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2005年7月 4日 (月)

She is an Eastern super filly!

シーザリオ(2002.3.31)、アメリカンオークス(米GI)を圧勝という事。やりました(嬉々)。

スゴイですね、2着のMelhor Ainda(2002.5.6)ディアデラノビア(2002.1.28)のいとこ-に4馬身差。勝ち時計もレースレコードとなる1分59秒03。米国の競馬ファンの皆様は、度肝を抜かれたのではないでしょうか。映像は未見ですのでHollywood Park競馬場のサイトの結果からレースぶりを確認したところ、3番手先行から1マイル時点では先頭に立ち、その後は後続に差を広げる一方だった様子。オリエンタルスーパーフィリーですよ、シーザリオ!netkeiba.comから引くと、史上初の日米オークス制覇、父内国産馬および日本のクラシック馬として初の海外GI制覇という快挙づくしの勝利という事です。

スペシャルウィーク(1995.5.2)もやりましたね。上述どおり、内国産種牡馬として、産駒が初の米国GI制覇です。これは意義のあることですね。スペシャルウィークの牝系は、言わずと知れた小岩井の3号族フロリースカップ(1904)系。日本の土着牝系として脈々と受け継がれてきた血統から出た、サンデーサイレンス(1986.3.25)の最高傑作が、スペシャルウィークでした-「最高傑作」には異論があると思いますが、現時点のGI勝利数だけを見ています-。そのスペシャルウィークが英国産の牝馬キロフプリミエール(1990.4.15)との交配でシーザリオを輩出しました。血の交流が現代競馬の焦点のひとつですから、「名馬の墓場」と揶揄されて来た日本にもこんな種牡馬がいるんだぞと、世界にアピールできたのも良かった。スペシャルウィークの仔が世界のGIで圧勝したというのは、血統ファンとして、素直に喜ばしい事です。

夏に大仕事を成し遂げたシーザリオと角居勝彦厩舎陣営、福永祐一騎手。お疲れ様でした。まずは落ち着いて、ひと休みしてください。アメリカンオークスの優勝、本当におめでとうございます。

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コメント

ノーザンファームの吉田勝己さんがどこかのメディアで「シーザリオなら勝っちゃうでしょう」という発言をしていましたし、武豊も日記で確かそんな趣旨のコメントを出していました。
あのルドルフですらなし得なかったことをこうもやすやすと牝馬がやってのける時代になったのか、と思うとわりと感無量です。

何の根拠もなく、ただお調子者の発言ですが、もしかすると中距離路線では3歳は牡牝ともに、「同世代・世界最強」が日本にいるのかもしれませんね。

投稿: blandford | 2005年7月 4日 (月) 18時27分

◎blandford様
いつもご贔屓、痛み入ります。

シーザリオ。映像がJRAのサイトにアップされていたので見てみたのですが、あんなにあっさり勝っても良いのかと思うくらいの楽勝ぶりでした。録画なのに、結果も分かっているのに、鳥肌が立ちました。単純に強い。

仰るとおり、3歳の芝中距離路線では、同世代世界最強の牡牝が、日本にいるのではないかと思います。すごいなぁ、日本の競馬も。

無事に夏を乗り越えて、これからも強い姿を見せてほしいと思います。今日のところは、まずは良かった良かった(嬉々)。

投稿: かろむわん | 2005年7月 4日 (月) 20時15分

遅くなりましたが、相互リンクありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

僕もシーザリオの動画、JRAのサイトで見てきましたが、鳥肌が立ちました。ものすごく強い!馬を信頼して乗っている福永ジョッキーも、実に巧みな手綱捌きだったように思いました。

ところで話は変わりますが、ニホンピロウィナー産駒が新馬戦を勝ち上がりましたね!
うーん、POGで指名しようかと思った馬でした(笑)

もしかすると今年がラストクロップ?という感じだと思いますので、頑張ってほしいものです。ちなみに私のケータイの待ち受け画面は、去年取材でお目にかかったニホンピロウィナーです。合掌。

投稿: blandford | 2005年7月 5日 (火) 02時00分

JRAのサイトにあんなコーナーがあったことをすっかり忘れていました。
Melhor Aindaが少し出遅れたようですが、そんなことは関係ない競馬でした。力の差がありましたね。

いろいろ海外の新聞を見て回ったのですが、ハクチカラがRound Tableに勝った話なんかが出てきて面白かったです。

投稿: much_better | 2005年7月 5日 (火) 20時56分

◎blandford様
相互リンクの件、わざわざのご返答ありがとうございます。

シーザリオ、ホントに強かった。無事に過ごして、秋にはまた新しい目標に対して頑張ってほしいと思います。

ニホンピロウイナーの仔、リッカキセキやってくれました。産駒も2代目ならば、調教師も2代目-ウイナーの調教師・服部正利師の実子が、リッカキセキの調教師・服部利之師-という組み合わせの勝利でしたね。

産駒についてちょいと調べたところ、2003年も8頭に種付けをして、1頭は2004年に生まれているようです。しかし、血統登録の詳細が現時点では不明のため、ラストクロップになる模様。頑張れ、ウイナー産駒たち。

投稿: かろむわん | 2005年7月 5日 (火) 23時44分

◎much_better様
おお、わざわざのコメント、誠にありがとうございます。

アメリカンオークスは、仰るとおり、力の差を感じるレースでした。シーザリオ、強し。そりゃ「ブリーダーズカップには来るのか?」と現地メディアに質問されますよね。

ハクチカラ以来の米国ステークス勝ち。先達が勝利を挙げてから、46年も経っているんですね。時間がかかりました。

簡単ではありますが返信まで。これからもご贔屓のほど、よろしくお願い致します。

投稿: かろむわん | 2005年7月 5日 (火) 23時53分

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