には鬼のように強かったブライアンでも、秋緒戦は敗れています。

まま、報道されているディープインパクトの仕上がり具合を見れば、それは、杞憂に終わるのかもしれません。また、相手候補とされている春のクラシックで一緒に走った馬たちも、同じように夏を北海道で過ごしていますからね。となると相手は、春のクラシックを走る事ができなかった馬、夏の間に力をつけた別路線からやって来た馬のどちらかという感じです。特に狙いは関東馬ですかね。

とりあえず、今日はこんな感じで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月22日 (木)

9月の目標は。

毎日更新すると決めておりましたので、投稿だけ行っておきます。すみません、すみません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月21日 (水)

「神戸新聞杯(GII)」と聞くと、ビワハヤヒデ(1990.3.10)を思う。

春まで付けていたメンコを外して素面で挑んだ初めてのレースでした。ネーハイシーザー(1990.4.27)の2番手に付けて、直線、余裕しゃくしゃくで抜け出してきたビワハヤヒデ。後続との差がものすごくついて、2着のシーザーとは1馬身2分の1差でしたが、3着以降8馬身差、6馬身差、7馬身差と縦長なレース結果になった事を覚えています。

3歳初頭には「早熟なマイラー」という判断を一部でなされたビワハヤヒデですが、3歳夏の栗東での猛稽古により、そして自身のポテンシャルの高さにより、3歳秋以降は本当に強かった。素質だけで走ってGIレースで僅差の勝負ができる馬が本当に強くなった時。「馬に実が入った」という事を、彼から学びました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年9月20日 (火)

「オールカマー(GII)」と聞くと、メジロドーベル(1994.5.6)を思う。

最近、じゃがバターの調理に凝っているかろむわんでございます。ちょ、調理というほどのものではありませんね。

「3歳牝馬がオールカマーから始動かぁ」と思った1997年のオールカマー。引っ掛かり気味になって逃げの形となったこのレース、ヤシマソブリン(1991.4.10)以下の追撃を振り切って見事に勝利しました。「ああ、さすがにオークス馬。参りました」とレース後に思いました。

メジロドーベル、2歳から5歳までの4年間をしっかりと走り、GI5勝。現役時代は毎年GIを勝っており、息の長い活躍を見せてくれました。師走の風を切り裂いた阪神3歳牝馬S(現阪神JF、GI)のレコード勝ちから始まり、父が果たせなかったクラシック制覇を遂げたオークス(GI)、桜花賞馬との一騎討ちを制した秋華賞(GI)、エアグルーヴ(1993.4.6)に一矢報いた4歳時のエリザベス女王杯(GI)、そして引退の花道を自ら飾った5歳時のエリザベス女王杯。どれも印象深いレースです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月19日 (月)

月曜日の2歳戦の結果(2005/09/19分)。

3連休の最終日、敬老の日は阪神と札幌の2場開催。新馬戦2クラ、未勝利戦4クラの計6レース。

札幌の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)ファイングレイン(2003.3.7、牡、黒鹿毛)。栗東・長浜博之厩舎の所属。その4代血統構成は『フジキセキ×Polish Precedent×★Mill Reef×High Line』で『Halo系×Danzig系×Never Bend系×Hyperion系』の配合です。5代血統表内ではMilan Mill(1962)5×4の牝馬クロスがあります。ファイングレインの牝系は英国で受け継がれている14号族。伯母ピュアグレイン(1992.2.23)は英愛5勝で愛オークス(GI)、ヨークシャーオークス(英GI)など重賞4勝を挙げジャパンカップ(GI)にも出走した活躍馬、ピュアグレインの仔Goncharova(1998.1.14)は英仏3勝でフィユドレール賞(仏GIII)の勝ち馬、祖母Quay Line(1976)は英6勝で『牝馬版セントレジャー』と言われるパークヒルS(英GII)の勝ち馬です。ファイングレインは母ミルグレイン(1997.5.5)の初仔

阪神の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)ワイキューブ(2003.3.18、牝、栗毛)。栗東・大久保龍志厩舎の所属。その4代血統構成は『アグネスタキオン×ノーザンテースト×★リアルシャダイ×テスコボーイ』で『Halo系×Northern Dancer系×Roberto系×Princely Gift系』の配合です。5代血統表内ではHail to Reason(1958)4×5のクロス、Almahmoud(1947)5×5、Lady Angela(1944)5×4(母方)の牝馬クロスがあります。ワイキューブの牝系は小岩井の3号族フロリースカップ(1904)系サンキスト(1944.5.11)分枝。3代母アイレテスコ(1978.5.17)の仔-2年連続不受胎後の13番仔-に、今夏のみなみ北海道S(OP)を逃げ切った現役馬ゴーウィズウィンド(1999.4.29)がいます。ワイキューブは母エレガントフライ(1997.4.9)が2連産目の2番仔。

札幌の未勝利戦(ダート1000m)を勝ち上がったのはスズカミンクス(2003.3.6、牝、芦毛)。美浦・伊東圭三厩舎の所属馬。その4代血統構成は『アサティス×Mr.Prospector×Caro×★Bold Hour』で『Northern Dancer系×Raise a Native系×フォルティノ系×Bold Ruler系』の配合です。5代血統表内ではNative Dancer(1950.3.27)5×4、Nasrullah(1940.3.2)5×5のクロスがあります。スズカミンクスの牝系は米国で受け継がれている23号族。祖母Winning Colors(1985)は米8勝。その主な勝ち鞍にケンタッキーダービー(GI)、サンタアニタダービー(GI)、サンタアニタオークス(GI)がある名牝です。叔母ゴールデンカラーズ(1993.4.20)はフローラS(旧OP)などJRA3勝でクイーンC(GIII)2着、いとこチアフルスマイル(2000.4.9)は現役で愛知杯(GIII)2着など。また、3代母All Rainbows(1973)はタップダンスシチー(1997.3.16)の祖母でもあります。スズカミンクスは母ミンデンローズ(1992.1.12)が流産後の2番仔。ちょっとコメントしておくと、「アサティス産駒、伊藤圭三厩舎、グランド牧場(生産者)」の組み合わせと言えば、やっぱりスマートボーイ(1995.5.10)を思い出しますよね(笑)。

札幌の未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がったのは(父)(市)トップオブサンデー(2003.5.5)。美浦・伊藤伸一厩舎の所属。その4代血統構成は『エイシンサンディ×ヴァイスリーガル×ヒカルメイジ×ゲイタイム』で『Halo系×Northern Dancer系×Bois Roussel系×Hyperion系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)4×3のクロス、Almahmoud(1947)5×5の牝馬クロスがあります。しっかし、母父ヴァイスリーガル(1966.4.4)、祖母父ヒカルメイジ(1954.3.14)、曾祖母父ゲイタイム(1949)って、今時見られない組み合わせですよ。トップオブサンデーの牝系は小岩井の1号族フラストレート(1900)系。4代母トキツカゼ(1944.3.10)はJRA11勝を挙げ、皐月賞(現GI)、オークス(現GI)の勝ち馬。トキツカゼの直仔オートキツ(1952.5.6)はJRA14勝で第22代日本ダービー(現GI)馬、同じく直仔オンワードゼア(1954.5.29)はJRA11勝で天皇賞・春(現GI)と有馬記念(現GI)を制しました。トップオブサンデーは母サマーブリーズ(1980.3.4)が不受胎後の17番仔(!!)。じゅ、17番仔って。なお、母は2003年12月に用途変更となっており、トップオブサンデーが最後の仔です。未勝利戦を勝ち上がっただけですが、色々と書きたくなるトップオブサンデーの血統ですね。父と母の生年差が13年、現代における母方の父たちのレアさ、フラストレート系、そして高齢繁殖となった母が不受胎後に送り込んだ最後の仔。中島理論使いとして、行く末を見守りたくなりました。

阪神の未勝利戦(ダート1200m)を勝ち上がったのは(市)フジヤマスウィープ(2003.4.24、牡、鹿毛)。栗東・森秀行厩舎の所属。その4代血統構成は『エンドスウィープ×ノーザリー×Dike×★セントクレスピン』で『Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Herbager系×Hyperion系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×3、Native Dancer5×5、Nearco(1935.1.24)5×5(母方)のクロスがあります。フジヤマスウィープの牝系は愛国産の牝馬ファイアフラワー(1972.4.19)を日本の基礎繁殖とする1号族。伯父ダイナカーペンター(1984.5.17)はJRA8勝で阪神大賞典(GII)、京都記念(GII)の勝ち馬。叔父エアマジック(1990.3.9)はJRA3勝で毎日杯(GIII)2着、ラジオたんぱ賞(GIII)2着があります。いとこフラワーパーク(1992.5.8)はJRA7勝で高松宮杯(現高松宮記念、GI)、スプリンターズS(GI)、シルクロードS(GIII)と重賞3勝を挙げました。同じくいとこロイヤルセランガー(2001.3.13)は、JRA2勝でファンタジーS(GIII)2着などの成績を挙げた後に東海公営に転出し、現在も現役で頑張っています。フジヤマスウィープは母ファッションセンス(1988.3.27)が不受胎後の7番仔。なお、母は2004年1月に用途変更となっており、フジヤマスウィープが最後の仔です。

阪神の未勝利戦(芝1400m)を勝ち上がったのはアグネスカーン(2003.3.21、牡、栗毛)。栗東・浜田光正厩舎の所属。その4代血統構成は『★タイキシャトル×プルラリズム×アグネスベンチャー×リマンド』で『Halo系×The Minstrel系×Princely Gift系×Alycidon系』の配合です。5代血統表内ではHail to Reason(1958)4×5、Northern Dancer5×4のクロス、Flaming Page(1959.4.24)5×5の牝馬クロスがあります。祖母父アグネスベンチャー(1978.2.24)、ナイス。JRA5勝で主な勝ち鞍にCBC賞(現GII)とスワンS(現GII)というマイナー種牡馬です。アグネスカーンの牝系は1号族ヘザーランズ(1957)系アグネスレディー(1976.3.25)分枝。いわずもがなの名牝系。近親にアグネスフローラ(1987.6.18)アグネスフライト(1997.3.2)アグネスタキオン(1998.4.13)など。アグネスカーンは母アグネスパピヨン(1995.4.6)が流産後の3番仔。

今日の2歳戦を勝ち上がった6頭のうち5頭は、母が前年産駒なし後の仔どもたちでした。この3日間を通じて行われた2歳戦の総数は19レース。そのうち、母が前年産駒なし後の仔が制したのは11レース。2歳戦の半数以上のレースについて、母がリフレッシュされた状態で生産された産駒が勝利を収めた、3連休の2歳戦の結果でした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

欧州活躍馬の血統に見る懐かしい馬たち。

netkeiba.comの記事によりますと、9月17日に行われた愛セントレジャー(GI)をCollier Hill(1998.3.26)というせん馬が制したとの事。そのCollier Hill、ドクターデヴィアス(1989.3.10)の産駒なんですね。出ました、ドクターデヴィアス。Tourbillon(1928)系Ahonoora(1975)の仔で英ダービー(GI)馬。またの名を「シンコウキング(1991.4.24)の兄」とも言います。

日本ではロンドンブリッジ(1995.5.6)、タケイチケントウ(1995.5.3)、オーバーザウォール(1994.4.11)等を輩出。愛娘である『夢の架け橋』ロンドンブリッジがデビューした時には、すでに愛国に戻っていました。ちょうど、ロンドンブリッジが桜花賞戦線で頑張っていた頃に生まれたのが、すなわち満8歳時の0交配で生産されたのが、今回のCollier Hillですね。

Collier Hillの4代血統構成は『★ドクターデヴィアス×Polish Precedent×Rainbow Quest×Habitat』で『Ahonoora系×Daizig系×Blushing Groom系×Turn-to系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)4×4のクロスがあります。Collier Hillの牝系は欧米で受け継がれている9号族。3代母Roussalka(1972)は7勝を挙げコロネーションS(現英GI、当時GII)、ナッソーS(英GII)2回等を制しています。また、Roussalkaの半妹にOh So Sharp(1982)がいます。同牝馬は英1000ギニー(GI)、英オークス(GI)、英セントレジャー(GI)の変則3冠を達成した名牝です。他に近親として英セントレジャー(GI)馬Shantou(1993.4.30)、英1000ギニー馬Ameerat(1998.4.4)がいます。セントレジャーの距離を制した近親がいるところに、スタミナの源泉が垣間見えますね。

成績を見れば、6歳時の昨年、ストックホルムカップ(瑞GIII)で重賞初制覇。そして7歳時の今年、ゲルリング賞(独GII)、そして愛セントレジャーと、一歩一歩階段を上って来たCollier Hill。せん馬故に走り続ける運命です。これからも無事に過ごして、欧州の長距離戦線を沸かせてくれることを祈りましょう。

*** *** *** *** *** *** *** *** *** 

ドクターデヴィアス産駒のGI勝利はとても嬉しい事でしたが、その一方で大魚を逃した馬がいました。Vinnie Roe(1998.4.6)。昨年まで愛セントレジャー4連覇(!!)の長距離の名馬です。国際GI級の連覇記録って、どうなんでしょうね。私はKelso(1957.4.4)のジョッキークラブゴールドカップ(現米GI)5連覇くらいしか思い浮かびません。

さてさて、今年は惜しくも3着に敗れてしまったVinnie Roeですが、そんな彼の4代血統構成を見ると、『Definite Article×★タップオンウッド×★イングリッシュプリンス×★Grey Sovereign』で『Ahonoora系×Fairway系×Fairway系×Nasrullah系』の配合です。5代血統表内ではLorezaccio(1965)4×4(父方)のクロスがあります。むむ、母方の父たちが、いずれも0交配になっていますね(笑)。しかも、母父がタップオンウッド(1976.2.15)、祖母父がイングリッシュプリンス(1971.5.8)と来ましたよ、お客様。タップオンウッド、キョウエイタップ(1987.3.17)のお父さんですね。イングリッシュプリンス、フサイチコンコルド(1993.2.11)の祖母父でもありますね。海外の活躍馬の血統を見て、アルファベットに混じってカタカナがあると、嬉しくなってしまう私です(笑)。

Vinnie Roeの配合についてちょこっとだけ触れておきますと、父Definite Article(1992.3.20)はIndian Ridge(1985.3.22)の仔です。『Indian Ridge×タップオンウッド牝馬』の組み合わせで、1995年の欧州年度代表馬Ridgewood Pearl(1992)が輩出されています。Vinnie Roeは一代経たDefinite Articleが父ですが、もしかしたら、『Indian Ridge系×タップオンウッド牝馬』は、相性の良い組み合わせなのかもしれませんね。ちなみに、Ridgewood Pearlの母Ben's Pearl(1985)も、タップオンウッドが満8歳時の0交配で生産されています。

Ahonoora系のVinnie Roeの大偉業を打ち破ったのも、Ahonoora系のCollier Hill。欧州競馬の懐の深さを思いました。

*** *** *** *** *** *** *** *** *** 

すでに長文ですが、Ahonooraというキーワードから、あと2頭紹介したい馬がいます。Presto Shinko(2001.2.28)とClose to You(2003.3.27)。海外の馬名に「Shinko」でピンと来られる方もいらっしゃるやも知れません。昨日、たまたまwww.racingpost.co.ukを見ていたら、トップページの画像に「Sanders shines on Shinko」と表題がありました(注:すでにトップページの画像は変更されています)。「ん?『Shinko』って『シンコウ』?」と思い調べてみたら、Presto Shinkoの父はシンコウフォレスト(1993.4.29)でした。出たな、高松宮記念(GI)の勝ち馬。ご存知かと思いますが、もう1頭挙げたClose to Youも、シンコウフォレスト産駒です。

シンコウフォレストは全9勝を1200mで挙げた生粋のスプリンター。『Green Desert×Ahonoora牝馬』の組み合わせで、ちょっと時計のかかる馬場がよく似合いました。という訳で、Ahonooraが出て来ましたね(笑)。母Park Express(1983.3.25)は英愛5勝を挙げ、愛チャンピオンS(GI)、ナッソーS、ランカシャー・オークス(英GIII)と重賞3勝の名牝です。ドクターデヴィアス同様、Ahonooraの代表産駒の1頭です。そんな血統のバックボーンもあり、シンコウフォレストは種牡馬入り当初から欧州で供用されており、シャトルサイアーとして豪州でも供用されました。

Presto Shinkoは現在欧州で7勝を挙げています。ここ3戦では3連勝を収めており、これからの活躍も期待されます。特に9月17日に勝利したエアゴールドカップは、グループ競走ではありませんが、高額賞金のハンデキャップ競走のようです。また、Close to You。こちらは9月9日に行われたシャンペンS(英GII)でシンコウフォレスト産駒初の重賞制覇を飾りました。両馬共にこれからも頑張って、父の名を高めてほしいですね。

長文にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。以上でございます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月18日 (日)

日曜日の重賞の結果(2005/09/18分)。

第59回セントライト記念(GII)。

1着キングストレイル(2002.2.17)。をを、10ヶ月ぶりのレースもいとやせず、見事な差し切り勝ちでした。昨日のペルセウスS(OP)のウインデュエル(1999.4.30)といい、今日のキングストレイルといい、久々でもきっちりと仕上げられてくるのはサスガに藤沢和雄調教師。伯母シンコウラブリイ(1989.2.2)、叔母ハッピーパス(1998.6.3)、近親タイキシャトル(1994.3.23)。淀は得意の牝系です。2冠馬が待つ本番。素質のある3歳馬ならば天皇賞・秋(GI)への出走も視野に入れられる藤沢和雄調教師が、どのような判断を下されるか、楽しみに待ちましょう。

2着フサイチアウステル(2002.3.15)。4番手先行策。1番人気に応えられるかと思ったところに強襲してきた馬がいましたが、よく頑張りました。日本で走ると奥行きのない早稲血統のStorm Bird(1978.4.19)~Storm Cat(1983)系なのに珍しいタイプの馬です。フジTV塩原恒夫アナウンサーが「池江泰寿調教師は父の泰郎調教師に挑戦できるか(大意)」とレース前におっしゃっていましたが、2着という結果を受けて、果たして挑戦されるのでしょうか。

いちおう血統理論を扱うページですので、フサイチアウステルの血統について触れておきます。父Stormin Fever(1994)は現役時代に米国で8勝。その主な勝ち鞍にスポートページH(GIII)があり、ヴォスバーグS(GI)2着2回、フィリップアイスリンH(GII)2着-その時の勝ち馬はSkip Away(1993.4.4)-等があります。全8勝の最長距離は1マイル1/16ハロン、重賞勝ちを収めたスポートページHは7ハロン、2着2回のヴォスバーグSも7ハロン。戦歴を見ると短距離得意馬ですね(→米国・エアドリースタッドのサイト内にあるStormin Feverの紹介ページ)。

フサイチアウステルの4代血統構成は『Stormin Fever×Green Dancer×★The Axe×Promised Land』で『Storm Bird系×Nijinsky系×Blenheim系×Teddy系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)4×4のクロスがあります。フサイチアウステルの牝系は米国で受け継がれている4号族。いとこオナーザヒーロー(1988.3.8)はスプリンターズS(GI)国際化元年の1994年に来日し、サクラバクシンオー(1989.4.14)の8着でした。また、3代母House of Cards(1969)は米4勝を挙げ、デルマーオークス(現GI)の勝ち馬です。

血統だけを見ると、淀の芝3000mが合うとは言い難い。けれど、フサイチアウステル自身は中京の芝2500mを実際に制していますからね。Storm Catの孫、鬼っ子かどうか、楽しみにしたいものです。

3着ピサノパテック(2002.1.20)。スティルインラブ(2000.5.2)とビッグバイアモン(1993.4.16)の甥っ子。逃げ粘りました。この仔も、やっぱり藤沢和雄厩舎(苦笑)。

結局は春のクラシックと縁が無かった別路線組が1、2、3着を占めたセントライト記念でした。

*** *** *** *** *** *** *** *** *** 

第23回ローズS(GII)。

1着エアメサイア(2002.2.4)。ひと夏を越えて、オークス(GI)2着馬が待望の重賞初制覇。武豊騎手、ゴール前で図ったように差し切られました。もちろん、それに応える力量が馬になければ出来ないことです。鞍上の言う事をよく聞く良家のお嬢様、淀の舞台で母エアデジャヴー(1995.3.27)が3着に敗れた無念を晴らせるでしょうか。まま、鞍上は最強、叔父に淀の菊花賞(GI)を制したエアシャカール(1997.2.26)もいますからね。

#エアデジャヴーと書いて、愛娘メサイアにとっては嫌なことを思い出してしまいました。母はクイーンS(GIII)を制して1番人気で秋華賞に臨み3着でした。その秋華賞の1着が2番人気の桜花賞(GI)馬ファレノプシス(1995.4.4)だったんですよね。ファレノプシスと今年の桜花賞馬の誕生日は同じ日付(苦笑)。妙な既視感が漂ってしまいました。

2着ラインクラフト(2002.4.4)。本番を見据えて脚を計られたのでしょうか、福永祐一騎手。引っ掛かり気味に行って、阪神芝2000mで2番手先行から2着に粘れるのであれば、淀ならばもうひとつ上も狙えそうな感じです。昨年のスイープトウショウ(2001.5.9)の例もありますが、エンドスウィープ(1991.5.31)の仔は淀のGIに合いそうです。

3着ライラプス(2002.2.19)。きっちりと3着に来たあたりはサスガに重賞勝ち馬。

東西で『サンデーサイレンス×ノーザンテースト牝馬』の3歳馬が初めての重賞勝ちを収めた、日曜日の重賞の結果でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日曜日の2歳戦の結果(2005/09/18分)。

本日は中山と阪神の2場開催。2歳戦はオープン特別1クラ、新馬戦3クラ、未勝利戦3クラの計7クラです。

野路菊S(OP)。 最終的に1番人気に押されたメイショウサムソン(2003.3.7)が見事な差しきり勝ちを収めました。マイルのオープン特別を勝ち切るオペラハウス(1988.2.24)の牡駒、良いですね。距離が伸びても対応できそうですし、鞍上の石橋守騎手ともども頑張ってほしいものです。なお、メイショウサムソンは母マイヴィヴィアン(1997.3.29)の初仔です。

中山の新馬戦(ダート1200m)を勝ち上がったのは(外)ハンナフレグランス(2003.3.30、牝、黒鹿毛)。美浦・戸田博文厩舎の所属。その4代血統構成は『Favorite Trick×Oh Say×Salem×Hurry to Market』で『Icecapade系×Ribot系×Turn-to系×Black Toney系』の配合です。5代血統表内ではCyana(1959)4×4(母方)のクロス、Roses(1951)とThinking Cap(1952)5×5(母方)の全姉弟クロスがあります。クロスを見ると、母方が中島理論的には面白い配合になっていますね。ハンナフレグランスの牝系は米国で受け継がれている3号族。半姉For Rubies(1999.2.25)は北米8勝を挙げシカゴBCH(GIII)の勝ち馬です。Thoroughbred Horse Pedigree Queryによると、ハンナフレグランスは母Eliza Donner(1993)が少なくとも5連産目の仔のようです。

中山の新馬戦(芝1600m)を勝ち上がったのはニシノイツマデモ(2003.5.14、牡、栗毛)。美浦・高橋裕厩舎の所属。その4代血統構成は『パラダイスクリーク×サッカーボーイ×ミルジョージ×★モガミ』で『Riverman系×Fine Top系×Never Bend系×Lyphard系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)4×5、Never Bend(1960)4×5のクロスがあります。ニシノイツマデモの牝系は23号族スイートフランス(1972.2.18)系。半兄ニシノドコマデモ(2002.5.9)は現役で青葉賞2着、伯父セイウンスカイ(1995.4.26)はJRA7勝を挙げ皐月賞(GI)、菊花賞(GI)、京都大賞典(GII)、日経賞(GII)、札幌記念(GII)と重賞5勝、また4代母アンジュレスイート(1979.4.4)の直仔にJRA3勝でクイーンC(GIII)の勝ち馬スイートミトゥーナ(1987.4.21)がいます。ニシノイツマデモは母ニシノチャペル(1997.3.15)が2連産目の2番仔。

阪神の新馬戦(芝1600m)を勝ち上がったのは(外)トーヨースルーオ(2003.2.24、牡、鹿毛)。栗東・松元茂樹厩舎の所属。その4代血統構成は『Swain×Slew o'Gold×Nureyev×Commanding』で『Blushing Groom系×Seattle Slew系×Northern Dancer系×Royal Charger系』の配合です。先週のアキノレッドスター(2003.2.26)に続いて、Swain(1992)の仔が新馬戦を勝ち上がりました。5代血統表内ではNearctic(1954.2.11)5×5のクロスがあります。トーヨースルーオの牝系は米国で受け継がれている8号族。トーヨースルーオは母Gold Pattern(1993)が少なくとも5連産目の仔のようです。トーヨークラブさんの持ち馬は、「冠名+母父名(あるいは母父名の一部)」の馬名を、ちらほらと見かけますね。トーヨーリファール(1990.5.10)、トーヨーシアトル(1993.4.4)netkeiba.comによりますと、この2頭がトーヨークラブさん所有馬の総賞金の収得順位1位、2位でした。牝系が調べられなかったからって、同馬主ネタに頼ってすみません。

中山の未勝利戦(ダート1200m)を勝ち上がったのは(市)コスモバーン(2003.4.27、牡、鹿毛)。美浦・小西一男厩舎の所属。その4代血統構成は『シャンハイ×ダンシングブレーヴ×ヤマニンスキー×Lucky Mike』で『Mr.Prospector×Lyphard系×Nijinsky系×Hyperion系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer5×4×5、Never Bend(1960)5×4(父方)のクロスがあります。コスモバーンの牝系は1号族ソシアルバターフライ(1957.4.13)系。ただし、トウショウ牧場さんの系統ではなく、ソシアルバターフライが米国に居た時に生産されたリトルマネーメーカー(1965.5.3)からの分枝系です。同牝系馬にはカブトヤマ記念(旧GIII)の勝ち馬テイエムトッキュー(1994.5.12)、メトロポリタンS(OP)の勝ち馬カミノスオード(1988.5.6)等がいます。コスモバーンは母ダンシングギャル(1997.3.26)の初仔

#この中山の未勝利戦で1番人気だったアナナス(2003.3.14)の馬名の意味ってご存知ですか?「穴茄子」ではありません(苦笑)。独語で「パイナップル」という意味だそうです。気になったのでJRAのサイトで調べてみました。

中山の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(市)コスモスカイライン(2003.4.16、牝、栗毛)。美浦・矢野進厩舎の所属。その4代血統構成は『グラスワンダー×グルームダンサー×Stop the Music×★Never Bend』で『Roberto系×Blushing Groom系×Hail to Reason系×Nasrullah系』の配合です。5代血統表内ではHail to Reason(1958)4×4、Northern Dancer4×5、Nasrullah(1940.3.2)5×5(母方)のクロスがあります。コスモスカイラインの牝系は米国で受け継がれている13号族。4代母Natashka(1963)は米8勝を挙げアラバマS(現GI)、サンタマリアH(現GI)等の勝ち馬で1981年の米国年度代表繁殖牝馬です。名繁殖牝馬としても知られるNatashka。日本に関わりのある子孫を述べておくと、オークス(GI)馬シルクプリマドンナ(1997.4.22)、ステイヤーズS(現GII、当時GIII)の勝ち馬サージュウェルズ(1991.2.22)、輸入種牡馬サウスアトランティック(1980.5.14)、ジャパンカップ(GI)に出走した事もあるゴールドアンドアイボリー(1981.4.5)等がいます。コスモスカイラインは母レーシングスパイス(1996.5.23)が2連産目の2番仔。

阪神の未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がったのは(父)バンブーユーロ(2003.5.8、牡、芦毛)。栗東・小島貞博厩舎の所属。その4代血統構成は『メイショウオウドウ×ベリファ×ハバット×★ファストバンブー』で『Halo系×Lyphard系×Habitat系×Hurry On系』の配合です。曾祖母父ファストバンブー(1967.3.2)がナイスですね。5代血統表内ではLyphard(1969.5.10)3×3のクロスがあります。バンブーユーロの牝系は御料の5号族種正(1920)系。3代母オレンジニンバス(1976.4.14)からの別分枝馬にJRA6勝で小倉記念(GIII)の勝ち馬スプリングバンブー(1990.5.26)、JRA6勝で愛知杯(GIII)の勝ち馬バンブーマリアッチ(1995.6.2)、JRA3勝で日経新春杯(GII)の勝ち馬バンブーユベントス(1999.5.31)等がいます。遡ればバンブーメモリー(1985.5.14)&バンブーゲネシス(1989.5.21)兄弟も同牝系です。バンブー牧場さん伝来の牝系、これからも大切にして欲しいと願います。バンブーユーロは母アイーダバンブー(1991.3.10)が実質2連産目(不受胎および生後直死後)の4番仔。

まずは2歳戦の回顧を先行してアップします。アクセスログを見ていると、17時台にご覧になっている方が多いようですので。重賞回顧はまた後ほど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

無駄遣いのてん末。

9月16日のlogiPod(20G)を購入した事について書きました。その日は仕事の帰りだった為、「今日はとりあえず本体のバッテリーチャージだけやなぁ」と思い、付属の電源アダプタとUSB端子付きのコネクタを接続して、ipod本体につないで充電する事にしました。

その翌日、9月17日。3連休の初日だというのに早起きした私。新しい家電や嗜好品を購入した時は、やっぱり嬉しいのか、早く起きてしまうんですね(笑)。起き掛けに見れば、ipodのバッテリーも充電されていました。「よっしゃ、iTunesのデータを転送しまっせ」と、意気込みました。

ところが、電源アダプタとUSB端子付きのコネクタを結ぶ接続部分が、メチャクチャしっかり接続されていて外れないんですよ(笑)。本体に付属しているコネクタはこの1本だけのため、電源アダプタから引き抜いて、PC本体のUSBに差し替えなければならないのです。そうしなければ、PCのデータをipodに転送できません。しかし、押せど引けど、接続部分からUSB端子は抜けてくれません。

ipodと電源アダプタの画像。私は初めてApple製品を購入したのですが、「むむ、Apple製品のUSB接続部分はこんなにカタイものなのか。Macユーザーの方々は大変やな。ジョブズ、頼むわ……」と、なかば意気消沈してしまいました。

仕方なく、購入したお店の開店時間である朝10時を待ち、開店早々に足を運び、店員さんとお話しました。


私「すみません。お忙しいところ、恐れ入ります。私、昨日、こちらでipodを購入させて頂いたのですが」
店員さん「あ、はい。ありがとうございます」
私「実は電源アダプタとUSB端子付きのDockコネクタをつなげたら、接続部分がカタクて、コネクタが抜けなくなったんです。これって、そういうものなんですかね?」
店員さん「あぁ、大変申し訳ございません。実は皆様からよくお問い合わせを頂くのですが、最初の1回目はかなりキツク接続されてしまうのです。何度か抜き差しを繰り返して頂くと、馴染んでくるのですが

ガーン(笑)。

ipodを購入した方は、多くの方が私と同じように「コ、コネクタが抜けないよぉ」という思いをされているようです。力持ちの店員さんは、非力な私の代わりに、持参した電源アダプタとコネクタの接続部分の引き離しに成功してくださいました。「先程よりは抜き差しがしやすくなっていると思うのですが」と、返して頂いた電源アダプタとコネクタについて試してみたところ、確かに、抜き差ししやすくなっていました。しかし、抜き差ししているうちに馴染んでくる接続部分って(苦笑)。

そんなこんなで、現在はPCとipod間にて、ガッチリやりとりが出来ています。よかった、よかった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年9月17日 (土)

土曜日の2歳戦の結果(2005/09/17分)。

3連休で1日に2場ずつの開催。回顧も1日の分量が少ないのでナイス。という訳で、今日はオープン特別1クラ、500万戦1クラ、新馬戦2クラ、未勝利戦2クラの計6レースです。

カンナS(OP)。1分8秒9の時計でしっかりと差し切りました、コイウタ(2003.2.24)。この馬は馬主さんが「前川企画」になっていますから、歌手・前川清さんの持ち馬ですね。「恋歌」とは覚えやすい、可愛らしい馬名です。新進気鋭の奥平雅士調教師の手腕が見物な、これからが楽しみな牝馬です。

札幌の500万戦(芝1200m)を制したのはタイセイアトム(2003.3.23)。サクラバクシンオー(1989.4.14)の仔、連闘で見事にデビュー2連勝を飾りました。以下に9月10日に新馬戦を勝ち上がった際のコメントを再掲しておきます。

<再掲分>札幌の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)タイセイアトム(2003.3.23、牡、鹿毛)。栗東・安藤正敏厩舎の所属。その4代血統構成は『サクラバクシンオー×★ヘクタープロテクター×ダイアトム×★アイアンリージ』で『Princely Gift系×Mr.Prospector系×Prince Bio系×Teddy系』の配合です。5代血統表内にはクロスはありません。タイセイアトムの牝系は新国産の牝馬ホワイトマーク(1951.9.25)を日本の基礎繁殖とする1号族。伯母に函館3歳S(現函館2歳S、GIII)の勝ち馬アトムピット(1989.3.23)がいます。よく見ると、タイセイアトムは伯母と同じ誕生日ですね。タイセイアトムは母アトムチェリー(1997.4.5)の初仔

札幌の新馬戦(ダート1000m)を勝ち上がったのは(父)アドマイヤスバル(2003.5.3、牡、青鹿毛)。栗東・中尾秀正厩舎の所属。その4代血統構成は『アドマイヤボス×ジェネラス×Blushing Groom×Never Bend』で『Halo系×Nijinsky系×Red God系×Nasrullah系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(19615.27)4×5、Nasrullah(1940.3.2)5×5(母方)のクロスがあります。アドマイヤスバルの牝系は欧米で受け継がれている14号族。叔父に東京大賞典(統一GI)の勝ち馬で現役のスターキングマン(1999.4.14)がいます。アドマイヤスバルは母アドマイヤエール(1993.5.8)が6連産目の6番仔。

中山の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)ノボワールド(2003.4.14、牡、黒鹿毛)。美浦・柴田政人厩舎の所属。その4代血統構成は『アグネスタキオン×Seattle Slew×Mr.Prospector×Icecapade』で『Halo系×Bold Ruler系×Raise a Native系×Nearctic系』の配合です。5代血統表内ではHail to Reason(1958)4×5、Bold Ruler(1954.4.6)5×5のクロスがあります。ノボワールドの牝系は米国で受け継がれている22号族。米国で14勝を挙げた3代母Great Lady M.(1975)の直仔にLady's Secret(1982)がいます。同牝馬は米25勝。その主な勝ち鞍にBCディスタフ(GI)、サンタマルガリータ招待H(GI)、ホイットニーH(GI)などGI11勝を挙げ、米国年度代表馬に選ばれた名牝です。また、3代母からの別分枝にはビリーヴ(1998.4.26)がいます。同牝馬はJRA10勝を挙げスプリンターズS(GI)、高松宮記念(GI)とスプリントGIを連勝しました。ノボワールドは母ノボエンジェル(1997.4.11)が不受胎後の初仔

札幌の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)サウスティーダ(2003.2.26、牝、芦毛)。栗東・大久保龍志厩舎の所属。その4代血統構成は『アドマイヤベガ×★ノーパスノーセール×クラウンドプリンス×シルバーシャーク』で『Halo系×Northern Dancer系×Raise a Native系×Relic系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×4のクロスがあります。サウスティーダの牝系は英国産の牝馬アリアーン(1968)を日本の基礎繁殖とする9号族。母キョウエイコロナ(1991.5.18)はJRA3勝を挙げ、小倉3歳S(現小倉2歳S、GIII)2着があります。また、祖母キョウエイシラユリ(1980.4.17)からの別分枝に、ワールドクリーク(1995.4.25)がいます。同馬はJRA7勝および地方2勝を挙げ、東京大賞典の勝ち馬でドバイワールドC(UAEGI)6着。サウスティーダは母が不受胎後の6番仔。

中山の未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がったのは(父)(市)タニオブゴールド(2003.4.5、牡、黒鹿毛)。美浦・栗田博憲厩舎の所属。その4代血統構成は『バブルガムフェロー×トニービン×リアルシャダイ×Sham』で『Halo系×ゼダーン系×Roberto系×Phalaris系』の配合です。5代血統表内ではHail to Reason4×5のクロスがあります。タニオブゴールドの牝系は3代母の米国産の牝馬ミスタイモア(1977.5.1)を日本の基礎繁殖とする9号族。ミスタイモアの直仔にJRA7勝を挙げ中山金杯(GIII)2連覇、東京新聞杯(GIII)を制したベストタイアップ(1992.3.29)、京成杯(GIII)などJRA2勝のノーモアスピーディ(1987.2.21)がいます。タニオブゴールドは母クラクエンレディー(1997.5.11)の初仔

母の初仔が3頭、連産の不受胎後の仔が1頭勝ち上がった土曜日の2歳戦でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月16日 (金)

無駄遣い。

iPod nanoの発売から1週間あまり。4Gタイプはおろか2Gタイプも品切れ状態。店頭の見本を見るなり、「メチャ小さいなぁ」という第1印象です。

 ファブリーズとipodの画像

という訳で、私は↑のiPod(20G)を購入しました。これでも充分に小さいのです。 なぜか、大きさの比較対象が『ファブリーズ』ですが(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月15日 (木)

『私の名馬』。

押し入れにある競馬のビデオテープ棚を探ったところ、側面のシールに『ギョギョン』とタイトルの書かれたテープが見つかりました。「えーと、これ、なんやったっけ!?」と思い、再生すると、1993年に関西TVで放映されていた『私の名馬』という番組でした。その番組内容は、有名人の心に残る名馬を取り上げるものでした。しかし、『ギョギョン』ってなんやねん、かつての私(笑)。

ポッドキャスティング版・中島理論コラムの裏ページ・第1回を聞いてくださった方は、この番組について、ちょこっとお話した事を覚えていらっしゃるやもしれません。

第1回の釜本邦茂さん(ガンバ大阪の初代監督)のハイセイコー(1970.3.6)から始まり、第2回が朝比奈マリアさん(雪村いづみさんのご息女。番組のタイトル画も担当)のゴールドシチー(1984.4.16)。ここまでは記憶とテープの内容が合致していますので間違いないと思います。第3回はテープによると長江健次さん(なっ!)のイナリワン(1984.5.7)のようです。第4回以降は、あやふやですね。テープに残っている『私の名馬』を、出来るだけ順番に抜き出してみると、

何気に、阿部牧郎さん、藤本義一さん、難波利三さんと、直木賞作家が3人並んでいます。御三方の『私の名馬』に共通するのは、いずれも天皇賞(GI)と宝塚記念(GI)を制していることですね。また、番組を通して秀逸だと思ったのは、草野仁さんがNHKアナだった頃、競馬実況の向上の為、杉本清さんの所に出向いて教えを請うたというエピソードでしょうか。

あと、テープに番組の内容は残っていないのですが、次回予告で紹介されていた分を出来るだけ順番に抜き出しておくと、

畠田理恵さんのヤマニングローバルって、渋すぎるよ……。

以上、「また、こういう番組を企画してほしいなぁ」と思うかろむわんでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月14日 (水)

競馬ネタが自己内停滞中の為、他愛のない事をつづる(其の三)。

最近読了した小説は、新田次郎の『強力伝・孤島』(新潮文庫)のかろむわんでございます。

現在の気象庁(当時は中央気象台)に勤務し、富士山の気象レーダー建設にも携わったという新田次郎。私は、自然と相対する人間を描く、その清廉な筆致が好きです。文章から、自然に対して畏敬を持っている人の、本当の謙虚さを感じるのですね。また、長編を描く際の構成力の確かさは、さすがに叩き上げの科学者という印象を持ちます。なんでも、小説の物語の進行について時系列の表を作成してから、 執筆にかかったという事です。

あと、新田次郎が気象庁に務めていた時、新聞小説の原稿を依頼する為に訪れた、当時新聞記者の司馬遼太郎に対して、その依頼が受けられない理由を建設的に説明して断ったというしびれるエピソードも知られています。いま考えると、大物二人のとんでもない邂逅です-このエピソードは、『以下、無用の事ながら』(文春文庫)という司馬遼太郎のエッセイをまとめた作品で知りました-。

ずいぶん以前に表のページの日記にも書きましたが、新田次郎、藤原ていさん、藤原正彦さんというこの親子3人の小説、作品を一時期に読んでいました。なかなか親子3人の作品を読むことはないですね。一番先に手に取ったのは子息が翻訳された、トンデモ本(笑)として知られている『増補月の魔力』(A.L.リーバー著。東京書籍)でした。その後に子息のエッセイ集に出会い、父君の『アラスカ物語』(新潮文庫)を読み、母堂の『流れる星は生きている』(中公文庫)を読んだ次第です。

読んでいるジャンルは唐突に飛んでしまいますけれど、いま読んでいる本は、某100円ショップで購入した新美南吉の作品集です。青空文庫を再編集しただけとはいえ、100円で名作を読めるのはナイスです。『ごん狐』、『手袋を買いに』、『赤い蝋燭』など、ずいぶん昔に触れた作品群です。いまの子どもたちにも読んでほしいものです。いえ、大人のである私たちが知っていなければならない、作品群なのかもしれませんね。

取り留めのない終わり方ですみません。以上、かろむわんでした。いまを生きる人、すべてが幸せでありますように。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年9月13日 (火)

「セントライト記念(GII)」と聞くと、ラガーチャンピオン(1990.4.27)を思う。

ホリスキー(1979.4.13)の仔で、半弟に皐月賞(GI)4着のドラゴンゼアー(1991.3.28)、姪に小倉3歳S(現小倉2歳S、GIII)の勝ち馬コウエイロマン(1996.3.7)がいます。3歳秋、京王杯AH(現京成杯AH、GIII)を秋の緒戦に選び7着、そして中1週で臨んだセントライト記念を快勝しました。本番の菊花賞(GI)でも4角で進出してくる時の脚色は良かったものの、父仔制覇はなりませんでした。

変に覚えている記憶によりますと、杉本清さんがオークショニアを務められたフジTV系列『とんねるずのハンマープライス』 というTV番組で、「ナリタブライアン(1991.5.3)のたてがみ」がオークションにかけられた際、落札者の男性が「本当はラガーチャンピオンのファンなんです(大意)」と仰っていた事を思い出します。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年9月12日 (月)

「ローズS(GII)」と聞くと、ヒシ勢の活躍を思う。

GIIのトライアル戦が始まると、秋競馬も本番を迎えつつあると感じますね。ローズSですが、表題どおり、ヒシ勢の活躍を思います。ヒシアマゾン(1991.3.26)&ヒシピナクル(1996.3.17)全姉妹、ヒシナタリー(1993.2.16)。アマゾンの強さは今さら繰り返すまでもないですけれど、ピナクルもエライですね。絶対に比較されますし、全姉妹というのはなかなか大変ですよ。そんな中で重賞勝ち馬となり、秋華賞(GI)でも3着に入りました。ナタリーは好きな牝馬でした。青鹿毛の馬体よろしく、3歳牝馬だてらに宝塚記念(GI)4着。フラワーC(GIII)、小倉記念(GIII)、ローズS(GII)、阪神牝馬特別(現阪神牝馬S、GII)と年間重賞4勝は立派の一言です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月11日 (日)

日曜日と土曜日の重賞の結果(2005/09/11と2005/09/10分)。

第50回京成杯AH(GIII)。

1着マイネルモルゲン(2000.5.26)。1番人気は若いNHKマイルC(GI)3着馬でしたが、1着は古いNHKマイルC3着馬でした。逃げ粘る2着馬を最後の最後に捕らえた脚はサスガ。これで中山のマイル重賞は[3-0-0-2]です。中山マイル戦でもオープン特別では勝てないのに、重賞になると勝負強いですね。後は他のコースで重賞を勝ちたいですね。

2着ニシノシタン(2000.5.14)。最内であわや逃げ切りかという良い走りっぷりでした。今日の中山の新馬戦ではサクラバクシンオー(1989.4.14)の仔が連勝しましたが、メーンレースでもバクシンオーの仔、頑張りました。これで中山マイル戦は[3-1-2-1]となりました。あと、レースとは関係のない感想ですが、改めて確認すると、彼は額の流星がかっこいいですね。

第19回セントウルS(GIII)。

1着ゴールデンキャスト(2000.3.1)。全成績を見直すと、今日のセントウルS勝ちを含めて、阪神の芝1400m以下では[3-0-0-0]。少し前にJRAが短距離のGI新設を検討しているという情報が一部マスコミで流れましたが、最有力の使用コースが阪神芝1400mとのこと。得意条件が限定されているゴールデンキャスト、出走すれば連軸確定?まま、ちょっと遠い未来のお話はさておき、昨年は重馬場に脚を取られたスプリンターズS(GI)、果たして今年はどのような成績を残してくれるのでしょうか。

2着ホーマンテキーラ(2002.2.9)。ありゃりゃ、西の重賞でも2着はバクシンオーの仔でしたね。ギャラントアロー(2000.4.29)のテンを叩いてスローペースに落とし込み、逃げ粘らせた武豊騎手はさすが。父の事を思うと、この3歳秋というよりも、来年以降かもしれません。将来が楽しみなスプリンターです。

第56回朝日チャレンジカップ(GIII)。

1着ワンモアチャッター(2000.5.11)。5月の小牧特別における中京芝2000mのコースレコード勝ちから、目を見張る進撃を見せています。平坦コース得意の牝系ですが、坂のあるコースをこなした事に意味がありますね。速い時計もありますし、中距離戦では古馬の安定勢力に成り得る充実ぶりです。秋の一連のレースでも見守りたい1頭です。

2着エリモハリアー(2000.3.21)。2番人気を背負った札幌記念(GII)では6着で、 6番人気のここで2着でした。人気と着順があべこべ(笑)。せん馬だけに走り続けざるを得ないのですが、短い期間に続けて使われているだけに、この後のケアが大切ですね。

という訳で、秋競馬開幕週の3重賞を回顧してみました。日曜日の東西の重賞は、共に昨年の覇者が連覇を飾りました。条件が合うレースで再度良いところを見せてくれた、という感じです。また、3重賞を振り返ると、朝日CCは1着から3着、京成杯AHは1、2着、セントウルSは1着と、現5歳の2000年生まれ世代の活躍が目立ちました。世代のレベルについて、若干「?」が巷間で流れていましたけれど、徐々に巻き返しつつあるというところでしょうか。世代の旗手ゼンノロブロイ(2000.3.27)と共に、今秋の更なる活躍を期待しましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日曜日の2歳戦の結果(2005/09/11分)。

えーと、2歳戦の回顧だけで長くなりましたので、いったん先に投稿します。500万戦1クラ、新馬戦4クラ、未勝利戦3クラ。

札幌の500万戦(芝1200m)を制したのは[地]フェイクフェイス(2003.4.10、牡、鹿毛)。北海道・山田和久厩舎の所属。その4代血統構成は『スターオブコジーン×サクラユタカオー×ノーザンテースト×ロイヤルスキー』で『フォルティノ系×Princely Gift系×Northern Dancer系×Bold Ruler系』の配合です。5代血統表内ではNasrullah(1940.3.2)5×5のクロスがあります。フェイクフェイスの牝系は米国産の牝馬マッチレスネイティヴ(1968.4.1)を日本の基礎繁殖とする2号族。3代母ロイヤルコスマー(1982.4.8)はオパールS(OP)などJRA3勝を挙げ、桜花賞(GI)2着、4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー、GII)2着があります。フェイクフェイスは母マヤノクリオネ(1997.4.25)が2連産目の2番仔。なお、この500万戦は14頭立てで行われましたが、14頭すべてがカク地馬でした。

札幌の新馬戦(芝1800m)を勝ち上がったのは(外)アキノレッドスター(2003.2.26、牡、栗毛)。栗東・藤岡健一厩舎の所属。その4代血統構成は『Swain×Green Desert×Luthier×◆Ribot』で『Blushing Groom系×Danzig系×Clarion×Havresac系』の配合です。5代血統表内ではRibot(1952.2.27)5×4、Nasrullah5×5、Nearctic(1954.2.21)5×5のクロスがあります。アキノレッドスターの牝系は欧米で受け継がれている1号族La Troienne(1926)系Striking(1947)分枝。アキノレッドスターの母Absurde(1989)はグロット賞(仏GIII)の勝ち馬ということです。

#アキノレッドスターは外国産馬の為、母の詳しい繁殖記録が分かりかねます。その代わりといってはなんですが、アキノレッドスターの血統表や新馬戦勝ちから思った事を2点挙げておきます。アキノレッドスターの牝系は、曾祖母Artistically(1968)、祖母Absolute(1979)、母Absurdeと馬名の頭文字が「A」で始まる世代交代がなされています。穐吉正孝オーナーは冠名「アキノ」ですが、上手いこと「A」で始まる馬名が4代目につながりました。独国牝系馬みたいですね。もし、意識して馬選びをなされたのであれば、ナイス。また、アキノレッドスターは千田輝彦騎手が騎乗して「第2回札幌開幕週の新馬戦、芝1800m、6番人気」という組み合わせで勝ち上がりました。千田輝彦騎手が騎乗して、よく似た組み合わせで新馬戦勝ちを収めた馬として、「第2回函館開幕週の新馬戦、芝1800m、6番人気」のメジロブライト(1994.4.19)、「第2回札幌開幕週の新馬戦、芝1800m、5番人気」のジャングルポケット(1998.5.7)がいます。はは、どちらも後にクラシックをにぎわしてGIを制していますね(笑)。果たして、アキノレッドスターの未来やいかに。

中山の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)メジロボンズ(2003.3.17、牡、黒鹿毛)。美浦・大久保洋吉厩舎の所属。その4代血統構成は『サクラバクシンオー×モガミ×シャトーゲイ×◆ネヴァービート』で『Princely Gift系×Lyphard系×Khaled系×Never Say Die系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×4、ネヴァービート(1960)4×4のクロスがあります。メジロボンズの牝系は7号族アストニシメント(1902)系アサマユリ(1959.3.17)分枝。主な近親活躍馬にはマーキュリーC(統一GIII)などJRA5勝と地方1勝を挙げたパリスナポレオン(1991.3.25)、JRA4勝でNHKマイルC(GI)3着のショウナンナンバー(1994.4.2)などがいます。また、3代母メジロハリマ(1967.3.19)からの別分枝馬には先日の新潟2歳S(GIII)を圧勝したショウナンタキオン(2003.3.8)がいます。メジロボンズは母メジロロベルタ(1988.5.3)が2連産目の9番仔。今回のメジロボンズのように、メジロの馬はアサマユリとか、シェリル(1971.5.15)とか、アマゾンウォリアー(1960.5.6)とか、牧場伝来の牝系から勝ち馬を輩出してほしいものです。

中山の新馬戦(芝1800m)を勝ち上がったのは(父)モエロタケショウ(2003.3.25、せん、黒鹿毛)。美浦・坂本勝美厩舎の所属。その4代血統構成は『サクラバクシンオー×★リアルシャダイ×モンテプリンス×サウンドトラック』で『Princely Gift系×Roberto系×Herbager系×Sir Cosmo系』の配合です。母父リアルシャダイ(1979.5.27)の0交配、祖母父モンテプリンス(1977.4.1)が良いですね。5代血統表内にはクロスはありません。モエロタケショウの牝系は御料の16号族星旗(1924)系。モエロタケショウは母タケショウキララ(1996.5.8)の初仔サクラバクシンオー(1989.4.14)の仔、中山の新馬戦を連勝しました。

阪神の新馬戦(芝2000m)を勝ち上がったのはマルカシェンク(2003.3.19、牡、黒鹿毛)。栗東・瀬戸口勉厩舎の所属。その4代血統構成は『★サンデーサイレンス×Zafonic×Buckfinder×T.V.Commercial』で『Halo系×Mr.Prospector系×Buckpasser系×Nasrullah系』の配合です。5代血統表内にはクロスはありません。マルカシェンクの牝系は欧米で受け継がれている4号族。母シェンクは伊1000ギニー(GII)など伊3勝です。マルカシェンクは母が3連産目の3番仔。マルカシェンクは瀬戸口勉調教師の期待馬でPOGでも人気だったようですね(←巷間の情報に疎い)。阪神芝2000mの圧勝で未来が広がりました。サンデーサイレンス(1986.3.25)のラストクロップ、これまた楽しみな馬の登場です。

札幌の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはバロンハーバー(2003.4.20、牡、栗毛)。美浦・平井雄二厩舎の所属。その4代血統構成は『★ボストンハーバー×アレミロード×ノノアルコ×エリモシブレー』で『Seattle Slew系×Ribot系×Nearctic系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではBold Reasoning(1968)4×4、Northern Dancer(1961.5.27)4×5、Nearctic(1954.2.11)5×4のクロスがあります。バロンハーバーの牝系は米国産の牝馬ベリートップ(1965.5.9)を日本の基礎繁殖とする3号族。バロンハーバーは母マルカジャンプ(1993.4.21)が6連産目の6番仔。

中山の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはシルクラズベリー(2003.2.28、牝、栗毛)。美浦・大和田稔厩舎の所属。その4代血統構成は『フォーティナイナー×★ノーザンテースト×ボールドアンドエイブル×Hasty Road』で『Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Bold Ruler系×Teddy系』の配合です。5代血統表内ではNasrullah5×5×5、Native Dancer(1950.3.27)4×5、Roman(1937)5×5のクロス、Lady Angela(1944)5×4(母方)の牝馬クロスがあります。シルクラズベリーの牝系は米国産の牝馬ロードマップ(1967.3.20)を日本の基礎繁殖とする4号族。ロードマップからの別分枝馬にデイリー杯3歳S(現デイリー杯2歳S、GII)、ペガサスS(現アーリントンC、GIII)などJRA4勝を挙げ最優秀2歳牝馬(注:新年齢表記)に選出されたノーザンドライバー(1988.4.16)がいます。シルクラズベリーは母シャクヤク(1988.2.23)が6連産目の7番仔。

阪神の未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がったのは(父)(市)クリノスペシャル(2003.3.4、牝、青鹿毛)。栗東・橋口弘次郎厩舎の所属。その4代血統構成は『スペシャルウィーク×ヘクタープロテクター×ダイアトム×チャイナロック』で『Halo系×Mr.Prospector系×Prince Bio系×Hyperion系』の配合です。5代血統表内ではBuckpasser(1963.4.28)5×5のクロスがあります。クリノスペシャルの牝系は9号族コランディア(1958)系。伯母ルイジアナピット(1985.3.31)は阪神牝馬特別(現阪神牝馬S、GII)、牝馬東京タイムズ杯(現府中牝馬S、GIII)などJRA6勝、伯父ダイカツリュウセイ(1987.3.19)は新潟3歳S(現新潟2歳S、GIII)などJRA2勝。先日の函館2歳S(GIII)で2着だったラッシュライフ(2003.5.17)も同牝系です。クリノスペシャルは母ペパーミントグラス(1995.3.24)が2連産目の2番仔。

追記。昨日のコスモス賞(OP)を制したディープエアー(2003.2.12)の4代血統表をアップしました。よろしければご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月10日 (土)

土曜日の2歳戦の結果(2005/09/10分)。

えー、秋の中央開催が始まり、3場による2歳戦が継続して行われております。はは、3場で2歳戦が10レース (オープン特別1クラ、新馬戦4クラ、未勝利戦5クラ)。それでは、回顧に行ってみましょう。なお、朝日CC(GIII)の回顧は次々回に致します。

札幌のコスモス賞(OP)を制したのはディープエアー(2003.2.12)。父タイキシャトル(1994.3.23)の0交配、併せて母父El Gran Senor(1981)の0交配、更には母ハイパスチャー(1988.1.22)の初仔。中島理論的には走る条件が揃っていますね。 4代血統表は今しばらくお待ちください。8月21日に未勝利戦を勝ち上がった際のlogを再掲しておきます。

<再掲分>札幌の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはディープエアー(2003.2.12、牡、鹿毛)。栗東・池添兼雄厩舎の所属。その4代血統構成は『★タイキシャトル×★El Gran Senor×Gone West×The Minstrel』で『Halo系×Northern Dancer系×Mr.Prospector系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内では5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)5×3×5のクロス、Almahmoud(1947)5×5の牝馬クロスがあります。ディープエアーの牝系は欧米で受け継がれている1号族。ディープエアーは母ハイパスチャー(1988.1.22)の初仔と推定。

札幌の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)タイセイアトム(2003.3.23、牡、鹿毛)。栗東・安藤正敏厩舎の所属。その4代血統構成は『サクラバクシンオー×★ヘクタープロテクター×ダイアトム×★アイアンリージ』で『Princely Gift系×Mr.Prospector系×Prince Bio系×Teddy系』の配合です。5代血統表内にはクロスはありません。タイセイアトムの牝系は新国産の牝馬ホワイトマーク(1951.9.25)を日本の基礎繁殖とする1号族。伯母に函館3歳S(現函館2歳S、GIII)の勝ち馬アトムピット(1989.3.23)がいます。よく見ると、タイセイアトムは伯母と同じ誕生日ですね。タイセイアトムは母アトムチェリー(1997.4.5)の初仔

中山の新馬戦(芝1600m)を勝ち上がったのは(父)ノンコ(2003.3.4、牝、栗毛)。美浦・勢司和浩厩舎の所属。その4代血統構成は『アグネスタキオン×★クリミナルタイプ×Lyphard×Bupers』で『Halo系×Alydar系×Northern Dancer系×Black Toney系』の配合です。5代血統表内にはクロスはありません。ノンコの牝系は米国で受け継がれている6号族。伯母アイリッシュダンス(1990.3.26)はJRA9勝を挙げ新潟記念(GIII)、新潟大賞典(GIII)の勝ち馬、同じく伯母スピードアイリスはJRA7勝を挙げアンタレスS(GIII)2着です。また、いとこハーツクライ(2001.4.15)は京都新聞杯(GII)の勝ち馬で日本ダービー(GI)2着、宝塚記念(GI)2着がある現役馬です。ノンコは母レディータイクーン(1994.5.6)が空胎後の3番仔。

阪神の新馬戦(ダート1200m)を勝ち上がったのはワーキングボーイ(2003.2.21、牡、鹿毛)。栗東・中尾正厩舎の所属。その4代血統構成は『エンドスウィープ×ジェイドロバリー×★パドスール×ノーザンテースト』で『Mr.Prospector系×Mr.Prospector系×Mill Reef系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではMr.Prospector(1970.1.28)3×3、Northern Dancer4×5×5のクロスがあります。ワーキングボーイの牝系は英国産の牝馬ナイトライト(1953)を日本の基礎繁殖とする22号族。伯父にJRA5勝を挙げ函館記念(GIII)の勝ち馬クラフトマンシップ(1995.3.21)、叔父にAJCC(GII)、中山金杯(GIII)、函館記念と重賞3勝の現役馬クラフトワーク(2000.4.2)がいます。ワーキングボーイは母ワーキングイオン(1998.4.14)の初仔

阪神の新馬戦(芝1400m)を勝ち上がったのはエイシンラブリー(2003.2.27、牝、鹿毛)。栗東・湯浅三郎厩舎の所属。その4代血統構成は『ミシエロ×★サンデーサイレンス×Topsider×★In Reality』で『Mr.Prospector系×Halo系×Northern Dancer系×Intent系』の配合です。5代血統表内ではTurn-to(1951)5×5のクロスがあります。エイシンラブリーの牝系は米国で受け継がれている1号族。エイシンラブリーは母エイシンワンダフル(1995.5.13)が3連産目の3番仔。

札幌の未勝利戦(芝1500m)を勝ち上がったのは(市)マイネジャーダ(2003.5.20、牝、黒鹿毛)。美浦・阿部新生厩舎の所属。その4代血統構成は『ジェイドロバリー×Lyphard×Dunce×Better Self』で『Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Tom Fool系×Black Toney系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×3、Native Dancer(1950.3.27)4×5のクロスがあります。マイネジャーダの牝系は米国で受け継がれているアメリカンファミリーの29号族。祖母Close Control(1968)からの別分枝馬にJRA4勝でNZT4歳S(現NZT、GII)の勝ち馬シェイクハンド(1992.4.1)、新潟2歳S(GIII)を制した現役馬ダイワバンディッド(2001.2.16)がいます。

中山の未勝利戦(ダート1200m)を勝ち上がったのは(父)マチカネニオウミヤ(2003.3.26、牡、鹿毛)。栗東・河内洋厩舎の所属。その4代血統構成は『メジロライアン×ビゼンニシキ×ゼダーン×ファバージ』で『ノーザンテースト系×Luthier系×Grey Sovereign系×Princely Gift系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×5のクロスがあります。マチカネニオウミヤの牝系は12号族ビューチフルドリーマー(1903)系オーハヤブサ(1959.3.3)分枝。叔父ホーマンウイナー(1999.4.11)はデイリー杯2歳S(GII)2着、アーリントンC(GIII)2着で現役馬です。また、母グランシェール(1994.5.7)はJRA4勝。柴田大知騎手騎乗で桜花賞(GI)に挑んだことを思い出します。マチカネニオウミヤは母が3連産目の3番仔。

中山の未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がったのは(父)リードザウェイ(2003.3.6、牝、鹿毛)。美浦・大久保洋吉厩舎の所属。その4代血統構成は『アグネスタキオン×Sheikh Albadou×Caveat×Blakeney』で『Halo系×Danzig系×Bold Ruler系×Tourbillon系』の配合です。5代血統表内ではクロスはありません。リードザウェイの牝系は欧米で受け継がれている4号族。母プレイズポーラ(1995.2.7)はJRA4勝、祖母ポーラリヴァール(1988.4.29)は北米9勝でセニョリータBCS(米GIII)の勝ち馬ということです。リードザウェイは母が2連産目の2番仔。

阪神の未勝利戦(ダート1400m)を勝ち上がったのは(父)(市)タガノエクリプス(2003.4.8、牡、青毛)。栗東・川村禎彦厩舎の所属。その4代血統構成は『フジキセキ×ヘクタープロテクター×★ノーザンテースト×ヒッティングアウェー』で『Halo系×Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Tourbillon系』の配合です。5代血統表内ではクロスはありません。タガノエクリプスの牝系はファンシミン(1967.4.21)を日本の基礎繁殖とする9号族。祖母ダイナマイン(1980.4.30)はJRA7勝を挙げ新潟記念、牝馬東京タイムズ杯(現府中牝馬S、GIII)の勝ちました。同牝系馬にアドマイヤマックス(1999.4.9)ラインクラフト(2002.4.4)、ダイナシュート(1982.5.13)、ブロードマインド(1988.4.17)など。タガノエクリプスは母サマープロテクター(1994.5.24)が4連産目の4番仔。

阪神の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)フローネ(2003.3.8、牝、栗毛)。栗東・武邦彦厩舎の所属。その4代血統構成は『アグネスタキオン×ノーザンテースト×Riverman×Time Tested』で『Halo系×Northern Dancer系×Never Bend系×Black Toney系』の配合です。5代血統表内ではAlmahmoud5×5、Lady Angela(1944)5×4(母方)の牝馬クロスがあります。フローネの牝系は米国で受け継がれている8号族。母アローム(1990.4.4)はエルフィンS(OP)などJRA2勝。エルフィンSを制した際、「ノーザンテースト産駒、栗毛、小林稔厩舎、同馬主(根岸治男氏)」という組み合わせにより、前年(1992年)のオークス(GI)馬アドラーブル(1989.4.28)を思い出すと、関西TVドリーム競馬宮川一朗太さんがおっしゃっていました。閑話休題。フローネの半兄(母の初仔)ヒダカプロテクター(1995.3.29)はJRA5勝。脚元がパンとしなかった為5勝に終わりましたが、素質は高いものを持っていました。フローネは母が6連産目の8番仔。

アグネスタキオン(1998.4.13)の仔が3頭、Black Toney(1911)系を曾祖母父に持つ馬が3頭勝ち上がった土曜日の新馬戦でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 9日 (金)

Rumplestiltskin(2003.2.17)。

2歳牝馬GIであるモイグレアスタッドS(愛GI)を制したRumplestiltskin。父デインヒル(1986.3.26)、直系祖母Miesque(1984.3.14)という良血馬です。GI10勝のMiesqueは言うに及ばず、伯父Kingmambo(1990.2.19)、伯母East of the Moon(1991.3.25)ですからね。その4代血統構成は『★デインヒル×Mr.Prospector×Nureyev×Prove Out』という配合です。中島理論的には、0交配1系と他3系という『ホエールボーン・バージョン』の組み合わせです。調べてみたところ、8代残牡先祖数は『6/128』、ゆえに潜在能力値は『1.98』という高い数値です。それにしても、2003年産の0交配のデインヒル産駒は走るなぁ。

以上、『実はRumplestiltskinの誕生日は父方の祖母の17回忌』というかろむわんでした(←おいおい)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 8日 (木)

「京成杯AH(GIII)」と聞くと、サクラチトセオー(1990.5.11)を思う。

サクラチトセオーが勝った1994年当時は、まだ「京王杯AH」でした。今でも混乱しますね。京成杯2歳S(GII)が京王杯2歳Sに、京王杯AHが京成杯AHに変更となったのが1998年。関東の方はパッとお分かりになるのでしょうけれど、私は「分からんなぁ」という感じです。7年も経つのに、この適応力のなさ(笑)。

さて、サクラチトセオー。京王杯AHを制した際の勝ち時計が1分32秒1の日本レコード。生涯21戦中、唯一、小島太騎手(現調教師)ではなく的場均騎手(現調教師)が騎乗された一戦でした。このレースをTV中継で見ていた時、フジTV解説の吉田均さんが勝ち時計について問われ、「吉田さん、レコード決着は?」「うーん、今回のメンバーの中にはダイナアクトレス(注:当時の日本レコードホルダー)級はいませんので」と仰っていたのを思い出します。サクラチトセオーがあっさりレコードで制した時、ちょっと切なかったでしょうね(苦笑)。

サクラチトセオーは、昨日のlogで触れたマイシンザン(1990.3.7)の同級生。残念ながらマイシンザンは5歳秋の天皇賞・秋(GI)を前日に左前脚屈腱炎で出走取消でしたが、かたきは同級生が取ってくれました。ジェニュイン(1992.4.28)との争いになった時、「6歳世代(注:旧年齢表記)の意地を見せたれ!!」と思わずTV画面に叫んだのは、私、かろむわんです(笑)。

続きを読む "「京成杯AH(GIII)」と聞くと、サクラチトセオー(1990.5.11)を思う。 "

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 7日 (水)

「朝日チャレンジカップ(GIII)」と聞くと、どうしてもマイシンザン(1990.3.7)を思う。

前年(1994年)の天皇賞・秋(GI)以来、11ヶ月ぶりのレースでした。阪神大震災の影響による京都の代替開催。私は淀まで出掛けるか否か、迷ったんですね。で、迷った挙句、自宅でTV中継を見ていました。パドックからいやにおとなしいマイシンザン。「おお、どないしたん。もっと暴れまくるんちゃうんかいな」と、かえって心配になりました。4番人気で挑んだレースは中段7番手から徐々に進出。3角から4角、久々が響いているのか、おっつけおっつけ、外から進出。そして直線。4代母に同じヤシマテンプル(1947.5.22)を持つスプリングバンブー(1990.5.26)との叩き合いを制して、上がり3ハロン34秒3の鬼脚で、見事に重賞2勝目を遂げました。大泣きしましたね(苦笑)。「なぜ応援に行かなかったのか」と、後になって思いました。

3歳初頭以降の戦績は、今でもパッと思い出せます。祖父の名前が付けられたシンザン記念(GIII)。新馬戦10馬身差勝ちが認められて2番人気で挑んだレースは、13着ドンジリ負けでした。「そんなはずはない」と巻き返しを狙った飛梅賞はダートが合わなかったのか1番人気6着。そして「ここでダメだったら気性的な問題。去勢も辞さない」と飛梅賞から連闘で挑んだこぶし賞。京都の内回り芝1600m、3角から4角、強引に進出してそのまま押し切りました。4番人気1着。勝ち時計1分34秒9は当時の淀芝1600m内回りの3歳レコードタイムでした。ひと叩きして挑むはずだった皐月賞(GI)は、ザ石の為にこぶし賞からブッツケ。13番人気9着でしたが、上がり3ハロンで繰り出した末脚35秒2は、勝ち馬ナリタタイシン(1990.6.10)の34秒6に次いで、出走18頭中2番目に速いものでした。そして、日本ダービー(GI)出走をかけて挑んだNHK杯(旧GII)。「2段ロケットのようですね!!」とNHKのTV中継の解説をされていた伊藤正徳調教師に言わしめた、35秒0の末脚。2着のガレオン(1990.4.25)に3馬身半差を付けての快勝。4番人気1着。勝ち時計2分0秒7はレースレコードタイムでした。また、このNHK杯は、山本正司調教師と松永幹夫騎手の師弟コンビによる、初めての重賞制覇でもありました。そうして、勇躍挑んだ日本ダービー。テン乗りとなった田原成貴騎手が自信を持って先行策を取られましたが、3強とガレオンにわずかに及ばず4番人気5着でした。

その後は、屈腱炎との戦いでしたね。3歳秋。ウイニングチケット(1990.3.21)との対決が楽しみなはずだった京都新聞杯(GII)。屈腱炎発症のニュースをスポーツ新聞で見た時は魂が抜けそうになってしまいました。4歳秋。日本ダービー以来、約1年4ヶ月ぶりの出走となった毎日王冠(GII)。ひっかかりまくり、サクラバクシンオー(1989.4.14)の尻を突っつく形となったレース。1000m通過が57秒5。それは速すぎるやろう(笑)。それでも、勝ち馬のネーハイシーザー(1990.4.27)の日本レコード1分44秒6から0秒6差でまとめたのですから、大したものです。7番人気7着。ひと叩きの効果を見込まれた天皇賞・秋(GI)。父仔3代制覇を期待されましたが、道中の不利もあり、5番人気11着。その後にまたもや屈腱炎発症。そして、5歳秋の復帰戦が、朝日チャレンジカップでした。

5歳秋、朝日チャレンジカップの後。賞金加算を狙った毎日王冠は雨にたたられて3番人気5着。再度父仔3代制覇を狙った天皇賞・秋。ナイスネイチャ(1988.4.16)の回避により運良く滑り込んだ出走枠。前売りの段階では1番人気に押されていました。けれど……。天皇賞前日の土曜日。忘れもしませんよ、スワンS(GII)の発走直前。KBS京都のTV中継を見ていた私に、宮本英樹アナが厳しい口調で伝えてくださいました。「2枠3番のマイシンザンが左前脚の屈腱炎を発症」。「2枠」と聞いた後、「3番とは言わんといて」と願いました。しかし、その思いは、残念ながら届かず。夢破れた瞬間でした。

今のところ、私が最も愛した馬であるマイシンザン。そんな彼に対して、山本調教師が与えられた評価を持って、今日のlogを終了とします。

山本 ゼネラリストがこれからどういう競馬をしてくれるか分からないし、ハッピープログレスもいましたけど、こと潜在能力ということならマイシンザンがいちばんだと思いますね。

-月刊『優駿』、1996年3月号P71、『杉本清の競馬談義』より抜粋。-

#追記。マイシンザンの引き取られ先:EQUINE-HOLIC(ワイルドブラスターも一緒に引き取られています)。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年9月 6日 (火)

「セントウルS(GIII)」と聞くと、エイシンワシントン(1991.5.5)とダンシングサーパス(1990.3.13)を思う。

内藤繁春厩舎ドンブリで決まった1994年、中京開催のセントウルS。エイシンワシントンは、戦績を振り返ると中京芝1200mは4戦4勝の負けなし。好調期に高松宮杯(現高松宮記念、GI)に挑めなかったのが残念でした。最後のスプリンターズS(GI)も同着にしてあげたらよかったのに。種牡馬としては、平井豊光オーナーのバックアップもあり、産駒は中央で走っていますね。頑張れ。

ダンシングサーパス。このセントウルS2着や宝塚記念(GI)3着ほか、高松宮杯(旧GII)2着、大阪杯(GII)2着、目黒記念(GII)2着、阪神大賞典(GII)3着、日経新春杯(GII)3着、鳴尾記念(当時GII)3着。代表勝ち鞍がオーストラリアT(OP)で止まってしまったのが、ちょっとかわいそうでした。このセントウルSも「内藤先生、ワシントンはともかく、サーパスはちょっと距離が短いんと違うん?」と思っていたら、豪脚を発揮して2着に突っ込んできました。このセントウルSの後、京都大賞典(GII)に連闘していますね(1番人気5着)。オセアニアの馬みたいな使われ方でした。

#余談。今になって思えば、ダンシングサーパスが中京のセントウルSを使ったのは、オーナーが愛知県の方(橋本昭子氏)だからということもあるのでしょうね。というか、内藤調教師も愛知県の方ですし、エイシンワシントンやダンシングサーパスに騎乗していた元所属騎手、熊沢重文騎手も愛知県の出身です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 5日 (月)

日曜日の重賞の結果(2005/09/04分)。

第25回新潟2歳S(GIII)。

1着ショウナンタキオン(2003.3.8)。派手に出遅れたのに、何なんですか、その勝ちっぷりは(笑)。田中勝春騎手、出遅れたにも関わらず、泰然自若と後方待機。直線、エンジンがかかるとあっという間に5馬身差。上がり3ハロン33秒9の豪脚はお見事でした。父アグネスタキオン(1998.4.13)の初年度産駒、祖母父がマイナー種牡馬のメジロゲッコウ(1968.5.1)、母ショウナンマイラヴ(1998.5.5)の初仔と、中島理論的には走る条件も揃っています。新潟2歳王者、これからが楽しみになってきました。

2着ニシノフジムスメ(2003.4.20)。下見所と輪乗りをしている時の気配がよく見えました。やや黒色がかった鹿毛の馬体よろしく、落ち着いた佇まい。今回は勝ち馬が強かったのですが、この馬とて、よく粘りこんでいます。これからが楽しみな牝馬です。頑張って、キングヘイロー(1995.4.28)の仔。

#キングヘイローの好敵手だったセイウンスカイ(1995.4.26)の西山牧場さんがニシノドコマデモ(2002.5.9)、ニシノフジムスメと現時点でのキングヘイローの代表産駒を生産所有されているところが、ちょっと面白いですね。それだけ、種牡馬キングヘイローを買っていらっしゃるのでしょう。

3着コスモミール(2003.4.4)。サスガに今回は前走までとは勝手が違いましたか。巷間では「2歳夏が勝負」と風評が流れているようですが、母トリプルタイム(1996.4.29)の初仔、母父リアルシャダイ(1979.5.27)の0交配、曾祖母が桜花賞(現GI)馬ホースメンテスコ(1976.2.29)という、少なくとも3歳春までは成長力も伴いそうな血の構成である事をフォローしておきます。

終わってみれば1番人気、2番人気、3番人気の順番で終わった、新潟2歳Sでした。

*** *** *** *** *** *** *** *** *** 

第25回小倉2歳S(GIII)。

1着アルーリングボイス(2003.1.23)。母仔2代の小倉2歳S-母の時代は3歳Sでしたが-制覇、成る。併せて、武豊騎手の同一年度における小倉4重賞完全制覇、成る。思い出せば、母アルーリングアクト(1997.2.20)が同レースを制した時、真っ暗の空と大雨の中で、秋山真一郎騎手と共に馬場の真ん中外目をガツンと抜け出してきたものでした。小倉の2歳戦、そして雨で濡れた上滑りしそうな馬場なら、この母仔にまかせておけという事だったのですね。母系からは早稲の天才血統の香りが漂いますが、アルーリングアクトの初仔、これからも頑張って、母を超えてほしいものです。

2着セントルイスガール(2003.5.20)。外から詰め寄った末脚は良い脚色でしたが、わずかにハナ差及ばず。400kgに満たない馬体でいつも頑張っています。デビュー時の382kgから3戦目の今回は392kgと10kg増でした。秋以降を戦うためにも、馬体の成長を見守りたいですね。

3着トーホウアモーレ(2003.3.17)。アグネスタキオン産駒は東でかっとびましたし、西ではこれくらいにしておいてあげようという感じですか。いや、勝つにこした事はないのですが(苦笑)。Nijinsky(1967.2.21)系の牝馬にアグネスタキオンは合うと思っていますので、トーホウアモーレには良い例となってほしいものです。

終わってみれば、母仔制覇。ユタカマジック炸裂の小倉最終日、いえ今年の小倉開催でした。

#追記。『日曜日の新馬戦および未勝利戦の結果(2005/09/04分)』について、母の受胎条件を調べきれていなかった馬が何頭かいました。アドマイヤキッス(2003.2.8)、メイショウサムソン(2003.3.7)、ユキノアサカゼ(2003.4.21)について加筆していますので、よろしければご参照ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 4日 (日)

日曜日の新馬戦および未勝利戦の結果(2005/09/04分)。

小倉と新潟の最終週。ということは重賞はそれぞれの2歳S。きょ、今日の2歳戦回顧は大変です。という訳で、重賞と新馬戦および未勝利戦は分けて回顧したいと思います。

とりあえず、東西重賞の連対馬の血統だけは表のページに上梓しておきますので、よろしければご確認ください。

第25回新潟2歳S(GIII) → 1着ショウナンタキオン(2003.3.8) 2着ニシノフジムスメ(2003.4.20)

第25回小倉2歳S(GIII) → 1着アルーリングボイス(2003.1.23) 2着セントルイスガール(2003.5.20)

*** *** *** *** *** *** *** *** *** 

日曜日の新馬戦および未勝利戦の結果です。新馬戦2クラ、未勝利戦5クラ。

札幌の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(父)トップオンターフ(2003.3.31、牡、鹿毛)。美浦・古賀一隆厩舎の所属。その4代血統構成は『フサイチソニック×スリルショー×モデルフール×Ambiorix』で『Danzig系×Northern Dancer系×Tom Fool系×Tourbillon系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)4×4のクロス、Natalma(1950)5×5×5の牝馬クロスがあります。トップオンターフの牝系は米国産の牝馬アンブリー(1957.4.3)を日本の基礎繁殖とする7号族。祖母シャダイアンブリー(1976.4.8)の分枝は堅実に駆ける馬を出しています。いとこに愛知杯(GIII)の勝ち馬サクラエキスパート(1993.4.13)、神戸新聞杯(GII)3着、菊花賞(GI)4着のキングファラオ(1990.4.16)、オープン特別3勝で弥生賞(GII)2着のエアチャリオット(1991.4.17)などがいます。トップオンターフは母トップアンブリー(1990.5.7)が5連産目の7番仔。母は2003年10月に供用変更されており、トップオンターフが最後の仔です。

新潟の新馬戦(芝1400m)を勝ち上がったのは(外)トーヨーエーピー(2003.5.28、牡、芦毛)。美浦・成島英春厩舎の所属。その4代血統構成は『Old Trieste×Talc×Little Current×Nearctic』で『Seattle Slew系×Owen Tudor系×Native Dancer系×Nearco系』の配合です。5代血統表内ではMy Babu(1945)5×5のクロスがあります。トーヨーエーピーの牝系は米国で受け継がれている1号族。母Putthepowdertoit(1990)はラプレヴォイアンテH(米GII)2着、マーサワシントンS(米GIII)2着があるようです。さかのぼればベルモントS(現米GI)の勝ち馬Arts and Letters(1966)と同牝系です。

札幌の未勝利戦(ダート1000m)を勝ち上がったのは(父)(市)アルジェナー(2003.5.11、牝、鹿毛)。美浦・萱野浩二厩舎の所属。その4代血統構成は『フサイチコンコルド×オウインスパイアリング×サンプリンス×ミンスキー』で『Nijinsky系×Seattle Slew系×Princely Gift系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではNijinsky(1967.2.21)とミンスキー(1968.3.25)3×4の全兄弟クロス、Northern Dancer4×4×5のクロスがあります。アルジェナーの牝系は豪州産の牝馬ミスブゼン(1952.9.5)を日本の基礎繁殖とする18号族。3代母シルクスキー(1976.3.21)は京都大賞典(現GII)、阪神牝馬特別(現阪神牝馬S、GII)、4歳牝馬特別(現フローラS、GII)、函館3歳S(現函館2歳S、GIII)と重賞4勝の名牝です。アルジェナーは母ニワノスズラン(1994.5.14)が4連産目の4番仔。なお、netkeiba.comの記事によりますと、アルジェナーは2004年の北海道市場オータムセールで100万円で落札されたということです。もうすでに自身の落札価格より多く稼いでいますね。

札幌の未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がったのは(市)アドマイヤキッス(2003.2.8、牝、栗毛)。栗東・松田博資厩舎の所属。その4代血統構成は『★サンデーサイレンス×ジェイドロバリー×Lyphard×Riva Ridge』で『Halo系×Mr.Prospector系×Northern Dancer系×Turn-to系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer5×4のクロスがあります。アドマイヤキッスの牝系は米国で受け継がれている20号族。母キッスパシオン(1993.2.24)はJRA3勝を挙げ札幌3歳S(現札幌2歳S、GIII)2着、叔父キスミーテンダー(1996.4.28)はJRA6勝を挙げマイラーズC(GII)2着、京王杯SC(GII)2着があります。8月20日の未勝利戦を勝ち上がったシアワセナンダッケ(2003.3.17)はいとこです。アドマイヤキッスは母が不受胎後の3番仔。うーむ、サンデーサイレンス(1986.3.25)のラストクロップ、現在のところ4頭がJRAの2歳戦を勝ち上がっていますが、母がお腹を空けた後の仔どもが3頭勝ち上がっています。アドマイヤキッスをはじめ、タガノアイガー(2003.2.26)、マツリダゴッホ(2003.3.15)。0交配に受胎条件が伴えば、中島理論的には鬼に金棒ですが(苦笑)。

新潟の未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がったのは(父)ユキノアサカゼ(2003.4.21、牡、栗毛)。美浦・根本康広厩舎の所属。その4代血統構成は『エアジハード×★Irish River×Grand Revival×Bupers』で『Princely Gift系×Riverman系×Native Dancer系×Black Toney系』の配合です。5代血統表内ではNasrullah(1940.3.2)5×5のクロスがあります。ユキノアサカゼの牝系は米国で受け継がれている6号族。半兄シャドウクリーク(1993.3.25)はJRA7勝を挙げ、シリウスS(GIII)2着、フェブラリーS(GI)3着があります。ユキノアサカゼは母アイリッシュシャドウ(1985.3.8)が2連産目の11番仔と推定。

小倉の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはユウカージナル(2003.3.28、牡、青鹿毛)。栗東・松元茂樹厩舎の所属。その4代血統構成は『タイキブリザード×マルゼンスキー×ピットカーン×ファバージ』で『Seattle Slew系×Nijinsky系×Fairway系×Princely Gift系』の配合です。5代血統表内ではHail to Reason(1958)5×5のクロスがあります。ユウカージナルの牝系は英国産の牝馬ステラパーダリス(1957)を日本の基礎繁殖とする22号族。伯母スプリングバーベナ(1992.3.19)はJRA5勝を挙げ中山牝馬S(GIII)2着、3着があります。ユウカージナルは母フォレットジューナ(1998.6.8)が2連産目の2番仔。

小倉の未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がったのはメイショウサムソン(2003.3.7、牡、鹿毛)。栗東・瀬戸口勉厩舎の所属。その4代血統構成は『オペラハウス×ダンシングブレーヴ×サンプリンス×フォルティノ』で『Sadler's Wells系×Lyphard系×Princely Gift系×Grey Sovereign系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer3×4のクロスがあります。メイショウサムソンの牝系は小岩井の3号族フロリースカップ(1904)系ガーネット(1955.3.15)分枝。伯母にオープン特別2勝を挙げ桜花賞(GI)で2番人気に押されたノーザンプリンセス(1991.3.22)がいます。メイショウサムソンは母マイヴィヴィアン(1997.3.29)が流産後の初仔。

祖母父にサンプリンス(1969)を持つ馬が2頭勝ち上がった日曜日の新馬戦および未勝利戦でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 3日 (土)

土曜日の重賞と2歳戦の結果(2005/09/03分)。

第10回エルムS(GIII)。

1着パーソナルラッシュ(2001.3.18)。59kgを背負って、直線、外からおっつけおっつけ脚を伸ばしました。最後の最後、ハナ差捕らえたのはお見事。これでエルムSは連覇。サスガにダービーグランプリ(統一GI)の勝ち馬にしてBCクラシック(米GI)6着馬。今秋も楽しみですね。

2着ジンクライシス(2001.4.27)。最内をよく粘っていました。3着馬は振り切りましたが、決勝点で差して来た馬にやられてしまいましたね。距離が長いと思われた昨年のジャパンカップダート(GI)でも3着に頑張った力量のある馬。ダートの安定勢力としてこれからも活躍してくれそうです。

3着カイトヒルウインド(1999.2.24)。よく頑張りましたが、ラストは若い衆に先を譲る結果になってしまいました。

終わってみれば、出走13頭のうち3頭だったマル外馬が1、2、3着を占めたエルムSの結果でした。

*** *** *** *** *** *** *** *** *** 

土曜日の2歳戦の結果です。500万戦1クラ、新馬戦2クラ、未勝利戦4クラ。

札幌の500万戦(ダート1000m)を制したのはアイアムエンジェル(2003.3.31、牝、鹿毛)。ダテに前走の函館2歳S(GIII)で4着になっていなかったということでしょうか。アイアムエンジェルの血統については、7月9日にアップしたものを以下に再掲しておきます。

<再掲分>函館の未勝利戦(ダート1000m)を勝ち上がったのはアイアムエンジェル(2003.3.31、♀)。美浦・杉浦宏昭厩舎の所属。その4代血統構成は『★ボストンハーバー×Danzig Connection×Mr.Prospector×Current Concept』で『Bold Ruler系×Northern Dancer系×Raise a Native系×Nasrullah系』の配合です。Northern Dancer(1961.5.27)4×4の0クロスがあります。牝系は米国で受け継がれている14号族。半兄に京王杯2歳S(GII)3着のアイアムツヨシ(1999.4.13)がいます。母アイアムザウィナー(1993.2.2)が5連産目の5番仔。ボストンハーバー(1994.4.4)産駒は今年の2歳戦を初勝利との事。なお、すでにおなじみのボストンハーバーですが、今年の2歳が日本供用初年度産駒となります。

札幌の新馬戦(芝1800m)を勝ち上がったのは(父)マイネルバシリコス(2003.4.21、牡、鹿毛)。栗東・加用正厩舎の所属。その4代血統構成は『トウカイテイオー×サンデーサイレンス×Kenmare×Nijinsky』で『パーソロン系×Halo系×ゼダーン系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではMilesian(1953)4×5、Northern Dancer4×5のクロスがあります。マイネルバシリコスの牝系は欧米で受け継がれている1号族。3代母プリンセスリダ(1977.2.4)は仏4勝。モルニ賞(GI)、サラマンドル賞(GI)を制して仏2歳牝馬王者に選出されました。マイネルバシリコスは母ダイイチコパン(1997.4.24)の初仔。岡田繁幸さん自信の2歳馬の1頭、まずは順当に勝ち上がりました。

小倉の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのは(市)テイエムプリキュア(2003.4.8、牝、黒鹿毛)。栗東・五十嵐忠男厩舎の所属。その4代血統構成は『パラダイスクリーク×ステートリードン×Caro×Icecapade』で『Riverman系×Nureyev系×フォルティノ系×Nearctic系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×4、Nearctic(1954.2.11)5×5×5のクロスがあります。テイエムプリキュアの牝系は米国で受け継がれている11号族。伯父エムアイブラン(1992.4.22)は武蔵野S(GIII)2回、平安S(GIII)、アンタレスS(GIII)などJRA12勝を挙げた活躍馬です。テイエムプリキュアは母フェリアード(1996.5.5)が3連産目の3番仔。しかし、竹園正繼オーナー、プリキュアですかぁ。

札幌の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはアドマイヤディーノ(2003.4.18、牡、鹿毛)。栗東・松田博資厩舎の所属。その4代血統構成は『フレンチデピュティ×サンデーサイレンス×★Argument×ヴァイスリーガル』で『Vice Regent系×Halo系×Teddy系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではVice Regent(1967.4.29)とヴァイスリーガル(1966.4.4)の全兄弟クロスが3×4であります。アドマイヤディーノの牝系は欧米で受け継がれている11号族。伯父アドマイヤロード(1998.5.27)はJRA4勝を挙げ万葉S(OP)の勝ち馬です。また、叔父カーム(2000.4.9)はセレクトセールで3億2000万円の高額馬。岡田繁幸さんの相馬眼に適った同馬でしたが、故障によりJRAでは3戦0勝。現在は岩手競馬に移籍して現役として頑張っています。アドマイヤディーノは母アドマイヤセラヴィ(1999.5.4)の初仔。

新潟の未勝利戦(ダート1200m)を勝ち上がったのはヤマニングロワール(2003.4.26、牝、栗毛)。栗東・浅見秀一厩舎の所属。その4代血統構成は『フレンチデピュティ×★Danzig×Creme dela Creme×★The Doge』で『Vice Regent系×Northern Dancer系×Hyperion系×Teddy系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer4×3、Nasrullah(1940.3.2)5×5のクロスがあります。ヤマニングロワールの牝系は米国で受け継がれている10号族。母ワンオブアクライン(1986.4.15)は米2勝を挙げオークリーフS(GI)の勝ち馬、半姉ヤマニンザナドゥ(1994.5.25)はJRA3勝を挙げ4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー、GII)3着です。ヤマニングロワールは母が5連産目の12番仔。

新潟の未勝利戦(芝1400m)を勝ち上がったのは(父)リンガスベガ(2003.4.14、牡、鹿毛)。美浦・境征勝厩舎の所属。その4代血統構成は『アドマイヤベガ×トウショウボーイ×シルバーシャーク×リンボー』で『Halo系×Princely Gift系×Relic系×War Admiral系』の配合です。5代血統表内にクロスはありません。リンガスベガの牝系は豪州産の牝馬トルースピアー(1929)を日本の基礎繁殖とするコロニアルファミリーの6号族。半姉リンガスローレル(1999.4.27)はダート短距離馬として現役で頑張っています。リンガスベガは母リンガスマドンナ(1992.3.26)が6連産目の6番仔。

小倉の未勝利戦(芝1000m)を勝ち上がったのはドナラーク(2003.4.3、牝、鹿毛)。栗東・梅内忍厩舎の所属。その4代血統構成は『スキャン×ヤマニンゼファー×ラッキーソブリン×Le Fabuleux』で『Mr.Prospector系×Habitat系×Nijinsky系×Wild Risk系』の配合です。5代血統表内ではNijinsky(1967.2.21)3×4のクロスがあります。ドナラークの牝系は仏国産の牝馬アリゼッタ(1960.5.3)を日本の基礎繁殖とする7号族。半兄ドンクール(2002.4.25)は兵庫CS(統一GII)を制するなどダート戦線で活躍中です。また、伯父メイショウワカシオ(1994.3.23)は京都JS(J・GIII)などジャンプ4勝、平地3勝の活躍馬でした。ドナラークは母メイショウマキバコ(1995.4.15)が2連産目の2番仔。

リンガスベガは半姉、ドナラークは半兄と同じ出走日に勝ち上がりました。今日はそれぞれの姉、兄は奮いませんでしたが、たまに不思議な連鎖がありますよね。兄弟の同日出走勝利といえば、今年の阪神大賞典(GII)のマイソールサウンド(1999.4.8)とマイハッピークロス(2002.6.17)、昨年のサンバレンティン(2001.3.9)とインティライミ(2002.4.6)を思い出します。この2例は全兄弟、同厩舎、同競馬場での出走の組み合わせでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 2日 (金)

vol.1 新しい試み。

ポッドキャスティング版・中島理論コラムの裏ページ・第1回をダウンロード(サイズ:9.456MB、再生時間:約10分4秒)。

えーと、昨日のlogでお伝えしておりました、新しい試みの2つ目ですが、答えは『ポッドキャスティングによる音声配信』でした(えーっ!?)。

「おいおい、お前みたいな者が音声を配信してエエンかいな。厚顔無恥も甚だしいぞ」とおっしゃるお客様、その通りです(笑)。けれど、↑のリンクの表記どおり、今回が第1回ということで、これからも音声配信をしていくつもりです(苦笑)。まま、blog更新のマンネリ化を防ぐ為の策とご理解ください。

「えー」というツナギが多すぎる冗長な下手くそなしゃべりを聞いてみたい、という奇特な方がいらっしゃいましたら、↑のリンクからmp3ファイルをダウンロードの後に、mp3形式に対応するソフトウェア(例:Windows Media Playerなど)で聞いてみてください。

また、iTunesのver4.9をお使いのPCにインストールして頂くと、←のサイドバーの中にある「RSS Podcastingのバナー」をドラッグ&ドロップして頂くだけで、ポッドキャスティングの更新した際に自動的に最新版が配信されて便利です。

なお、「お前の声なんか聞きたくないわい」という方もいらっしゃると思いますので、↓にlogの更新も行っておきます。ただ、ポッドキャスティング版では、logの内容よりも、もう少し話題を追加しております。

では、ポッドキャスティング版ならびにlog版、中島理論コラムの裏ページを、これからもよろしくお願い致します。

*** *** *** *** *** *** *** *** *** 

BGMはさだまさしさんで『精霊流し』のかろむわんでございます。

1974年に日本レコード大賞作詞賞を受賞したこの曲。さださん、21歳の時の作品です。ご本人曰く「ジジイのような青年だった」との事。長崎でお盆に行われる行事として知られる精霊流し。実際には爆竹が盛んに使われて、さださんの歌のような重たいイメージはあまりないとのこと。「精霊船を送る人々の心情を歌にしたのが精霊流し」というのが、さださんご本人の弁です。

精霊流しといえば、同名の小説をさださんご自身が上梓されて、映画やNHKドラマ化されていました。私はNHKドラマを見たのですが、「なかば自伝的小説やろ。主役に坂口憲二さんはオトコマエ過ぎちゃうか」と思ったものです(笑)。また、同ドラマには、いまや売れっ子となった滝沢沙織さんが出演されていて、「あー、この人ちょっとキツイめのしっかりした顔立ちやけど、キレイやなぁ」とも思いました。ドラマの中で、喫茶店にて滝沢さんが坂口さんにコップの水を引っ掛けるシーンがあったのですが、それが印象的でした(笑)。

さて、恒例(?)の競馬の話題に持っていくコーナーですが、「さだまさし」といえば、サダマーサー(1988.4.9)ですね。なつかしや、関西中堅級の雄。馬主さんがさださんのファンなのかどうかは未調査です(笑)。

以上、「さださんはアイネスフウジン(1987.4.10)ダイタクヘリオス(1987.4.10)と同じ4月10日生まれ」という情報を残して去っていくかろむわんでした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年9月 1日 (木)

お知らせ。

いつも『中島理論コラムの裏ページ』をご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。

今年の6月から丸3ヶ月の間、niftyさんのココログで当blogをつづって参りました。ありがたいことに、辺境blogであるにも関わらず、1日に50hitほどのアクセスを頂いております。閲覧者の皆様には感謝感激雨あられでございます。

さて、そんな辺境blogの当ページではありますが、今回、新たな試みと致しまして、以下の2点を実行したいと思います。

  1. 新規閲覧者の開拓の為、当blogの「更新通知」を設定する。
  2. 9月1日夜の更新をお楽しみに(新しい試みの内容を伝えられていないなぁ……)。

上記1については、blogの設定を変更して、ココログのトップページ等に当ページの更新情報を掲載するように致しました。不特定多数の方が、このblogを閲覧して頂けるようになるとともに、2週間後くらいにはGoogleによる当blogの記事検索が可能になるのではないかと思います。また、上記2については、9月1日の夜半から9月2日の午前をお待ちください。まま、私が思い付く位のことですから、勘の良いお客様は、どんなことをするのかお分かりになるやも知れませんね(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

合掌。

netkeiba.comの記事によると、ダンツフレーム(1998.4.19)、8月30日に肺炎で死亡したという事。

2歳時から頑張って走って、3歳春のアーリントンC(GIII)で重賞初制覇。以降、皐月賞(GI)2着、日本ダービー(GI)2着、菊花賞(GI)5着。クラシックで常に善戦していました。4歳になっても善戦ぶりは変わらず、安田記念(GI)2着。そして迎えた、宝塚記念(GI)。それまでのうっぷんを晴らすかのように、見事にGI初勝利を収めました。

残念ながら、4歳時の宝塚記念より後はGIレースを勝利できませんでしたが、5歳春の天皇賞・春(GI)では5着に食い込み、その次走の新潟大賞典(GIII)では格の違いを見せつけて重賞3勝目を挙げました。

普通は、これだけの成績を残した馬であれば、種牡馬として供用されるはずです。しかし、ダンツフレームは荒尾競馬、浦和競馬と渡り歩き、最後は乗馬として供用されました。

「サラブレッドは経済動物」ということは重々承知しています。けれど、自国のGI馬を一度も種牡馬として供用できないこの日本という国は、いったい何のために種牡馬選定レース、GIレースを行っているのだろうかと思ってしまいました。

今はただ、ダンツフレームに合掌。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »