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2005年8月21日 (日)

日曜日の重賞と2歳戦の結果(2005/08/21分)。

第41回札幌記念(GII)。自宅のダイニングのソファで昼寝をしてしまいまして、気が付いたら15時30分(笑)。TV中継を見ると、ちょうど、決勝点のレースリプレイでした。「ノースヒルズマネジメントの勝負服、誰、この馬」と、寝ボケながら見ていたら、ヘヴンリーロマンス(2003.3.5)と気付きました。先週からの連闘勢のうち、結局は最上位で入線していた馬が勝利を収めました。

1着ヘヴンリーロマンス。先週ハナ差敗れたのを、ここでアタマ差お返ししました。今、レース回顧で走りぶりを見たのですが、道中は中段やや後ろ寄りの位置取りから馬場中央をしっかりと伸びてきました。牡馬混合の古馬GIIを勝ったのですから、大した牝馬です。先週、今週と結果を見るにつけ、北海道の滞在競馬が合うのでしょうね。今日制したのはGIIですからまったく相手関係が違うのですが、成績を見直せば2年前に500万下条件戦を走っていた時分、函館で4戦して[1-2-1-0]と安定した成績を残していました。あと、松永幹夫騎手の勝利騎手インタビュー、良かった。ベテランの域に達していますが、いつまでも若い。返答する時にインタビュアーの目を見てお話されていました。誠実な姿勢が見て取れますよね。それは取材をされる記者さんに人気が出るはずです。師匠の山本正司調教師が管理されるヘヴンリーロマンスで、秋にはGIでもミッキースマイルを見てみたいと思いました。

2着ファストタテヤマ(1999.5.30)。久々に来たな、穴馬。道中はラチ沿いを後方に構えて、直線は内側を縫う様にして伸びて来ました。乗り替わりだった秋山真一郎騎手、やるな。雨中の争い、ヒシミラクル(1999.3.31)にハナ差迫った菊花賞(GI)を思い出しましたよ。あの時は大外から突っ込んできましたけれど。netkeiba.comの記事で「この馬、本当は2000m前後の距離こそベストの馬ではないか?」と見切っていらした柏木集保さんはサスガ。

3着コイントス(1998.3.20)。エエ感じで逃げていました。藤岡佑介騎手、藤沢和雄厩舎の馬で頑張りました。有馬記念(GI)3着馬も気が付けば7歳馬。現時点での代表勝ち鞍は漁火S(準OP)ですから、何とか重賞勝ちを狙いたいところでしょう。まだまだ、イケる。

1着馬から順番に9番人気、12番人気、13番人気。3連単の配当2,759,500円はJRA重賞史上最高額という事。雨中の決戦は大波乱で幕を閉じました。

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第5回アイビスサマーダッシュ(GIII)。

1着テイエムチュラサン(2002.4.15)。軽量51kgとはいえ、頑張りました。2着馬との叩き合いとなった決勝点直前、思わず「チュラサン、チュラサン、チュラサン!!」と声が出てしまいましたよ。九州産馬の重賞制覇は1998年の小倉3歳S(現小倉2歳S、GIII)を制したコウエイロマン(1996.3.7)以来で、田島翔騎手、小島貞博調教師、テイエム牧場の3者共に重賞初勝利。おめでとうございます。

2着ウェディングバレー(2001.3.26)。これで新潟芝1000mでは[1-2-0-0] 。重賞挑戦で相手関係が強化されたにも拘らず、まったく臆することなく頑張りました。

3着スピニングノアール(2001.2.2)。今日は、女馬2頭に先を譲ったのかな、と。

「夏は牝馬」という格言を思い出させてくれる、アイビスサマーダッシュの結果でした。

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それでは日曜日の2歳戦の回顧をば。新馬戦3クラ、未勝利戦3クラ。

札幌の新馬戦(芝1800m)を勝ち上がったのはマツリダゴッホ(2003.3.15、牡、鹿毛)。美浦・国枝栄厩舎の所属。その4代血統構成は『★サンデーサイレンス×Bel Bolide×Affirmed×Never Bend』で『Halo系×Bold Ruler系×Raise a Native×Nasrullah系』の配合です。5代血統表内ではNasrullah(1940.3.2)5×5(母方)のクロスがあります。マツリダゴッホの牝系は米国で受け継がれている18号族。叔父にナリタトップロード(1996.4.4)、グリーンプレゼンス(1995.3.22)、叔母にフローラルグリーン(1998.6.12)がいます。活力あり。マツリダゴッホは母ペイパーレイン(1991.3.23)が空胎後の3番仔と推定。サンデーサイレンス(1986.3.25)の0交配を受けたラストクロップ、7馬身差勝ち、トップロードの近親、併せて母が空胎後の仔ですか。出世レースとして知られる札幌芝1800mの新馬戦から、今年も楽しみな馬が生まれたようです。

新潟の新馬戦(芝1400m)を勝ち上がったのは(市)フォーナインミダス(2003.4.20、牝、青鹿毛)。栗東・友道康夫厩舎の所属。その4代血統構成は『スターオブコジーン×ジェイドロバリー×マルゼンスキー×ソロナウェー』で『フォルティノ系×Mr.Prospector系×Nijinsky系×Fairway系』の配合です。5代血統表内ではNijinsky(1967.2.21)4×4(母方)のクロスがあります。フォーナインミダスの牝系は18号族ミスブゼン(1952.9.5)系。伯母にエリザベス女王杯(GI)2着でJRA2勝のヤマフリアル(1986.4.21)がいます。フォーナインミダスは母オールフォーゲラン(1993.5.15)が不受胎後の4番仔。

小倉の新馬戦(芝1800m)を勝ち上がったのは(市)セレスルーシー(2003.3.21、牝、黒鹿毛)。栗東・武邦彦厩舎の所属。その4代血統構成は『マイネルラヴ×★トウショウボーイ×Never Say Die×Alycidon』で『Mr.Prospector系×Princely Gift系×Nasrullah系×Blenheim系』の配合です。5代血統表内ではNasrullah5×4(母方)のクロスがあります。セレスルーシーの牝系は英国産の牝馬ルーシーロケット(1958)を日本の基礎繁殖とする16号族。半姉に4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー、GII)2着でJRA2勝のイエローブルーム(1989.3.13)、姪にフェアリーS(GIII)を勝ちJRA2勝のホワイトカーニバル(2000.3.6)-イエローブルームの娘-がいます。セレスルーシーは母グランドリーム(1982.2.18)が実質4連産目の14番仔(連産数には双子死産を含む)。

札幌の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはディープエアー(2003.2.12、牡、鹿毛)。栗東・池添兼雄厩舎の所属。その4代血統構成は『★タイキシャトル×★El Gran Senor×Gone West×The Minstrel』で『Halo系×Northern Dancer系×Mr.Prospector系×Northern Dancer系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer(1961.5.27)5×3×5のクロス、Almahmoud(1947)5×5の牝馬クロスがあります。ディープエアーの牝系は欧米で受け継がれている1号族。ディープエアーは母ハイパスチャー(1988.1.22)の初仔と推定。

新潟の未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がったのはマイネルグリッツァ(2003.2.10、牡、青鹿毛)。美浦・秋山雅一厩舎の所属。その4代血統構成は『マイネルラヴ×★サッカーボーイ×ニホンピロウイナー×テューダーペリオッド』で『Mr.Prospector系×Fine Top系×Habitat系×Owen Tudor系』の配合です。5代血統表内ではNorthern Dancer5×5のクロスがあります。マイネルグリッツァの牝系は御料の16号族星旗(1924)系。マイネルグリッツァは母マイネブリリアン(1994.4.16)が3連産目の3番仔。

小倉の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはタガノマーシャル(2003.5.4、牡、黒鹿毛)。栗東・中尾秀正厩舎の所属。その4代血統構成は『コマンダーインチーフ×フジキセキ×Proper Reality×Buckpasser』で『Lyphard系×Halo系×Intent系×Tom Fool系』の配合です。5代血統表内ではHail to Reason(1958)4×5、In Reality(1964)5×4(母方)のクロスがあります。タガノマーシャルの牝系は米国で受け継がれている9号族。叔父にオープン特別4勝でエルムS(GIII)3着の現役馬タガノフォーティ(1998.5.31)がいます。タガノマーシャルは母タガノブルードレス(1996.4.8)が2連産目の2番仔。ちなみに、タガノマーシャルの牝系をたどると、4代母がBayou(1954)という牝馬です。このBayouの別分枝から、エリモシック(1993.3.19)、エリモピクシー(1998.4.6)、ディーエスハリアー(2002.5.14)姉弟が出ています。この3頭の血統を見れば、ダンシングブレーヴ(1983.5.11)の仔が2頭、コマンダーインチーフ(1990.5.18)の仔が1頭です。タガノマーシャルもコマンダーインチーフの仔ですし、もしかしたら、牝系とダンシングブレーヴの系統との相性が良いのかもしれませんね。

母が前年産駒なし後の18号族の馬が2頭、マイネルラヴ(1995.3.8)の仔が2頭勝ち上がった、日曜日の2歳戦でした。

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