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2005年7月10日 (日)

ドクターデヴィアス化粧品。

関西にお住まいの方は、京阪電車の天満橋駅近辺でドクターデヴィアス化粧品の看板をご覧になることもあるでしょう。初めて見たときは「はは、Clarion系の栗毛の英ダービー馬」と思ったものです。ドクターデヴィアス(1989.3.10)。確か、ドクターデヴィアス化粧品の入っているビルのすぐ傍(もしかしたら同じビル?)に「ゴッドマウンテン」という飲食店があると思うのですが、こちらは「あー、ダービーに出走したミホシンザン(1982.4.16)の初年度産駒」と思ったものです(←アブナイ)。

という訳で、日曜日の重賞の結果です。

第41回七夕賞(GIII)。1着ダイワレイダース(1999.5.6)、6歳にして重賞初制覇となりました。よかったですね~。1番人気の勝利は、七夕賞の前身である第14回東北記念のカミノハヤブサ(1973.5.13)以来27年ぶりということ。ダイワレイダースは2歳時に新馬と芙蓉S(OP)と連勝して、松山康久調教師に「クラシックの舞台でも」と期待された馬です。故障がちで出世が遅れましたが、これからも頑張ってほしいものです。2着トーセンダンディ(1998.4.9)。昨年のオールカマー(GII)以来の連対でした。夏男なんでしょうか。3着グラスボンバー(2000.4.2)。3連勝の勢いを持って重賞に挑みましたが、3着でした。7枠7番に入った時「これで馬券に絡んだら、この間のlogに七夕賞の7枠について書いた甲斐もあるなぁ」と思いましたが、なんとか複勝圏内には入ってくれました。と言いながら、すぐ後ろの4着も7枠8番のカナハラドラゴン(1998.4.9)が頑張りました。

第10回マーメイドS(GIII)。うわ、マーメイドSも10回目ですね。第1回でシャイニンレーサー(1991.3.10)が河内洋騎手を鞍上に重賞初制覇を飾ったのも、9年前かぁ。タイムフライーズ、ライクアアローやなぁ。閑話休題、第10回の1着ダイワエルシエーロ(2001.5.11)。オークス馬、やりました。この馬は逃げる形に持ち込むと味を見せるようですね。初めて重賞を勝ったクイーンC(GIII)の時は差して勝利しましたけれど、オークス(GI)を向こう正面先頭の積極策、京阪杯(GIII)を逃げ切り、そしてマーメイドSを逃げ切りとくれば、やはり逃げてこそなんですね。母ロンドンブリッジ(1995.5.6)を思い起こさせます。さすがは母仔。ロンドンブリッジの父、つまりダイワエルシエーロの母父がドクターデヴィアスですね。はは、ここで出て来ました。みえみえの伏線でしたね(笑)。2着マイネサマンサ(2000.4.5)。やっぱりこの馬も強いですね。秋華賞(GI)で5着に逃げ粘った時も「よく頑張ったなぁ」と思いました。3着ミスパスカリ(2001.3.5)。クロフネ(1998.3.31)の妹、徐々に素質を開花させていっています。お兄ちゃんが強烈なだけに妹は大変ですけれど、重賞3着でも立派です。

東西でダイワ勢、見事な重賞制覇でした。

追記。ロンドンブリッジの仔が勝った、という所で先日のロンドンの惨事を思い出した私はヒドイ奴です。申し訳ない。

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引き続きまして、日曜日の2歳戦の結果です。

函館の新馬戦(芝1800m)を勝ち上がったのはアドマイヤムーン(2003.2.23、♂)。5番人気での勝利でした。栗東・松田博資厩舎の所属。その4代血統構成は『エンドスウィープ×サンデーサイレンス×Kris×ノノアルコ』で『Mr.Prospector系×Hail to Reason系×エタン系×Nearctic系』の配合です。5代血統表ではNearctic(1954.2.11)5×5のクロスがあります。牝系は欧州で受け継がれている7号族。3代母がKaties(1981)ですから、おなじみヒシアマゾン(1991.3.26)の近親ですね。また、伯父に中央6勝のゴーステディ(1997.4.10)がいます。アドマイヤムーンは母マイケイティーズ(1998.5.18)が2連産目の2番仔。エンドスウィープ(1991.5.31)のラストクロップ、まずは1頭目の中央勝ち上がりでした。

福島の新馬戦(芝1200m)を勝ち上がったのはコスモミール(2003.4.4、♀)。9番人気での勝利でした。美浦・根本康広厩舎の所属。その4代血統構成は『ヘクタープロテクター×★リアルシャダイ×マルゼンスキー×テスコボーイ』で『Mr.Prospector系×Hail to Reason系×Northern Dancer系×Princely Gift系』の配合です。5代血統表ではBuckpasser(1963.4.28)4×5、Northern Dancer(1961.5.27)5×5、Nashua(1952.4.14)5×5のクロスがあります。牝系は新国から輸入された2号族ミスバンブトン(1950)系。コスモミールの曾祖母が桜花賞(現GI)馬ホースメンテスコ(1976.2.29)ですね。コスモミールは母トリプルタイム(1996.4.29)の初仔。

阪神の新馬戦(芝1600m)を勝ち上がったのはダイアモンドヘッド(2003.2.12、♂)。栗東・池江泰寿厩舎の所属。その4代血統構成は『★サンデーサイレンス×Danzig×Cryptoclearance×Conquistador Ciero』で『Hail to Reason系×Northern Dancer系×Mr.Prospector系×Mr.Prospector系』の配合です。5代血統表ではHalo(1969.2.7)2×5、Mr.Prospector(1970.1.28)5×5のクロス、Almahmoud(1947)4×5の牝馬クロスがあります。「2×5」というクロスも珍しいですね。牝系は米国で受け継がれている4号族。祖母Strategic Maneuver(1991)は米5勝でスピナウェイS(G1)、メイトロンS(G1)、デモワゼルS(G2)、スカイラーヴィルS(G2)と重賞4勝の活躍馬です。ダイアモンドヘッドは母ダンジグウィズウルヴス(1997.4.14)が2連産目の2番仔。サンデーサイレンス(1986.3.25)のラストクロップ、まずは1頭目の中央勝ち上がりでした。

#ダイアモンドヘッドはPOGでも人気をしていた馬のようですので皆様ご存知かと思いますけれど、この馬は前田幸治オーナーが池江泰寿調教師の調教師試験合格祝いに購入された馬、との事です。セレクトセールで価格8900万円。はは、合格祝いが8900万円ですか(苦笑)。

函館の未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がったのはタキオンバッハ(2003.4.1、♂)。美浦・伊東圭三厩舎の所属。その4代血統構成は『アグネスタキオン×ドクターデヴィアス×★Caerleon×Run the Gantlet』で『Hail to Reason系×Clarion系×Northern Dancer系×Ribot系』の配合です。5代血統表ではNorthern Dancer5×5のクロスがあります。土曜日の福島の未勝利戦を勝ち上がったコイウタ(2003.2.24)と同じく、ドクターデヴィアスを母父に持つ馬です。2歳戦でもドクターデヴィアスが出て来ましたね(←わざとらしい)。さて、タキオンバッハの牝系は英国で受け継がれている5号族。母スタートマーチ(1996.4.29)は中央3勝で札幌3歳S(現札幌2歳S、GIII)2着、チューリップ賞(GIII)3着があります。また、叔母にプリエミネンス(1997.4.18)。同馬は中央、地方、米国で出走し通算13勝。浦和記念(統一GII)、エルムS(GIII)など重賞8勝の活躍馬でした。タキオンバッハは母の初仔。また、新種牡馬アグネスタキオン(1998.4.13)の初年度産駒として、初めてのJRA勝ち馬となりました。

SSとエンドスウィープのラストクロップ、アグネスタキオンの初産駒が勝ち上がった日曜日の2歳戦でした。

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